サッカー狂映画監督 中村和彦のブログ

電動車椅子サッカーのドキュメンタリー映画「蹴る」が6年半の撮影期間を経て完成。現在、全国で公開中。

上手くて、強くて、面白い

2012年08月30日 | サッカー
ヤングなでしこジャパン、上手くて、強くて、面白い。

選手交代も心憎いですし。

今から準決勝が楽しみです。


ところで、ちょっと前のなでしこジャパンは、中に追い込んで澤がボールを奪うというパターンがありましたが、U-20は猶本とセンターバック以外の全ての選手がボールを奪うという感じですね。

猶本は澤の後継者なんて言われてますが、ある意味真逆ですかね。ボールのさばきは天才的です。
女遠藤ですね。
ビジュアルはもちろん言うこと無し。


それにしても国立競技場のピッチが何だか狭く感じました。それほど躍動しているということですね。

独創的な髪型の韓国の11番はいい選手でした。
体幹強そうだし。


そう言えば、ちょんまげのツンさん、日本以外にも声援を送りましょうと、第1試合からスタンドを走り回ってました。
そのおかげでもあって、メキシコから来日した選手の家族もいい思い出を胸に帰国できるのでは。


なんてったって、ワールドカップですからね。

メキシコのGk

2012年08月30日 | サッカー
U-20女子ワールドカップの準々決勝を観に来た。
せっかくなので、ナイジェリアvsメキシコの試合も観戦。

ナイジェリアが前線の選手の個人技で、何本ものシュートをメキシコゴールに浴びせるが、メキシコのGk、そしてクロスバーが跳ね返す。
延長後半、右サイドからのクロスをナイジェリアの9番の選手がヘディングで叩き込み先制。
DFの前でとらえた素晴らしいシュートだった。

試合終了の瞬間、メキシコの選手たちが崩れ落ちる。
力尽きたメキシコのGkも仰向けに倒れこむ。
顔を覆ったGkグローブに涙がにじむ。
悔しさ、無念さが手に取るように伝わってくる。
120分間、彼女のプレイは完璧だった。
控えGkの2人が駆けより抱きしめる。
さらに彼女の慟哭が激しさを増す。

あなたのことは決して忘れません。

前線で粘った9番、キャプテンシーを発揮したボランチの7番、あなたたちのことは忘れません。