昨日は初めてのお仕事で、中村学園大学の学生さん相手に講師をしてきました!
そもそもなぜ、このようなお仕事の話が来たかというと
お客様で中村学園大学の先生がいらっしゃいまして、
半年前ほどに初めてご来店されたときに、
シェフの料理を食べて、シェフの「人」を見て、「一目ぼれした!」
からだそうです。
本当に美味しい食材で、手を抜かず、真剣に料理と向き合ってるシェフの熱い姿勢をみて、
ぜひ、学生たちにもこの「熱い料理人」の姿を伝えてほしい!
という理由からでした。
現代、若者の外食離れも問題化されているように、
あまり「食」に興味を持つ若い世代が減ってきているようです。
なんでも簡単に手に入る時代で、
「食」においても、既製品のレベルがどんどん上がってきてて
一般の方には、知らず知らずのうちに既製品ばかりを口にしている現代になっているような気がします。
料理人の世界でも同じく、Smapがテレビで淡々と簡単にすごい料理を作ったり、
速水もこみちさんが、かっこよくおしゃれに料理したりするシーンを目にすることが多く
「鬼の形相」で必死に料理する料理人の姿は、ほぼ目にしない時代になってしまいました。
でも、いつも「鬼の形相」で妥協を許さず、熱く料理している、うちのシェフの姿をみて
先生も、ぜひ生徒さんたちに、その思いを伝えてほしい、と思われたようです。
90分という長い講義の時間の中で、170名ほどの19歳の生徒の前では
やはり、調理場にいるシェフとは違って、「鬼の形相」でもない優しい笑顔のシェフの姿からは
料理に対する「熱い思い」というのは、正直、伝わりづらかったですが、
私たち自身もとても勉強になりました。
目の前の生徒さんは170名だけですが、いまの19歳くらいの世代は
ほとんどが、あまり「食」に興味がない、「食」にこだわりがない世代なのだろうな、と
少しだけ怖くなりました。
このままでは、世間全体が、あまり「食」に魅力を感じなくなってくる時代がくるな、と思いました。
そうならないためにも、私たちが小さいレストランながらも、
全国で見ると地方都市の福岡という小さい都市ですが、
もっともっと「食」の大切さ、「食」の魅力を伝えていかなければ、と思いました!
学生さんからの質問で「シェフにとって「食」とはなんですか?」
と聞かれ、
シェフは「最終的に人を幸せにできるのは「食」だと思います、
病気の人も、元気がない人も、そんなときに思うのは
「何か美味しいものが食べたい」という欲望です。
そんな「人」を幸せにできる「食」を大切にしたいと思います」
と。
当店HPにも掲げているメッセージそのものですね。
これからも、変わらぬ信念と姿勢で、料理人を続けていきたいと思います。
学生さんにはぜひ一度、調理場のシェフを見てほしいです!
そして実際に食べて、何かを感じると思います!