シルバー日記

80婆の日々の記録と写真

10月最後の日、映画dayー

2019年10月31日 | 日記


早いものでもう10月も終わる。久しぶりに映画を見る日にした。二本立てだ!
朝一番にイオンシネマに。


是枝 和弘監督の「真実」母と娘の心の葛藤をきめ細やかに映像化、外国の俳優ばかりの中で、心理描写をどのようにして紡いだのかと驚きだ。
背景はとても美しく、秋の紅葉に彩られ、濃淡の風景が素晴らしかった。ただ、字幕を読むのに一生懸命で、微妙な心理状況を見れず残念だった。


続いて、恩田 陸原作の「蜜蜂と遠雷」を見た。
ピアノコンクールに挑戦する4人の若きピアニストのピアノに懸ける朝鮮のすごさを全身で感じた。
クラシック音楽に縁遠く、特にピアノなんて引いた事も無い私でも、ピアノの演奏に引き込まれ、胸を揺さぶられた。
かってバイオリンを弾いていた妹のお薦めで見たのだが、流れるような指の動きに感嘆するのみ!
主演の4人の奏者はどんな練習をしたのだろうか?

映画二本立ては、やっぱり疲れた。


何にもしない日の幸せ

2019年10月30日 | 日記
 晩秋になると言うのに夏を頑張っている姫ヒマワリ

霧の朝、9時過ぎから晴天に。夏物の洗濯は済ませたが、布団干しができなかった。

予定がない日ののんびり感!とても幸せ感に浸る。
新聞をゆっくり読む。
文化庁の国語世論調査の記事が載っていた。
「ぶぜん」「砂をかむよう」「御の字」の意味をちゃんと理解していたのは約3割という。かろうじてわが年代は理解できていると思うが、何故だろう?
本を読まなくなったからかな?明治大正昭和の文学から遠ざかってしまったのだろうか。なんだか寂しい思いだ。

また、緒方貞子さんが亡くなられたと報じていた。難民支援活動に尽力を注がれたと。
人の命の限りがあることを強く感じた。死までの生き方をどうするか少し考えた。

  秋の深まりの中で咲くつわぶき・秀明菊

目覚めたら 雨!

2019年10月29日 | 日記
  紫式部が川べりに

秋も晩秋に入るか、目覚めたら雨。寒~い!  遅い目覚めで何もしたくない!ぼんやり過ごす。

午後から、着付け教室だ。気持ちを奮い立たせて重い腰を上げる。
今日は着物と帯の合わせ方を教えてもらうことに。
まず、先日の5次元キーボードと、宮廷衣装・十二単とのコラボ演奏会の感想から。斬新な企画で堪能したこと、改めて着物の歴史を話し合った。

 
秋らしい着物姿を目指して奮闘。何とか着れた。さて、今後何時着物を着ようかと思案を巡らす。

 ジャンボレモンにびっくり

スダチと空芯草を頂く。


秋晴れ 姉夫婦は元気だ

2019年10月28日 | 日記
 秋の五重の塔

秋晴れのさわやかな日差し、歯科受診の後、総社の姉夫婦を訪問。
両方とも認知になったのではと、遠方の姪から心配の電話あり。姪夫婦も体調を崩し、姪の妹も歩行困難な状態になり、親が見れなくなったと。
何とか時間を調節して訪問した。
心配していたほどではなく、今置かれている状況をしっかりと認識していた。
姉は、要介護1で週2回のデイケア、義兄は、要支援1のため週1回しかデイケアに行けないと嘆いており、夫婦一緒に行きたいと希望しているのだ。
通院のてだてもなくなり、夫婦別々の病院のためどうしたらよいか思案中。現在のデイケアの病院に転院することを本人たちから話してきた。
ケアマネージャーに相談しようと働きかけると、しっかり理解して早めに相談すると言ってくれた。
ヘルパー導入は次の訪問時に話すことにして、今回は、転院の話だけにした。近くまた訪問することにしよう。
 


岡山県短歌大会参加す

2019年10月27日 | 日記


第17回おかやま県民文化祭「君たちの未来へ!プログラム」と共催の第112回岡山県短歌大会が、岡山国際交流センター イベントホールで開催された。
末端会員としてお勉強のために出席。今年も賞には届かなかったが、会員同士の合評と先生方の講評を頂けるので、とても学ばせてもらえる!
午前中は、中島 義雄先生の「万葉集の真実(こころ)」と題してのご講演。令和の出典が万葉集とのことで少しはかじったものの、本格的に学んだのは
何十年ぶりだろうか。万葉びとの生活を踏まえての万葉集の由来から始まり、万葉の時代と風土・魂・ことだま・真実の輝きとに分けてお話しされた。
現代にもつながっている歌の表現を改めて学ぶことができ、とても感動した。
午後からは、4グループに分かれて、合評と講評だ。
素晴らしいお歌もあり、つたない私の歌もありで、先生の文法を踏まえた的確な表現の在り方を教えて頂いたことは、とても良い勉強になった。

わが歌  空蝉が蝋梅の枝に揺れており短き命の余韻残して(添削前の作  空蝉の庭木の枝葉に揺れており短き命の余韻残して)
     灼熱の太陽に向かう大輪のひまわり我を奮い立たせよ