13年前、福岡市中央区警固にオープンした
「Kazu Kitchen and Sweets」
最初はカフェでした。
そして、ロゴのマークは「ひまわり」
テントの色は黄色。
もう今となっては、覚えている方もほとんどいらっしゃいませんが、
今でも、当初からリピートしてくださってるお客様がたくさんいらっしゃいます。
どこで修行したか、とか
どこの出身か、とか
何も知らずにご来店されたお客様が、まだ当初の「ひまわり」のことを覚えてくださっていて
今でも、周年のお祝いには「ひまわり」のお花をプレゼントしてくださいます。
私たちにとっては「初心」を思い出させてくれる、意味深いお花「ひまわり」
同時に、パーッと「元気」がでるお花「ひまわり」
お店のスタイルは13年で、変化し続けてきましたが、
シェフと私のスタイルは当初から変わらず一貫した精神で、お料理し続けています。
「当たり前のことを、当たり前にやる」
修業時代に経験した、先輩方から教わってきたことを忘れず、
今も変わらず、横着せず、忠実にやり「続ける」ということ。
時代はどんどん変化し、機械や既製品も進化し続けていますが、
頑固一徹に昔のことをやり続ける、というわけではなく、現在の進化も知った上で、
一番美味しい調理法を選択し、料理しています。
全国的な問題の飲食業界の「人手不足」
うちも同じくですが、でも「当たり前のことを当たり前にやる」それだけです。
パンも毎日こねて、デザートもいっぱい仕込んで、
魚も肉も、丸のまま届いたものをさばいて、、、、当たり前のことなんですけど、当たり前じゃない世の中になってきました。
魚は下せない、肉はパーツに分かれたものしか見たことない、、、
パンは解凍して焼くだけ、、、みたいな若い料理人が増えてきていることは、とても悲しいことです。
話が反れましたが、料理人として、培ってきた「技術」で素材を「料理」に変えて、ご提供する。
そこに料理人としての「誇り」「醍醐味」を感じ、
お客様に「美味しい!」と言ってもらって、喜びを感じる。
そんな「元気」なレストランにしたくて、「ひまわり」を選んだ気がします。
食べて「元気」になるレストラン。
これからも、パーッと明るくなるような、「ひまわり」のような元気なレストランであり続けたいと思います。
そんな「初心」を毎年思い出させてくださる皆様、
心より感謝申し上げます。
これからも、14年、15年、、、、20年、、、。
ずっとずっと「レストラン」を続けていきたいです!