体力の温存
ウォーミングアップをすると、疲れてしまう〜ということがあるのかないの
かといえば、あると思います。だから、ウォーミングアップはやらない〜と決
め付ける必要はないのですが。
原点に戻ると、ウォーミングアップは初速対応ですので、何もしなくても十
分に初速に対応出来るのであれば、それで良いわけです。
ただし!あくまでも「十分に─」ですよ。「なんとか─」とか「どうにか─」
では困ります。初速に楽々対応出来るのと、なんとかやっと対応出来るのとで
は、費やすエネルギーが全然違ってきます。それは、トレーニングやレースの
後半に影響してきてしまいます。
それでは、ウォーミングアップでエネルギーを使うのと、アップをやらずに
レースや本練習の序盤でエネルギーを使うのとでは、どっちがより経済的なの
か〜といえば、これはもう、ケース・バイ・ケースですので、なんとも言えま
せん。
特にフルマラソンのように、長丁場で、しかもレースペースがそれほど速く
ない場合には、慎重に検討した方が良いですね。個々の能力や特性によって、
アップは、必要ないとも、絶対必要とも言い難い面があります。
レースの終盤、もう脚を使い切って、グダグダのボロボロになってフィニッ
シュするようなことが多いランナーの場合、アップなしの体力温存策は、試し
てみても良いことの1つではあるでしょう。
ただ、実際に現場で見ていると、アップ以外で脚を余計に使ってしまってい
る人というのは、けっこう多いような気がします。会場までの移動や、会場到
着後〜スタートまでの待機時間の行動等です。遠征レースの場合、前日に受付
があって、そのついでにプチ観光とか、食事だ買出しだで、けっこう出歩いて
いたりと、それでどんだけ脚を使っているのか─。
そこんところはOKで、直前のウォーミングアップは疲れるから、やらない
…。って、それってアリか?という話です。
一流選手の動向を見ていると、駅や宿舎から会場まで、どんなに短い距離で
も必ずタクシーを使うとか、会場入りしてたらウォーミングアップまで、トイ
レ以外は一切動かない(横になって安静にしている)とか、僅かでも体力を喪
失しないよう、かなり徹底した対応をします。まさに省エネです…。
その上で、時間になったら、シャシャシャー!と動きだしてポンポンポン!
とアップに取り組むわけです。こういうところは見習いたいですね。
あなたはもっと速く走れます。
~健康とスポーツを科学する~http://fit-tec.com/
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
【フィットネス テクノロジー】
取締役 ストレングス&コンディショニングコーチ
ランニング学会認定ランニングコーチ 澁谷 和久
大原スポーツメディカル専門学校講師
東洋医療専門学校講師
日本体育協会公認パワーリフティング指導員
日本陸上競技連盟公認ジュニアコーチ
NISAQ認定SAQインストラクター
京都市南区吉祥院石原西町12-3 日産工業2F
電話 075-662-2010
FAX 075-681-4717
Eメール https://ssl.hp4u.jp/contact/site:fit-tec
滋賀支社 滋賀県彦根市竹ヶ鼻町631
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
ウォーミングアップをすると、疲れてしまう〜ということがあるのかないの
かといえば、あると思います。だから、ウォーミングアップはやらない〜と決
め付ける必要はないのですが。
原点に戻ると、ウォーミングアップは初速対応ですので、何もしなくても十
分に初速に対応出来るのであれば、それで良いわけです。
ただし!あくまでも「十分に─」ですよ。「なんとか─」とか「どうにか─」
では困ります。初速に楽々対応出来るのと、なんとかやっと対応出来るのとで
は、費やすエネルギーが全然違ってきます。それは、トレーニングやレースの
後半に影響してきてしまいます。
それでは、ウォーミングアップでエネルギーを使うのと、アップをやらずに
レースや本練習の序盤でエネルギーを使うのとでは、どっちがより経済的なの
か〜といえば、これはもう、ケース・バイ・ケースですので、なんとも言えま
せん。
特にフルマラソンのように、長丁場で、しかもレースペースがそれほど速く
ない場合には、慎重に検討した方が良いですね。個々の能力や特性によって、
アップは、必要ないとも、絶対必要とも言い難い面があります。
レースの終盤、もう脚を使い切って、グダグダのボロボロになってフィニッ
シュするようなことが多いランナーの場合、アップなしの体力温存策は、試し
てみても良いことの1つではあるでしょう。
ただ、実際に現場で見ていると、アップ以外で脚を余計に使ってしまってい
る人というのは、けっこう多いような気がします。会場までの移動や、会場到
着後〜スタートまでの待機時間の行動等です。遠征レースの場合、前日に受付
があって、そのついでにプチ観光とか、食事だ買出しだで、けっこう出歩いて
いたりと、それでどんだけ脚を使っているのか─。
そこんところはOKで、直前のウォーミングアップは疲れるから、やらない
…。って、それってアリか?という話です。
一流選手の動向を見ていると、駅や宿舎から会場まで、どんなに短い距離で
も必ずタクシーを使うとか、会場入りしてたらウォーミングアップまで、トイ
レ以外は一切動かない(横になって安静にしている)とか、僅かでも体力を喪
失しないよう、かなり徹底した対応をします。まさに省エネです…。
その上で、時間になったら、シャシャシャー!と動きだしてポンポンポン!
とアップに取り組むわけです。こういうところは見習いたいですね。
あなたはもっと速く走れます。
~健康とスポーツを科学する~http://fit-tec.com/
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取締役 ストレングス&コンディショニングコーチ
ランニング学会認定ランニングコーチ 澁谷 和久
大原スポーツメディカル専門学校講師
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日本陸上競技連盟公認ジュニアコーチ
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京都市南区吉祥院石原西町12-3 日産工業2F
電話 075-662-2010
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