スマホの節約

　車と同様に金を吸い上げるのが携帯電話やスマホ。料金が１万円近くになる人も珍しくなく、４人家族なら数万円にもなります。

　携帯電話、スマホが普及して固定電話のみの時代に比べて格段に便利になりましたが、電話に要する経費もかなり増え、家計へのしわ寄せも相当なもの。書籍の購入や新聞の購入に影響が及ぶのは自然な成り行き。

　私が子供の頃には固定電話の無い家も珍しくなかったのに比べると、携帯電話、スマホの出回っている数は一人当たり一台以上になっていて、これ以上の普及を図るには犬や猫にも背負わせる必要があるらしい。

　貧困と言われる家庭でのスマホの普及率はむしろ高いようで、働き手の仕事上の連絡や家族どうしの連絡のために欠かせないからと聞きますが、家計に与える影響を考えると本末転倒で、世の中の仕組みが家計を圧迫している観があります。

　最近では格安スマホもありますし、なおかつスマホ依存度を見直せば、どの家庭においても家計が助かるものと思います。


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車とヴァイオリン

　車を所有していないので、移動の手段は自分の足と公共交通機関、それにタクシー。（タクシーは公共交通機関かどうか議論があるらしい。）

　車の無い事のデメリットはいろいろあります。思いついてもすぐに移動できない、風雨の影響をまともに受ける、立ち回り先や買い物に行く範囲が限られる、乳幼児や高齢者、身体の不自由な人を伴う際に不便、などが挙げられます。

　住んでいる地域で無線タクシーを呼ぶと配車に要する時間は５～６分。普通の場合ならそれほど差し支えないし、万一急病などの場合には救急車を呼ぶことも考えられますが。

　車を持って居ない事の最大のメリットは何と言ってもお金の節約。免許を取得してから返上するまでに車に３０００～４０００万円はかかると言う計算例を見ました。

　ヴァイオリンならストラディヴァリやガルネリなどは別としても、かなりの有名どころのオールドに手が届く金額。ヴァイオリンの値段は常に車の値段に匹敵すると言われますが、確かにそのように思います。


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節約の一例

　最近の若年層には節約傾向がかなりあるように聞きます。

　節約なら私の親の世代、戦中派の得意技だったし、私も影響を受けて育っています。若年層の得意技とは限りません。

　コンビニに立ち寄ってちょっとした買い物をする事は誰も浪費とは思わず、まして出勤途中で昼食や飲みものを購入するのは働くために必要不可欠、無駄があるとは誰も思いません。しかし・・・。

　コンビニで商品を買うと、ＰＯＳにかかる膨大な経費を客が負担させられていると聞きますし、スーパーとコンビニで同じ商品を購入して見れば、明らかに値段の差が有る事が分かります。コンビニは安売りよりも利便性を追求するものなので、高いのは致し方ないのですが。

　スーパーで買えばとも思いますが、家から食べ物や飲み物を持参すればもっと経済的。食べ物や飲み物を製造するメーカーの経費や利益の分を浮かす事が出来ます。

　自宅以外で飲む機会の多いコーヒーなどの飲料。自販機で買うのもコンビニコーヒーを買うのもいずれもムダ。家から持って行ける筈だし、職場のお茶は普通はタダ。毎回の支出が少額と思って出費するのは考え物。

　単なる数字合わせの試算になりますが、自宅からの弁当・飲み物持参で、１日当たり４００円を浮かし、出勤日を年間２５０日とするなら１年で１０万円、１０年では１００万円を浮かす事が出来ます。１００万円をハシタ金と思う人は富裕層、そうでなければどうかしています。


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ファーストフードの利用例

　日本生まれの少々高めのハンバーガーチェーンでの朝食の話。

　支払いが１４６０円と言う声が聞こえました。二、三人分の合計ではなく、一人のお客さんなのでかなりの金額と思います。

　帰宅後、ネットで値段を見ながら考えた末の結論は、ダブルテリヤキバーガー４８０円、玄米シェーク３８０円、アイスコーヒーL３８０円、ポテトＬ２２０円で１４６０円、ついでに熱量は順に５３２、１９２、１７、３７４で合計１，１１５ｋｃａｌ。

　私の自宅での朝食は、モスの「朝のバランスプレート」をもう少し増やしたようなもの。バランスプレートの熱量が３３６ｋｃａｌとの事なので私の食べ方は足りないのかなと思います。


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地元のスーパー

　デパートだけではなく、スーパーも必ずしも好調ばかりとは言えないようです。

　私が通う地元スーパー。片仮名で言えばインティメートな雰囲気。県内企業かと思ったら本社は都内。高級品でも訳あり品でもない安価な品揃え。便利な場所に立地しています。

　レジのメンバーはおなじみ。こちらの家族構成も嗜好も買い物の中味でバレています。挨拶も「いらっしゃいませ」はとうに通り越して「こんにちは」、さらには「こんちは」と言う少々乱暴な場合も。接客マニュアルにしがみつくよりは感じが良いかも。

　レジで馴染みの客と個人的な会話をしているのがよく見受けられ、客も客でレジにお土産を置いて行く人さえ居ます。日用品の売り場のレジでは客が長々とおしゃべりを楽しんでいます。

　地元の高齢者や一人住まいの人のたまり場となっている面もありますが、ムダ話だけではもったいない。これらの客の困り事を汲み上げれば新たなビジネス、少なくとも商品の仲介は出来る筈。

　人はスーパーの商品のみにて生きるものにあらず。なんてね。


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