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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月14日 ◇元気な会社 アルギン酸一筋の歴史がSDGsに ◇ある精神科医からの警告 「生きがい」の落とし穴

2024-09-15 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月14日 ◇元気な会社 アルギン酸一筋の歴史がSDGsに ◇ある精神科医からの警告 「生きがい」の落とし穴 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

9月14日(土)

 先日、当ブログでも取り上げました、ユニクロの柳井氏の「日本人は滅びる」発言は、波紋が広がっているようです。

 前沢氏や三木谷氏など、何とホリエモンまでが加わった、錚々たる方々が賛否両論、発信しているそうです。

 このようなテーマで論戦を繰り返すことは、論理思考やディベートのテーマとしても面白いと思います。

 私の捉え方は、既述の通りで、外野的に面白がっているわけではありませんが、一流の産業人の発言には興味をそそられますね。

 今日のオンライン・ミニ・セミナーでは、次のようなお話をしました。

■【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 アルギン酸一筋の歴史がSDGsに 1c15-3914

 長時間冷蔵してもパサパサにならないコンビニのサンドイッチ。水分を多く含んだ生野菜をはさんでいるのに、パン生地はベットリとしない。その秘密は、天然素材である海藻から抽出した「アルギン酸」の持つ保湿性と弾力性による効果で、ほかにも即席麺のシコシコ感を出したり、目薬を目の表面に留まりやすくしたりする機能を持つ。そのアルギン酸で9割以上の国内シェアを持つトップ企業がK社だ。

 現社長の父、文雄氏が創業したのは1941年(昭和16年)。中国大陸で兵役中にマラリアに罹患し、千葉県君津市に転地療養したのがきっかけだ。海岸に漂着して朽ち果ててゆく海藻を目にし、「もったいない。何とか有効利用できないか」と考えた。日本で初めてアルギン酸の工業的生産に成功し、戦後に乱立した同業他社との価格競争にも打ち勝った。東京商科大学(現一橋大学)を卒業した文系出身ながら、その研究成果が評価され、1961年に東京大学から工学博士の学位を受けた。

 ところが84年になって、71歳で急逝した。製薬会社に勤めていた当時20代のK現社長が急遽入社したものの、事業を取り巻く環境は最悪だった。エルニーニョ現象による海水温上昇により、漂着海藻が安定的に調達できなくなったほか、海藻残渣(カス)の大口販売先から突如買い取り中止を宣言された。東京湾の環境規制も厳しくなり、廃水処理に数億円の投資が必要になる一方、中国メーカーが低価格攻勢をかけていた。

 この絶体絶命のピンチに対し、K社長はそれまで商社経由で海藻を仕入れていた南米チリに進出することを決意。海藻をいかに継続的に集められるか考え、現地の海藻調達会社2社に資本参加。漁民が漂着海藻を拾うだけで生計が立てられるような価格で調達したほか、広大なアタカマ砂漠に面した海岸で天日乾燥し、建設した巨大倉庫に大量に在庫。これにより、価格が乱高下する海藻の安定調達と省エネ化を実現し、漁民の生活水準を飛躍的に向上させた。

 海藻からアルギン酸を抽出する方法も、文雄氏が考案した「浮上沈下分離法」というエコな製法を採用。化学薬品(濾材)を使わないため、アルギン酸を抽出した後の海藻残渣もミネラルが豊富な肥料として活用できる。チリ工場はワインの名産地「マイポバレー」に立地しており、この肥料を使って自社でワイン用ブドウ栽培に挑戦しているほか、近隣農家に無償で提供している。

 こうした企業行動が「SDGs(持続可能な開発目標)のロールモデル」と評価され、2020年12月に政府が主催するSDGsアワードで特別賞を受賞した。実はK社長自身は、若手社員がSDGsアワードに応募したいと提案してきた際、「当社はSDGsとは無縁と思っていた」という。しかし受賞後、自社の歴史はSDGsの達成を目指す活動そのものだったと再認識した。創業者の「もったいない」精神を原点とした自社の歩みを、今あらためて振り返っている。

【 コメント 】

 これまでも、時代のキーワードで成功してきた企業を紹介してきました。

 今回は「SDGs」というキーワードです。

 一方で、時代のキーワードで成功してきた企業は、その後の時代の変化にも敏感でありませんと、一過性のキーワードの場合には急速に業績悪化も懸念されます。

 経営というのは、一つの視点からだけで見るのではなく、複数の視点で見ることが肝要です。

  出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ セプテンバーバレンタインは別れの日 914

 2月14日バレンタインデーで愛を告白し、3月14日のホワイトデーで、素敵なプレゼントをもらい、「幸せというのはこういうものなのか」と夢の中にいた乙女。
 幸せに包まれて、結婚へのゴールにまっしぐらの人も多いでしょう。
 一方、次第に、相手の男性の正体が見えてきて、惰性で付き合いをしている人もいるかもしれません。
  しかし、9月14日は「セプテンバーバレンタイン(9月のバレンタインデー)」です。
 どの様な日かご存知ですか?
  セプテンバーバレンタインというのは、2つの風習があります。
 一方の風習は、2月のバレンタインでは、女性が、男性に愛を告白する日です。
 9月のバレンタインは、男性が、女性に対して愛を告白する日なのです。
 それもただ愛を告白するだけではなく、下着を女性にプレゼントして愛を告白するのです。
  セプテンバーバレンタインの他方の風習というのは、こわ~~~いですよ。
 バレンタインから半年が経過したので、別れを切り出しても良い日なのだそうです。
 9月15日以降も交際をしている人は、セプテンバーバレンタインで別れを持ち出されなくてよかったですね。
 でも、安心せず、愛を育み、見事結婚までゴールインして下さい。
 そして、素敵な家庭を築き、3人以上の子供を産み、日本の人口減少に歯止めをかけてください。
 3人の子供に囲まれた素敵な家庭を誇りに思ってください。
  でも、熟年離婚という、さらにこわ~~~~~いことも待ち受けているかもしれません。

■ ある精神科医からの警告 「生きがい」の落とし穴

 だいぶ以前のことですが、ネットで、ある精神科医の先生が「生きがいは自分の外に置いておく」と述べていました。「生きがい」と「精神科医」という組み合わせに大変興味深く思いました。

 「生きがい」というのは、人それぞれです。この精神科医は、仕事を生きがいにしている人に対して、特に、言いたかったのではないでしょうか。

 その精神科医は、「生きがい」を重視されている方のようですが、その先生が「自分の外に置く」「自分の中心に置くな」と「警告」に近いアドバイスをしていました。

 かくいう、私は、経営コンサルタントという職業が天分であるかのように思って毎日を過ごしています。

 私自身、経営コンサルタントという仕事を永年やってきながら、この視点でお話をしたり、自分自身を見つめ直したりすることがなく、また、大変興味を持ったので、考えてみました。


 仕事を生きがいにしている人の多くは、特段に趣味を持ったり、スポーツをしたりということをしない人ではないでしょうか。仕事にやりがいを感じるというのは、「ある種の逃避」「自分に対するごまかし」かもしれません。

 首題の精神科医によりますと、「ある特定の生きがいを自分と一体化させてしまうと、仕事が生活の中心となって、うまく回っているうちは問題ありません。しかし、何かがあったらもう人生がおしまいだということにもなりかねない。」とおっしゃっていました。

 確かに、生きがいがうまくいかなくなると、その人の安定性が直に脅かされることになるわけですので、精神科医が懸念するまでもなく、私のような素人でも好ましいことではないと考えます。

 その精神科医は、「生きがいややりがいというのは、あくまで外野にある、つまり自分の中ではなく、自分の外にあるものだ」ともおっしゃっています。たとえ、生きがいとなっている仕事がうまくいかなくても、それは本人の外にあるものですから、本人自身が揺るがずに存在し続けるでしょう。

 生きがいというのは本来、そのことをやっていて、楽しいことであり、それにより生活が充実すべきことではないでしょうか。万一、それが楽しくなくなってしまっても、ほかに楽しいことを探せば良いのです。

 私の場合は、きままな「旅」が好きで、大学生の時代にアルバイトをして軽自動車を購入、それで、日本全国を回るということをしてきました。一方で、子供の頃から写真に興味があり、この二つの趣味が一体化し、今日では、ブログやサイトを通じて、写真をアップロードしたり、ユーチューブで映像を楽しんだりしています。

 それを、自分の「生きがい」とは意識していませんでしたが、昨今では「庭園」というテーマを意識し、日本の庭園をできるだけ多く紹介したいということに取り組み始めています。

 まだ、緒に就いたばかりですが、残された人生でどこまでできるか、自分でも楽しみです。

    http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexteien.htm

 

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【最新号】
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■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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【カシャリ!庭園めぐりの旅】 東北屈指の池泉回遊式庭園のある輪王寺庭園は宮城県仙台市にある伊達家ゆかりの北山五山の一つ 多数の写真で紹介 141101

2024-09-15 00:21:00 | 【カシャリ!ひとり旅】 宮城県

  【カシャリ!庭園めぐりの旅】 東北屈指の池泉回遊式庭園のある輪王寺庭園は宮城県仙台市にある伊達家ゆかりの北山五山の一つ 多数の写真で紹介 141101  

 

 

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。

 日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。

 下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。

■ 東北屈指の池泉回遊式庭園のある輪王寺庭園は宮城県仙台市にある伊達家ゆかりの北山五山の一つ 141101

 輪王寺(りんのうじ)は、「日光山輪王寺」という有名な寺院があります。じつは、仙台の寺町であります北町地区にもあります。

 こちらも、由緒ある寺院です。室町時代からの歴史のある伊達家ゆかりの寺院で、「北山五山」の一つと数えられています。

 輪王寺は、伊達家第九世大膳大夫政宗夫人、蘭庭明玉禅尼の所願により、第十一世、大膳大夫持宗により嘉吉元年(1441)太菴梵守和尚を開山として、奥州伊達郡梁川に創建されました。

 その後、伊達家の居城の遷移に従い、西山、米沢、会津、米沢、岩出山を転々とし、慶長七(1602)年、現在の地に移りました。

 明治維新後、輪王寺は伊達家の庇護を失い、さらに明治九年(1876)北山に発した野火のため、仁王門を残し七堂伽藍を全焼してしまいました。

 曹洞宗大本山、永平寺と總持寺の意を受けて、明治三十六年(1903)、福定無外和尚により、復興に着手し、現在の本堂と庫裡を完成しました。無外和尚は、庭園の建設にも意を注ぎました。次の五峰和尚により、梵鐘、位牌堂、坐禅堂、開山堂が完成し、七堂伽藍の全てが整いました。

 庭園には、茶室「半杓庵」が建設され、東北有数の名園となりました。

 昭和五十六年(1981)道閑和尚の時代に開山五百回大遠忌を記念して三重塔が建立され、昔日の偉容を回復するに至りました。

 

 

JR仙山線北山駅から徒歩15分ほどのところにあります。

仙台駅から路線バスで、近くまで行くこともできます。

 

JR仙山線の北山駅からですと裏門の三重塔側から入ると近いです。

 

 

山門

明治9年(1876)の北山大火を免れた輪王寺境内唯一の遺構です。
 三間一戸の八脚門(主柱四本の前後に控柱が四本ある門)で、

切妻造、本瓦葺造りです。

柱はいずれも円柱で、棟の左右に鯱が載り、

前面左右に仁王が配されています。

江戸時代中期の堅実な手法を伝えている門といえます。

 

本堂側から三門側を見る

 

 多数の写真で輪王寺と池泉廻遊式の日本庭園を紹介 

 

仙台市 輪王寺庭園1 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園 山門と参道    

仙台市 輪王寺庭園2 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園 お悟りの道    

仙台市 輪王寺庭園3 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園 境内散策      

仙台市 輪王寺庭園4 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園 本堂と周辺    

仙台市 輪王寺庭園5 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園1 はじまり    

仙台市 輪王寺庭園6 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園2 はじまり    

仙台市 輪王寺庭園7 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園3 飛び石堤     

仙台市 輪王寺庭園8 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園4 東池エリア   

仙台市 輪王寺庭園9 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園5 東池土橋    

仙台市 輪王寺庭園10 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園6 東池白砂庭園   

仙台市 輪王寺庭園11 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園7 本堂裏白砂庭園 

仙台市 輪王寺庭園12 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園 蘭亭堂と周辺   

仙台市 輪王寺庭園13 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園 三重塔と周辺   

仙台市 輪王寺庭園14 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園8 白砂枯山水庭園 

仙台市 輪王寺庭園15 伊達家ゆかり池泉回遊式庭園 三重塔周辺物と朱橋

 




ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】

写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。

静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像:  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm 

【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月13日 ◇トップダウンとボトムアップにおける誤解 ◇高千穂峡『真名井の滝』

2024-09-14 07:47:37 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月13日 ◇トップダウンとボトムアップにおける誤解 ◇高千穂峡『真名井の滝』 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 自民党の総裁選が目の前に来ています。

 一年前、岸田内閣の顔ぶれが発表になりました。

 その時に、マスコミ報道と、私の受け取り方に、微妙なずれがあるように思えたことを覚えています。

 主な閣僚が留任し、何のための改造なのか、女性を多用するのは好ましいことですが、選挙を控えて、なんとなく「やっています」という人気取りのように思えました。

 岸田氏の就任前に感じた、「他の候補者よりはまし」と思ったのが、「まし」の度合いが低く感じました。

 野党が、あまりにもだらしがないために、政治が良い方向に加速度がつかないのではないかとも思いました。

 残念ながら短命内閣と懸念していましたが、退任時には、政権の長さが戦後七位にランクされるという事実に驚きました。

 日本の首相というのは、短期交代が多いということなのですね。

 総裁選、野党第一党の立民党党首選、どの様な結果になるのでしょうか。

■【今日のおすすめ】

 【カシャリ!一人旅】 宮崎県・高千穂09 高千穂峡 真名井の滝 小さなバス旅

 高千穂峡と言いますと、「真名井の滝」を連想する人が多いのではないでしょうか。

 真名井の滝を撮影するには、望遠レンズがあると便利です。

 ボートに乗ると、撮影アングルの自由度が増しますが、舟の数が限られていますので、待ち時間が長いのが欠点です。

 雨降る真名井の滝は、川が濁っていました。

 今日のオンライン・ミニ・セミナーでは、次のようなお話をしました。

■1-05  トップダウンとボトムアップにおける誤解 A715

 企業や組織におけます意思決定法として、トップダウンとボトムアップという方法が思い浮かびます。

  一般的に、「トップダウン」といいますと、組織の上層部が意思決定をし、その実行を下部組織に指示する意思伝達や管理方式を指します。

 一方、「ボトムアップ」は、下からの意見を吸い上げて全体をまとめていく管理方式です。

 トップダウンというのは、「トップからの指示命令だけで経営管理が行われる、ワンマン経営のことである」と両者が混同されることが多いです。その結果、「ボトムアップは、トップダウンに比べて民主的である」と誤解されがちなのです。

 トップダウンというのは、トップからの一方的な意見や考え方、やり方を、社員に押しつけるものではありません。社員の声に耳を貸し、それに対して謙虚な姿勢で傾聴し、経営理念や基本思想、創業者精神などに合致するかどうかを検討します。

 社員の声を採用することが好ましいという判断の場合には、思いつきのように、小手先のやり方を変えるだけではなく、自社の伝統的な運営手法に沿うような形で、そのアイデアを取り込むことはできないかどうか、まずは、現状に即した方法を検討します。

 その検討結果、出てきました結論を、クリティカル・シンキングの視点で見直します。

 そこで、採用が妥当であると決定されましたら、年度計画等に取り入れたり、規定・内規等に定めたりして運用してゆきます。

 トップダウンは、トップなど、上層部だけの考えで運営する経営手法ではなく、社員の意見を取り入れる姿勢で、聴く耳を持って、社員の意見を検討すべきです。

 社員は、全て正しいことを言っているわけではありません。トップは、企業経営という視点からモノを見ます。一方で、社員は、現状をいかにしたらより良くすることができるのかという志向が強く出る考え方を持っています。「社員の意見は全て取り込む」というのではなく、検討し、必要性や重要性を勘案して最終意思決定を行うのです。

 社員の意見を傾聴するということは、双方向コミュニケーションが基本であることも忘れてはなりません。社員の劔が採用されない場合には、提案者が納得できるような返事を返すなどして、建設的な意見を続けてくれるようにしなければならないのです。

 それには、ロジカル・シンキング等の論理思考手法を取り入れた、重考の上で決定されるべきです。

【経営コンサルタントの独り言】

 先日、ネットサーフィンをしていたときに、ある有名コンサルタントが「日本企業は、トップダウンで経営を進めているので・・・」ということをおっしゃっていました。
 たしかにアメリカ企業のように、トップダウン企業もあるでしょう。
 しかし、多くの企業が、いまだに、会議とか、中には稟議制度で決定していることが多く、意思決定に時間がかかり、大過ない意見にまとまり、グローバル・マーケットで負けてしまっているように思えます。

 原点に戻り、トップダウン/ボトムアップを正しく理解する必要があるのではないでしょうか。

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ ある精神科医からの警告 「生きがい」の落とし穴

 だいぶ以前のことですが、ネットで、ある精神科医の先生が「生きがいは自分の外に置いておく」と述べていました。「生きがい」と「精神科医」という組み合わせに大変興味深く思いました。

 「生きがい」というのは、人それぞれです。この精神科医は、仕事を生きがいにしている人に対して、特に、言いたかったのではないでしょうか。

 その精神科医は、「生きがい」を重視されている方のようですが、その先生が「自分の外に置く」「自分の中心に置くな」と「警告」に近いアドバイスをしていました。

 かくいう、私は、経営コンサルタントという職業が天分であるかのように思って毎日を過ごしています。

 私自身、経営コンサルタントという仕事を永年やってきながら、この視点でお話をしたり、自分自身を見つめ直したりすることがなく、また、大変興味を持ったので、考えてみました。


 仕事を生きがいにしている人の多くは、特段に趣味を持ったり、スポーツをしたりということをしない人ではないでしょうか。仕事にやりがいを感じるというのは、「ある種の逃避」「自分に対するごまかし」かもしれません。

 首題の精神科医によりますと、「ある特定の生きがいを自分と一体化させてしまうと、仕事が生活の中心となって、うまく回っているうちは問題ありません。しかし、何かがあったらもう人生がおしまいだということにもなりかねない。」とおっしゃっていました。

 確かに、生きがいがうまくいかなくなると、その人の安定性が直に脅かされることになるわけですので、精神科医が懸念するまでもなく、私のような素人でも好ましいことではないと考えます。

 その精神科医は、「生きがいややりがいというのは、あくまで外野にある、つまり自分の中ではなく、自分の外にあるものだ」ともおっしゃっています。たとえ、生きがいとなっている仕事がうまくいかなくても、それは本人の外にあるものですから、本人自身が揺るがずに存在し続けるでしょう。

 生きがいというのは本来、そのことをやっていて、楽しいことであり、それにより生活が充実すべきことではないでしょうか。万一、それが楽しくなくなってしまっても、ほかに楽しいことを探せば良いのです。

 私の場合は、きままな「旅」が好きで、大学生の時代にアルバイトをして軽自動車を購入、それで、日本全国を回るということをしてきました。一方で、子供の頃から写真に興味があり、この二つの趣味が一体化し、今日では、ブログやサイトを通じて、写真をアップロードしたり、ユーチューブで映像を楽しんだりしています。

 それを、自分の「生きがい」とは意識していませんでしたが、昨今では「庭園」というテーマを意識し、日本の庭園をできるだけ多く紹介したいということに取り組み始めています。

 まだ、緒に就いたばかりですが、残された人生でどこまでできるか、自分でも楽しみです。

    http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexteien.htm

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。
 
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
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■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。


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【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】3-05 合従連衡 経営の高度化に立ち向かう 強敵に立ち向かうための連合戦略

2024-09-14 00:21:00 | 【心 de 経営】 経営四字熟語

  【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】3-05 合従連衡 経営の高度化に立ち向かう 強敵に立ち向かうための連合戦略        

 
  四字熟語というのは、漢字四文字で構成された熟語であることはよく知られています。お恥ずかしいながら、その四字熟語というのは、すべてが中国の故事に基づくものとばかり思っていましたが、実はそうではないことを発見しました。
 経営コンサルタントという仕事をしていますが、その立場や経営という視点で四字熟語を”診る”と、今までとは異なった点で示唆を得られることが多のです。「目から鱗が落ちる」という言葉がありますが、四字熟語を講演や研修の場で用いたり、自分の仕事や日常会話に活かしたりするようにしましたら、他の人が私を尊敬といいますとオーバーですが、自分を見てくれる目が変わってきたように思えたことがあります。
 四字熟語の含蓄を、またそこから得られる意味合いを噛みしめますと、示唆が多いですので、企業経営に活かせるのではないかと考えるようにもなりました。これを「目鱗経営」と勝手に造語し、命名しました。
 以前にも四字熟語をご紹介していましたが、一般的な意味合いを中心にお話しました。このシリーズでは、四字熟語を経営の視点で診て、つぶやいてみます。以前の四字熟語ブログもよろしくお願いします。
 
  第3章 経営に戦略的企画力を
 日本の経営者・管理職は、非常によく勉強をしていますが、耳学問が進みすぎて、それらに振り回されすぎているように思えます。いろいろな経営理論を聞きかじり、そのメリットのみが強調されたお話を聞き、消化不良を起こしていることに気がついていません。そのために「知っているつもり」「やっているつもり」という”つもり”が積もっていて、自社にとって最適な方法が提案されても「陳腐な理論」「古い経営手法」というような位置づけでかたづけてしまっている企業が多いです。
 四字熟語の中には、【心 de 経営】の精神に則る、経営者・管理職の心の糧になる発想が多数見つかります。前章の思考法を用いながら、それを企業経営に活かすことが、“戦略的”な経営に繋がります。企業経営で欠けている【心 de 経営】をいかに読み解いて、戦略経営を行うかを感じ取ってください。
 3-05 合従連衡 経営の高度化に立ち向かう
        ~ 強敵に立ち向かうための連合戦略 ~


 「従」という字は「縦」、「衡」は「横」という意味で、各々が「南北」と「東西」を表します。「合従連衡(がっしょうれんこう)」というのは、「南北に合流し、東西に連携を図る」ことの意です。このことから「強敵に立ち向かうための戦略」を指します。類語に「合従連横(がっしょうれんおう)」という言葉がありますが、ほぼ同意と考えて良いようです。
 「野党が合従連衡」などと表現しますが、「巧みな謀を巡らした外交政策」という意味でしばしば使われています。もともとは、史記に掲載されている中国の戦国時代の戦略から来ています。
 南北に6カ国が連合したのですが、それを「合従」と呼びました。ところがその合従が破綻すると東西に6カ国が連合し、それを「連衡の策」と呼んだことからあわせて「合従連衡」となりました。
 今日、経営環境は非常に厳しさを増しています。そのために経営も高度化を余儀なくされてきたことから、一人の経営者だけでは、あるいは経営コンサルタント単独では、全ての問題に立ち向かうことが難しくなってきました。
 かつては、一人の経営コンサルタントで全てのコンサルティングをできるようになってはじめて一人前と言われました。ところが全てに対応できるような間口の広いコンサルティングでは、複雑化し、高度化した昨今の経営環境下では、企業が抱える問題を解決することが困難なのです。
 少々宣伝ぽくなってしまいますが、私が所属します経営コンサルタント団体では別項でも述べていますが、「共業・共用・共育」という言葉を掲げています。経営コンサルタント同士が切磋琢磨し(共育)、ノウハウを蓄積してそれを相互で利用し合い(共用)、さらにそれを利用して共にコンサルティング業務に取り組む(共業)というユニークな発想でいます。
 そのために同協会は「士業の異業種交流会」とも呼ばれます。同協会に相談をかけると最適なコンサルタント(チーム)を受けられます。一つの声かけで、複数の専門コンサルタントが難問解決に取り組んでくれます。「ワンストップ・コンサルティング」を提供をする日本最初の経営コンサルタント団体なのです。
 企業経営面で見ましても、一つの企業でありながら、部門間の対立をしている状況を時々見ることがあります。社内でムダなエネルギーを使うよりは、まずは社内で合従連衡して、そのエネルギーを対外的に利用した方がロスが少なくて、効率よい経営展開をすることができます。
 合従連衡と関連して「遠交近攻(えんこうきんこう)」という四字熟語がしばしば上げられます。「遠交」とは遠くの国と親しく交わることをいい、「近攻」とは、近隣の国とは敵対して攻め入るという外交政策です。中国の戦国時代、秦の范雎(はんしょ)が王に進言した戦略で、どこかの国の政策みたいですね。
 経営でも地域戦略とか代理店戦略で、どの地域とか代理店を重点化して経営資源を重点配分するかを検討することがあります。中小企業ですと、日本全国をきめ細かく営業展開するのでは、経営資源が分散してしまうことから効率が悪いことがあります。「遠交」として、遠地では代理店と提携して営業展開をし、「近攻」すなわち自社の近くは、自社の営業パーソンが直接営業展開をするというような経営戦略も考えられます。
 類似四字熟語に「共存共栄(きょうぞんきょうえい)」というのがあります。互いに助け合って行き、共に栄えるということです。「共存(きょうぞん)」の「存」は、「そん」と読むこともあります。「共生」という言葉にも通じ、お互いに良い面を活かしあい、弱点を補強するために補完し合うことで「共栄」に繋げることができます。「ウィン・ウィンの関係」という言葉にも通ずるのではないでしょうか。
 この言葉の反対の意味を持つのが「弱肉強食(じゃくにくきょうしょく)」「優勝劣敗(ゆうしょうれっぱい)」で、生存競争の厳しさを表すときに用いられます。弱い動物の肉を強い動物が食べる、ということから、弱者が強者に潰されてしまう状況を挿します。世の中では、時々「正者悪食(しょうしゃあくしょく)」という状況に出くわすことがあります。まじめな人が滅んだり、損をしたりして、そうでない人に有利なことが起こってしまったり、「正直者が馬鹿を見る」ということになってしまったりすることです。同様に、正論を唱える人の声より、ねじ曲げられた考えを持つ、声の大きな人がのさばることもあります。
「奸佞邪知(かんねいじゃち)」の「奸佞」は「心がねじれ、悪質である」、「邪智」は、「ねじ曲がった知恵」ということで、「ひねくれて、悪知恵が働く」ことをさします。このような世の中にはしたくないですね。
 因みに、論語で孔子は「益者三友(えきしゃさんゆう)」という友達を持つための三原則を述べています。「付き合いをするのに有益な友人というのは、正直な人、誠実な人、知識があって賢明な人」と言っています。徒然草の中で、吉田兼好は「良い友達には三種類ある。物をくれる人、医師、賢い人」をあげています。
 「益者三友」の反意語として「損者三友(そんじゃさんゆう)」という四字熟語があります。兼好は、友達にふさわしくない人とには、七種類あるとあげています。「①身分が高く住む世界が違う人、②青二才、③病気をせず丈夫な人、④飲んだくれ、⑤血の気が多く戦闘的な人、⑥嘘つき、⑦欲張り(四字熟語辞典)」だそうです。 

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月12日 ◇秋の虫 ◇札幌の思い出写真 ◇ロケット

2024-09-13 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月12日 ◇秋の虫 ◇札幌の思い出写真 ◇ロケット 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 日の出時間が遅くなってきたので、日の出時間前に起床する昨今です。

 せみの鳴き声が少なくなり秋の虫が目立ってきました。

 大学の裏手の樹の多いところは、うるさいくらいだった蝉の合唱でしたが今は「珍しく蝉の鳴き声」と思うほどです。

■【今日のおすすめ】

【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】  「認め合う」企業風土が会社を伸ばす 3215-4819

 不況な時代でも、元気な会社、はりっきっている社長さんがいます。彼等の多くに共通していることが「不況に強い企業でありたい」ということです。

 不況期でも普通に経営できる、「普況」という考え方を持ちたいです。

 庭園めぐりの旅を始めてからまだ数年と日が浅いですが、それ以前に撮りためた名所旧跡・寺社仏閣の写真は、全国各地の漫遊結果です。

 それを見る時間を取りました。


■ 札幌市(さっぽろし)
 札幌市は、北海道の最大の都市でもあり、経済の中心でもあります。人口は、約196万人を有し、政令指定都市でもあります。
 市の木は、北海道のイメージぴったりのライラックであり、市の花もスズランです。市の鳥がカッコウであることは、私には意外性がありました。

北海道 札幌市 札幌駅周辺 



政令都市の中核的な建物に相応しい札幌駅
 


大通公園のシンボルであるテレビ塔
 

 

北海道札幌 札幌市内・時計台10分
札幌を訪れた是非行って見たい、再び訪れたいというところとして時計台ほかを紹介

 

札幌の写真 

 

 

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

◆音楽を聴きながらの作業に注意!!
 昨今のビジネス環境では、「複々線思考」が不可欠です。
 しかし、複々線思考で注意しなければならないことがあります。脳神経外科医の菅原道仁先生は「複数の作業を同時進行する『マルチタスク』は、脳に大きな負担をかけている」と警鐘を鳴らしています。しかも、その結果、認知症になるリスクが高くなっているといいますから、怖いですね。
 人間の脳は、シングルタスクを基本としていますので、複数のことを並行して実行しているようでも実はタスクを切り替えて、一見すると複数のことを並行して進めているように見えているだけなのだそうです。すなわち、複数のシングルタスクをスィッチングして作業をしているに過ぎず、そのために脳への負荷が大きく、濃飛炉が大きいのだそうです。

 自動車の運転は、前方や広報を見たり、ハンドルやアクセル・ブレーキ操作をしたりと、あたかもマルチタスクをこなしているように見えます。しかし、これらもひとつひとつの作業をスィッチングしているに過ぎないのだそうです。
 マルチタスクができる人は、優れている人だと思い込んでいましたが、スィッチングの名士なのです。

■ 日本のロケット開発黎明期 912

 「宇宙」というと「2001年宇宙の旅」のハルの話しが思い出されたりします。私の携帯電話の着信音の一つにそのテーマ曲を使っています。

 アポロ11号でルイ・アームストロング船長が、月面に人類で初めて降り立ちました。その後、何回も月面に立った足跡が、いまだに鮮明に残っているというニュースが数日前に報じられたばかりです。

 「宇宙には、夢が広がる」と感じている日とが多いと思います。宇宙科学研究所のサイトを見ていると、いろいろな記事に夢膨らませられます。私の父は内燃機関の研究をしていたのですが、志半ばで戦死してしまいました。

 内燃機関というのは、戦闘機のエンジンや、日本でも密かに進められていたロケットエンジンの開発に繋がるところで、父がどの部分を担っていたのか、軍の機密ですのでわかりません。

 桜花というロケットエンジン搭載の戦闘機さえも作っていた日本の技術は、フォン・ブラウンを有するドイツと並んだロケット大国になる可能性を秘めていたのです。

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまでお話】 バックナンバー

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月11日 ◇お節介焼き精神とギブ・アンド・テイク ◇ナインイレヴン

2024-09-12 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月11日 ◇お節介焼き精神とギブ・アンド・テイク ◇ナインイレヴン 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

9月11日(水)
 「ナイン・イレブン」の日ですが、NHKのニュースではひと言も触れられませんでした。
 もう、過去の出来事として消えてしまったのでしょうか。
■【今日のおすすめ】
 米不足で、国民が右往左往。
 国の米政策の失策といっても良いのでしょうか。
 備蓄米は温存しながら、このようなことが発生したときに対応できるようにすべきです。
 平素、お米の輸出に力を入れ、万一、現在のような事態が発生した場合には、一時的に輸出をストップして国内消費に回すなどの方策も必要です。
 有名大学出身の官僚さん達、保身ばかりを考えないで失敗を怖れず、新たなチャレンジの提案をしては如何ですか。
 昨年の今ごろ、静岡県の三島に行ったことを思い出しました。
 その後、久しぶりに三嶋大社をお詣りしたり、聚楽園や白滝公園などの庭園めぐりや梅花藻を見たりしました。
 梅花藻の花は、盛りの時期を過ぎてしまっていましたが、まだ、名残の花を見ることができました。
 富士山の伏流水で、きれいな水の豊かな街は、涼しげですね。
 TVで秋吉台の下の街も、秋芳洞のおかげで涼しいのだそうで、真夏日になることがないと報じられていました。
  高千穂神社については紹介しましたが、ここでは高千穂神社の境内の様子をお届けします。

 竹根に経営を委ねた自社のクライアントの社長の友人が経営する企業で、社員に講話をお願いしたいと言われていました。

 今日が、その日だったので、出かけてゆきました。

 十人強の社員が全員、熱心に耳を傾けてくれました。

■26 お節介焼き精神とギブ・アンド・テイク B110

 経営コンサルタント業に40年余をそそいできました。この仕事に従事する前は、商社マンでしたが、そのころに、悩める中小企業の社長さんと接する機会が多く、彼等の愚痴を聞いていました。

 彼等の愚痴は、愚痴というよりも、「こうありたい」という希望なのだということに気づきました。これが、私がもともと持っている「お節介訳精神」に火を点けてくれたのです。

 サラリーマン経験10年に区切りを付け、第二の人生を歩み出しました。

 爾後、「先生のおかげで会社が良くなりました」といわれることに快感を覚えるようになりました。この言葉が欲しいがために、一所懸命にやります。それが結果として出てきますと、この言葉に繋がるのです。

 ところが、自分では、一所懸命にやっているつもりですが、なかなか、この言葉をいただけません。自分なりに「成果が出ている」と見えるだけに、「なぜだろう?」とwhyを何十回も繰り返します。

 クライアントさんにとっては、まだ、満足の域に達していないので、この言葉に繋がらないのです。

 その様なときに、思い出すのが吉田松陰の言葉です。

    至誠にして動かざるものは
    未だこれあらざるなり

 すなわち、自分では、一所懸命にやっているつもりですが、これは「つもり症候群」(○○しているつもりの自己満足)であって「至誠」ではないのです。

 知恵と経験から、あの手・この手でアイディアを懲らし、「これでもか」「これでもか」と工夫と努力をしますと、ついにこの言葉にたどり着けるのです。

 ギブ・アンド・テイクという言葉がありますが、私にとっては、努力と工夫という「ギブ」には、この言葉が「テイク」なのです。

 ところが、世の中には、「相手に何かをしてあげたら、その見返りがあって当然」という考え方の人がいます。

 何かをしてあげても、相手が、その価値を評価してくれなければ、見返りはありません。見返りがなければ、寂しさに襲われるだけです。

 幸い、私は、生来のお節介焼きですので、人様に何かして差し上げることに対して、ホンネのところでは、「喜んで欲しい」という期待をしているのですが、「見返りを求めない」という気持ちでいます。

 一方、自分としては、何かしていただいたら、それが、妻や子供であっても「ありがとう」という言葉を発するようにしています。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

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■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

◆梅雨と秋の長雨の比較に驚きが 911 

 秋と言いますと、すかっと晴れ渡った透き通るような青空をイメージします。

 昔から「秋の長雨」という言い方もあります。

 梅雨の時期と秋を比べますと、確かに日照時間は秋の方が長いです。

 ところが、降雨量を比較しますと、どちらが多いとお思いでしょうか 

 私は、しとしとと降る梅雨の時期かと思いましたが、なんと秋の方が降水量は多いのですね。

 考えてみますと、台風で大雨が降るというのは、近年、あたり前のようになってきてしまっています。

 その結果、自然災害に見舞われて、苦しむ方が多いのです。

 各地で洪水・氾濫が起こっても直ぐに立ち上がることは困難で、避難所生活を余儀なくされることも多い昨今です。


 世の中、いろいろなことが起こります。

 そのために、過去のことの記憶は次第に薄れてしまいがちです。

 世の中の変化を時系列的に見ますと、規則性があったり、変化に法則性が見出せたり、と結構いろいろなことが見えてきます。

 短期的に一週間を振り返えるだけでも、記憶が新たになります。

 それが記憶として蓄積されます。

 それがブログ原稿になったり、話材となったりして人脈に津軽のです。

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

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 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
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【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて ◆第92段 ある人、弓射ることを習ふに 考えたことと実行力

2024-09-12 00:21:00 | 【心 de 経営】 徒然草に学ぶ
■【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて ◆第92段 ある人、弓射ることを習ふに 考えたことと実行力 
  「徒然草(つれづれぐさ)」は、吉田兼好による随筆集の冒頭の文章です。作者は、兼好であるという明確な証拠はないようです。おそらく大半の方が、何らかの形で、この文章に接しているのではないでしょうか。
 徒然草といいますのは、清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』とならび日本三大随筆の一つといわれています。
  高校生時代に戻った気分で、また、社会人として人生を歩み、自分の高校時代には理解できなかったり、誤解していたりすることを発見しながら、独断と偏見に満ちた、我流の解釈を僭越ながらお付けしました。
 徒然なるままに、日暮パソコンに向かいて、よしなしごとを、そこはかとなく書き付けてまいります。
 お届けも、徒然なるままにアップロードしますので、読者の皆様も、日暮パソコンに向かいて、末永く、徒然にご覧下さるよう、お願いします。
◆第92段 ある人、弓射ることを習ふに 考えたことと実行力
 経営コンサルタントを半世紀もやってきますと、好ましくないと思われる経営者・管理職に共通していることを感じてきました。
 超一流大学などの高学歴の持ち主で、知識豊かな経営者・管理職に多いのですが、いろいろなことを知り、自社をどの様に経営したいかもわかっていて、経営計画などに、いろいろな事項を盛り込んでいます。
 ところが、それを実践に活かせていないのです。
 やるべきことを盛りすぎるという問題点もあるのですが、実行力、行動力に欠けているのです。その結果、業績として出てこないのですね。そこに、経営コンサルタントが介在しますと、大変良い結果に繋がることが多いのです。
【原文】 ある人、弓射ることを習ふに
 ある人、弓射ることを習ふに、諸矢をたばさみて的に向かふ。
 師のいはく、「初心の人、二つの矢を持つことなかれ。のちの矢を頼みて、初めの矢になほざりの心あり。毎度ただ得矢なく、この一矢に定むべしと思へ。」と言ふ。
 わづかに二つの矢、師の前にて一つをおろかにせんと思はんや。
 懈怠の心、自ら知らずといへども、師これを知る。
 この戒め、万事にわたるべし。
 道を学する人、夕べには朝あらんことを思ひ、朝には夕あらんことを思ひて、重ねてねんごろに修せんことを期す。
 いはんや一刹那のうちにおいて、懈怠の心あることを知らんや。
 なんぞ、ただ今の一念において、ただちにすることのはなはだ難き。

【用語】
 諸矢: 「ひと手矢」ともいい、二本一組の矢のこと
 たばさむ: 手に挟む
 おろかに: おろそかに
 懈怠(けだい)の心: 怠け心、懈:おこたる)
 道: 仏道だけではなく、全ての学問芸術等の道
【要旨】
 ある人が、弓を射ることを習う時に、二本一組の矢を手に持って、的に向かいました。
 先生が言うことには、「初心者は、ベテランがするように二本の矢を持ってはいけません。なぜなら、二本目の矢もあるという気持ちが起こり、第一矢を、軽い、いい加減な気持ちでいてしまうからです。矢を射るたびに、当たるか当たらないかを気にかけないで、この矢だけで必ず的にあてようと念じなさい。」と言いました。
 わずか二本の矢しかない状態ですので、先生の前で一本をいい加減に放とうなどと、だれしも思わないでしょう。
怠けおこたる気持ちが起こると、自分では思っていないでしょう。しかし、仏典で懈怠のことを、「悪を行わないようにして、善・良い結果をだそうとしようとするときでも、怠け心が潜んでいて、持っている力全てを出し切れないことがある」ということを、先生は、ご存知なので、このようなわかりきった注意喚起をしているのです。
 この戒めは、矢を射るときのことだけではなく、全てのことにおいて、このことが当てはまるでしょう。

 仏道だけではなく諸道において、それを学ぶぼうとする人は、夕方には、明朝がくるという気持ちを持ち、朝には夕方があると油断して、もう一度、心を込めた修行ができると予定します。
 ましてほんの一瞬間のうちに、怠けおこたる懈怠の心が、そこに潜んでいると気づけるでしょうか、まず気づける人配なのではないでしょうか。
 なんとまあ、今ある、この一瞬において、それをすぐ実行しようとすることというのは、大変に困難なことなのでしょう。悲しいかな、これが大半の人間に共通なことなのです。
【 コメント 】
 テニスをプレーする人は、サーブをするときに、二個のボールを持っています。最初のボールを打つときに、他方のボールがあるので、是が失敗しても、もう一本打てるという気持ちでサーブをする人はいないでしょう。
 弓道の世界でも、矢を二本もって的に対峙することを、素人とでも知っています。
 しかし、弓道の試合などに出るような経験者であれば、上述のようなことを考える人はいないでしょう。ところが、初心者であるうちには、兼好が記述していますように、多くの人が、自分では気がつかないうちに、そのように考えているのかもしれません。
 もし、ここに登場する弓道の先生が、「諸矢」という弓道において当然なことを、当然として考えれば、「初心者には一本の矢しか持たせない」という指導法を思いつかないでしょう。
 常識を疑うというクリティカル・シンキングの基本的な発想法は、ビジネスの世界でもいえます。
 だれもが、「明日がある」と信じているでしょう。そのために、怠け心から、「これは明日やろう」と先延ばしをすることがあるのではないでしょうか。
 多くお人が、その様に考えるでしょうから、「今日なすべきことを明日に回すな」という箴言が存在するのです。
 私のように、高齢で、持病を持っていますと、「明日の朝が来るのだろうか」と日々思いながら布団に入ります。
 日中は、「今を大切に生きる」ということを心がけます。
 ところが、多くの人は、「今を大切に」ということを誤解して、「莫迦な行為をできるのは若いうちだけだから、今を楽しもう」と自分の懈怠心を正当化し、愚行とも思えることに走ってしまいます。
 私は、「残された人生をいかに過ごすか」という目標をもとに、充実した人生を送るには、一時一時を、それに向かって努力をするようにしています。黄泉の国に発つときに、「晩年は、一時を大切に生きられた。幸せであった」と思えるようにしたいと考えて、毎日を送るようにしています。
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月10日 ◇【杉浦日向子の江戸塾】侍パンツ? ◇高千穂神社

2024-09-11 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月10日 ◇【杉浦日向子の江戸塾】侍パンツ? ◇高千穂神社 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

9月10日(火) 中国の華為技術(ファーウェイ)といいますと、米政府による先端半導体の禁輸措置を受けている会社です。
 そのファーウェイが、世界で初めての三つ折りスマートフォンを発表しました。三つ折りを開くと画面サイズが約10インチのタブレットになり、ポケットに入るタブレットとして、1万9999元(約40万円)からの価格で売り出すそうです。
 大変魅力的ですが、価格を考えると感心は急に萎んでしまいました。

 早朝ウォーキングの途中で体操をするために寄る公園に、「槐(えんじゅ)」があります。7月頃から白い花を付け、8月中旬には、その花が落ち始めます。木の根本周辺に、白い円ができます。

 年により、白色の濃さが異なります。今年は、暑い日が多く、花も少なめなのか、白色が薄い夏です。

 今は、枝豆のような実をたくさん付けています。

■【今日のおすすめ】

  【カシャリ!一人旅】 宮崎県・高千穂11 高千穂峡 高千穂神社 小さなバス旅

 高千穂峡は、遊歩道が整備されていて、神話に出てくる天岩戸をはじめ、いろいろな物があります。

 高千穂神社は、その一つです。

 今日は、ゆったりとした時間を持つことができました。

 かねてより江戸っ子から学ぶことの多さを実感していましたので、紐解いてみました。

 杉浦日向子女史の江戸塾は、江戸時代のエコ生活から飽食時代を迎えている我々に大きな示唆を与えてくれます。

 

■ 【杉浦日向子の江戸塾侍パンツ? 30
 江戸の庶民といえば長屋住まいです。昨今では飽食の時代で、着る物がタンスの肥やしになっていますが、江戸庶民はせいぜい3~4枚です。それも一生のうちでその枚数ですから、一つのものを着た切り雀です。
 それも新品を買ってくるというより、親から譲り受けたり、古着屋で購入したりしたものです。
 一つの着る物を大事に使います。
 すり切れそうな処は事前に裏当てしておきます。袖は下ろさずにいます。江戸っ子の絵になる尻っぱしょりは、「尻っ端折り」と書くように、尻近くの端に相当する裾を守という目的もあります。
 すなわち、すり切れやすいのが端ですので、その部分を保護することにより、古着として販売するときの商品価値をできるだけ下げないように来ていたのです。
 尻っぱしょりをするというのは、イコール褌をしているということです。褌なしに尻っぱしょりはさすがにできません。すなわち尻っぱしょりは、それそのものがステータスなのです。
 とにかく、当時、褌は高級品であり、ステータスシンボルの一つなのです。
 褌というと「越中褌」「六尺褌」がすぐに思い描かれます。
 「越中褌」の名前の由来には諸説あるようですが、その一つが越中富山薬屋さんが置き薬の景品として使ったことから全国的に使われるようになったそうです。
 「長さ100cm程度、幅34cm程度の布の端に紐をつけた下着である。一部ではクラシックパンツ、サムライパンツとも呼ばれている」(【Wikipedia】)

■ 「杉浦日向子の江戸塾」バックナンバー ←クリック

■【今日は何の日】

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 下手の横好き 910
 下手な絵ですが、描くのも好きです。
 水彩が主ですが、パステルやオイルもやります。
 主に風景画ですが、オイルでは静物も結構多いです。

 写生には時間がかかります。
 そこで、写真を見て、思い出しながら描きます。
 かつては、オイル調の絵の具を厚く塗る水彩でした。
 最近は、透明水彩に近いような絵が多くなっています。

 そのためにカメラは、必需品です。
 高級カメラですと、神経を使うので機動性が落ちます。
 最近は、もっぱら中級機で、レンズは2~3本位を持って出かけることが多いです。
 小型なので気軽に移動でき、被写体に機動性を持って向かえます。
 レンズ交換に時間がかかり、シャッターチャンスを逃すことが多いですね。
 その対策として、コンパクトカメラも必需品です。
 レンズ交換の代わりにコンパクトカメラのズーム機能を使って撮影するのです。
 最近のコンパクトカメラは、中級機も顔負けの良い写真が、簡単にとれます。

 私のサイトを見てくださるとお解りのように、京都が多いです。
 それでもまだアップロードしていない京都の写真は多数あります。
 近年、鎌倉にも関心があります。
 昨年鎌倉五山巡りの前半を行いました。
 まだ、整理していないうちに、今年は一泊で、残りの五山巡りをしました。
 その写真を整理して、ブログで紹介しましたところ、大変ご好評を戴いています。

 最近は、映像化してユーチューブでも紹介しています。

  鎌倉写真集
   写真インデックス

  映像インデックス

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【ブログでつぶやき】  御師 江戸時代のプロデューサー

2024-09-10 12:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【ブログでつぶやき】  御師 江戸時代のプロデューサー 

 二兎を追うブログ 
 経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

■ 御師 江戸時代のプロデューサー
 御師(おし、おんし)とは、特定の社寺に所属して、その社寺へ参詣者、信者の為に祈祷、案内をし、参拝・宿泊などの世話をする神職のことです。
 本来は「御祈祷師」を略したもので、平安時代のころから神社に所属する社僧を指しました。
 それまでは「おし」と読んでいましたが、特に、江戸時代に伊勢神宮関係の御師は「おんし」と読みました。お伊勢参りのガイドブックを作ったり、旅行の企画を提示したりして、現在の旅行代理店的な業務もしていたようです。
 江戸時代というのは、「入鉄砲に出女」といって警戒され、旅行が自由にできない時代でした。神仏参りなどは許されていたようです。
 当時の江戸庶民は、宵越しの銭は持たない生活をしていましたので、旅行資金を潤沢に持っていたわけではありません。お伊勢参りの希望者を募り、毎日、積み立てをして、選ばれた人から順にお伊勢参りをできるようなアドバイスもしていたようです。

(ドアノブ)

◆ ツイッターでのつぶやき  
 

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月9日 ◇ウォーキングに持参する物「靴」 ◇コンサルタントを知る

2024-09-10 07:31:56 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月9日 ◇ウォーキングに持参する物「靴」 ◇コンサルタントを知る 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 21世紀に入ってまもなくの頃から、健康のために、早朝ウォーキングを行っています。

9月9日(月)

 2024年全国カーライフ実態調査によりますと、 次に購入したい車も「ガソリン車」と、日本では、まだまだ電気自動車の時代にはなりませんね。
 主に運転している車のボディタイプは「軽自動車」(35.0%)が最も多く、次いで「コンパクトカー」(17.2%)と、燃費を考慮した選択が多いようですね。

■【今日のおすすめ】

 【あたりまえ経営のすすめ】経営支援編 コンサルタントを知る 5-18 経営理念の形式・内容を分類する

 コンサルタント・士業が、何を、どのようにしてくれるのか、その結果企業・組織は胴欲なるのかということは意外と知られていません。

 コンサルタント・士業は、それをもっと知らしめるべきではないでしょうか。

 では、どのように・・・

 これが、現在提供しているブログ情報です。

 バックナンバーも含めて、ご覧くださいますと幸いです。

 今朝の早朝ウォーキングで、自分でどの様にやっているのか反復してみました。

◆ウォーキングに持参する物 1321
 旅行をするのには、旅行の七つ道具がありますように、ウォーキングのも、「これは持っていると良い」という物があります。基本的には、持ち物は最低限のものにし、できる限り身軽な形でウォーキングをするようにしています。私自身が、どの様な持ち物を持っているかをご紹介します。

② 靴
 何ごとも、基本が大事といいますが、スポーツ関連では、靴の重要性が説かれます。店員さんに尋ねますと、クッション性、軽快性(重量、サイズ)、デザイン、材質などについて説明をしてくれました。
 靴といえば英国、というイメージがありますので、英国製の黒革製のウォーキングシューズにしました。少々価格が貼りますが、ひとつくらい贅沢をしても良いのではという気持ちと、ビジネスにはいてもおかしくなさそうなこともあり、あまり抵抗感なく決められました。

 バックナンバー 健康・環境

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【今日は何の日】
  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
    https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 9月10日 ■ 屋外広告の日 広告業といっても範囲は広い ■ 特芳禅傑忌

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 あなたの趣味は何ですか? 909
 会話が弾まないときの常套句として「あなたのご趣味は?」と訊くようにします。
 それが契機となって、会話が発展します。
 相手の人が好きなことですので、こちらが頷くだけでも会話が進行します。
 どちらかといいますと無口な私にとっては、ありがたいことです。

 私の趣味のひとつは、絵画です。
 欧米の有名な美術館は、その辺の絵画評論家よりは回数も、件数も多いくらい訪れています。
 これが、私が自慢できる唯一のことかも・・・・・ <それじゃダメじゃん>梅雨と秋の長雨の比較に驚きが

 秋と言いますと、すかっと晴れ渡った透き通るような青空をイメージします。
 昔から「秋の長雨」という言い方もあります。
 梅雨の時期と秋を比べますと、確かに日照時間は秋の方が長いです。
 ところが、降雨量を比較しますと、どちらが多いとお思いでしょうか
 私は、しとしとと降る梅雨の時期かと思いましたが、なんと秋の方が降水量は多いのですね。

 


■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

>> もっと見る

 
■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

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