【”23 秩父・川瀬祭り】
川瀬祭りは冬の秩父夜祭と対比する祭りと言われ、冬に対して夏に行われ、
夜祭が大人の祭りに対し、川瀬祭りは子供が主役のお祭りだ。
4基の笠鉾に4台の屋台が町を練り歩く。息の合った元気な「囃子手」や
花笠を付けた「拍子木」を子供たちが務める姿は可愛らしい。
地元銘酒「秩父錦」で鏡割りだ、子ども達はただ見るばかり。
本町屋台の蔵出しが始まった。
屋台を牽引するお兄さんの鐘の合図・・・満面の笑顔が頼もしい。
”ソーリャイ!ソーリャイ!”一層大きな声を出し、「宮参り」に向かう本町屋台。
宮司に従い子供たちが本殿にご挨拶だ。
馬場町の屋台の「蔵出し」が始まった。
神社に向かう子供たち。
馬場町の子供から小父さん達が勢ぞろい。
夕方からは、各笠鉾・屋台が神社に集結し、境内にある日御碕宮に祀られて
いる須佐之男命(すさのおのみこと)を迎える「天王柱立て神事」が行われる。
道生町の笠鉾の出陣だ!
子供たちは今日から夏休みだ!
”ソーリャイ!ソーリャイ!”の威勢の良い声が境内に響き渡る。
笠鉾の頂上で・・・初めてかな?やや不安そう。
川瀬祭りの笠鉾も屋台も、夜祭のものに比べると一回り小さい。
子供用に出来ているらしい・・それでも屋台の重厚さや彫刻の美しさは
見劣りしない。
方向転換は一回り小さい屋台とは言え大変だ。
叩き続ける屋台ばやし・・狭い中は暑さとの戦いでもある。
道生町の看板娘・・・笑顔でポーズを取ってくれた。
祭りに合わせ、今日から夏休みだそうだ。
翌日午後、重量400㎏もの白木造りの神社神輿が荒川の清流の中へと入る
「神輿洗いの儀式」が行われる。荒川には橋の上から、岸辺からの見物人が
水しぶきを上げながら川を進む神輿を見守っている。
夜祭の笠鉾や屋台と同じものかと思っていたが、子ども祭用に
一回り小さいと近くにいた祭人に聞いて驚いた。
川瀬祭りの笠鉾の内、上町と中町の2基だけが夜祭に参加するとの事だ。
4年振りの本格的な川瀬祭りは初めてだった。子供たちが主役を務める
祭も初めてだ。
夕方、境内に集まった笠鉾や屋台に灯がともり、「天王柱立て神事」
が始まる・・・川瀬祭り宵祭りのクライマックスだ!最後まで見ることが
出来ず心残りだった。
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