ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

大人の論理

2018年07月06日 06時49分39秒 | その他
 文部省の局長が医系大学に便宜を図る見返りとして息子を入学させて貰った話。なんでバレたんでしょう。考えられるのは息子の学友や予備校の仲間か、入試の成績の書き換えを指示された大学関係者によるタレコミ。前者ならやっかみによるもの。

 局長氏は収賄、大学の窓口氏は贈賄の罪に問われます。一方が公務員だったから成り立つもので、民間どうしであれば、贈収賄の罪は全く問われません。

 民間会社の場合には取締役の忠実義務と言うのが有っても、これが問題化する事はまれ。取締役が親戚を会社の取引先として推薦するなんて普通の事と思います。背任罪と言うのもありますが、会社に損害が有ればの話。

 大学側が不正入学させる事についてはモラル上の問題は有るとしてもそれ自体は犯罪ではなりません。どんな学生を入学させるかは大学の自由。一芸入試だって成績の悪い者を入学させる「?」な制度。国公立大学ならともかく、私立大学なら成績の悪い順に入学させても一向に構いません。

 トップクラスの私大の場合にはさすがに不正入学は無いと言われます。昔聞いた話では裏口入学は無いか、あるとしても億単位の金が必要との事。でも付属高校からの進学の際、第一志望学部への推薦が得られなかったら、入試を受ければ一般の応募者の最低合格ラインよりも明らかに低い得点で入学できると聞いた事があります。

 間接的に聞いた話ではありますが、職業紹介を行なう役所の担当者が担当地域の会社に子弟の入社を頼んできたケースを聞いた事が有ります。会社が応じたのであれば贈収賄になります。

 子供には分からない、大人でも分かりにくい話。


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