「Kazu.log」

浄水通りの「Restaurant Kazu」は唐津へ移転準備中です。
現在は移転準備の様子などご紹介いたします!

「ひまわり」

2017年08月22日 11時08分19秒 | なんかいいこと

13年前、福岡市中央区警固にオープンした

「Kazu Kitchen and Sweets」

最初はカフェでした。

そして、ロゴのマークは「ひまわり」

テントの色は黄色。

もう今となっては、覚えている方もほとんどいらっしゃいませんが、

今でも、当初からリピートしてくださってるお客様がたくさんいらっしゃいます。

どこで修行したか、とか

どこの出身か、とか

何も知らずにご来店されたお客様が、まだ当初の「ひまわり」のことを覚えてくださっていて

今でも、周年のお祝いには「ひまわり」のお花をプレゼントしてくださいます。

私たちにとっては「初心」を思い出させてくれる、意味深いお花「ひまわり」

同時に、パーッと「元気」がでるお花「ひまわり」

お店のスタイルは13年で、変化し続けてきましたが、

シェフと私のスタイルは当初から変わらず一貫した精神で、お料理し続けています。

「当たり前のことを、当たり前にやる」

修業時代に経験した、先輩方から教わってきたことを忘れず、

今も変わらず、横着せず、忠実にやり「続ける」ということ。

時代はどんどん変化し、機械や既製品も進化し続けていますが、

頑固一徹に昔のことをやり続ける、というわけではなく、現在の進化も知った上で、

一番美味しい調理法を選択し、料理しています。

全国的な問題の飲食業界の「人手不足」

うちも同じくですが、でも「当たり前のことを当たり前にやる」それだけです。

パンも毎日こねて、デザートもいっぱい仕込んで、

魚も肉も、丸のまま届いたものをさばいて、、、、当たり前のことなんですけど、当たり前じゃない世の中になってきました。

魚は下せない、肉はパーツに分かれたものしか見たことない、、、

パンは解凍して焼くだけ、、、みたいな若い料理人が増えてきていることは、とても悲しいことです。

話が反れましたが、料理人として、培ってきた「技術」で素材を「料理」に変えて、ご提供する。

そこに料理人としての「誇り」「醍醐味」を感じ、

お客様に「美味しい!」と言ってもらって、喜びを感じる。

そんな「元気」なレストランにしたくて、「ひまわり」を選んだ気がします。

食べて「元気」になるレストラン。

これからも、パーッと明るくなるような、「ひまわり」のような元気なレストランであり続けたいと思います。

そんな「初心」を毎年思い出させてくださる皆様、

心より感謝申し上げます。

これからも、14年、15年、、、、20年、、、。

ずっとずっと「レストラン」を続けていきたいです!

 

 


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「ダイナース フランス レストランウィーク」プレス発表

2017年08月16日 23時05分15秒 | お知らせ

今年もはじまります「ダイナースクラブ フランス・レストランウィーク2017

期間 9月23日~10月9日

計17日間、全国約600軒のフレンチレストランで開催されます!

この期間だけフランス料理をお得に楽しむ!ということで

全国の参加店舗のフランス料理店にてランチ(2500円または5000円)

ディナーは5000円限定メニューが一律価格で楽しめます!

九州でも、このイベントを盛り上げようと、先日、西中洲のローブランシュさんで

プレス発表が行われました。

左より、

大分のヌーベル・キュイジーヌ タカハシの高橋シェフ

佐賀 伊万里のブイヨン 前田シェフ 

上柿元ムッシュ

レストランカズ シェフ篠原

北九州 渡邉シェフ

 

ぜひ、皆様お楽しみに!

http://www.fukuoka-now.com/ja/event/france-restaurant-week-2017/


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「13周年」心より感謝です!

2017年08月14日 10時08分07秒 | なんかいいこと

8月13日をもちまして、「13周年記念フェア」は終了いたしました。

たくさんのお客様にご来店いただき、心よりお礼を申し上げます。

「13年」という年月。

入れ替わりの激しい福岡のレストラン業界では、老舗の領域に入ってきたようです。

皆さんに「13年」続けてこれるってすごいですね。

とお言葉をいただきます。

あっという間に過ぎた13年ですが、

自分の年齢、シェフの年齢、そしてお客様の年齢を考えると

「あー、13年年をとったんだな」と

つくづく思います。

お客様の多くには、13年前から通っていただいてる方がいらっしゃいます。

福岡には、他にもいっぱい魅力的なお店がある中で、

当店にリピートしていただける、なんて「感謝」「感謝」で、胸がいっぱいになります。

そんな皆様に、毎回、美味しく、楽しく、食事をしていただけるように

これからも日々精進してがんばってまいりますので、

これからもご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

もうすでに頭の中は、「秋」の料理のことでいっぱいで、

そして、早くも「14」のクッキーのことで、アイデア探しがスタートしております(笑)

そう、

そんなわけで、昨日で終了した「13周年フェア」

恒例のお土産は・・・・

「13」

「K」

「トランプ」の「13」にかけて、

そして「K」の「KING」にかけまして「King Kazu」としてシェフの絵をかいたクッキーでした!

皆さん、シェフの顔をバキっと割ってたべてくださーいね(笑)

 

皆々様のおかげで「13周年」

改めまして、心よりお礼を申し上げます。

 

篠原和夫・美樹


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「Smileクッキー」

2017年08月01日 07時03分56秒 | コース

「Smileクッキー」へのこだわり

6年ほど前からずっと、「Smileクッキー」を作り続けています。

地震や、水害、辛いこと、苦しいことが起こった時、何の役にも立てない自分の無力さを感じ、

思い悩むことが、今までに多くありました。

ふと考えをあらため、自分にできることをやろう、と思って作り始めたSmileクッキー。

味はシナモン味。(いたって普通(笑))

でも、ニコちゃんの顔を書くことが私のこだわり。

 

ホテルの修業時代、あまりにも毎日毎日、怒られすぎて、辛すぎて、

毎日、無表情の能面のような顔だった時期がありました。

何をやっても楽しくなく、辛くて、逃げたくて、、、、。全然、笑えない毎日。

そんな時、久しぶりに帰省した実家で、安心したのか、家族のたわいもない会話で、「ふっ」と笑いました。

その時に、しばらく動かしていなかった頬の肉が動いたことに、すっごく違和感を感じたことを、よく覚えています。

自分の頬っぺたを触って、

「あー、久しぶりにここ動いたー」

と。

笑うことを忘れていたんですね。

笑うことを忘れる、ってことすら忘れるほど、毎日、無表情だったんだと気づきました。

それ以来、どんなに些細なことでも

「ニコっ」

とすることって、大切だな、と思いました。

どんな状況の人でも、

「ニコっ」

としてほしい。。。

そんな思いをこめたクッキーです。

ささやかながら、私の小さな思いです。


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