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抗体保有率は高い方が良い?

2020年06月16日 20時16分50秒 | その他
東京都、大阪府、宮城県での調査の結果、新型コロナウィルスの抗体を持っている人の割合は東京都で0.1%、大阪府で0.17%、宮城県で0.03%だそうです。実際に発症したかどうかは別として、感染した人の割合を示すものと考えられます。

東京都の6月15日現在の感染者数は5,592人、東京都の人口は約1,400万人ですから、表面に現れた感染者の人口に対する割合は約0.04%なので、潜在的なものも含めた感染者の割合が0.1%と言う事は数十倍(数字どうしの単純比較では25倍)の感染者が居る、もしくは居た事になります。

報道では、東京都民の99.9%が感染してないので、次に感染の波が到来した場合には今回と同じような規模の感染が起こると言っています。報道側の真意はともかく、抗体保有率が低い事を否定的に捉えているかのように聞こえます。

では抗体保有率は高い方が好ましいのでしょうか。確かに抗体保有率が高ければこれ以降、感染する人の割合が減って良いように見えます。

しかし、抗体は感染して初めて生じるものなので、抗体保有率が高いと言う事は感染者が多いと言う事に他なりません。感染者が多ければ発症する人も多くなるし、死亡者も増えます。また最近の報道では治癒した後に後遺症的なものが残るケースもあるようです。

国民大多数の幸福を考えれば、感染者を多くして抗体保有率を高めると言う考えはあると思います。しかし、そのためには一定の割合で重症者や死亡者も出ます。これをやむを得ないと考えるかどうかです。

少なくとも日本では死亡者を少なくする事を目指しました。これに対し、意図したかどうかはともかく、米国や欧州では多数の人が感染し、発症し、死亡した結果、抗体保有率はかなり高くなりました。

私は神仏を一切信じませんが、こう言う場合、どちらが正しいかは神のみぞ知ると言う表現が適切なのではないかと思います。いかがでしょうか?


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