カエルを殺すカビが日本に上陸し、鳥インフルエンザがまた発生したとか、自然界の脅威を、人類がもっと謙虚に受け止めなきゃということかもしれません。
年初ですので、法律から少し離れて麻薬犬の次は、税関の電子計算機システムで、私たち手続きをする側から見ればどうなっているのかと受け止められるブラックボックスの部分を取り上げましょう。
ブラックボックスですから、勿論、詳細が明らかになっているものではなく、財務省が行なったシステム最適化計画の報告書など公開されている情報から判る範囲に留まります。
1 NACCSによる振り分け基準
輸出入申告は、ごく少数の例外を除きNACCSを使って行ないますが、それはシステムで自動的に区分「1(直許可)」、「2(書類審査)」、「3(現品検査)」に振り分けられます。
この振り分け基準は、全くのブラックボックスになっており、いわば税関の企業秘密の最たるものですが、永年通関の仕事をしていますと、経験的にどんなものが、「2」になりやすいかがわかってきます。
ただ、この基準についての公開情報は殆どないという状況ですが、申告者、通関業者、貨物、国、輸出入規制いろんなものが複合されているんでしょう。
2 通関部門の税関職員が審査や検査で利用するシステム
公開資料によれば、税関の内部システムにCISというものがあります。
CIS(Customs Intelligent database System)は「税関内部において輸出入実績、船舶入出港実績等の情報を一元的に管理するシステム」とされています。
平成3年に導入されたもので、ローリスクの貨物、ハイリスクの貨物の選別行なうためのデーターベースで、誰が過去にどんな輸出入をして、税関がどんな審査をしたり検査をしてその結果はどうであったかとか、どういう名称の外国貿易船が、どこに入港して税関がどう取り締まっているかなどのデータが蓄積されていると思われます。
多分、これで、日本国中の税関業務の実情や実績を一元管理しているんでしょうね。
3 空港や旅客船の、入国者についてのシステム
1と2は、貨物と船のものですが、私たちが外国旅行をして帰ってきたときに利用されるものは、公開資料ではACTIS というものがあるようです。
ACTIS(Airport Customs Taxation and Information System)は、昭和54年成田空港に導入された、「入国旅客等の徴税機能と、航空会社から送付される旅客情報を蓄積する機能を持つシステム」とされています。
徴税機能は、お土産が多かったり、旅行で買ったものが多額の場合に、いくらの関税・消費税かを計算してくれるものと思われます。
一方、航空会社から送付される旅客情報とは、このブログでも取り上げましたが、今の税関の仕事のやり方は、事前に貨物や旅客のデータの報告を受けてリスク判定に利用する手法が、世界的にもとられており、その受け皿になっている旅客用のシステムと想像できます。
勿論、リスク判定のためには、人についてのブラックボックスのデータがあってと思われますが、詳しい資料はわかりません。
街の風景も、新年気分はすっかりなくなって、バーゲンの時期です。何かゲットされましたか!
では、よき週末をお過ごしください。
年初ですので、法律から少し離れて麻薬犬の次は、税関の電子計算機システムで、私たち手続きをする側から見ればどうなっているのかと受け止められるブラックボックスの部分を取り上げましょう。
ブラックボックスですから、勿論、詳細が明らかになっているものではなく、財務省が行なったシステム最適化計画の報告書など公開されている情報から判る範囲に留まります。
1 NACCSによる振り分け基準

輸出入申告は、ごく少数の例外を除きNACCSを使って行ないますが、それはシステムで自動的に区分「1(直許可)」、「2(書類審査)」、「3(現品検査)」に振り分けられます。
この振り分け基準は、全くのブラックボックスになっており、いわば税関の企業秘密の最たるものですが、永年通関の仕事をしていますと、経験的にどんなものが、「2」になりやすいかがわかってきます。
ただ、この基準についての公開情報は殆どないという状況ですが、申告者、通関業者、貨物、国、輸出入規制いろんなものが複合されているんでしょう。
2 通関部門の税関職員が審査や検査で利用するシステム
公開資料によれば、税関の内部システムにCISというものがあります。
CIS(Customs Intelligent database System)は「税関内部において輸出入実績、船舶入出港実績等の情報を一元的に管理するシステム」とされています。
平成3年に導入されたもので、ローリスクの貨物、ハイリスクの貨物の選別行なうためのデーターベースで、誰が過去にどんな輸出入をして、税関がどんな審査をしたり検査をしてその結果はどうであったかとか、どういう名称の外国貿易船が、どこに入港して税関がどう取り締まっているかなどのデータが蓄積されていると思われます。
多分、これで、日本国中の税関業務の実情や実績を一元管理しているんでしょうね。
3 空港や旅客船の、入国者についてのシステム
1と2は、貨物と船のものですが、私たちが外国旅行をして帰ってきたときに利用されるものは、公開資料ではACTIS というものがあるようです。
ACTIS(Airport Customs Taxation and Information System)は、昭和54年成田空港に導入された、「入国旅客等の徴税機能と、航空会社から送付される旅客情報を蓄積する機能を持つシステム」とされています。
徴税機能は、お土産が多かったり、旅行で買ったものが多額の場合に、いくらの関税・消費税かを計算してくれるものと思われます。
一方、航空会社から送付される旅客情報とは、このブログでも取り上げましたが、今の税関の仕事のやり方は、事前に貨物や旅客のデータの報告を受けてリスク判定に利用する手法が、世界的にもとられており、その受け皿になっている旅客用のシステムと想像できます。
勿論、リスク判定のためには、人についてのブラックボックスのデータがあってと思われますが、詳しい資料はわかりません。
街の風景も、新年気分はすっかりなくなって、バーゲンの時期です。何かゲットされましたか!
では、よき週末をお過ごしください。
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