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森永卓郎氏  

2025-02-02 06:03:03 | 文化

>産経新聞   >「あの世はない」現世をフルスイングでB宝館で待ってます モリタクさんが残した言葉 話の肖像画 経済アナリスト・森永拓郎 <1>   >18時間・   

>森永卓郎さんは128日、原発不明がんのため亡くなられました。   

>ご冥福をお祈りいたします。   

>当欄では令和612月の取材をもとに、連載を掲載いたします。   

>◇   

>《柔和な表情と語り口で、難解な経済問題も分かりやすく解説する森永さんが、末期がんを公表したのは令和5年。   

>今回のインタビューで待ち合わせた東京・有楽町のニッポン放送で、レギュラー番組「垣花正 あなたとハッピー!」の生放送終了後にスタジオから出てきた本人は、やせてはいたが元気そのもの。   

>「1人で電車に乗って移動している」と語った》   

>私がステージ4の末期がんで、「余命4カ月」という診断を受けたのは511月です。   

>それまで自覚症状もなく、元気に仕事をこなしていたんです。   

>ところが10月ごろに突然、体重が5キロほど落ちた。   

>それで自宅近くの病院で、X線の吸収率が高いヨード造影剤を使った造影CTを撮りました。   

>すると、肝動脈の周りにもやもやしたものが写っていた。   

>医者の説明は「どこかにがんがあって転移したとしか思えない」というもの。   

>おそらく膵臓(すいぞう)だろう、ということになった。   

>しかも「来年の桜は見られないかもしれない」というのです。   

>《自身を「合理主義者だ」という。   

>そのためだろうか。   

>余命告知をされたときも、特にショックは受けなかった》   

>隣にいた妻はショックだったようですが、私は冷静でしたね。   

>残りの時間をどういうプロセスで最も効果的、効率的に過ごそうか、ということしか考えませんでした。   

>嘆き悲しむとか、そういうのは一切なし。   

>医者に言わせると、がんで余命告知をすると、急にどこかに旅行に行くとか、いいレストランに行き出す人が多いそうです。   

>私はそんなことはみじんも思わなかった。   

>この期間をどう充実させるか。   

>やり残したことを全部やろうと考えました。   

>私はオロオロすることがない。   

>いつも冷静。   

>常に「どうすればベストか」を探すんです。   

>《シンプルで強い死生観を持っている。   

>若いころは「死ぬのが怖かった」というが、大学生のとき、あるきっかけで死ぬのが怖くなくなった》   

18歳のとき、大学で笠原一男先生の日本史の授業を受けたんです。これが特殊な授業で、全部「宗教論」なんですよ。   

>笠原先生の教えは何だったか。   

>それはなぜ鎌倉仏教が出てきたか、なんです。   

>古代から封建体制に移る中で民衆が苦しむ。   

>宗教家は実はあの世なんかないし、神も仏も存在しない、というのは知っている。   

 

そうですね。日本人には世界観がないですからね。現実肯定主義ですから神も仏もないですね。      

だが、アメリカ人やインド人にはあの世がある。彼らは印欧語族であるから、使用言語の文法に時制 (tense) というものが存在する。時制のある文にはあの世の内容が存在します。   

 

>ただ民衆をどう救うかを考えたときに、「念仏さえ唱えれば来世で幸せになりますよ」と、あえて〝噓〟をつく。   

>それで救おうとした。   

 

嘘も方便ですかね。   

 

>その「あえての噓」が宗教にとって悟りを開くということだ、と。   

>私は笠原先生の授業を聞いて、そう解釈しました。   

>そこで分かった。   

>あの世はない。   

 

そうですね。使用言語 (日本語) に時制 (tense) というものがなければ、あの世の内容の文にならない。だから、その内容は脳裏に存在しない。そしてあの世は日本人には存在しませんね。      

 

>いかに現世をフルスイングで生きるのか。   

>それが一番大切なことなんだって。   

 

ナウな感じの生き方ですね。    

 

>それから、死ぬのは怖くなくなりました。

>無神論者というか、私が教祖なんです。   

>信者が一人もいない宗教の教祖。   

 

我が国では病める魂の持ち主も見かけることがありませんね。贖罪の励みもない。わが国の宗教は罪と距離を置いている。      

 

>葬式も戒名もお墓もいらない。   

 

我が国の文化のは形式 (儀式) があって、内容 (教義) が無い。   

 

>遺骨だって、ごみとして処分してもらって構いません。   

>どうしても私に会いたいのなら、私設博物館「B宝館」(埼玉県所沢市)に、公開ダイエットに挑戦した際に作った私の等身大の看板がある。   

>それを拝んでもらえばいいんじゃないでしょうか。   

 

内容がなくて、拝む価値が在りますかね。拝むのは供養という事かな。犬猫と同じですね。     

 

>(聞き手 岡本耕治)   

>◇   

>森永卓郎   

>もりなが・たくろう 昭和32年、東京都生まれ。   

55年、東京大学を卒業後、日本専売公社(現日本たばこ産業)などを経て平成3年、三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)に。   

6年、「悪女と紳士の経済学」を出版。   

>テレビ朝日系「ニュースステーション」などメディアに多数出演。   

>コレクターとして知られ、26年に埼玉県所沢市に私設博物館「B宝館」を開設。   

>令和71月に死去。   

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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