


60歳から80歳までの男女5人の芸術にたっぷり陽たる旅!と称して、信州へ。松本からレンタカーで巡る!
初日は、言わずもがな、「いわさきちひろ美術館」へ。今回は時間の制限もせず、閉館迄、思い思いに鑑賞!ちひろの平和を愛する思いに感動。
親交のあったトットちゃんの電車の学校や、黒姫山の山荘など、今まで素通りしていた広っぱ迄、自然に浸り感激した。
近くの温泉でゆっくり疲れを取り、宿泊予定の、ロッジ「赤い風船」に到着。晴美ママの大歓迎に迎えられ、手づくりの自然料理に舌鼓!
北アルプス連峰の残雪の山々を眺めながら、安曇野の大地に抱かれて、皆旧交を語り合っていた。(私は初めてだったが)

二日目は、安曇野の美術館巡り。まず、北アルプスと田園の眺望が素晴らしいロケーションに建つ池田町立美術館に、木版画家 塩入 久展を見た。
この地は、「きけわだつみのこえ」の「上原 良司」の碑が建っている。知覧から特攻隊として若き命を散らした最後の手紙の言葉が残されている。


高橋節郎記念美術館では、黒と金を基調にした漆芸術で、壮大で、幻想的な世界を作り出している。続いて、碌山美術館へ!
新宿中村屋の女主人、相馬黒光を心のモデルに、碌山が最期に手掛けた彫刻「女」--「傑作<女>を見る」展が碌山生誕140周年記念で開催されていた。
さらに、ジャンセン美術館へ、まるまる時間を使ってじっくり堪能した。感動し、満ち足りた思いで、穂高温泉群の「しゃくなげの湯」に浸かる。



三日目は、松本市美術館で、「草間彌生」展を見た。何度見ても圧倒される。余韻を残して帰路に就いた。
