【高岡御車山祭】余禄
高岡町民の心意気と財力に支えられ、高岡の技術集団が造り上げた
優れた工芸技術の装飾が、」車輪や高欄、長押などに施され日本でも
屈指の華やかな山車の祭典(御車山祭)に合わせて、富山県唯一の
国宝である曹洞宗の「瑞龍寺」で、伽藍の”ライトアップ”が時空を超える
夢幻劇を見せてくれた。
北陸には「伽藍瑞龍、規矩大乗」という言葉がある・・・五木寛之の
百寺巡礼より
金沢にある「大乗寺」では厳しい規則により修業が行われる。
整然とした中に芝生の緑がまばゆい、見事な伽藍を持つ「瑞龍寺」
両寺は曹洞宗本山の「永平寺」につぐ第二第三の本山とも言われる名刹である。
山門を潜ると鉛瓦葺の仏殿が見える。
白く輝く鉛瓦葺の屋根は全国でも金沢城の石川門と瑞龍寺だけである。
この瑞龍寺は、徳川家康にその生涯を翻弄され続けた加賀二代藩主・前田利長が
眠っている。瑞龍寺の荘厳さは家康を祀った日光東照宮に対抗したものと言われて
いる。20年の歳月を要して三代藩主・前田利常によって建てられたものである。
仏殿が紫色にライトアップされた。
中庭の芝生がブルーにライトアップされた。
禅堂と回廊が照らし出された。
静まり返った禅堂の内部。
現在修復中の山門に、プロジェクションマッピングが幻想的に映し出されていく。
龍が舞う!
次々に展開される映像に観客が驚きの声をあげていた。
高岡の人達が、日本三大大仏と自慢する「高岡大仏」
月に照らされた「高岡大仏」
与謝野晶子が高岡を訪れた際に”鎌倉大仏より一段と美男”と評したそうだ。
(高さ15、85m 総重量13、125KG)
私が泊まった宿が「大仏旅館」でした。
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