大津のミドルシュートは素晴らしかった。
メキシコの先制点も仕方なかった。
しかし、メキシコの勝ち越し点は日本のミスから生まれた。
その時点で、何としてでも90分以内に1点を取りにいかなくてはいけない状況になった。
その後、あまり機能していなかったように見えた東を下げ杉本が投入された。
なんとか杉本は起点になろうと体を張る。
「もっと前線で」という思いもったものの、チャンスが生まれる期待はあった。
2人目の交代は清武に代えて宇佐美。
何故清武だったのだろう。
代えてはいけない選手を交代したように見えた。
それ以後、日本はほとんど形さえ作れなくなった。
その後、扇原に代え、斉藤。
結果としてパッサー3人、つまり使う側の選手がピッチ上からいなくなった。
どうやってチャンスを作り出そうというのか。
パワープレーもうまく機能しなかった。
吉田麻也は個人の判断だったのだろうか、
自ら攻撃の起点になろうとした。
メキシコは日本を研究していたし、日本の良さを消してきた。
例えば永井はスピードを活かすスペースを与えてくれなかった。
負けたことは仕方がない。
メキシコは勝利に値するチームだったのだから。
しかし、せめて試合終盤ゴールに迫る形を見せてほしかった。
3位決定戦の相手は韓国に決まった。
簡単な戦いではないことだけは確かだ。
とにかく気持ちを切り替えて、何としてでも銅メダルを持ち帰ってきてほしい。
3位と4位では大違いだ。