ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

隣国こそ譲るべき

2014年03月06日 20時45分21秒 | その他
 ケネディ駐日大使が日韓関係の改善に両国が主体的に努力すべきと述べたようです。米国の日韓関係をめぐる態度に変化が出てきたのかとも見えますが、第三者が喧嘩は良しましょうと言うのに悪意は無いでしょう。日韓関係が好ましいものでないことは他人に言われるまでもないし、これ以上の悪化は中国を利するだけと思います。

 韓国側は日韓関係悪化の原因が日本の歴史認識に発しているとしています。取り上げられることの多い従軍慰安婦の問題は米国やヨーロッパの道徳基準からすれば悪魔のなせる業のようにみなされ、日本側の及び腰も目立ちます。

 しかしながら、韓国が言う歴史認識の問題は従軍慰安婦の件よりも、大韓帝国をかつて日本が併合し統治していたことの方がウェイトが大きいのではと思います。私が中高生の頃、日韓併合については教わらなかったし、実態も知りませんから、日本人の中に、日本が日韓併合で悪いことをしたと思う人も出て来そうな気がします。

 私の親戚に日韓併合時代に京城で役所に勤務していた人が居ましたし、私が会社に勤務していた当時聞いた話では韓国特許法が日本の旧特許法(大正10年法)とほぼ同じと聞きました。日本が現在の韓国の行政の仕組みづくりに寄与したはずと思いますが、どうやら、そのような認識は現代韓国にはありません。大韓帝国時代の朝鮮半島は韓流時代劇に出てくるヤンバン(両班)が特権意識を持っていて近代国家とは言えなかったのを、日本が統治したことにより近代化が促進されたという事は棚に上げ、日韓併合を侵略と見なして根に持っています。こう言う国に何か起こったとしても後方支援すらしたくありません。勿論集団的自衛権の範囲外と思います。

 米国が国益を考えて日韓関係を改善したいのなら、日韓関係の改善に両国が主体的に努力すべきと言うのと同時に、かつての日本統治についての公平な見解を民間研究機関にでも発言させるべきなのではと思いますが、韓国ロビーには勝てないかも知れません。


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