ヴァンハル

あまり知られていない作曲家ヴァンハルの紹介です。個々の曲についてはあちこちでご紹介しました。今回は多少なりともまとめて見ました。

2年前に発注してあったCDが思いがけず配達されました。ヴァンハル（WanhalまたはVanhal）のピアノ協奏曲イ長調です。ベートーヴェンのピアノ協奏曲と雰囲気が似ているように思います。YouTubeに一部分がアップされています。
https://www.youtube.com/watch?v=0_6fu0vYsnw

ヴァンハルはチェコ出身のウィーン古典派の作曲家で、ハイドン、ディッタースドルフ、モーツァルトと弦楽四重奏を行なったと伝えられます。四人ともヴァイオリンを弾きましたし、チェロ協奏曲も書いています。ヴィオラ、チェロは誰かがこなしたのでしょう。

ヴァンハルはフルート協奏曲でその名を知りました。幾つかあるうちの第2番変ホ長調がそれほど難しくなく、アマチュア向きと思います。フルート奏者が吹く第1楽章のカデンツァは難しいので、自前で作った方がよさそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=dWY9HSNcRAs

フルート四重奏曲もなかなか優雅です。
https://www.youtube.com/watch?v=6NyZD8WMo0M&index=36&list=PLhcITJvc9oCiz7O82xgN5wqiAncB8BdPn

交響曲二短調の第2楽章（改作されたもの）もよいと思います。ハイドンのラ・ロクスラーヌ（交響曲第63番の第2楽章）に雰囲気が似ています。
https://www.youtube.com/watch?v=KpyZ4WpLYSU
https://www.youtube.com/watch?v=xRwuDqhfvYs

Wikipediaによれば、ヴァンハルは100曲の弦楽四重奏曲と、少なくとも73の交響曲、95の宗教曲、膨大な数の器楽曲や声楽曲を残しています。曲想は同じウィーン古典派のハイドン、モーツアルトにとてもよく似ています。作曲で食べる事が出来た歴史上初めての作曲家だそうです。彼のコントラバス協奏曲はオーケストラの入団の際の課題曲としてよく使われるようです。


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米食の効果があるかも

日本全体としてはコロナ騒ぎもひとまず落ち着いて来ました。私は感染者数が多くて傾向が分かりやすい東京都にばかり注目して傾向を見ていましたが、最近は新たな感染者数も少ないし、2週間前の累計値との比較で見る擬似的な感染率もかなり下がったままに見えます。

コロナと言えば東アジアの死者が少ないのだそうです。人口100万人当たりの死者数は，日本は5人、･･･ベトナムはゼロ、台湾は0.3人、香港0.5人、マレーシア3人、シンガポール、豪州、ニュージーランドは4人、韓国5人である。・・・石川幸一亜細亜大学特別研究員（人口が巨大な中国、インドは除外している。）

日本に関して外国報道機関などの的外れな議論が多いようで納豆説もありましたけれど地域によっては食べません。今まで挙がっていない珍説として米食はどうか？　オーストラリア、ニュージーランドでも米を食べると聞きます。米食と対比するならパン食ですが。

米食のメリットは主食に関しては添加物が無い事、よく噛めばという前提なら消化が良く満腹感を得やすい、メニューの構成上栄養的にも優れていると言う点が挙げられるらしい。もはや米だけの特徴ではなく、食生活全般の特徴が影響を与えるのかも知れません。

対極的な米国人の一日の食事を調べたら朝はシリアル、昼はサンドイッチ、夜は肉料理と野菜の付け合わせのような感じだそうですから、確かに免疫を高めるのは難しそうです。


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