シルバー日記

80婆の日々の記録と写真

2020年最後の日

2020年12月31日 | 日記


大変な年だった。新型コロナが全世界に猛威を振るって広がり、日常生活が一変してしまった。
世界中が慄き、震撼としている時、我が国のトップは、後手後手の対策で、自助しか指示できない無策ぶりに怒りを越えて悲しみを感じる。
コロナ感染者数がまたも更新して最高になったと報道された。2020年の最後の日にだ。
終息の見通しは全く立たず、2021年はどうなるのか?

わが家の大晦日は、代わり映えのない一日だ。
毎年、岡山市のホームページからペーパー門松を印刷して玄関に貼っていたのだが、今年はその門松が載せられてない。
あちこちホームページの欄を探したが、出てない。仕方ないので、お飾りのみになった。
おせち料理もいつも同じ、一の重は、7種類のおめでたい口取り風、かまぼこ、かずのこ、昆布巻き、たつくり、きんとん、黒豆、卵ケーキ風
二の重は、エビ、もんごいかのフライ、鰺の南蛮、鶏モモの照り焼き、たたきごぼう、菊花酢の物、の5種、
三の重は、煮しめ9種類  ついでに巻きずしを10本巻いて終りだ。
いつまで作れるか分からないが、亡き母の思いを受けて続けている。子どもたちには不評だがーー。自己満足と言うことだ。



コールドムーンにしばし癒されて

2020年12月29日 | 日記
 

思いもかけず、福井県から(横浜の妹の義母の住んでいる所)沢山のお餅と水ようかん、北陸の昆布が届いた。びっくりだ。
お餅は、毎年母の郷から頂いていたが、この時節、郷の子どもたちが独立し老夫婦たちになりお餅をつく人がいなくて、買うことにしたとのこと。
田舎のついたお餅はとても腰があり美味しかったけれど、仕方ない。昨年からわが家も買うことになったのだ。
今年も餅は買ったところだが、餅大好きの私には、福井のお餅は格別だ!元旦のお雑煮が楽しみだ。
100歳に近い義母は、耳が遠いため電話が通じにくいので、お葉書にお礼を書いて出した。

今日は、30日、おせちの準備を始めた。黒豆の煮豆、昆布巻き、蕪の菊花漬けだ。
今年の昆布巻きは、残っていた早煮昆布を使ったためか、お味がイマイチに。少し残念だが仕方ない。
後片づけをして外に出てみると、今夜は、「コールドムーン」だ。風が強い一日だったので、夜空が冴えわたり、綺麗な満月だ。
一日の疲れをいやしてくれるようだ。まだ風もあり、寒さも一段と身に応えたが、しばし満月に見ほれた。

 わがカメラでは綺麗に撮れなかった。

カイの受診日

2020年12月29日 | 日記
 水仙が庭のあちこちで咲き始めた。

カイの去勢手術をしてから昨日で2週間。抜糸の日である。
ところが、手術の翌日にはカイが自分で糸を引き抜いていた。傷口が開かなかったのでそのままにしていたが、受診はした方がよいかと思い、
洗濯ネットに嫌がるカイを押し込んで、受診した。
傷口良好、異常なしと言われホッとした。3回目の予防注射をした。後は1年後とのこと、何もなければ受診しなくてよいとのこと。
体重は、4,87kg。重たいはずだ。よく食べる。
ただ、手術したのだから少しは大人しくなり噛む習慣もなくなるかと期待したが、さっぱり!獣医師先生は、大人しくはならないよと。
噛むのは相手をしてやらないからだと。遊んでやらないとと言われたが、カイばかりに構ってはいられない。大人になるまで待つしかないらしい。

今年最後の買い物に「ザ・ビッグ」へ。29・30日は、5%引き、お肉は10%引き、今日の方が肉がお得だからと早めに行った。
1万円以上買い物をしたから、500円以上は買い得をしたと、袋に詰めながらレシートを見ると、5%引きになってない。
どうして?! チラシははっきり29日もそう書いていたのに。レジに文句をいおうとして、待てよ?カード払いしか対象にならなかったのでは?
店のチラシを確認すると、案の定、カード払いのみだった。レジに文句を言いに行かなくてよかった。大恥をかくところだった。
またしてものドジに500以上損した。情けないことよ!

 早いもので、庭の白梅が開花しはじめた。

進まない片付けにうんざり

2020年12月28日 | 日記


昨夜と打って変わって晴天だ。今日が今年最後のごみ収集の日だ。この日までには片づけてゴミ出しするつもりだったが、ほとんど手つかずだ。
やっと重い腰を上げ、置きっぱなしの書類を整理。
活動を辞めたのだから、関係書類はもう必要ないと思いながら、作成したり纏めたり学んだ書類をごっそりそのまま処分するには忍びなく、
結局、中身を調べ、保存しておいたい資料を仕分けしながらの整理になった。時間が掛かること甚だしい。
書類立1段の半分しか進まない。何十年分の書類だもの、時間が掛かるのは仕方たない、年明けにすればいいことだと思おう。

Y友人が、ミカンを取りに行ったので、お裾分けと持って来てくれた。有田ミカンのようではない。ほったらかしの岡山みかんだ。
でもお味は良かった。辛気臭い片付けの時だから、ことさらお味が良かったのかも?元気が出た。友人に感謝だ。

至福のひと時

2020年12月26日 | 日記


気ぜわしい年末に、毎年行われるのが、岡山大学交響楽団定期演奏会だ。
昨年までは、横浜の妹夫婦が会員だったので、招待券をもらい聞きに行っていたが、ことしは義弟の死もあり会員をやめたのでチケットが来なかった。
ところが、Oさんの友人がチケットをくださったので、今年もOさんと聞きに行くことができた。
ただ、今年は、コロナの関係で、シンフォニーホール入場がややこしく、あちこち苦労をしながらやっと会場の席にたどり着いた。
演目は、ヴェルディの歌劇「ナブッコ」序曲 あまり馴染みが無い曲だ。
    ストラヴィンスキー組曲「火の鳥」聞きなれない演奏だったが、火の鳥を想像させて引き込まれた。
    最後は、ブラームスの「交響曲第1番」ハ短調 この曲は、ブラームスが、ベートーヴェンに並び立つような曲にしたいと21年かけて作曲。
    ひたすらに苦しみや寂しさなどの深い感情を積み上げ、苦悩を通じての歓喜を表現。(パンフレットより)
クラシックが分かるわけでなく、単にクラシックの雰囲気が好きと言うだけ、しかも雰囲気に揺蕩いながら時にまどろむ、このひと時が至福なのだ。
今年も歳が越せると喜んで会場を後にした。天気予報通り冷たい夜の雨になっていた。