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【お節介焼き情報】 幼稚園の先生と保育園の先生の違い

2024-11-13 12:21:00 | 【話材】 お節介焼き情報

【お節介焼き情報 幼稚園の先生と保育園の先生の違い

お節介焼き経営コンサルタント」が、経営やコンサルティングに関する情報だけではなく、日常生活に役に立つような情報、旅行や写真などの会話を潤滑にするために情報などもお届けしています。

 それらの中から、直ぐにお役に立つような、選りすぐりの情報だけではなく、話材として利用できそうなテーマをご紹介して参ります。

 幼稚園の先生と保育園の先生の違い
 幼稚園と保育園の違いは、管轄省庁の違いから来ています。幼稚園が、文部科学省の管轄下にある「教育」施設であるのに対し、保育園は、厚生労働省の管轄下にある「福祉」施設です。
 幼稚園の先生は、正式には「幼稚園教諭」と呼ばれます。満3歳児から小学校入学前の子どもたちに「教育」を行う役割を担います。この「幼稚園教諭」は、国家資格ですが、履歴書などの資格欄には「保育士資格」と記載されます。
 幼稚園教諭には3つの種類があり、一種・二種・専修免許となっています。
 保育園は正式には「保育所」で、先生は、「保育士」と呼ばれます。幼稚園教諭が「教育・学習支援業」に分類されるのに対して、保育士は、「医療・福祉業」に分類されます。
 保育士の根拠法令は「児童福祉法」で、その登録を受けて保育士としての業務に携わることができます。「専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者をいう」と定義づけられた職業です。
 学歴によっては、保育士と幼稚園教諭免許状の双方の国家資格・教育職員免許状を取得することも可能です。

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【お節介焼き情報】  ユニクロ柳井正氏の創業理念に学ぶ

2024-10-23 00:21:00 | 【話材】 お節介焼き情報

【お節介焼き情報    ユニクロ柳井正氏の創業理念に学ぶ

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◆ ユニクロ柳井正氏の創業理念
 「六次産業」という言葉があります。「一次産業」×「二次産業」×「三次産業」で「六次産業」と言うのだそうです。
 実は、この発想は、ユニクロ柳井正氏の発想が原点にあるように思えます。
 小売業界は、生産者が強く、店頭では、それを販売するという概念でした。やがて、買手の時代へと変化をしてきて、マーケティング手法もがらりと変わりました。
かつては、「うちは販売だ」「うちはモノを作る」「うちは物流」と勝手に決めてビジネスモデルを作っていました。そのような中で、柳井氏は、「本当に買う人の立場に立って、責任を持って商売をしようと思ったら、企画から生産、物流、販売まで、一貫して手がけるのが自然なのだ」と考えたのです。
 柳井氏の先見性と言うより、原点回帰志向が、世界の柳井に変身できたといえます。
 偉そうに「論理思考を育てよう」などと叫んでいる私こそ、原点に戻って、このような天才の爪の垢でも煎じて飲まなければ行けないのかも知れません。

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【ブログでつぶやき】  会議の効率化は永遠の課題

2024-10-09 12:21:00 | 【話材】 お節介焼き情報

 

  【ブログでつぶやき】  会議の効率化は永遠の課題 

 

 二兎を追うブログ 

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■ 会議の効率化は永遠の課題

 日本の企業は、会議が多いですし、その会議に招集される人も多すぎるように思えます。半世紀にわたる経営コンサルタント歴から、クライアントさんに会議のアドバイスをすることも多々あります。
 結論から申し上げますと、会議で成果を上げることは結構難しいです。しかし、まず、マイナス要因を削除しますと、会議が効率化されてきて、次第に会議の質が高くなってきます。演説会議やダラダラ会議を続けていては、経営資源の浪費です。

 一昔前に「立って会議をする」ということが話題となり、今日でもそれを継続している企業があります。会議に対する「効率化」の意識の表れのひとつといえます。
 会議が効率的かどうかを測定する目安の一つが、招集者のリーダーシップのレベルです。
 会議開催前に、適切なタイミングで、適切なボリュームで適切な資料を配布するなどという基礎的なことは言うまでもありません。
 会議の招集者や、役職の高い人の独演会の会議をしばしば見かけます。特定の人ばかりがしゃべっている場合も、それに準じていて、「よくない会議」に属します。議題とは無関係であったり、議題から次第に本来の目的とは異なった方向の発言をしたりする人も困ります。
 それを注意したり、静止できたりしませんと、会議の質は高まりません。議長・座長・ファシリテーター(仕切り役)といわれる人がリーダーシップを発揮できる環境作りが必要です。また、それらの能力向上をはかり、質の高い会議の運営ができるように人材を育成する必要もあります。

 会議は、「会して議する」ための場です。
 会議の議題・テーマの周知徹底の必要性は解っている人が多いですが、その重要性の認識にはバラツキがあります。それが、出席者の会議前の準備状況に表れます。意見を戦わせて、方向性を決定し、実行策を構築し、進捗管理ができる会議の仕組みに対する共通認識が不可欠です。
 事前準備がキチンとできていますと、密度の高い会議となります。出席者間において、事前準備にバラツキがありますと出席者の議題・テーマやその内容に対する理解度にも、それが表出してしまいます。
 相手の理解度に対する発言者の測定能力が低いですと、話している内容が、情報・知識の提供に重点がおかれ、すでに理解されている初歩的なことに重点がおかれた発言になってしまいます。出席者は「また、そのことか」「その様なことは解った上での会議ではないですか」という思いが強くなり、会議に対するモラールが上がりません。役職の高い人に、この種の発言が多いのです。
 上述しましたが主催者が事前に情報提供をしておきますと、たとえ役職の高い人が、上述の独演会を始めたときに、「事前にその情報を提供していますので、ご出席の皆さんは理解していると思います」とやんわりと伝えれば、独演会の時間を短縮できるでしょう。

 上述のように、「会して議する場」です。会議は出席者のアイデアなど知恵を出したり、情報共有したりするだけではなく、議題・テーマに対する結論を出し、そのアクションプランを決め、関係者で実行し、成果を上げなければなりません。
 決定事項に対する共通認識ができなければ、同じ目的(議決事項の実現)に対して、共通行動がとれません。

 会議成功には、いろいろな要素が絡みますが、その一端を述べさせていただきました。

(ドアノブ)

 

◆ ツイッターでのつぶやき  

konsarutanto

 

 

【経営コンサルタントの独り言】 バックナンバー

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【知り得情報】 有能なビジネスパーソンといわれる成功している人の特徴

2024-10-07 12:21:00 | 【話材】 お節介焼き情報

 

  【知り得情報】  有能なビジネスパーソンといわれる成功している人の特徴 

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■  有能なビジネスパーソンといわれる成功している人の特徴
 世の中には有能なビジネスパーソンがいて、それぞれの人が、それなりにすばらしいものを持っていらっしゃいます。それを盗み取ることが、その仲間入りする人の行動で、「コンピテンシー」とは何かを理解されている人です。
 それらの人の多くは、論理的にものごとを考えられる人です。論理思考のできる人の多くは、直観力にも優れています。直観力というのは、「物事の本質や真相を、経験や推理の力を借りずに、いきなりとらえること」ができる能力です。すなわち、「真理を直観する」ことができる人なのです。
 また、そのような人というのは「直感力」も持っています。「直感」とは、「何かを瞬間的に心で感じ取ること」のできる能力をさします。すなわち、直感を働かせて、事象の本質を見抜くことができるのです。
 日本で最初にノーベル賞をとったのは湯川秀樹博士です。博士は、1935年に中間子の存在を理論的に予言した功績で受賞しました。寝ている時に、この理論を思いついたそうです。いわゆる直観力が働いた結果と言えます。このように直感力を働かせることができるためには、その基本的な知識や情報が豊富であればこそできる結果です。
 直観力が、働く人は小さな種を元に想像力が働き、これまでに存在しなかったようなことを思いつくことがあります。すなわち、直観力のある人の多くは、創造力も合わせていると考えられます。別の表現をすると勘が良いと言うことをできます。
 これらの力を持って創造力を働かせるためには、思考を充分に働かせるためには、マクロの視点とミクロの視点の両方を持ち合わせていることも必要です。マクロの視点、すなわち物事を俯瞰的に大局的な視点から見ることができる能力のことです。あまり具象的なマイナーなことにとらわれすぎてしまいますと、具象的な事象にとらわれすぎ、発想が限定的になります。その結果、創造的な発想をすることができないのでえす。
 創造的な発想にはポジティブな発想法も必要です。ネガティブな発想をしますと思考が収縮そしてしまいます。逆にポジティブな発想ができる人は発想を拡大することができます。このように発散思考ができる人は、発散思考により思いついたアイディアを収束思考でまとめ上げることができます。
 収束思考で纏めあげるということは物事を抽象的に表現できることにつながります。有能な人は発散思考で具象的なアイディアを豊富に生み出すことができる一方で収束思考による抽象化をする能力も持ち合わせます。すなわち有能な人は具象と抽象の間を行き来させ、創造的な発想ができるのです。
 ここで述べてきたことは、有能な人の発想法の一端に過ぎませんが、私たちが日常の生活や活動の中で、それらを駆使することにより、一層豊かな発想方ができるようになると確信しています
(ドアノブ)

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【知り得情報】 雑談にも事前準備をするビジネスパーソン

2024-10-02 12:21:00 | 【話材】 お節介焼き情報

 

  【知り得情報】  雑談にも事前準備をするビジネスパーソン  

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■   雑談にも事前準備をするビジネスパーソン
 いろいろな人と話をしていて、われわれの雑談というのはムダなことを話していることが多いように思えます。
 若い頃は、商社マンであったこともあり、アメリカ人のビジネスパーソンと話す機会が多かったですが、商談前の雑談がすでにビジネスが始まっていると考えないと失敗しかねません。
 先方は、「敵を知らずして、商談は成立するか」という気持ちから、こちらのレベルを観ようとしているのです。
 商社マンという性格上、上司や先輩と同席する機会が多かったです。その時の会話を聞いていて、「こんなやり方で良いのだろうか」と思うことがしばしばありました。
 その一つが、英語での相槌の打ち方です。相手が言うことに対して、雑談だからという気持ちだからなのでしょうか、相槌として軽い気持ちで「yes」を連発しているのです。yesと相槌を打つことは、yes本来の「同意」というニュアンスが含まれているので、単なる相槌ではないのです。
 相手は、事前にこちらを「調査済」で、それを確認する意味で、雑談的にいろいろと質問してきているのです。それに対して、無防備にyesと相槌を打っているだけの上司や先輩が気になって仕方がありませんでした。
 ところが、こちらは、ちょっと調べたらわかるようなことを、雑談の時間稼ぎのように質問をしていたのです。これでは、相手は、こちらを下に見るに決まっています。
 私は、商談に限らず、人と会うときには事前に「何を話すか」「どの様なタイミングで、どの様に話すか」などを面談シートとして準備をしておきます。
 聞きたいことを漏らさないことが重要ですが、一方で人間関係を構築することを忘れてはなりません。相手の関心がどこにあるのか、相手が必要としている、相手にとって有益な情報を提供することを心がけます。「信頼」を獲得し、「信用」を築くことが商談成功に基本です。
 面談相手の経歴、仕事への姿勢や考え方、家族構成や趣味・スポーツ等々を調べられるだけ調べておきます。近年は、SNSを利用する人が多いので、私の若い頃に比べたら、そのような情報は容易に集まります。
 相手が何を目的にこちらに会いたがっているのか、どの様な情報を求めているのか、何を知りたがっているのか、今後どの様に商談が進むのか、どのレベルの商談を求めているのかなど、商談にスムーズに入れるような質問を投げかけるようにし、商談に入ったら、それを前提に商談を進めます。
 事前の雑談を通しての探りの中で、必ず私が確認することの一つは、相手がどの程度の決定権を持っているのか、最終決定権者は誰なのかを訊き出すことです。

(ドアノブ)

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【お節介焼き情報】 日本はサイバー戦争に対処できるのか?

2024-09-24 12:21:00 | 【話材】 お節介焼き情報

■■【お節介焼き情報】 日本はサイバー戦争に対処できるのか? 

 NHK解説委員のNHKテレビ番組を見ていて、鳥肌が立つほどの恐怖感を味わいました。
 「世界は、すでに“サイバー戦争”の中にある」と多くの専門家は受け止めているそうです。

 ネット社会と一般的には言われます「サイバー空間」ですが、若者の中には、「スマホなしには生きていけない」と公言する人さえいます。
 私たち経営コンサルタントも、ネットなしでは仕事を充分やりこなせないと思うほど便利に使っています。
 使っているときに、「ウィルスソフトを入れているから大丈夫だ」と自分を信じ込ませて、サイバー空間を利用しているのが現状です。

 大規模なサイバー攻撃にさらされた場合の影響は計り知れなく、時には国の安全保障に関わる問題にもなり兼ねません。
 個人のプライバシーだけでも大問題と感じますが、それが国家の安全保障問題であったり、大量な個人情報の流出であったりしますと、それを想像しただけでゾッとします。

 以下のような内容です。
  ◇ サイバー戦争への危機感
  ◇ すでに起こったサイバー攻撃の実態
  ◇ 日本標的のサイバー攻撃
  ◇ サイバー攻撃の恐ろしさ
  ◇ 日本政府のサイバー攻撃対策
  ◇ 日本のサイバー攻撃対策

◇1 サイバー戦争への危機感
 サイバー空間は、世界をボーダレスにつないでいます。個人のスマートフォンはもちろん、社会の重要インフラや、政府機関のシステムに至るまで、あらゆるものがインターネットやコンピューターネットワークにつながっています。
 繋がっているということは、通常の数字感覚では表現できないような、様々なデータや情報が世界をかけめぐっていることに繋がります。
 この仕組みを悪用して、情報を盗んだり、システムを破壊したりするのが、「サイバー攻撃」です。
 アメリカは、「サイバー空間」を陸・海・空・宇宙に次ぐ「第五の戦場」と明確に位置付けています。
 中国やロシアをはじめ、少なくとも20を超える国々が、軍の内部に、サイバー専門の攻撃部隊をもっているといわれています。われわれが知ることどころか、想像することすらできないような、目には見えない激しい攻防が繰り広げられているのでしょう。
 サイバー空間では、高価な兵器を持たないクラッカー(悪意あるハッカー)集団やテロ組織なども国家に対する攻撃の実行者になりえるのです。
 国家同士の戦いということも言えますので「サイバー戦争」と呼ばれるのです。

◇2 すでに起こったサイバー攻撃の実態
 よく知られていることとして、2007年にエストニアが大被害を受けました。
 バルト三国のひとつでありますエストニアは、IT立国としても知られています。このエストニアに対して行われた攻撃は、国家を標的にした世界初のサイバー攻撃と言っても良いでしょう。
 この攻撃では、ウイルスに感染した世界各地にあります100万台ものパソコンから、一斉に攻撃が加えられました。
 当然、処理能力を超える大量の信号が世界中からエストニアに集中したわけです。国内のインターネットシステムなどがダウンし、ITに支えられていた都市機能は1か月近くにわたって麻痺してしまいました。サイバー空間に依存する現代社会のもろさを示したと言えます。
 エストニアだけで納まっているわけではありません。政府機関や、その重要施設が標的となったサイバー攻撃は、アメリカや韓国などでも起きています。
 最も記憶に新しい、今年3月には韓国へ北朝鮮が攻撃を掛けたとみられています。2010年に起こったイランへのサイバー攻撃には、アメリカが行ったか、関与したといわれています。

◇3 日本標的のサイバー攻撃
 日本でも、数多くのサイバー攻撃が報道されてきました。
 防衛関連企業や外務省などの政府機関が狙われて、情報が盗み取られる事件が起きています。三菱重工業をはじめ主要な防衛関連企業に対して行われたサイバー攻撃は、その代表的な例です。
 実在の人の部署や名前を名乗ったり、関係者を装って送ったりした、ウイルス感染の電子メールが契機です。社内のパソコンにウイルスが感染し、それが社内の他のパソコンやサーバーに次々と広がりました。
 その結果、知らないうちに社外の不審なサイトに接続させられてしまい、国の安全保障に関わる重要な情報が盗み取られたと報じられています。ロケット関連技術が流出した可能性があることも指摘されています。
 おそらく、このように明らかになっている事例は「氷山の一角」でしかないでしょうか。また、企業などが被害の事実を公表していない可能性もあります。
 さらに怖いことは、当事者が、ウイルスなどの感染に全く気付かないで、いまだに情報を抜き取られていることに気付いていないことです。

◇4 サイバー攻撃の恐ろしさ
 安全保障上、重大なサイバー攻撃は、大きく3つに分類できます。
 (1)重要インフラへのサイバー攻撃
 (2)サイバー空間を介したスパイ活動
 (3)軍事作戦の一環

 三菱重工を攻撃したサイバー攻撃は、スパイ活動ですが、敵の軍事システムを麻痺させるサイバー攻撃もあるそうです。
 「重要インフラに対する大規模なサイバー攻撃」は、各国が最も恐れている事です。
 今日ほとんどのインフラは、いうまでもなくインターネットやコンピューターで制御されています。サイバー攻撃によって、システムがダウンしたり、暴走したりすれば大変な事態になりかねません。
 オンライン取り引きの全面停止
 ライフラインの途絶
 航空機の制御不能・墜落
 原子炉のメルトダウン
 これが同時多発的に発生したとしますと、「悪夢」としか言い様のような事態になりかねません。それも現実社会に起こりうることです。

◇5 日本政府のサイバー攻撃対策
 アメリカは、2011年に発表した戦略文書の中で、「国益や同盟国を狙ったサイバー攻撃に対しては自衛権を発動し、武力行使も排除しない方針」を示しました。
 安倍内閣時代に「サイバーセキュリティ戦略」という文書をまとめました。その中で、「リスクは、従来の想定をはるかに超えた水準にまで深刻化している」と厳しい認識を示しています。
 防衛省は「武力行使の一環として行われるサイバー攻撃に対しては、自衛権を発動して対処することも可能だ」としています。しかし、平時におきまして、社会インフラなどへのサイバー攻撃が行われた場合には、「武力行使の一環」ではありませんので、これでは対処はできません。
 2013年度には、「サイバー防衛隊」と呼ばれる100人程度の新たな部隊が発足しました。態勢が強化されますが、主な任務は”防衛省や自衛隊自身のシステムの防御”です。
 これでは、他の政府機関や、社会インフラを守ることはできないのです。それだけではなく、サイバー攻撃は、攻撃者の特定が難しいです。たとえ、仮に特定できたとしても、攻撃者が個人だった場合、軍事力で反撃することはできません。

◇6 日本のサイバー攻撃対策への【私見】
 政府は、内閣官房の情報セキュリティセンターがサイバー攻撃に対する“司令塔”になるといっています。「世界をリードする強じんなサイバー空間の構築」という表現を使っていますが、数百人程度の態勢では、まだまだ心もとないです。
 専門家の養成が充分にできているわけではないですから、その100人も国際レベルと比較すると大きく劣っていることが考えられます。しかも日本のお役所にあります、職員が2、3年程度で入れ替わる制度や、各省庁からの出向者が中心な人材で十分な対処ができるはずがありません。
 サイバー攻撃に対して「日本が世界をリード」などという表現は、おこがましくて使えない状況です。
 お隣の韓国では、世界87か国の閣僚級や政府高官を集めてサイバー空間の様々な課題について協議を行いました。そして、サイバー空間には、国連憲章をはじめ国際法が適用されることや、不正な行為をした国はその責任を負うこと、それに、サイバー攻撃に対する国際的な協力が重要なことを確認する文書を採択しました。
 まだまだ日本には危機感が足りませんし、国内向けのゼスチャー程度でお茶を濁していてはいけないのです。
 われわれ国民も、サイバー攻撃に対する意識をさらに高めるべきですが、毎日たくさんのスパムメールが来ることで、ウイルスにさえ、危機感が麻痺されています。いたずらや興味本位の安易な気持ちで、スパムメールを流すことを止めるなど、少なくてもその当たりからでも意識改革を行いながら、国民、ひいては国家のサイバー攻撃対策に繋げていかなければならないのではないでしょうか。<完>

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【経営コンサルタントの独り言】 ◇鉄ちゃんには駅弁ファンが多いようです

2024-09-09 00:21:00 | 【話材】 お節介焼き情報

 

   【経営コンサルタントの独り言】 ◇鉄ちゃんには駅弁ファンが多いようです ◇ユニクロの柳井氏曰く「日本人は滅びる」

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 鉄ちゃんには駅弁ファンが多いようです

「鉄ちゃん」は鉄道マニア、その鉄ちゃんでも「乗り鉄」とか「撮り鉄」とか、さらに分類されるそうです。

  私は、下手の横好きで、下手な写真をとり続けてきました。

  近年は、旅行先で、行った先の紹介をするようにしています。

   http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm

 *

 ところが、アップロードは愚か、整理すらままならない昨今です。

  旅の醍醐味は、その土地の食べ物を楽しむことにある言われます。

  私の叔父の一人で経営コンサルタントをしていた人がいました。

  十年以上前に他界してしまいましたが、仕事先で時間を作っては旅行をしていました。

  彼の楽しみは、まさに土地の食べ物と駅弁だったのです。

  駅弁のラベルを集めたり、駅弁の写真を丁寧に整理していました。

 まさに駅弁の百科事典とも言える几帳面さでの整理がなされていました。

■ ユニクロの柳井氏曰く「日本人は滅びる」 
 ユニクロの柳井正氏の「日本人は滅びる」発言が話題になっているそうです。
 柳井氏は、「少数精鋭で仕事するということを覚えないと日本人は滅びるんじゃないですか」と発言したのであって、「日本人は滅びる」と言ったわけではありません。
 柳井氏は「外国からの知的労働者を受け入れて、少数精鋭で働く方向にシフトチェンジすべきだ」という趣旨のことを言っています。
 「失われた30年」ともいえる、この30年間、日本は低成長を続けて来ました。日本という国が滅びることはないでしょうが、少子高齢化が進む日本は、労働人口も不足し、すでに「中流階級の国」になっていると言っても過言ではありません。
 平和ボケをしていては、没落しても仕方がないでしょう。柳井氏の警鐘を真剣に受けとめて、政府がリーダーシップを執ってほしいです。

(ドアノブ)

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【お節介焼き情報】 海運会社が宇宙ビジネスに参入 why?

2024-09-03 12:21:00 | 【話材】 お節介焼き情報

【お節介焼き情報 海運会社が宇宙ビジネスに参入 why?

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◆ 海運会社が宇宙ビジネスに参入 why?
 近い将来、小型の低軌道衛星を高頻度で打ち上げるようになるでしょう。半径3キロメートル以内に全く人が立ち入らない条件を満たさないと発射場として利用できません。日本では、候補地を確保することは難しいのです。
 そこに目をつけた海運会社・日本郵船が、宇宙事業の開発の一環に、異業種と連携して、洋上でのロケットの打ち上げや回収ビジネスに参入すると発表しました。そのうち挙げ場所として、洋上打ち上げ・回収を目指しているのです。洋上射場船と洋上回収船は技術的に共通点があるといいます。
 洋上回収は、スペースX社が先行しています。日本の宇宙産業の競争力は、米国や中国、インドに大きく水を開けられているのがげんじょうです。四方を海に囲まれているという、日本の特性を活かして多頻度打ち上げを目指すことに期待したいです。

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【お節介焼き情報】  音楽を聴きながらの作業に注意!!

2024-08-28 17:21:00 | 【話材】 お節介焼き情報

【お節介焼き情報  音楽を聴きながらの作業に注意!!

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◆ 音楽を聴きながらの作業に注意!!
 昨今のビジネス環境では、「複々線思考」が不可欠です。
 しかし、複々線思考で注意しなければならないことがあります。脳神経外科医の菅原道仁先生は「複数の作業を同時進行する『マルチタスク』は、脳に大きな負担をかけている」と警鐘を鳴らしています。しかも、その結果、認知症になるリスクが高くなっているといいますから、怖いですね。
 人間の脳は、シングルタスクを基本としていますので、複数のことを並行して実行しているようでも実はタスクを切り替えて、一見すると複数のことを並行して進めているように見えているだけなのだそうです。すなわち、複数のシングルタスクをスィッチングして作業をしているに過ぎず、そのために脳への負荷が大きく、濃飛炉が大きいのだそうです。

 自動車の運転は、前方や広報を見たり、ハンドルやアクセル・ブレーキ操作をしたりと、あたかもマルチタスクをこなしているように見えます。しかし、これらもひとつひとつの作業をスィッチングしているに過ぎないのだそうです。
 マルチタスクができる人は、優れている人だと思い込んでいましたが、スィッチングの名士なのです。

【経営コンサルタントへの道】

 


 
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【経営コンサルタントのひとり言】「思考する」ということを誤解している人が多い

2024-08-27 12:21:00 | 【話材】 お節介焼き情報

  【経営コンサルタントのひとり言】「思考する」ということを誤解している人が多い 

 

 

 「そんなこと、常識だろう」と言ったり、言われたりしたことはありませんか?

 コンサルタントなど士業・経営の専門家だけではなく、ビジネスパーソンの皆さんの「あたり前」とはなんでしょうか?

 「常識」とか「あたり前」と思っていることが、じつは、必ずしも適切な判断に繋がるとは限りません。

 こんな、日常茶飯事のことに疑問を持つことの積み重ねが、思考力を高めたり、相手のことを思いやったりと、人間性を高めることに繋がるような気がします。

 経営士・コンサルタント45年余の経験から、思ったこと、考えたことを独断と偏見でもって述べてみたいと思います。

■ 「思考する」ということを誤解している人が多い

 「人間は考える葦である」と言ったのは、 フランスの思想家、数学者、物理学者であるパスカルの名言です。

 ところが、私達は自分の行動を振り返りますと、熟考もせずに走り出していることに、過ちや失敗をしてから気がつくことが多いです。

 日経新聞社から刊行されている「ビジネスシンク」に、『思考はビジネスの要で、他の全てを始動させるビッグバンである』と記述されています。S.R.コヴィーのビジネスシンクは、私にとっては座右の書のひとつです。

 私達の多くは、過去の延長線上の発想で、「先輩から引き継いだので踏襲しています」と惰性で行動している面が大きいです。

 今、行動を起こそうとしていることの目的は何か、背景に何があるのかを思考し、常に意識し、繰り返し思考すべきです。その実現・達成にはどの様な問題が待ち受けるかというリスクマネジメント的な思考をし、そのためにはどのような予防策があるでしょうか、予防策の重点順位は何が高いか、それに対処するための5W1Hは何か、等々を思考しなければなりません。

 どの段階でも、クリティカル・シンキング的視点を忘れずに、「これで良いのか」「なぜこうなのか」と思考を繰り返すことです。

 しかし、私達が、何か行動をしようというときに、期限が迫り、時間がないことがあります。拙速で「走りながら考える」ということを余儀なくされることが多いです。

 けっして、このような行為は薦めることはできませんが、やむを得ないときには、たとえ走りながらであっても上述のようなことを意識しながら、行動に反映させていくべきです。

 手前味噌の話で恐縮ですが、従業員13名であった某メーカーのお話です。赤字が続き、いつ倒産するかも知れないという状況の時に、社長さんにお会いしました。

 すぐに顧問契約をし、3年ほど経過したときのことです。久しぶりに役員会に出席したところ、30代の常務さんが会議の進行をしていて、その雰囲気がかわったことに驚きました。

 かつては社長さんが一方的にしゃべる、暗い雰囲気の形式的な役員会でした。ところが、全員参加で、戦略的なテーマに、戦術論を交えて、それがロジックツリーを用いて、キチンと体系立てて整理し、率直な意見を述べあっているのです。

 社長さんの独壇場であった役員会が、社長さんは一歩下がってオブザーバー的な参加の仕方で、他の役員全員参加の会議に変貌していたのです。

 終わってから、若い常務さんが私のところに来て、「先生がおっしゃっていた『論理的に思考する』ということが少しずつですがわかってきました」と満面笑みを浮かべて、活き活きと話してくれました。

 このクライアントは、厳しいご時世にもかかわらず、3年で従業員30名にまで成長してきました。「ああ、この会社にもビッグバンが訪れたのだ」とコヴィーの書を思い浮かべたことがあります。

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