「Kazu.log」

浄水通りの「Restaurant Kazu」は
2024年7月に唐津市菜畑で移転オープンいたしました。

唐津やきもん祭り、食と器の縁結び

2024年05月04日 21時11分44秒 | よかとこ唐津

 今日は初めて、「唐津やきもん祭り」にお伺いしました。

ゴールデンウィークのイベントは、今までは仕事だったため、

全然参加したことなかったので、こういうイベントは初めての参加です!

唐津焼は

1580年頃に起源をもち、その後、朝鮮陶工たちから伝えられた技術によって発展を遂げました。

唐津にはたくさんの作り手さんがおられ、様々な魅力がいっぱいです。

また、絵唐津、班唐津、黒唐津、朝鮮唐津、三島唐津、粉引など

種類が多いことも知られています。

作り手八分、使い手二分、暮らしの中で完成形を見るという

「用の美」の器として愛されています。

なんとも奥が深いです。

唐津焼はまだまだ、これから勉強していきますが

今日は素敵な「ご縁」に恵まれました!!

ワクワク、ワクワク♡


今年もあと2日!

2023年12月29日 11時22分03秒 | よかとこ唐津

 今年も残すところ、あと2日。

怒涛の2023年が終わろうとしています。

去年の年末までは、まさか浄水通りの店舗を出ることになるとは思っていませんでしたね。

2023年 うさぎ年で、私が年女になるということで

それを記念して、オンラインショップを「樹 miki」にリニューアルしようと

意気込んでいた昨年末でした。

その願いも実現し、木目のデザインと「樹」のロゴでスタートして

おかげさまで、ようやく愛着ある愛しいオンラインショップになりました。

それがまさか、ビル問題で我慢の限界に達し、

移転を決意。

そこからは目まぐるしい一年となりました。

ですが、考えてみると、それもこれも「運命」だったと思います。

新しい環境に「変わる」ことは、並大抵ではないエネルギーを使いますが、

ここからさらに10年、20年、と希望ある未来予想図が見えてきました。

もちろん他力本願ではなく、今以上の努力がいることは覚悟の上ですが、

新しく出会えた「ご縁」が、本当に有難く思います。

まさしく字の通り、「無難」な人生、ではなく「難」が「有る」、

「有難い」人生になろうとしています。

2023年に出会った皆様、そしてこれまでにお世話になった皆様

2024年もどうぞよろしくお願いいたします。

いつもブログを見ていただいている皆様にも、心より感謝申し上げます!


導きの神様

2023年12月28日 11時34分41秒 | よかとこ唐津

 今日は12月28日。

普段でしたら、フレンチおせちの仕込みに追われているであろう年末です。

今日は、早良区藤崎にある「猿田彦神社」の終庚申の日。

2023年初旬には、移転の予定などなかったので、私がうさぎ年で年女を記念して

2月には出雲大社へ、6月には伊勢神宮、猿田彦神社への参拝をもともと予定していたので

実際に2月、6月に行ってきました。

 

「猿田彦神社は、天照大御神の命により、天孫降臨したニニギノミコトを道案内した

猿田彦大神が祀られています。

もともと街道の出入り口に祀られる道祖神として伝えられてきたそうですが

猿の字を冠する神様ということから庚申信仰と結びついたとされています。

福岡の藤崎にも、唐津に伸びる唐津街道の出入り口に建立され、

数百年の歴史を紡いでいます。」(猿田彦神社HP参照)

 

唐津の見借にも「猿田彦神社」はあり、そこへも夏に参拝に行きました。

 

今日は今年最後の庚申の日ということで、

猿のお面を授かりに参拝に行きました。

猿面を玄関にかけることで魔が”去る”と伝えられています。

猿が外から入ってこようとする魔に睨みを利かせているため、

1年間を安寧に過ごすことができる、と言われています。

 

きっとこの「お導き」で

私たちも唐津へ続く道をたどっているのかもしれません。


よかとこ唐津 8 玉島川

2023年12月10日 19時02分47秒 | よかとこ唐津

 まだまだ知らない唐津の魅力がいっぱい!!

歌人 大伴旅人も遊んだという万葉ロマン漂う、「玉島川」

七山から流れ、「虹の松原」の東の端から唐津湾に注ぐ16.3kmの川

二級河川ではありますが、とても美しく、歴史の深い川で、また

昔から「つがに(もくずがに)」や「鮎」の名産地として有名だそうです。

この川の鮎は、神功皇后が、朝鮮出兵の勝敗を占うために、

弓弦で鮎を釣ったそうで、「アユ」という字は、「魚」へんに「占う」と書いて

「鮎」と書くようになったと伝えられているそうです。

そんなこんなの、歴史などを勉強しつつ

玉島川に沿って建つ、創業天保9年の「飴源」さんに行ってきました。

シェフも私も、初めての「つがに」

食べるのには、少し苦労しましたが、とっても新鮮で楽しく美味しかったです。

とても親切に、女将さんや仲居さんが説明してくださるので、

心も胃も満たされました。

唐津のことを知れば知るほど、いろいろな歴史がでてきて

どんどん知りたくなってます!

飴源さんからずっと登っていくと、七山につきます。

七山では、たくさんの美味しい食材、お茶、水、米などを知ることができ、

シェフも私もテンションが上がってしまいました。

この柚子や柑橘であれやりたい、この野菜であれやりたい

このお水であれ作りたい、とか創作意欲がどんどんと溢れてきました!

確実に、生産者さんに近づいて、もっともっと「ストレートに」美味しい料理が

できそうだ、と思います。

人生でもう二度とないだろうと思えるくらいの充電期間。

充実した毎日を過ごしています。

調理場に立っていないクリスマス、年末は、今回が最初で最後だと思うので

普段見れない街の光景など、ちょっと楽しみです。

また、近況報告します!

 


よかとこ唐津 6 宿泊施設

2023年12月02日 12時00分41秒 | よかとこ唐津

 数年前から移転を視野に入れていた私たちですが、

最初に移転しようと思った場所は、私の故郷「伊万里」です。

両親が教師をやっていたため、伊万里には知り合いや教え子さんがたくさんいて

移転の相談にも、伊万里市役所さんはじめ、たくさんの方が

親身に応対してくださいました。

心より御礼を申し上げます。

ですが、多くのお客様に宿泊施設について、いろいろと質問され

残念ながら、伊万里には宿泊施設が少なすぎました。。。

お客様からのお声として、

「Kazuに行くなら、飲めないのは考えられないから、

食事に行ったら泊まるところ探しててね」

と言われたものの、、、伊万里にはあまり多くありませんでした。

一方、唐津はたくさんの宿泊施設があり、

交通の便も良く、唐津駅からは「福岡空港行き」の電車もあるのでとても便利です。

高速バスも30分に1本は走ってるので、とっても便利です!

(高速バス伊万里号も、最近では土曜、日曜のみノンストップ伊万里号が出ているので、とっても近くなりました)

シェフの知り合いでもある石川料理長さんの料理が素晴らしい、東唐津の洋々閣さんは

大正時代から続く歴史ある施設で、お庭も素晴らしく趣のある料理屋旅館です。

また、以前より有名な唐津シーサイドホテルも2019年に新館東館がオープンし

屋上プール付きの高級リゾートホテルに一新され

玄界灘を一望できる、全室オーシャンビューはとても人気で、

予約困難なほどだそうです。

他にもまだまだ老舗旅館などたくさんありますので

引き続き、唐津の魅力を伝えられればと思います!

唐津での新しい営業、生活が楽しみです。

福岡から車で1時間!非日常を味わえる観光リゾート地です!