審査会。年齢や経験によっても判断のしかたは違いますが、まだ、その基準に合っていない子には、審査会への参加を見送るように伝えています。
まだ稽古の中でのテ―マがあるわけで、それらをある程度クリアしてからの参加が望ましいからです。
参加出来ず、寂しそうな顔をする子。審査に不合格となり、悔しい想いをする子と、それぞれにドラマがあるわけですが、子供達には挫折なども含め、今のウチに沢山の経験を重ねて行って欲しいと思います。
いつか子供達にも、人生の分岐点となる場面が訪れることでしょう。
高校、大学受験や就職活動など、人生において勝負しなければならない時にシッカリと準備出来る心ガマエが無ければ、それはソレで大変なコトにもなりかねません。
もちろんソレらが人生のすべてとは言いませんが、世の中を『生きる』ということは、厳しさを含めたもの。
だから今のウチに沢山の経験を積んで、やがて来る『その時』に備えてもらえたらと思います。
そして、確かに人生においての結果には、時に厳しい場面をむかえるコトもあるのですが、それでも人の作りしモノには、やはり『優しさ』があるということも、子供達には知ってもらえたらと思います。審査会一つにしても、そう。
その状況を『白』『黒』だけで判断するのでは無く、状況を今後、どのように活かして行けるのかが大切なコト。
人の作りしモノには『想い』や『教え』に溢れていて、ソレらをどう感じとって行けるのか?
白や黒(良い・悪い)、プラスやマイナスという捉え方は、人間の欲の部分からくる、ただの感情の『線引き』なのだと私自身は思いますし、人は歩く時、前を向いて歩くように、前向きに捉えることは、考え方というよりは、ごくごく自然なことのように感じられますね。(^-^)
【今日の一枚】
★写真はダイ。
【教室長の一言】
☆『女優のキキ・キリンさん。その一言一言が深いデス』(^-^)