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長時間労働する人の意識が低過ぎる

2016年12月28日 09時41分56秒 | その他
 長時間労働がはびこる理由を問われると、使用者が悪いからと答える人が多いと思います。念のため使用者とは労働基準法などで言われる用語で、抽象的には会社の事と思えばよく、具体的には経営者、監督者などを指します。

 しかし、使用者のみが悪くて労働者が全く悪くないと言うのも少々不合理な話で、強制されているかどうかはともかく、長時間労働に同意している労働者も罪の一端を担うべきと思います。

 働いている人が労働者としての意識を持って居るかどうかも疑問のあるところ。労働者とは昔のブルーカラーを指すものと誤解し、ブランド物のネクタイを締めて活躍する自分は労働者ではないと思っている心得違いの人も恐らく居ます。

 労働基準法で使用者と言われる以外の人はすべて労働者。ブルーカラー、ホワイトカラーを問いません。まずは労働者であると言う意識を持ちましょう。

 ついでに言うと労働基準法は平易に書いてありますから、誰でも容易に理解できます。憲法のように意味不明だったり解釈が分かれるものではありません。解説付きの本を読むのがよいと思いますが、条文だけならネット上でアクセスできます。身を守るためにぜひとも読んでおきましょう。

 一般的な解説では工場長や部長は使用者であるとされていますが、彼等は労働者の立場も持っています。工場長でも部長でもない課長やそれ以下の役職者は間違いなく労働者。この辺の線引きについて専門家にお尋ね下さい。

 因みに身近な専門家はと言うと、会社の人事担当部署、労務担当部署、もしくは総務担当部署の人、労働基準法や関連法規をよく知っています。社外であれば社会保険労務士(社労士と略称されます。)がこの分野に明るい。


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