早いもので、もう2月最後の日。異常な幕開けで始まった2021年も、あっという間に6分の1が終わる。
刻々と私の終末が迫ってきている。最近は、どんな終末がいいかと考えるも、特別な思いが浮かばないのだ。なるがままに任せるとしよう。
義妹を見舞いに行く。途中渋滞に会う。パトカーに救急車、全面交通遮断になっている。脇道に誘導され遠回りに。よく分らない道をウロウロしながらやっと到着した。
事故の現場は見れなかったが、きっと大きな事故だったのではと思う。そのため遅くなってしまった。
義妹はベッドに腰かけて、果物を食べていた。食欲も少しづつ出てきている。顔色もよく、声もしっかり出ていてホッとする。
この土日は娘も帰ってきており、付き添ってくれている2人の姪たちとに囲まれて気持ちがゆったりとしているからだろう。この状態が続けばいいのだが―――。