川越芋太郎の世界(Bar”夢”)

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いんちきポエムのご紹介?

2010-03-28 18:06:54 | 知恵庫先生の講座
「日本人はこうして奴隷となった」(後編) 
 著者:林 秀彦 出版社:成甲書房


著者林秀彦氏については、多くの賛否両論がある。
誤解が多いともいえよう。
これはこれで、一考に構わないであろう。
芋太郎は、皆様に本書を一読する事を薦めたい。


とはいえ、前編で記載したように、かなりの劇薬であり、
最後まで読みつづけられる人が何人いるのか解らない。


問い言うわけで、著者も認めていることであるが、
最終章のいんちきポエム(著者の言葉をそのまま記載)をご覧ください。


後編は、ここらか勝手に引用させていただきます。
営利目的ではないので、お許しください。


1、 題名:人間としての日本人を探そう。
日本人を捜すゲームをだれか、作りませんか?(笑)
日本人は自分たちを人間として意識したことがない。


2、 人間とは、より人間らしくなる人間のこと。
進歩の現在形こと人間である。
高度の人間性を求める過程こそ人間である。
論理・倫理・見識・愛する能力・哀れみのこころ。


3、 それは、誰にでも出来る事だ。
少しでも時間をかけ、勉強し、考えればできることだ。
直観力を働かせ、人間をこころから愛せ。


4、 人類が滅びようとしているとき、われわれしか人類を
救う民族がいないことが解る。
それなのに、今や、真っ先に滅びようとしている。


5、 なぜ、隣国に「ごめんなさい」を言い続けるのか。
日本の財産が失われつつある。
日本の株式の半分以上を外人が持ち、
日本人は醜いオバサンまで
ルイビトンを持ち、将棋指しまで髪を染めるのか。
民謡は歌わず、
新鮮な驚きすら失せてしまった。


6、 人類が滅びつつあるとき、日本民族がいかにすばらしかったか
人類を救えなかった慙愧の思で後悔しないためにも。
人間としての日本人を捜そう。
神棚を祭り、祝祭日には日の丸を掲げ、黒髪を取り戻そう。
一生が勉強であることを知り、
謙虚に自然を見つめ、
直観力を養い、
自己顕示を卑しみ
老人をいたわり、先輩を立て、
親に感謝し、先祖を尊び、
付和雷同を避け、己自身の見識を獲得しよう。


7、 最も忌むべきことはステレオタイプ思考だ。
情報鵜呑みは断じてしてはならない。
国籍や肌の色ではなく、頭の中と心の中で断じよう。
人間を信じる意外、人間に道はない。
人間の見方は人間しかない。


問題は人間でない人間が増えている。
金儲けで戦争するなど人間のすることではない。
一部の人間がそうだからといい、全体が人間でなくなった訳ではない。


残り少ない時間を使って、どうしてもこれだけは残したいものを
探し出そう。(ここでいう時間とは十数年単位である)
日本人がこれだけは死守すべきものは一体何と何か。
考えてみよう。


さて、このいんちきポエム(自称)、みなさんはどう考えますか。
芋太郎が勝ってに編集してしまいました。
ごめんなさい。
ついては、皆さん、興味ある方は上記書籍をよんでくささい。
参考ブログ


著者の念頭には、欧米の知性の行き着くところに、悪魔が潜む可能性を
示唆する。
それは、有る意味で、あのハルマゲドンなのかもしれない。
では、ハルマゲドンの後、人類は生きているのだろうか。
生きているとすれば、どのような人間であろうか。
悪魔の顔をした人間と呼べない人間であろうか。


時間は残り少ない。
しかし、人間が人間を愛している限り、流れを変えることが
できるのではないか。
それが、本書の根底に横たわる著者の希望ではなかろうか。

鍵は、「日本人」! 人間を意識していないが故の人間として。

奴隷の時間 自由な時間 お金持ちから時間持ちへ (朝日新書)
ひろ さちや
朝日新聞出版

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