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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

時間感覚

2020-03-01 14:51:34 | 社会

>柏木悠斗 ( 技術職 )  20/03/01 AM02 【印刷用へ】
>京都大学総長であり、霊長類学者でもある山際寿一氏の『「死と生の『間』にいる高齢者の役割』(リンク)より >*********************************
>ゆったりとした時間感覚への気付きを、世の中に与える。 >高齢者はそうした役割を果たしていくと考えています。

高齢者は、体力気力ともに衰えています。時間感覚は短くなりますね。一日はすぐに終わる。

>現代は「タイム・イズ・マネー(時は金なり)」、すなわち、経済の観点から時間をいかに効率よく使うかが求められている。 >とくに都会では「直線」で時間が流れています。

そうですね。人々は時間に追われて仕事をしていますね。

>生産性が何よりも重視されているわけですが、それとは反対のベクトルにいて「円環」な時間を過ごしているのが高齢者です。

そうですかね。そういえば、古代のギリシャ人や昔の日本人も円環な時間を過ごしていましたね。

>若いときのようにがむしゃらに働く必要はなく、ゆとりをもった時間感覚を有している。 >その意味では、存在しているだけで価値があると思います。

そうですね。パンダのようなものですね。

> 意外に思われるかもしれませんが、高齢者の時間の使い方は、霊長類学者として私が研究しているゴリラと似ている部分があります。 

それは、珍しい話ですね。

>ゴリラは独りで何でもできる能力をもっているのに、つねに仲間と行動を共にし、プライベートな時間はいっさいない。 >そして、動きの鈍い者に同調します。 > 群れのなかで力のある者が先に進んでも、時間が経つと必ず戻って合流する。 >ゴリラの時間の使い方は、効率や生産性とは対極にあります。 

そうですね。

>同様に高齢者も、生産性に追われる私たちの時間感覚に余裕をもたせてくれる存在なのです。 >ゴリラの場合、いつも顔合わせをしているので信頼関係が深く、同調しやすい。 >集団で一致して行動しやすい構造ができているといってもいい。 >もし互いの行動に齟齬が生じても、第三者が仲裁してくれるし、関係を修復しやすいのです。

言語のない世界では、我々人間もそうなるでしょうね。

>ところが、インターネット空間では自分をいくらでも「つくり変える」ことができます。 >20代の男性であっても、少女や高齢者のふりができる。 >バーチャルな世界では相手の真意がつかみにくく、ときには過剰な期待をもってしまう。

騙されやすい世界ですね。夢と希望の内容に確たる存在の裏付けが必要ですね。

>SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上でしばしば炎上が起こるのは、そのようなボタンの掛け違いが背景の一つではないでしょうか。 

言語の持つ短所ですかね。

>やはり人間は本質的に、身体を通した表現、遊び方、気持ちを重用しながら関係をつくるべきなのでしょう。

そうかもしれませんね。現実は頭の外にある。それは見ることができる。見ればわかる。考える必要はない。

>クリエイティビティ(創造性)の観点からいうと、SNSを多用する世代よりもじつは高齢者のほうが、それが備わっている気がします。 

過去にとらわれることの少ない若者に創造性が少ないのは残念なことですね。

>人と違った発想をするためには、自らの過去を見つめながら、他人と比較して相対化する時間が必要です。 

他人と違った発想であるかどうかは、結果論になるのではないでしょうか。そんなことは気にすることなく若者には自由であってほしい。

>自分の好きな食事や服は何なのか、自分はいったい何者なのか、と内省を深める行為です。>そして、その時間がたっぷりあるのが高齢者なのです。

それはそうですね。

>それぞれ独自の人生を歩み、個性を磨いてきたはずで、そのことに気付く時間的余裕もある。 >現在は均一化の時代であり、SNSの流行に合わせる人が多い。

そうですね。思考を停止している人は、SNSの流行に自分を合わせますね。

>皆が同じような服を着て、音楽を聴き、食事をしている。>そしてハッと気が付くと、自分と相手との差異がわからなくなってしまう。>自分の好きな道を進んでいると思いきや、気付けば他人と同じことをしていた、というのが情報化時代の陥穽といえます。

そうですね。後追い専門の生活ですね。個性のない人の生活ですね。

>そうした平板な時代にこそ、私は「老人力」を活用すべきだと思う。>多様な人生を送ってきた人びとが、自らのアイデンティティに誇りをもち、接し合っている。 

老人は変化できませんからね。それが個性的というのかどうかは分かりませんが、役に立ったら幸いですね。

>周囲にそうした高齢者がいれば、その価値観に触れるだけでも、若い世代が受ける刺激は大きいはずです。

そうかもしれませんね。高齢者は年ごとに増加しているのですがね。どうでしょうか。


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気づく力

2020-03-01 00:18:00 | 社会

>通学・通勤の道端にある自然、町の様子、普段一緒に過ごす仲間の変化(元気そうか?元気がなさそうか?)、 >そして社会の変化(ニュースで流れる事象への違和感、教科書に書かれているものと違う現象)等 >・・・あなたは気づけていますか?

あまり気にかけていませんね。

>学校教育や、ネット依存が象徴するように、対人・対自然の関係・追求が希薄になり、現代人は『気づく力』が失われています。 

そうかもしれませんね。

>「仕事ができる人」「優秀な人」「信頼されている人」そう聞くと、どんなイメージを持ちますか? >いずれも、もくもくと一人で作業をこなしているようなイメージではないでしょう。 > 必ずそのイメージには、『たくさんの相手・人』がセットになっているはずです。 

意見の交換が可能な状態ですね。

>気づく力が失われているというのは、「人と一緒に仕事をする=人ととも生きる」力が失われていると いっても過言ではないでしょう。>その際たる原因が、対象不在の踏め込み型学校教育であることは言うまでもありませんが、どうすれば『気づく力』を取り戻すことができるのか。

現実直視が無い状態であれば、対象不在になりますね。

>※子どもたちは一刻も早く社会へ出て行くことが突破口だとして、大人はどうすれば良いか。。。
>○脱「与えられる側」思考
> 気づけない=思考停止しているということです。 

そうですね。

>では、なぜ思考停止してしまうのか? 

自己の考えを文章にすることができないからでしょう。

>それは、常に「与えられる側」に立っているから(立ってきたから)。

それしか方法がないですね。

> 教育が際たる例で、ほとんどの場合が知識を与えられるだけの場になっている。

そうですね。受け身専門ですね。

>それでもテストで点を取れば評価される異質な空間。

観察力ではなく暗記力の成果ですね。

>そのまま大人になると、社会に出ても仕事(課題)は上(上司)から与えられて、それをこなすだけで良いという意識になる。

そうですね。上意下達の励行ですね。

>だから、自分の仕事以外は「関係ない」。 >つまり自分のこと以外は考えない。 

そうですね。無哲学・能天気ですね。

>これでは思考が働きようがありません。

全くその通りですね。

>★突破口は、役職を超えて課題をつくり出す側に立つこと、組織をつくる側に立つこと、社会をつくる側に立つこと。

そうですね。自分自身の世界観を持つことですね。

>○ひたすら「なんで?」を追求
> 「自分には関係ない」ことなんてない!と腹を固め、とにかく対象世界を広げることが重要。 

そうですね。この世の中には、不思議なことがいっぱいありますからね。

> 「なんで新型ウイルスのニュースばかりで、アメリカで大流行しているインフルエンザはニュースにならない?」 「なんでサラリーマンは活力が低い?」という社会課題や、 「なんで人間には毛がない?」「なんで生物は雄・雌に分かれた?なんでこんなに性質が違うの?」という生物史的な課題や、 「なんでこの人はこういう表情をしている?」「なんでこの人はこういう言葉を発している?=期待は何?欠乏は何?」という日常課題まで、 

なるほど、色々疑問が湧いてきますね。

>★とにかく『なんで?』を追求すること。
>そうして、狭かった対象世界を広げることが、『気付きのレンジ』を広げていきます。 

我々日本人も過去・現在・未来の世界を想定できれば世界観を持つことができますね。日本人は仏教徒と言われていますが、日本語の文法には時制が無いので、前世・現世・来世の内容を脳裏に展開することは不可能です。これでは、発展性がありませんね。経典はただの暗記物になっているのでしょう。
ヨースタイン・ゴルデルは、14歳以上の大人のために哲学入門書 <ソフィーの世界>* を著しました。 
この本を例にとれば、現実の世界の少女・ヒルデと非現実の世界の少女・ソフィーは鏡像になっているのですね。 
だから、非現実の世界で考えをまとめることが出来れば、現実の世界でもその方針に沿って我々は行動することが出来る。 
非現実の世界の考えは、現実の生活の指針として役に立ちますね。 
架空観念が現実の世界で役に立たないのは、おそらく頭の中で鏡像の関係が保たれていないからでしょう。 つまり、現実の世界と漫画・アニメの世界 (矛盾に満ちた世界) の関係になっているからでしょう。
現在時制があれば、必ずその過去時制と未来時制を考えることのできる言語脳 (英語脳など) が必要なのでしょうね。
日本語には時制がないので、現実 (実況放送・現状報告) と非現実 (過去・現在・未来時制) の内容を並置して頭の中に保存することが難しい。 実況放送・現状報告の内容ばかりでは、長期計画のようなものは立てられないでしょうね。
*Jostein Gaarder, Sophie’s World. Berkley 1996 (訳本あり)

>※就職活動中の学生は、自己分析なんてしてないで、とにかく対象世界を広げてほしい!


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