ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

フルートで交響曲(2)

2018年02月21日 06時28分55秒 | フルート
 104曲のハイドンの交響曲のうちでよく知られているのは88番「V字」以降と思いますが、104曲のそれぞれを聞くとなかなかに個性的な曲があります。なお89番には「W字」と言うタイトルが付いています。

 そこで今回はハイドンの交響曲第44番「悲しみ」第3楽章。

 有名な第45番「告別」の一つ前の曲で作曲者が自身の葬儀用にと望んだとの事。なお次作の「告別」は告別式用ではありません。

 楽器編成はオーボエ2、ホルン2と弦楽5部で、ほとんどの部分は弦楽5部で演奏され、第3楽章は長調でありながら若干寂しさも感じられる静かな曲想を持っています。

 フルートとピアノ用に編曲したものは見当たらないので、第1ヴァイオリンのメロディーを拾って吹く事になります。実際にフルートで吹いて見て、編曲を依頼するかどうか考えて見ようと思います。

 調性はE-dur(ホ長調)で、アマチュアが吹くのに♯が4つは少しつらい感じがあり、F-dur(ヘ長調)に移調したくなるところ。でもこのままで行きましょう。


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