鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

皇帝ダリア

2014年11月13日 00時00分01秒 | 紹介

 ツリーダリア、木立ダリアと呼ばれる。3~4メートルにもなる大形のダリアで、丁度今頃から頂上に出来る蕾が咲き始める。薄紫、濃いピンク色をした花で、多彩な色はないようで、八重や白色のダリアはあるようだ。我が家にも咲き始めた。今年は台風17号、18号が上陸し、関東の上空を通過したこともあって、開花前の株立ちが倒れ、1/3に減ってしまった。

 咲き終わる12月中旬に総ての株を根本から15cmのところで切り倒す。節の上下10cmぐらいに切り分け、プランターに土を入れて挿し木にする。落ち葉をかぶせ、霜に当たらないように一冬置くと春には芽吹く。親木も霜が当たらないように、また、雨水で腐らないようにしておくと、挿し木をした株が芽吹くのと同時に株の根元から芽を出す。

 秋の終わりから初冬にかけて咲く皇帝ダリアは、威風堂々としていて、皇帝と呼ぶのにふさわしい。蕾は次から次に咲くので、比較的長い期間楽しめる。青空を背景に薄紫の花は色彩的によく似合う。切り花も良く、涼しいところでは長持ちする。強風による被害を除けば、その育成は決して難しいモノではないが、大きくなるので、日当たりの良い、植栽する適当な場所が必要になる。

 皇帝ダリアの咲く時期は、他に開花する花が少ないため、大変目立つ存在でもある。原種はメキシコといわれている。高く伸びるので夏場に丈を短くするために、頭をはねたところ、切ったところから二股に芽が伸びて、結果は繁茂するだけであった。剪定する時期が悪かったのかも知れない。

 株分けしてある程度育ったダリアは、欲しいと言われる方におわけしているが、その後のことを聞いていないので、咲いたかどうか分からないが、結構丈夫なので、おそらく、今頃、咲いた花を楽しんでおられることであろう。

 株分けした皇帝ダリアに春先に新芽が出てくる確率は高いのであるが、芽吹くまで、一喜一憂して、見守るのも楽しいことである。