かずさんの、ふらり日々是好日の記

ふっても てっても  日々是好日  泣いてもわらっても 私の一生の中の きょうが一番いい日だから

1017 「小鼓」のミニ体験って、ちょっと興奮、面白い!

2014-12-19 | 2014立冬~
「小鼓」をgoogleで検索すると、一番目は日本酒の小鼓の西山酒造さんが出てきますが、今日は、打楽器のことです。
 テレビで能楽の場面があると、囃子方の人が「よ」~と発声して、手でたたいてポンと音が出ているものが「小鼓(こつづみ)」です。



 形は雅で、いかにも日本古来のものの趣ですが、これをごく短時間ですが、手に持って能楽のシテ(主演の役)、ワキ(助演の役)、地謡(いわば、バックコーラス)の声楽に合わせて、「よ」とか「ほ」とかを発声して、小鼓を叩く(なかなか良い音は出ません(^_^;))体験です。譜面に相当するものは、昔からの書き方で、一見すると???状態。

先生役は、小鼓方幸流 成田達志さん(写真右)と、大鼓方大倉流・山本哲也(写真左)さんで、能の魅力をダイレクトに伝えることでて新しい能楽ファンの発掘にも取り組まれるなど、意欲的な活動をされている働き盛りの実力派と拝見ですが、ユーモアたっぷりながら、久しぶりにプロの芸のほんの少しを味わうことができました。
今回の体験も、このお二人のTTRの活動の一環でした。ありがとうございます。



写真は、TTR能プロジェクトのページから頂きました。 
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 社会に出た頃、職場の謡曲の会に参加して、今から思えば凄い先生に4年間ほど手ほどきを受けた経験があります。
先生が出演される能楽堂には何度もでかけましたので、お腹の底から発声する謡や、小鼓や大鼓、太鼓、笛の囃子にはなじみがあります。そして「能」の物語には、私が好きな古典、平家、源氏、伊勢などの物語にちなむものが多く、屋島、壇ノ浦、大物、住吉、高砂などの土地は、住んだり、先祖の墓があったり、勤務場所だったりの超身近で、何となく能楽は好きな分野です。
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先生のお二方には、今回の企画有難うございました。facebookで見ると、来年2月14日、神戸・湊川神社神能殿での「和魂Ⅱ」の公演は既にS席は完売とか、ご盛況を!また、いずこかの能楽堂でご活躍ぶり拝見致します。



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