武道空手少年クラブ東海では、武道啓明賞という賞を一年に一回、東海大会にて授与するようにしています。
私自身が提案したものでもあるのですが、空手道とは肉体的な技術面だけを追求するもので無く、特に精神面を磨き、人間としての総合力を養いながら、相手の個性をも活かすことを目的にしているもの。
試合においての実力は見えやすく、すぐに評価されやすいのですが、精神面、稽古において考えると、やはり一般的には見えにくいもの。
しかし、試合などでは、なかなか結果が出なくとも、稽古を休まず一生懸命に取り組んだり、自ら進んで積極的にお手伝いをしたり、後輩達の面倒を見たりと、目に見えにくい部分でも頑張っている生徒は沢山いるのです。
武道追求が総合的であり、精神性を重んじるものであるならば、そんな賞があるのも、また自然なのではと思ったわけです。
基本、一年を通し、皆の模範になるように稽古に取り組めた子、ひと教室五人までが授賞出来る賞。
先生や教室によっても多少、選考の基準は異なるのかも知れませんが、私の中では経験のある茶帯を中心に、より総合的な視点で選出したいと思ってます。
現在、嬉しい悩みでもあるのですが、選考に苦しんでおります。
それだけ頑張っている子が多くいるわけですが、なるべく価値あるものにするべく、去年一年間を振り返りながらジックリと選出したいと考えてます。(^-^)
【今日の一枚】
★写真はリョウタ&シンノスケ。
『仲良しコンビ。シンは最近、笑顔が増えてきてナニヨリ。御互いが高め合うための二人』(^-^)
【教室長の一言】
☆『今年の練習試合は、浜松と豊橋、選抜対抗戦も含めようかと‥考えてマス』(^-^)