6月30日、1年の半分が過ぎる。梅雨の鬱陶しい日、全国に大雨予報が・・・。災害が起きないことを祈るのみ。
今日は、異職種の古き仕事仲間たち8人、2台の車に乗って、鏡野町ペスタロッチ館展示室に行った。
「今、あらためて笘田ダムを問う」と苫田ダム阻止運動の資料展示が、2024,6,29~7,7まで鏡野町で開催されている。
元県議、武田さんの出迎えを受け、展示の概要の説明を受ける。
治水・利水問題だけでなく、岡山県政上も大きな問題となった苫田ダムが完成して20年。
苫田ダム阻止運動のリーダーだった矢山有作さんの意志を継ぎ,この間「阻止闘争の資料収集と保存の運動」に取り組んだ。
この展示会は、「苫田ダム問題とは一体何だったのか、」を振り返り、政治と行政のあり方を見直す機会に合わせて、
苫田ダムが抱える治水・利水・環境・安全などの今日的な課題を浮き彫りにする思いを主催者は訴えている。
幅広い角度から、阻止運動の経過と論説、裁判闘争の結果など、写真報道も含めて展示されている。
苫田ダム闘争は、それなりに関心を持って知っていたつもりだったが、湖底に沈む町民の怒り、哀しみ、戦いが胸を刺した。
短時間で読み切れるものではない。11月に、西大寺で開催されるとのこと、ゆっくり時間を取って見に行こうと思う。
後、雨の中、苫田ダム湖を見て、恩原高原など見学して帰宅。さすがに、草臥れた。