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生協の配送システム続編

2016年06月24日 00時00分01秒 | 紹介

 10日前ぐらいに執筆し、ブログに投稿した生協の配送システムについては、投稿後に女房の方から地域を管轄する生協のセンターへ原稿が渡った。というのは、新規会員・契約者には、本部の消費者モニターとなる勧誘がなされ、、それになっていたためであり、自分との直接の関係先ではなかった。親しい身内や、交友関係にある人へはサブジェクトに関係する場合に限り、お送りしたこともある。通常は、自らの考え方の整理として、原稿を書くことを継続していて、身近に起こったことが執筆の契機となっている。

 

 今日の午後に、パルシステムの配送車が自宅へ荷物を届けに来た。我が家には木曜日となっていて、毎週である。注文した商品の納品と、配送し終わった保冷材等が収まったコンテナー数個の引き取りである。コンテナーが、冷凍品、冷蔵品、常温用のそれぞれに準備されている。玄関先に置かれるのは数時間であり、留守の家庭も多いのであろうか、十分な保温状態を保つことができている。生鮮食料品は特に温度が新鮮さを保つのに重要な要素であり、そのための措置は宅配業者の欠かせない条件である。

 

 このシステムが完璧に近いシステムとして行われていることに、改めて、我が国の高度に発展した流通システムの強みを見ることができる。とりたてであっても商品として流通するには、市場から、卸業を経て小売業へ回り、消費者のもとへ届くが、このサイクルは鮮度を保つためのいろいろな工夫がなされていて、全体の流通システムの中に、パルシステムが行っている宅配業が入る。

 

 食品の安全性は、時間との勝負といわれているが、時間を気にすることの裏には、鮮度を保つための冷凍、冷蔵設備等が整っていることが前提である。市場で早朝に仕入れたとしても、冷蔵設備のない貨物自動車では、渋滞に巻き込まれればひとたまりもない。保管方法次第では鮮度を悪化させてしまう場合もある。このことが几帳面に行われることによって、全国津々浦々の商品が鮮度を保ったまま家庭へ宅配されるのである。いくら、最先端の科学技術を駆使し、鉄壁の守りと攻撃力を持とうとも、食品流通の世界が旧態依然たる近隣国は多い。改めて我が国の流通業界の素晴らしさを実感している。

 

 話は戻るが、配送担当員から、集荷場で、原稿のことが話題になったようで、職場で伝えられ、すぐに自らが担当している配送先のことだと察したと笑顔で伝えてくれた。ブログでは生協が行っているパルシステムを紹介したつもりが、思わぬところで会社からのお褒めの言葉をいただいたようで、恐縮している。意図したわけではないところで、賛辞をいただくと、手前味噌ではあるが自分も、テーマとして紹介したことをうれしく感じる。