■【きょうの人】 0201 ■ 沢村 栄治 プロ野球史上に残る伝説の投手 ■一向上人(一向 俊聖) 踊り念仏の普及 ■ 一休宗純 生誕
独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。
そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。
■ 一休宗純 生誕
いっきゅうそうじゅん
明徳5年1月1日(1394年2月1日) - 文明13年11月21日(1481年12月12日)
室町時代の臨済宗大徳寺派の僧で、誰もが知っている説話のモデルとしても知られています。
出生地は京都で、出自は後小松天皇の落胤とする説が有力視されています。
母親の出自は不明ですが、皇胤説に沿えば後小松天皇の官女で、その父親は楠木正成の孫と称する楠木正澄と伝えられています。三ツ島(現・大阪府門真市)に隠れ住んでいたという伝承があり、三ツ島に母親のものと言われる墓が現存します。
「洞山三頓の棒」という公案に対し、「有漏路(うろぢ)より無漏路(むろぢ)へ帰る 一休み 雨ふらば降れ 風ふかば吹け」と答えたことから、華叟より一休の道号を授かりました。
正長元年(1428年)、称光天皇が男子を残さず崩御し伏見宮家より後花園天皇が迎えられて即位しましたが、この即位には一休の推挙があったといわれています。
戦災にあった妙勝寺を中興し草庵・酬恩庵を結び、後に「一休寺」とも呼ばれるようになりました。
名言「門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」
巷では、「正月や冥途の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」といいますが、やはり[門松]がただしいようです。
■ 沢村 栄治 プロ野球史上に残る伝説の投手
さわむら えいじ、旧字体:澤村 榮治
1917年2月1日 - 1944年12月2日
三重県出身の日本プロ野球史上に残る伝説の投手です。
京都商業学校(現在の京都学園高等学校)の投手として1933年春、1934年春・夏の高校野球全国大会(当時は中等野球)に出場し、1試合23奪三振を記録するなど、才能の片鱗を見せました。
戦前のプロ野球界で、史上2人目のシーズン防御率0点台や、史上初の投手5冠(1990年代に宇佐美徹也が提唱)に輝き、史上初のノーヒットノーラン達成を3回など、さまざまな記録を打ち立てました。
プロ野球リーグが始まる前の1935年、第一次・第二次アメリカ遠征に参加し、アメリカ人を相手に勝敗互角の勝率を上げました。
慶應義塾大学へ進学しますが、正力太郎の強引な説得で巨人入りしました。
プロ野球リーグが開始された1936年秋に中山武とのバッテリーでプロ野球史上初(昭和初、20世紀初、大正生まれ初)のノーヒットノーランを達成します。同年12月、大阪タイガースとの最初の優勝決定戦では3連投し、巨人に初優勝をもたらしたのです。
日中戦争(支那事変)に従軍。前線で手榴弾を多投させられたことから生命線である右肩を痛めたり、左手を銃弾貫通で負傷、さらにマラリアに感染したりと悲劇が続きました。
得意の、オーバースローからの速球が投げられなくなり、サイドスローに転向し、抜群の制球力と変化球主体の技巧派投球を披露し、3度目のノーヒットノーランを達成しました。
再度の応召で、フィリピン防衛戦に向かう軍隊輸送船が撃沈され、2才の若さで、屋久島沖西方 にて戦死しました。
読売巨人軍では、背番号14を永久欠番にしています。
■ 一向上人(一向 俊聖) 踊り念仏の普及
いっこう しゅんしょう
暦仁2年1月1日(1239年2月6日)-- 弘安10年11月18日(1287年12月24日)
鎌倉時代の僧侶で、伝記に謎が多く、生没日も定かでなく、実在すらが疑問視されていましたが、考古遺物により、存在が証明されました。
伝承によりますと、筑後国西好田(福岡県久留米市か)の鎮西御家人草野氏の草野永泰の第二子に生まれたとあります。
俊聖(一向上人)は、寛元3年(1245年)に、播磨国の書写山にある圓教寺に入寺して天台教学を修めることとなり、建長5年(1253年)に剃髪受戒して名を俊聖としました。
翌年夏には書写山を下り、奈良の興福寺、鎌倉の蓮華寺(光明寺)をはじめ各地を遊行回国し、踊り念仏(踊躍念佛)、天道念仏を修し、道場を設けるまでに至りました。
一遍と並んで浄土系遊行聖となり、各地を回り踊り念仏を広めました。
弘安七年、近江蓮華寺を立てて開基となりました。49歳で同寺で最期を迎えたといわれています。
◆ 【きょうの人】 バックナンバー
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【 注 】
【きょうの人】は、【Wikipedia】・当該関連サイトを参照・引用して作成しています。