また一人、大切な子が旅立って行く。
この空手道という世界を…時間を…まさに一生懸命という言葉のままに駆け抜けてきた。
全12大会中、7大会で入賞した(優勝を含む)。また、3年かからずに黒帯を取得したのは、浜松地区では最速かも知れない。
もちろん精神的にも、それは空手の実績に比例するかのように成長したように思う。
今、
出逢った頃の君…
泣き笑いの中の君…
旅立つ君があふれ…
ボクの中を通り過ぎてゆく。
そこからまた、感謝の気持ちが生まれた。
こんなボクを先生と呼んで、長年ついてきてくれたんだ…
だから、
1の想いでもなく、100の想いでもない、
例えようのない想いなのだけれど、限りない想いを込めて、旅立つ君に贈りたい…
この、ありふれた言葉を…
『ありがとう』