ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

ヴァンハル

2020年06月14日 17時05分13秒 | 音楽
あまり知られていない作曲家ヴァンハルの紹介です。個々の曲についてはあちこちでご紹介しました。今回は多少なりともまとめて見ました。

2年前に発注してあったCDが思いがけず配達されました。ヴァンハル(WanhalまたはVanhal)のピアノ協奏曲イ長調です。ベートーヴェンのピアノ協奏曲と雰囲気が似ているように思います。YouTubeに一部分がアップされています。
https://www.youtube.com/watch?v=0_6fu0vYsnw

ヴァンハルはチェコ出身のウィーン古典派の作曲家で、ハイドン、ディッタースドルフ、モーツァルトと弦楽四重奏を行なったと伝えられます。四人ともヴァイオリンを弾きましたし、チェロ協奏曲も書いています。ヴィオラ、チェロは誰かがこなしたのでしょう。

ヴァンハルはフルート協奏曲でその名を知りました。幾つかあるうちの第2番変ホ長調がそれほど難しくなく、アマチュア向きと思います。フルート奏者が吹く第1楽章のカデンツァは難しいので、自前で作った方がよさそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=dWY9HSNcRAs

フルート四重奏曲もなかなか優雅です。
https://www.youtube.com/watch?v=6NyZD8WMo0M&index=36&list=PLhcITJvc9oCiz7O82xgN5wqiAncB8BdPn

交響曲二短調の第2楽章(改作されたもの)もよいと思います。ハイドンのラ・ロクスラーヌ(交響曲第63番の第2楽章)に雰囲気が似ています。
https://www.youtube.com/watch?v=KpyZ4WpLYSU
https://www.youtube.com/watch?v=xRwuDqhfvYs

Wikipediaによれば、ヴァンハルは100曲の弦楽四重奏曲と、少なくとも73の交響曲、95の宗教曲、膨大な数の器楽曲や声楽曲を残しています。曲想は同じウィーン古典派のハイドン、モーツアルトにとてもよく似ています。作曲で食べる事が出来た歴史上初めての作曲家だそうです。彼のコントラバス協奏曲はオーケストラの入団の際の課題曲としてよく使われるようです。


《コメントを下さる方々へのお願い》

 コメントを下さる方は、恐れ入りますがご自身のブログのURLをご記入下さい。
 お考えとあまりに違うご返事を差し上げるのは失礼になると思いますので、ブログを拝見してどのようなお考えの方かを私なりに理解した上でご返事を書きます。悪しからず。


にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへにほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ フルートへにほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログへにほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする