サッカー狂映画監督 中村和彦のブログ

電動車椅子サッカーのドキュメンタリー映画「蹴る」が6年半の撮影期間を経て完成。現在、全国で公開中。

なでしこジャパン 準決勝へ

2012年08月04日 | サッカー

いよいよ負ければ終わりの決勝トーナメント。
いつものように川澄奈穂美シリコンバンドを腕に巻き、TV観戦。
コンディション万全(のはず)の選手達がスターティングメンバーに名を連ねる。

試合はブラジルが序盤、ガンガンと前から来る。
予想されたフォーメーションと違ったようで、なでしこジャパンはラインを下げブロックを作り対応。
こういった想定外のことが仮に起きたとしても対応する力は1年前より着実に進化している。
パスはなかなかつなげなかったが、試合を通して崩されたというかフリーにした場面はほとんどなかったように思う。
ヒヤリとしたのは、マルタのミドルシュートとクリスチーナのクロスからのヘディングシュートか。
マルタのシュートは福元が好守を見せた。

前半26分くらい(?)、澤のFKに大儀見が素早い動き出しで裏に抜け、落ち着いてゴールに流し込み先制。
一瞬の隙をついた素晴らしいゴールだった。
時間帯も良かった!

後半には、大儀見がポストプレーから前を向き大野へ絶妙のパス、大野のトラップは流れるが、切り返してゴールを決め2対0。
大野のシュートは素晴らしかったが、ブラジルのDFが戻るの遅すぎ!
それに比べ、なでしこジャパンは全員の守備意識が高い。安定もしている。
結果としては、勝つべくして勝った試合と言えるかも。

とにかくまずは勝ってよかった。
澤も調子上げてきたようだし。
宮間のキックの精度が上がってこないことは心配だが。

次はロンドン・ウェンブリーでのフランス戦、
やっと、なでしこジャパンはロンドンの選手村に入れるのかな?
ロンドンオリンピックと言っても、まだロンドンでは1試合もやってないですからね。
北京ではメッシと会って大騒ぎだったそうだが、今回は大騒ぎされる方かも??