ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

カジノだけが悪いか

2016年12月19日 20時03分31秒 | その他
 大学生の頃、友人が連れて行ってくれたお店、多分赤坂の某所、正確な位置やお店の名前は定かではありません。そこにはスロットマシンがありました。友人が百円玉を投入して操作しましたら、百円玉がジャラジャラと出て来たのには驚きました。

 スロットマシンは米国では至る所に有って、買い物の際の釣銭を投入すると聞いた事があります。公認されているのでしょう。しかし日本では当時も勿論違法。もはや時効と思います。

 さて、もっとハイレベルな賭博をするカジノについて。

 IR法案が目出度くかどうかは知りませんが成立しました。IRと言われると工業化学専攻の私は赤外線(Infrared)の事と思います。世間的にもIRは赤外線と思う人はかなり居るのではないかと思います。ところが今話題のIRは統合型リゾート(Integrated reort)を指すのだそうで、妙な略語が出来たもの。インベスター・リレーションズの略でもありますね。

 野党はIR法案が成立するとギャンブル依存症の人が増えると言って反対しました。ギャンブル依存症の人が居る事は聞きますので、可能性は確かにあります。

 しかし、ギャンブル依存症に強制されてなる人が居る筈はありません。ギャンブルをするしないの選択は個人の自由。のめり込んで依存症になるのは本人が悪い。社会が悪いので非行が増えると言うのと同様、野党の主張はIRの問題と言うよりIQの問題。要するにオツムが幼稚極まりないと思います。

 カジノの経営主体を誰にするのかが問題なら、証券会社に経営させたらよいと思います。株式投資だって博打のようなものなもの。

 ところで依存症になりそうなものは何もギャンブルに限りません。

 仕事帰りに習慣的に一杯ひっかけるのはアルコール依存症とも言えますが、居酒屋、バー、クラブ、キャバクラなどの言ってみれば文化的スポットへの依存症でもあります。お店のおっちゃん、おばちゃん、あるいは綺麗(?)なお姐さんへの依存症かも知れません。

 酒(アルコール)以外にも、たばこ、カフェインなどの嗜好品の依存症は普通にあります。

 麻薬や覚せい剤などの薬物の依存症もニュースではよく見かけます。これは違法だし当局に逮捕されます。

 他にもマクドナルド依存症、吉野家依存症などもありそうだし、ブランド依存症になって居る人も居ますよね。ゲーム依存症、スマホ依存症も可能性はあります。

 野党が依存症の対象になりそうなもののすべてに反対であれば、カジノに反対するのも一貫性があって共感できるかも知れません。


《コメントを下さる方々へのお願い》
 コメントを下さる方は、恐れ入りますがご自身のブログのURLをご記入下さい。
 お考えとあまりに違うご返事を差し上げるのは失礼になると思いますので、ブログを拝見してどのようなお考えの方かを私なりに理解した上でご返事を書きます。悪しからず。

にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへにほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ フルートへにほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トランプにもプーチンにも受けの良い孫社長

2016年12月17日 14時21分04秒 | 音楽
 武道館でプーチンロシア大統領と親しげに話をした孫社長。実に意外で驚きましたね。少し前にはトランプアメリカ次期米大統領とも親しげな様子が放映されました。両天秤とか二股愛も、こういう例なら好ましいかと思います。

 会話の内容を私なりに想像して見ますと。

 『私は巨額の投資をして貴方の国の雇用の創出に貢献したい。ついてはそのために特別な便宜を図って欲しい。勿論お礼はたっぷりはずむのであなたに損はさせない。』

 なんて話をいきなり始める訳は無いので、既に話が付いている事へのお礼か念押しだったと見るのが妥当と思います。

 誰と何を話そうと自由なので、特に問題は無いと思いがち。ただ日本にとっては大して利益にならないような気がします。

 それにお礼はいかなる形をとるにせよ、金銭的な価値を有するものと見るのが普通で、いずれの国でも違法な賄賂になるのではないかな。ナントカ諸島にでも預けたのかも知れません。それに外国の要人に賄賂を贈る事は日本では罪にならないのかどうか、私にはよく分かりません。

 いずれにせよ、日本人のモラルが問われないようにして頂きたいし、日本企業としての活動であるなら、日本人の利益も少しは考えて頂きたいもの。


《コメントを下さる方々へのお願い》
 コメントを下さる方は、恐れ入りますがご自身のブログのURLをご記入下さい。
 お考えとあまりに違うご返事を差し上げるのは失礼になると思いますので、ブログを拝見してどのようなお考えの方かを私なりに理解した上でご返事を書きます。悪しからず。

にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへにほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ フルートへにほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吹奏楽と軍楽

2016年12月12日 14時23分54秒 | 音楽
 その昔、吹奏楽は軍楽そのものであったように思います。吹奏楽の団体に所属した事が無い部外者なので少々怪しい記述が続きますが、古くはトルコの軍楽隊がありますね。

 「阿修羅のごとく」と言うNHKのドラマで流されて有名になった曲はトルコの軍楽だそうで、意外にのんびりとして聞こえますが、トルコ軍が強かったため、攻められた側の昔のヨーロッパの人にとっては恐怖の的だったと聞きます。

 トルコの軍楽のリズムやメロディーを取り入れた曲として、モーツァルトやベートーヴェンのトルコ行進曲、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番などがあるのはよく知られています。

 さて日本の話に戻ると、團伊玖磨と芥川也寸志が東京音楽学校(現在の芸大)在学中に陸軍外山学校に配属されて、軍楽関係の業務に従事しました。團伊玖磨の随筆「パイプのけむり」で紹介されています。

 読んだ際の記憶によれば、そこでは音楽的素養が全く無い兵隊の体格や容貌を見て担当楽器を振り分け、棒でこづきながら吹奏楽の訓練をするそうで、極めて短期間に演奏しながら行進できるようになるのを見て、専門家である團伊玖磨と芥川也寸志が驚愕したらしい。三歳くらいの幼児に虐待同様に楽器を教えるのと似ています。

 この二人は編曲も任されたので、編曲すればすぐに演奏されると言う恵まれた条件下で吹奏楽への編曲のテクニックを身に着けたようです。團伊玖磨が吹奏楽用に作曲した「祝典行進曲」は名曲として知られています。


《コメントを下さる方々へのお願い》
 コメントを下さる方は、恐れ入りますがご自身のブログのURLをご記入下さい。
 お考えとあまりに違うご返事を差し上げるのは失礼になると思いますので、ブログを拝見してどのようなお考えの方かを私なりに理解した上でご返事を書きます。悪しからず。

にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへにほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ フルートへにほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

はるか明治の軍歌

2016年12月11日 20時52分10秒 | その他
 今年は開戦記念日に因む内容を書くのを忘れてしまいましたので、代わりに父親が口ずさむことがあって私が今も記憶する古い歌について。

 日本で起きた内戦がテーマと言う珍しい曲があります。西南戦争に関するもので、「抜刀隊の歌」と言います。ついでに言えば、日本が侵略された内容なら「元寇」(蒙古の襲来)と言う曲もあります。

 抜刀隊ってお分かりになりますか。父親の話によると抜刀隊と言うのは西南戦争(西郷さんと政府軍の戦争)の際に、戦況を好転させるために当時の警視庁が剣術に優れた者で組織した部隊を指すとの事。この歌、途中何度か転調していて音楽的にはなかなか凝っています。

 その後、この歌は陸軍の分列行進用の曲として編曲されました。神宮外苑で行われた学徒出陣(現役大学生が戦地に赴くこと)の映像はよく知られていますが、バックでこの曲が演奏されています。実は私の父親もこの壮行会に学徒の一員として参加し、女学校の生徒であった母親も参加していたそうで、互いに知らないですれ違った可能性もゼロではないらしい。

 当時としては当然の選曲であったのが、いつしか旧陸軍を象徴する曲と思われるようになったのはこの曲にとって不幸な事で、現在、自衛隊で演奏されている事への異論も少なからずあるらしい。元はと言えばはるか昔、19世紀の明治11年の西南戦争に題材を取った歌が、あたかも20世紀の大東亜戦争を題材とした行進曲であるかのようにみなされています。


《コメントを下さる方々へのお願い》
 コメントを下さる方は、恐れ入りますがご自身のブログのURLをご記入下さい。
 お考えとあまりに違うご返事を差し上げるのは失礼になると思いますので、ブログを拝見してどのようなお考えの方かを私なりに理解した上でご返事を書きます。悪しからず。

にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへにほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ フルートへにほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「無伴奏フルート名曲集」値段の付け違い?

2016年12月09日 10時05分23秒 | フルート
 音楽之友社から7日に発売された上記の楽譜集のお値段は3200円+消費税らしいのに、Amazonでは2700円となっていてお買い得。内容はなかなか良さそうです。

 発売前日の6日に話を聞き、前日夕方にはAmazonで2700円と表示されていたとの事だったのですぐに発注しましたが、その後、Amazonでは「一時的に在庫切れで、入荷時期は未定です。」との表示が出ています。

 発行直後に在庫切れとは一体どうなっているのでしょう。値段を間違えた可能性が濃厚ですが、一桁違っていた等のミスならともかく、間違えたで済む事なのでしょうか。ともあれ配送を待っています。

 ≪追加情報≫
 10日朝確認したら値段が訂正されていました。やはり間違った可能性が濃厚。
 11日朝発送メールがあり、夕刻配送されました。

《コメントを下さる方々へのお願い》
 コメントを下さる方は、恐れ入りますがご自身のブログのURLをご記入下さい。
 お考えとあまりに違うご返事を差し上げるのは失礼になると思いますので、ブログを拝見してどのようなお考えの方かを私なりに理解した上でご返事を書きます。悪しからず。

にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへにほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ フルートへにほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする