秋も盛りとなり、徐々に多くの野鳥が飛来するようになりました。今回はカモメです。
我が家の犬は雑種の日本犬、既に9歳となった。子犬の頃は室内で飼っていたが、屋外へ散歩に連れて行くようになってから、屋外で飼うようになった。今では屋外の方がよいようで、真夏や厳冬時でも室内へ入りたがらない。敷地は幸いブロックで囲まれているため、玄関門扉や駐車場入り口の開閉には注意していて、リードを付けて散歩に出るとき意外は勝手に敷地外には出ないよう躾てある。
しかし、何度か脱走したこともあり、宅急便の配送員が玄関まで荷物を届けたときに、門扉を開けたままにしていたときであった。また、門扉を完全に閉めて無く、隙間から出たこともあった。最近は、門扉が開いていても敷地外へ出なくなった。注意していることは、車で出かけたときや、帰宅して、車庫入れする短時間は、どうしても扉を開けるため、脱走しないか気がかりではある。脱走しても人間の言葉を解するようになったので、遠出することはない。
市販の組み立てできるキットで作った犬小屋はあるが、段ボールの中に入るのが好きなようで、余程天候が悪いとき意外は段ボールが平素の居場所である。二階のベランダの下に置いているので、少々の雨でも直接雨に濡れることはない。風が強いといやがるため、段ボールにかぶせる覆いを、廃棄した書棚で利用しているが、それも数年経ったため、新たに覆いを作ることにした。倉庫にあったこれも書棚であるが、棚を取り去り、取り去った棚板を軒として使い、左右半分と全面には厚手で透明なビニールを貼り付けた。
出入り口は、10cm幅の短冊状に切り込みを入れてあるため、最初はいやがったが、のれんのように抵抗無く犬も入るようになった。透明なビニールを通して外が見えるし、ある程度風も防ぐことが出来る。少し早いが、今年の冬の準備が出来た。
段ボールはリンゴ箱で、大きさが犬の体に合っているようで、上部の4枚の蓋に当たる部分を反対に折り返し、粘着テープで固定する。補強のために、ひもを外周に回しただけモノのであるが、3ヶ月は変形せずに使える。さすが冬場はコンクリートが熱を奪うため、キャンプで使う断熱シートを段ボールの大きさに切って使っている。
室内で冷暖房付きの生活をしている飼い犬とは異なるが、殆ど病気もせず、屋外での生活に馴染んでいて、運動量も室内犬に比べると格段に多い。補修したバラック風の覆いであるが、作業中は何度も犬が見に来て、新しくなった覆いに、犬なりに満足しているようである。