何かを一生懸命に行うこと、何かを追求することは、その中に大きな美しさを宿してゆく。
武道に型や演武があるのは、その理由の一つとして、追求の中の美を表現することや、争いとは逆の、調和の精神を願うことにもあるのかも知れない。
そして、武の中に護身性や実戦性を謳うのなら、まさに型や演武の中にこそ技の重要性は隠されているようにも思えた。
夜桜を見る。
そして夜桜の下、ある流派の剣の舞も観る。
唄と型の美しさと、その中に隠された願いの重さ。
総合空手の中にも、演舞のような演武があってもイイ‥
あらゆる分野で、何をするにしても、結局は生きることの追求に繋がってゆくのなら、その想いの表現の場は、なにも試合だけでなくてもイイ。
夜桜の下、そんなことに想いを馳せた夜。
演武か‥古流か‥
なるほどナ。