東海大会に向けての準備ということで、子供達は組手を中心に頑張っています。
そんな中、今日は面白い光景が観られました。
『ついに一人、積志教室から出てきたか‥』
ジッと組手を観ながら、静かに目を細める私。
四年生、青帯のコウタが、同学年の茶帯の生徒を相手に、圧倒的な組手をしたのです。
私が常に言っている、大きく分けて五つあるポイント。その中の二つを忠実に守った中の組手でした。
二つだけで圧倒出来るのか?と思われるかも知れませんが、その一つは一番軸になる、最も大切な部分でもありました。
相手は茶帯であり、多くを経験してきています。全体的な動き、突き、蹴りを見ても、茶帯の子の方がキレイなわけで。
でも、それでも有利な展開を作れる‥。
コウタの中にある素直さやマジメな性格はもちろん影響しています。そして一番大切であり、一番ムズかしい技術的部分を自分の中でシッカリと考え、稽古を積み重ねてきた結果でもあります。
技術面の説明はココではしませんが、私はソコに自信を持って指導してますし、そのポイントを理解した中で稽古するだけで、これだけ成長出来るわけです。
思考して行動することが、こんなにも自分の可能性を伸し、状況の変化をもたらして行く‥でも、これは生活においても同じだったりしますよね。
今日のコウタの組手の中には、みんなが強くなるための、いくつかのヒントがありました。
その瞬間に出逢えたことは倖せで、その後ソレをどう活かして行くかは、自分次第となるでしょう。(^-^)
【今日の一枚】
★写真は四年生のコウタ。『技術理論の理解の中にも段階的なものはありますが、青帯ですし、スタ―トとしてはハナマルです♪』
【教室長の一言】
☆『TVはほとんど観ません。ニュースかバラエティを少々‥読書が好きですネ』(^-^)