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日本vs韓国 韓国に0-2で苦杯!(ゼロでは勝てない!前編)

2010-05-30 11:51:32 | 知恵庫先生の講座
日本vs韓国 韓国に0-2で苦杯!(ゼロでは勝てない!前編)


本日、今しがた放映が終了したキリン・チャレンジカップは日本の
無得点で幕を閉じた。


ここで重要なことは、無得点のゼロでは、勝てないという事実。
これは全員で共有化すべき問題です。
サーカーの話は、専門ではないので、これ以上コメントは
避けます。
日本代表全員の「頑張り」に今後も期待したい。


話は、経済に戻します。
ゼロに象徴されたことは、守りのサーカーであり、攻めの組み立て
が出来ていない。
これは、実は経済や政治と同じ現象が日本では今や進んでいる。


財政再建は必要だ。
だから、いずれは消費税を上げるべし。
消費税を上げて、国債の増発を押さえる。
健全財政に持ち込む。
そしてどうするの?が語られていない(笑)
これが、巷の通説です。
(正確に言うならある種の宣伝です。)


これは、サーカーで言うところの守りの体制です。
絶対に勝てない。
なぜなら、ゴールしなければ、得点は入らないのだから。


責めとは、経済ではお金を使うことです。
経済での攻めはお金を流通させることです。


500兆円の消費に対し、5%の消費税で25兆円の税収とします。
10%に消費税を上げたとして、50兆円の税収がはいりますか?
答えは、否です。


人間は感情の生き物です。
消費税を上げることで、世帯全体、日本全体が間違いなく
守りの体制に入ります。
即ち、「節約」です。
消費が10%減少して450兆円となり、税収は10%で45兆円
消費が20%減少して400兆円となり、税収は10%で40兆円
これが毎年スパイラル的に減少してゆきます。
複利での減少です。
想像しただけでも、日本経済の沈没です。
日本のGDPが世界第四位などと妄想の世界に突入です。


今の日本を支えているのは、実は個人消費です。
すでに、企業の設備投資は大きく後退し、
国の投資も財政負担増大のために、大きく後退し、
消費税でさらに個人消費が絶滅すれば、
日本経済は奈落の底です。
財政健全化などの問題ではありません。
健全化する対象自体がなくなるかもしれない。


いまは、攻めるときです。
1400兆円の個人資産は、このままでは欧米や発展途上の
国々に毟り取られる。
世界は、虎視眈々と日本の国富を狙っています。
どうせ、策略により取られるなら、いっそ未来のために
全部使いましょうか?


消費が経済を潤すかを説明したいい文章がありました。
後編で紹介します。