宿河原堰下の護岸に来ていたタヒバリです。セキレイの仲間で、鳴き声、飛び方もよく似ています。
関東での有数なヨットハーバーである。ヨットハーバーはマリンスポーツの基地で、豪華な大形から実用の小形ヨットやクルーザーが係留されている。写真撮影には手頃な題材として、自宅から車で30分足らずでいけるため、年に数回は訪れる。今回は若干風が強かったが、平日でもあり、ヨットハーバーの方は人がすくなかった。ジョギングする人や、愛犬の散歩する姿が疎らに見えた。
このヨットハーバーは、隣接するアウトレットの店があり、ここは子供連れの若い買い物客で賑わっていた。写真撮影で行ったため、買い物の方は横目で眺める程度で、過ぎたが、クリスマスの飾り付けで、夜間は美しい場所に変身する。駐車場も広く高速道路の出入り口が近いので、便利な場所にある。
夏のにぎわいとは異なる閑静な場所となっていたが、海から吹き付ける風は、潮の匂いがし、都会の喧噪から離れ、別世界へと誘う。豪華なプレジャーボートは実生活とは無縁で、どなたがこのような船で遊ぶのであろうか、殆どが係留されているので、この時期は余程モノ好きでないと利用しないのであろう。無駄なように思えるが、繋留場所があるのはよいことで、河口付近には無断繋留が後を絶たないと聞く。これほど多くのプレジャーボートを見ると、多くの利用者がいることが分かる。
天候の急変は海洋では危険を伴うし、果たして年間にどれだけ出航するのであろうか、係留していれば船底には牡蠣やセルプラなどの海洋生物が付着し、走行には抵抗となるため、手入れが欠かせない。近くにある横浜マリーナでは繋留ではなく、総ての艇が陸上管理である。台船に載せて管理している。どちらの方が、維持費が安くなるのか分からないが、そのような心配はボートを持たない人間が心配することはないのであろう。
船体に反射する光が揺らめく様子や、ブイの色彩、ガラスに映るヨット、大小様々なクルージング・ヨット群など、広大な空を背景に海との調和、波をかき分けて進む航跡等が題材にふさわしいと思っている。鳶やカモメとの出会いもおもしろい。元々漁港とは違うので、餌となる小魚が少なく、飛来する野鳥も少ないようであった。