日々雑感

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エネルギー政策

2013年02月17日 | Weblog
エネルギー政策


中長期の原子力をどう見るかについては2つの大きな流れがあるようだ。
一つは安全性を高めて、さらに原発を増設していく韓国の方向と、ドイツのように脱原発を掲げて2022年には原発稼働は0にするという脱原発方向とおおきく分けて二つに分かれる。
どちらを選ぶのが正解か。
福島事故を経験した日本では脱原発が国民感情だろう。

確かに有限の化石燃料 には資源枯渇という限界がある。原子エレルギー
を使う限りその心配はない。しかし問題は安全という観点から考えなければならない。絶対の安全を確保しないと日本の場合、再び福島のような事故が福井県で起こったら、国が滅びる危険性がある。
それでも目先の電力事情にこだわるのか。国が滅んで何が企業か

ドイツの場合はっきりと脱原発という方向が決まっており、最終目標の期限も切られている。ドイツの首相は言う。日本のような技術力の高いところで福島事故は起こった。だから絶対安全を求めるならば、脱原発しかない。
どのように安全性を高めても、事故の起こる可能性は0とはならない 。
人間のやることは完璧ではない。そして一旦事故が起こると、取り返しのつかない事が発生し、最悪国を滅ぼすことにもつながる。
そう考えると、やはり脱原発の方向を目指さないと安心できない。

つまり再生可能エネルギー  風力、太陽光、バイオマス、等による発電を見直し、現在の原発に置き換えていくのと、独占形態にある現在の電力システムの改革をしなければならない。電力の小売りの自由化、発送電の分離、等をして一者独占体制を打破していく。競争原理を持ち込む。さらに消費者側には節電と省エネを求めていく。
それらが軌道に乗るまでは、再稼働も考えなくてはならないが、主流は再生可能エネルギーに置き換えて行かなくてはならない。