かずさんの、ふらり日々是好日の記

ふっても てっても  日々是好日  泣いてもわらっても 私の一生の中の きょうが一番いい日だから

1021 カントリー・ジェントルマン

2015-01-05 | 2014立冬~
 昨日から、白洲次郎を主人公の新潮文庫「風の男 白洲次郎」を読了しました。

何故か、新年にふさわしい方の足跡をと思ったことと、奥様の白洲正子さんのことは、例えば奥嵯峨野・鳥居本の平野屋の鮎を食べに来られたとか、美術展の記事などあちこちで足跡を拝見していましたが、その夫の次郎のことは、終戦後の時期に吉田茂総理の片腕としてGHQとの間で活躍された方程度の知識しかなく、だいぶ以前に文庫本を買ったものの、そのままになっていたものです。


 私の世代、学校教育では1945年の終戦(敗戦)後の歴史は殆ど何も学んでおらず、GHQとの折衝、新憲法の制定などにおける苦しみなど、現代日本に至る過程についての先人の苦労は知る機会がなく、知識のエアポケットの状態です。

白洲次郎を形容する言葉について前掲本では、カントリー・ジェントルマン、風の男、新憲法誕生の生き証人、プリンシプルを大切にした、骨太なデリカシー、メトロのライオンなど、いくつも挙げておられます。興味をもたれたら、終戦後の日本にこういう男性がいたのだと手に取られるのもいいと思います。

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 新年おめでとうございます。 今年も、ときどきは、つたないブログをのぞいて頂くと嬉しいなと思っています。多くの職場では、気持ちも新たに今日から仕事始めでしょうね。

台湾の国立大学大学院を卒業して何を思ったか日本に学びに来ているR君と、大阪・天満宮に初詣に出かけました。おみくじは、R君は吉、私は小吉。そのお告げは自戒をして歩けとのこと。しばらくは神社や寺に行くたびに大吉が頂けるまでおみくじ詣でのリベンジです(笑)。それでもだめなら、厄除けですね(@_@;)



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