「ETV特集番組 戦争とラジオを見て」
NHK教育テレビの特集番組で面白い企画があり、鑑賞させていただいた。
いつもの芋太郎流の政治意見ではなく、多少違う側面も交えて、感想を
記してみたい。
東京ローズに代表される戦時宣伝番組は多少耳にはしていたが、番組での
取材活動を含めて、良き勉強となりました。
ありがとう、番組制作の皆さん。
さて、短波ラジオを通しての諜報活動の一環としての活動を
視聴者の皆様も身近に感じたのではないだろうか。
近時の北朝鮮を見る思いがします。
番組内での当時の情報局文書に記載された文書が記憶に残る。
「相手の心を狙う銃弾である。」
「情報という銃弾は遠距離や見得ないの相手を打つ事ができる。」
このような内容の表現がありました。
情報の錯綜を狙うというようりも、さらに進んで、厭世気分を盛り上げる
ラジオ放送による情報活動は敵国であった米国が一番認めたことであろう。
それは、VOA発足から終戦後の占領体制、その後の米国世界戦略の
中で重要な施策となった。
実は、政治軍事の話を本日はするよりも、違うことに言及したい。
最近読んだ本で感銘を受けた「フランケンシュタイン・コンプレックス」
(副題:人間はいつ怪物になるのか 小野俊太郎著者)に関わる話である。
(芋太郎ブログ参照してください。)
この中で、プロメテウスの火、第二火が原爆(原子力)、第三の火が
コンピュータやネットワークに代表される情報革命と言われる。
ふと、この「プロメテウスの火」が、上記番組を見ている時に、
頭を過ぎる。
第二の火が原爆(原子量)ではなく、実は言語(言葉と文字)ではないか。
そう思えたのです。
言語と文字は「火」と動揺に人間生活に不可欠のものです。
同時に動物と人間を区分する最大の道具です。
原爆などは、単なる火の大きなもの(大規模ですが)といえる。
芋太郎は、第二の火は言語と文字であろうと考える。
それは、「心を打つ銃弾になる」。の一言から湧き上がる。
人は、どんな時に怪物になるのか。
そう、まさに、言葉と文字を利用した怪物が現存するのです。
我々の中にも社会の中にも。
話を転じれば、最近の「いじめ」もある意味で、人間本来の中に
宿る怪物性の発露のような気がします。
悪口を言う。人を貶す。暴言を吐く。言葉巧みに騙す。
人を辱める言葉を吐く。
自己弁護や自分を大きく見せる。
自分を守る為に他人を貶める。
枚挙に暇がありません。
私たちは、諜報や防諜というと別世界と考えますが、
実は私自信の生活空間で行われ、私達自信が大なり小なり相手に
対して行っている。
この事実を忘れてはならない。
相手を貶め、自分の利益を守るために。
言葉も文字も、なくてはならない人間としての道具です。
だからこそ、「人間の尊厳を確保する方法性」に利用することを
常に心がける必要がありそうです。
この作業を怠ると、いつか身を焦がすことにもなりかねません。
プロメテウスの第二の火は、「言葉と文字」である。
そう確信する。
NHK教育テレビの特集番組で面白い企画があり、鑑賞させていただいた。
いつもの芋太郎流の政治意見ではなく、多少違う側面も交えて、感想を
記してみたい。
東京ローズに代表される戦時宣伝番組は多少耳にはしていたが、番組での
取材活動を含めて、良き勉強となりました。
ありがとう、番組制作の皆さん。
さて、短波ラジオを通しての諜報活動の一環としての活動を
視聴者の皆様も身近に感じたのではないだろうか。
近時の北朝鮮を見る思いがします。
番組内での当時の情報局文書に記載された文書が記憶に残る。
「相手の心を狙う銃弾である。」
「情報という銃弾は遠距離や見得ないの相手を打つ事ができる。」
このような内容の表現がありました。
情報の錯綜を狙うというようりも、さらに進んで、厭世気分を盛り上げる
ラジオ放送による情報活動は敵国であった米国が一番認めたことであろう。
それは、VOA発足から終戦後の占領体制、その後の米国世界戦略の
中で重要な施策となった。
実は、政治軍事の話を本日はするよりも、違うことに言及したい。
最近読んだ本で感銘を受けた「フランケンシュタイン・コンプレックス」
(副題:人間はいつ怪物になるのか 小野俊太郎著者)に関わる話である。
(芋太郎ブログ参照してください。)
この中で、プロメテウスの火、第二火が原爆(原子力)、第三の火が
コンピュータやネットワークに代表される情報革命と言われる。
ふと、この「プロメテウスの火」が、上記番組を見ている時に、
頭を過ぎる。
第二の火が原爆(原子量)ではなく、実は言語(言葉と文字)ではないか。
そう思えたのです。
言語と文字は「火」と動揺に人間生活に不可欠のものです。
同時に動物と人間を区分する最大の道具です。
原爆などは、単なる火の大きなもの(大規模ですが)といえる。
芋太郎は、第二の火は言語と文字であろうと考える。
それは、「心を打つ銃弾になる」。の一言から湧き上がる。
人は、どんな時に怪物になるのか。
そう、まさに、言葉と文字を利用した怪物が現存するのです。
我々の中にも社会の中にも。
話を転じれば、最近の「いじめ」もある意味で、人間本来の中に
宿る怪物性の発露のような気がします。
悪口を言う。人を貶す。暴言を吐く。言葉巧みに騙す。
人を辱める言葉を吐く。
自己弁護や自分を大きく見せる。
自分を守る為に他人を貶める。
枚挙に暇がありません。
私たちは、諜報や防諜というと別世界と考えますが、
実は私自信の生活空間で行われ、私達自信が大なり小なり相手に
対して行っている。
この事実を忘れてはならない。
相手を貶め、自分の利益を守るために。
言葉も文字も、なくてはならない人間としての道具です。
だからこそ、「人間の尊厳を確保する方法性」に利用することを
常に心がける必要がありそうです。
この作業を怠ると、いつか身を焦がすことにもなりかねません。
プロメテウスの第二の火は、「言葉と文字」である。
そう確信する。
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