浅草吉原「おいらん道中」
江戸吉原に咲いた花魁の晴れ姿が再現された。
浅草観音うら千束通りの先一葉桜(八重桜)が咲く
小松橋通りで繰り広げられた「おいらん道中」
吉原特有の「狐舞い」を先頭に、見習女郎の「振袖新造」
などのお付を従えて、重さ30kgもある衣装に身を包んだ
大夫が、吉原伝統の外八文字を描きながら歩く光景は
江戸吉原の華やかな姿を想像させてくれた。
先頭を往く「狐舞い」剽軽な所作に沿道の観客の笑いを誘っていた。
大きな提灯を持った男衆に続き、真赤な振袖と賑やかな髪飾りを頭に、
見るからに”見習女郎の新造さん”らしく可愛らしい。
金棒持ちも皆美人さんだ。
大夫の履く高下駄は三枚歯だ、歩きにくいだろう、
それに素足とは驚いた!
重さ30kgの衣装を身にまとい、吉原伝統の外八文字を
描きながら歩く、これもまた大変だ!
一葉桜小松橋通りは、絢爛豪華な行列を見ようと観客でいっぱいだ!