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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月30日 社員にプライドを持たせることによる活

2023-08-31 08:26:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 


  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月30日 社員にプライドを持たせることによる活性化策


 


 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。


 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。


 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。



 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。


【 注 】


 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。


■【小説風 傘寿の日記】


 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。


 すっかりせみの声が聞こえなくなった早朝ウォーキングです。


 昨日は、まずまずでしたが、今朝は気温も高めに感じ、湿気も多いようでした。


 汗だくで、ウォーキングから戻るとシャワーに一直線。


 今日のオンライン・ミニ・セミナーでは、次のようなお話をしました。


 


■ 1-8 社員にプライドを持たせることによる活性化策 A920


 このシリーズの、「さん付け呼称と民主性」の項で、日本で最初に設立されました経営コンサルタント団体「日本経営士協会」では、会員を「先生づけ」で呼び合うということで、会員のプライドを高め、日本経営士協会の活性化を図っているという事例を紹介しました。(関連項目をご参照ください)


 些細なことでも、社員の動機付けをすることは可能です。


 私は、新規の顧問先とのコンサルティングにおけます初期段階で行うことのひとつとして「社員にプライドを持たせる」ことができるように行います。


 そこで重視するのが、経営理念とトップの行動です。


 一般的に、経営理念を徹底するためには、朝礼などで社員に唱和させるという方法を採りますが、私は、めったにその様な方法は採りません。


 社員とのコミュニケーションでは、経営理念をいつでも確認できるように、社員手帳を持たせるとか、社内に掲示をするとか、業務報告の際に経営理念資料を持参させるなどを通して、経営理念に経に接する機会を持たせます。これは、主に、管理職が率先して行います。


 管理職は、社員に、単に経営理念に接する機会を作るだけではありません。そこで登場するのが、社長などトップ陣です。


 社長やトップ陣には、「経営理念をベースにした口癖を持て」というアドバイスをします。経営理念を、そのままいうのではなく、経営理念に付帯した表現で、経営理念を連想できるような言葉を、自分の口癖言葉にするのです。たとえば、私の顧問先の中には、「管理とは温かいモノなのだ」という、経営コンサルタントとしての私の口癖を、社長さんがあたかも自分の口癖にして、社員にしばしば話しています。


 また、経営理念実現のための、他社の事例や、本やマスコミから入手した、経営理念内容に関連するような情報を、社員に聴かせるのです。口癖言葉とは異なって、事例関係は、同じことを繰り返すのでは、効果がありません。常に新鮮な情報を取り入れて、管理職や社員に話をするのです。


 管理職は、「先日、社長が○○についてお話されていましたが・・・」というように、社長の話を、自分の切り口で咀嚼して話をするのです。勿論、管理職が言うことが、社長の意図とずれないことが肝要であることはいうまでもありません。


 管理職が、社長やトップ陣の話をすることにより、社員は次第に自社の社長等の考え方を理解すると共に、尊敬の念が芽生えてきます。その結果、社員が、取引先や顧客など外部の人と話をする時に、「うちの社長は、○○なのですよ」とか「うちの社長は、常々○○のようなことを話してくれます」というような話をするようになります。


 私の顧問先の若い経理部員の一人が、「社長が、全社員営業パーソンである重要性」を話していたことが印象に残ったのでしょう。その女性が、代金の支払いに来た取引先の社長さんに、「うちの社長は・・・」ということを話したそうです。


 彼女は、別に、商品・サービス説明という営業パーソンがするようなことをしたわけではありませんが、数日後に、その時に感動したという手紙と共に、新たな注文が来たということがありました。


 「うちの社長は・・・」ということを聴いた外部の人達は、「あの会社は、素晴らしい」というような感動を覚えることは大いに考えられます。


 平素の業務を通じるだけではなく、雑談の中などでも、社員教育をすることは可能なのです。


 


 


■【経営コンサルタントの独り言】


 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。


 


■ 厳しい経営環境下で打つべき手は? 830


 


バブルがはじけた頃は、日本の経営者の多くが自信喪失時代といっても良いほどで、日本式経営の見直しにも真剣に取り組みました。


 失われた20年を経験し、一時的な景気回復があったものの、アベノミクスはなかなか成果に結びつきません。


 私は、アベノミクスが全面的に間違えているとは思いませんが、安倍首相の根底に、自信過剰というか、強引さというか、国民目線のなさが禍を引き起こしているように思えます。


 振り回されているのは、日本国民です。


 その中でも、中小企業の経営者は苦労をしています。


 その苦労も、収益がなかなか改善せず、社員の財布が豊にならず・・・


 かといって特段経営面での工夫をするのでもなく・・・


 もちろん、そうでない経営者も多数いますが、まだ工夫がたりない経営者が大半ではないでしょうか。


 独りでは限界があります。


 外部ブレインを使ってみては如何でしょうか。


 高額な費用???


 私のブログに、実態を含めてお届けしています。


 


■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業


 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。

 

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。

【これまでお話】

 エピローグは、主人公である竹根好助(たけねよしすけ)の人柄を知る重要な部分でした。
 親によるある教えで、超一流ではないものの上場商社に入社した竹根の若かりし、1ドルが360円の時代でした。
 入社して、まだ1年半にも満たないときのことです。アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。社内では、誰が派遣されるのか話題沸騰です。若輩の竹根は推理小説でも読むような気持ちで、誰が選ばれるか、興味津々で推理を働かせました。
 一方、竹根の信条のひとつに「サラリーマンとしての心得のひとつとして上司からの命令には逆らうなというビジネス書の教えをかたくなに守ってい」という頑固というか、意志堅固なところがあります。
 初めてのアメリカ人事に、まさか竹根に白羽の矢が立つことはないだろう・・・
 <続く>

 

【バックナンバー】

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950

  【過去のタイトル】 人選(1ドル360円時代 鶏口牛後)


■【老いぼれコンサルタントのブログ】


 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。




>> もっと見る




■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

 

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■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する27 褒め方の工夫で人間関係が深くなる B124

2023-08-31 05:46:00 | 【心 de 経営】 心づかいで人間関係改善
■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する27 褒め方の工夫で人間関係が深くなる B124
 
 新年、おめでとうございます。
 旧年中は、ごご愛読くださりありがとうござます。
 年頭に当たりまして、初心に戻って、毎日、複数のブログをお届けしてまいりますので、倍旧のご愛読をよろしくお願いします。
 
 
 日本経営士協会は、ご存知の方も多いと思いますが、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 
 会員は、それぞれ異なった専門分野を持っていますので、経営士同士が競合するというよりは、専門外の分野で補完し合っています。これを「共業・共用・共育」といっています。
 
 コンサルティングという実務を通じて、いろいろな体験をしています。その体験を通して、みなさまに情報をお届けしています。
 
■■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する
 

 人は誰しも、諍いや争いなどのトラブルを嫌うのではないでしょうか。

 そのトラブルの多くは、ちょっとした言動が原因であったり、それが契機となって人間関係がこじれたりしているようです。

 かねてより、【心 de 経営】ということを基本に、永年コンサルティングをして参りました。「de」は、フランス語の前置詞で、英語にしますと「of」に近い意味合いであり用法であると認識しています。

「de」を、英語の「of」の意味で用いますと「心 of 経営」、すなわち「経営”の”心」となります。「de」を、そのまま、日本語の「で」に置き換えますと「心で経営」となります。

 ここでは、後者の「心で経営」に重点をおいて、経営に限らず、人間関係における「心づかいのあり方」を、平素の体験から感じるがままにを徒然に記述してまいります。それにしても、他人に優しくするには、自分に厳しくなければならないことを痛感しています。

 期せずして日本経営士協会理事長の藤原久子先生も、心を大切にすることを常々口にされています。理事長とお話している中で出てきたことを中心にまとめています。ある意味では、藤原理事長との合作といえるブログです。

 物事や人の心には多面性があります。お届けするブログが正論であるか否かは、皆様のご判断にお任せしますが、参考にして下さいますと幸いです。

 
 
■ 27 褒め方の工夫で人間関係が深くなる B124

 世の中には、「誉め上手」といえる人がいますね。口下手な私にとりましてはうらやましい限りです。

 その様な人というのは、相手の着ているものや、ネクタイなどの身につけている物をちょっと見ただけで、それを糸口として会話を発展させることができます。「素敵なネクタイですね」というように声かけをするだけではなく、それを契機に、相手の反応を見ながら話を発展させることができるのですね。

 私は、自分で、ファッションなどのセンスも知識もありませんので、たとえ話題にしたとしても一言誉めるだけで、後が続きません。

 一方で、いろいろな人とのコミュニケーションは、経営コンサルタントという仕事柄、経験をしてきていますので、相手がどの様なタイプの人かを感じ取ったり、感じ取れない場合には、その視点から探りを入れたりします。

 たとえば、知的な感じの雰囲気を持っている人に対しては、「最近、○○という本を読んだのですが、主人公の生き方から、反省させられることが多くありました」などと声かけします。

 その対応を見ながら、相手の人が読書好きなら、本に関することで返事が返ってきます。生き方に関する返事なら、人生観などに話を持っていくことも考えられます。

 反応が良くなければ、生き方の延長線上で、主人公が猫好きであることを話し、犬猫の話に発展させるのも良いでしょう。

 この種のイントロは、なれていない人は、あまり話題にしないでしょう。あまりありきたりな話題に辟易しているような人へのアプローチとなり、相手の人も新鮮さを感じるのか、心を開いてくださることが多いです。話し下手の私でも、こちらのペースの話題選びなので、あまり気疲れしないで会話を続けることができます。

 他の人が、あまり気づかないような話題で、自分のペースで進められるようにするためには、話の中で、相手を誉めることができるようなきっかけを見つけ出し、さらりと誉めます。逆に、それに対して、自分の失敗談で返しますと、話が発展してゆきます。


 その時に、そのテーマの内容について、いろいろと知りたいという知識欲やメリットを優先してしまいますと、しらけてしまいかねません。

 相手が、どの様な人なのかを感じ取り、今後のお付き合いをスムーズに進めたいという気持ちで接するようにします。別項でも記述していますように「ギブ・アンド・テイク」とか「損得」とかということを抜きにした気持ちが重要と考えます。

 そこで知り得たことに対しては守秘義務と考え、他の人に対しては積極的な話題にしないようにします。固有名詞を出さずに、良いことの事例として出すときにも、さらりと表現する程度に抑えます。

 また、その後、その人ととのメールのやりとりや会話機会があります場合には、さらりと挿入します。「この人は、こんなことまで覚えてくださっているのだ」と思ってくれ、人間関係がさらに深まります。

 「悪事千里を走る」といわれますように、人間関係が崩れますと、悪い情報が拡散し、ますますこじれてしまいます。

 一方で、人間関係は、良い関係ができますと、拡散スピードは遅々としたものですが、質の良い人間関係を展開することになります。

 よい人間関係は、自分の人生を豊かにしてくるような気がします。

 

  (ドアノブ)

 

 
 人間関係というのは、難しい問題が絡みますね。40年余の経営コンサルタント経験から感じたことをご紹介しています。
 

【経営コンサルタントの育成と資格付与】
 
 
 日本最古の経営コンサルタント団体・日本経営士協会とは
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■【あたりまえ経営のすすめ】1-07 経営資源の良質化循環を引き起こす社員の動機付け A906-Bc21

2023-08-30 12:06:00 | 【経営・専門業】 あたりまえ経営のすすめ<経営の心>

■【あたりまえ経営のすすめ】1-07 経営資源の良質化循環を引き起こす社員の動機付け A906-Bc21

 多様化の時代になり、ホンモノ智恵が求められる昨今です。

 世の中には、「専門家」とか「プロ」と呼ばれる人が多数いらっしゃいます。

 ところが、残念なことに、その大半というのが、「エセ専門家」「エセプロ」なのです。

 それが露呈したのが、東日本大震災の福島原発事故ではないでしょうか。

 その対応においても、事後対応においても、専門家と言われる人達な何もできず、口を閉ざしてしまっだではないですか。

 ホンモノのプロ、要は「“真”のプロ」とは、どの様な人を指すのでしょうか。

 40年余の経営コンサルタント経験から、最善の策ではないにしても、ベターな策を講じるための智恵をご紹介してまいります。

メモ

■ 1-07 経営資源の良質化循環を引き起こす社員の動機付け A906-Bc21

 

 すでに別項で紹介しました、「経営資源の良質化循環」により、企業はプラスのスパイラル、すなわち拡大スパイラルを引き起こすことができます。

 経営資源の良質化循環は、どの経営資源から始めるとよいという法則や手順のようなものはありません。それを見出すのが、経営戦略であり、経営トップの腕の見せ所です。

 外部から「良質な資金」が、「必要なとき」に、「必要なだけ」入ってくるように、金融機関や金融市場などとの関係の契機を見出し、関係を深められるというのが経営者やその企業の実力の一つといえます。

 あるいは、新商品開発という、モノをもととして、経営資源の良質循環が開始する契機となることもあるでしょう。商品開発力やマーケティングを駆使した展開により、これを可能にすることができます。


 このように、「経営資源の良質化循環」を起こす契機を、既述のように、たとえば「人という経営資源」が、好循環のスタートとしますと、好循環を回し始める契機が必要です。

 「人の良質化」といいますと、一般的には社員研修か幹部研修からはいることが多いです。ヘッドハンティングなどによる外部からの中途採用に力を入れる企業もあります。

 私は、長年のコンサルティング経験から、上記も重要と考えますが、別項で述べます「仕組みによる社員の意識変革」という方法が最適な手段の一つと考えています。(具体的には、当情報より跡から発信されます、当該する項目を参照してください)

 私が新規の顧問先とのコンサルティングにおきまして、初期段階に行いますのが、経営理念の構築・再構築です。(具体的には、当情報より跡から発信されます、当該する項目を参照してください)

 それに関連しまして、「”温かい”管理とは何か」ということを徹底します。(具体的には、当情報よりあとから発信されます、当該する項目を参照してください)

 「経営理念の構築・再構築」や「”温かい”管理」を行う結果として、社員にプライドを持たせることが肝要です。

■【プロの心構え】 バックナンバー

プロとして、いかに思考すべきか ←クリック

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月29日 経営資源の良質化循環を引き起こす社員

2023-08-30 08:42:08 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月29日 経営資源の良質化循環を引き起こす社員の動機付け

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 今日のオンライン・ミニ・セミナーでは、次のようなお話をしました。

 

■ 1-07 経営資源の良質化循環を引き起こす社員の動機付け A906-Bc21

 

 すでに別項で紹介しました、「経営資源の良質化循環」により、企業はプラスのスパイラル、すなわち拡大スパイラルを引き起こすことができます。

 経営資源の良質化循環は、どの経営資源から始めるとよいという法則や手順のようなものはありません。それを見出すのが、経営戦略であり、経営トップの腕の見せ所です。

 外部から「良質な資金」が、「必要なとき」に、「必要なだけ」入ってくるように、金融機関や金融市場などとの関係の契機を見出し、関係を深められるというのが経営者やその企業の実力の一つといえます。

 あるいは、新商品開発という、モノをもととして、経営資源の良質循環が開始する契機となることもあるでしょう。商品開発力やマーケティングを駆使した展開により、これを可能にすることができます。


 このように、「経営資源の良質化循環」を起こす契機を、既述のように、たとえば「人という経営資源」が、好循環のスタートとしますと、好循環を回し始める契機が必要です。

 「人の良質化」といいますと、一般的には社員研修か幹部研修からはいることが多いです。ヘッドハンティングなどによる外部からの中途採用に力を入れる企業もあります。

 私は、長年のコンサルティング経験から、上記も重要と考えますが、別項で述べます「仕組みによる社員の意識変革」という方法が最適な手段の一つと考えています。(具体的には、当情報より跡から発信されます、当該する項目を参照してください)

 私が新規の顧問先とのコンサルティングにおきまして、初期段階に行いますのが、経営理念の構築・再構築です。(具体的には、当情報より跡から発信されます、当該する項目を参照してください)

 それに関連しまして、「”温かい”管理とは何か」ということを徹底します。(具体的には、当情報よりあとから発信されます、当該する項目を参照してください)

 「経営理念の構築・再構築」や「”温かい”管理」を行う結果として、社員にプライドを持たせることが肝要です。

 

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ プロに依頼することは、それなりの価値があります 828

 

 バブルがはじけた頃は、日本の経営者の多くが自信喪失時代といっても良いほどで、日本式経営の見直しにも真剣に取り組みました。

 失われた20年を経験し、一時的な景気回復があったものの、なかなか成果に結びつきません。

 政治家は、得てして、自信過剰というか、強引さというか、国民目線のなさが、禍を引き起こしているように思えます。

 振り回されているのは、日本国民です。

 その中でも、中小企業の経営者は苦労をしています。

 その苦労も、収益がなかなか改善せず、社員の財布が豊にならず・・・

 かといってその中小企業の経営者の多くは、特段経営面での工夫をするのでもなく・・・

 もちろん、そうでない経営者も多数いますが、まだ工夫がたりない経営者が大半ではないでしょうか。

 独りでは限界があります。

 外部ブレインを使ってみては如何でしょうか。

 高額な費用???

 費用対効果を考えると、プロに依頼するだけの価値はあります。

  https://www.jmca.or.jp/

 

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。
 
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまでお話】
 エピローグは、主人公である竹根好助(たけねよしすけ)の人柄を知る重要な部分でした。
 親によるある教えで、超一流ではないものの上場商社に入社した竹根の若かりし、1ドルが360円の時代でした。
 入社して、まだ1年半にも満たないときのことです。アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。社内では、誰が派遣されるのか話題沸騰です。若輩の竹根は推理小説でも読むような気持ちで、誰が選ばれるか、興味津々で推理を働かせました。
 一方、竹根の信条のひとつに「サラリーマンとしての心得のひとつとして上司からの命令には逆らうなというビジネス書の教えをかたくなに守ってい」という頑固というか、意志堅固なところがあります。
 初めてのアメリカ人事に、まさか竹根に白羽の矢が立つことはないだろう・・・
 <続く>
 
【バックナンバー】
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950

 【過去のタイトル】 人選(1ドル360円時代 鶏口牛後)


■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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■バックナンバー
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月28日 経営資源の良質化循環を引き起こす社員の動機付け A906-Bc21 1-07

2023-08-29 08:26:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月28日 経営資源の良質化循環を引き起こす社員の動機付け A906-Bc21 1-07

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私の後任として会社を引き継いでくれた竹根が本日の報告を終えると「経営資源の良質化」の話になりました。

 

■ 1-07 経営資源の良質化循環を引き起こす社員の動機付け A906-Bc21

 すでに別項で紹介しました、「経営資源の良質化循環」により、企業はプラスのスパイラル、すなわち拡大スパイラルを引き起こすことができます。
 経営資源の良質化循環は、どの経営資源から始めるとよいという法則や手順のようなものはありません。それを見出すのが、経営戦略であり、経営トップの腕の見せ所です。
 外部から「良質な資金」が、「必要なとき」に、「必要なだけ」入ってくるように、金融機関や金融市場などとの関係の契機を見出し、関係を深められるというのが経営者やその企業の実力の一つといえます。
 あるいは、新商品開発という、モノをもととして、経営資源の良質循環が開始する契機となることもあるでしょう。商品開発力やマーケティングを駆使した展開により、これを可能にすることができます。

 このように、「経営資源の良質化循環」を起こす契機を、既述のように、たとえば「人という経営資源」が、好循環のスタートとしますと、好循環を回し始める契機が必要です。
 「人の良質化」といいますと、一般的には社員研修か幹部研修からはいることが多いです。ヘッドハンティングなどによる外部からの中途採用に力を入れる企業もあります。
 私は、長年のコンサルティング経験から、上記も重要と考えますが、別項で述べます「仕組みによる社員の意識変革」という方法が最適な手段の一つと考えています。(具体的には、当情報より跡から発信されます、当該する項目を参照してください)
 私が新規の顧問先とのコンサルティングにおきまして、初期段階に行いますのが、経営理念の構築・再構築です。(具体的には、当情報より跡から発信されます、当該する項目を参照してください)
 それに関連しまして、「”温かい”管理とは何か」ということを徹底します。(具体的には、当情報よりあとから発信されます、当該する項目を参照してください)
 「経営理念の構築・再構築」や「”温かい”管理」を行う結果として、社員にプライドを持たせることが肝要です。

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ プロに依頼することは、それなりの価値があります 828

 

 バブルがはじけた頃は、日本の経営者の多くが自信喪失時代といっても良いほどで、日本式経営の見直しにも真剣に取り組みました。

 失われた20年を経験し、一時的な景気回復があったものの、なかなか成果に結びつきません。

 政治家は、得てして、自信過剰というか、強引さというか、国民目線のなさが、禍を引き起こしているように思えます。

 振り回されているのは、日本国民です。

 その中でも、中小企業の経営者は苦労をしています。

 その苦労も、収益がなかなか改善せず、社員の財布が豊にならず・・・

 かといってその中小企業の経営者の多くは、特段経営面での工夫をするのでもなく・・・

 もちろん、そうでない経営者も多数いますが、まだ工夫がたりない経営者が大半ではないでしょうか。

 独りでは限界があります。

 外部ブレインを使ってみては如何でしょうか。

 高額な費用???

 費用対効果を考えると、プロに依頼するだけの価値はあります。

  https://www.jmca.or.jp/

 

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。
 
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまでお話】
 エピローグは、主人公である竹根好助(たけねよしすけ)の人柄を知る重要な部分でした。
 親によるある教えで、超一流ではないものの上場商社に入社した竹根の若かりし、1ドルが360円の時代でした。
 入社して、まだ1年半にも満たないときのことです。アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。社内では、誰が派遣されるのか話題沸騰です。若輩の竹根は推理小説でも読むような気持ちで、誰が選ばれるか、興味津々で推理を働かせました。
 一方、竹根の信条のひとつに「サラリーマンとしての心得のひとつとして上司からの命令には逆らうなというビジネス書の教えをかたくなに守ってい」という頑固というか、意志堅固なところがあります。
 初めてのアメリカ人事に、まさか竹根に白羽の矢が立つことはないだろう・・・

 次回をお楽しみに!
 
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 【過去のタイトル】「1 人選(1ドル360円時代 鶏口牛後)」

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月27日 江戸のアウトソーシング付加価値ビジネス 32

2023-08-28 08:26:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 


  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月27日 江戸のアウトソーシング付加価値ビジネス 32


 


 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。


 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。


 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。



 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。


【 注 】


 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。


■【小説風 傘寿の日記】


 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。


 今日は、ゆったりとした時間を持つことができました。


 かねてより江戸っ子から学ぶことの多さを実感していましたので、紐解いてみました。


■ 江戸のアウトソーシング付加価値ビジネス 32


 


 前回、江戸の「レンタル・ブティック」の話でリサイクル、リユースについてご紹介しました。


 洗濯屋も結構繁盛していました。江戸時代の新規産業の一つで、江戸中期にできたようです。


 江戸の女性は強かったこともあり、手間のかかることはあまり自分ではやらず、アウトソーシングしていたのです。大変な手間となる洗い張りなどはほとんどの女性がやらなくなってきました。


 その分、洗濯屋が繁盛したのでしょう。


 洗濯屋だけではなく、サービス産業は江戸では結構流行っていたようです。それもそのはず、江戸には単身赴任者が多かったのです。


 江戸の単身者需要を当て込んで、アルバイト的に「江戸のかかあ」はいろいろと現金収入の道を考えていたようです。


 ウジ虫も湧くような男やもめだけではなく、単身者の部屋の掃除する仕事がありました。単身男性では、繕い物もあります。これらのトータルサービスをするビジネスがあったのです。オールパックで月額いくらという料金設定でした。


 八百屋のかかあは、売れ残った野菜くずを漬け物パックにして売っていました。野菜として買うと8文のものが、くず野菜で16文になるのですから、こんな“うまい”話はないですよね。


 すでに付加価値を考えたビジネスというかニッチ産業としてのビジネスが江戸時代にあったのです。


 


 


■【経営コンサルタントの独り言】


 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。


◆「フーテンの寅」はジェームズ・ボンドよりさきに「二度死ぬ」 827


 山田洋次監督の「男はつらいよ」シリーズでおなじみの故渥美清が扮する「フーテンの寅」さんは、実は死んでしまいます。


 ところが、ある事情から、寅さんが蘇ります。(詳しくはブログで)


 寅さんの舞台である東京・葛飾柴又というのは、いまでこそ東京の住宅街ですが、寅さんが始まった頃は、まだまだ田園風景が残っていたといいます。


 何度か訪れたことがありますが、2017年初春に訪れたときには、新しい寅さんの銅像の除幕式の日でした。


 山田洋次監督や倍賞千恵子さんなど出演者数人も来られました。


 帝釈天というのは、壁の彫り物が素晴らしく、一度訪れる価値はあります。


 直ぐ近くに、細川たかしの歌で有名な矢切の渡しがあります。


 素晴らしい歌ですが、ちあきなおみバージョンがあるのをご存知でしょうか。


 彼女の哀愁帯びた歌唱は、矢切の渡しにぴったり!


 まだ、矢切の渡し船に乗ったことがありませんので、この次に行くときには乗ってみたいと思います。


 


■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業


 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。

 

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。

【これまでお話】

 第1回は、エピローグから始まりました。

 第2回は、1970年、1ドルが360円の時代です。上場中堅商社の海外部門のお偉いさんなお会話から始まります。

 われらが竹根好助は、入社1年半にも満たない若造です。サラリーマンの処世術の一つとして、「上司の命令には素直に従う」ということを本で学び、それをそのまま信じています。企業戦士のひとりとして、福田商事のアメリカ駐在員の人選候補としてあげられているのです。

 どうする!竹根 <続く>

 

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■【老いぼれコンサルタントのブログ】


 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。




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  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

 

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月26日 ウォーキングを始める前1-2 必ずすること

2023-08-27 08:26:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 


  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月26日 ウォーキングを始める前1-2 必ずすること


 


 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。


 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。


 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。



 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。


【 注 】


 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。


■【小説風 傘寿の日記】


 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。


 今年は、せみの鳴き声もやや少ないように思えます。例年ですと、今ごろ、早めのヒグラシが鳴き始めるのですが、今年は、まだヒグラシの鳴き声を聞いていません。


 異常なる高温続きの影響なのでしょうか。


 


◆ ウォーキングを始める前1-2 必ずすること


 私は、21世紀に入って間もなく、早朝ウォーキングを始めました。


 ウォーキングにあたり、私として心していることや効果を少しでも高くしたいという努力をしているうちに、意外と朝早くに起きることが苦にならなくなってきました。


 朝起きますと、最初にすることは、血圧を測ることです。早朝血圧の測定は、高齢者には重要な指標であると、かかりつけの医師に言われています。


 血圧が高いわけではないのですが、高低変動が平均に比べて大きいという問題を抱えています。平素から、塩分控えめな食事で妻の協力もありがたく得ています。


 歯をみがいた後には、野菜ジュースと白湯を飲むことも忘れません。


 野菜ジュースは、自分で作るのではなく、市販の野菜+フルーツ果汁のジュースです。


 朝は、血糖値が下がっているのが一般的です。それを高めることにより、ウォーキング中に低血糖で倒れることがないようにしています。温泉旅館に行きますと、お部屋に甘い物がおいてあります。あれは、低血糖状態で温泉に入って急に暖まりますと貧血を起こしがちなので、その様なことがないようにおいてあるのだそうです。


 朝、白湯を飲む理由もあります。人間は寝ている間に1~2ℓもの汗をかくといいます。ウォーキング前に水分補給をしておきませんと脱水症状を起こす懸念があるそうですので、これも励行しています。


 朝の一杯の水分補給は、冷水が良いと言われています。胃を刺激して、体内時計を活性化するのだそうです。ただし、胃に刺激が強すぎるのではないかと考え、私は、ぬるま湯を摂るようにしています。


 


■【経営コンサルタントの独り言】


 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。


◆睡眠の基本 午前0時過ぎに就寝すると寿命が短くなる 826


  「睡眠タイミングが心血管系疾患の発症リスクに影響する!」という記事をどこかで読んだ記憶があります。


 時間を有効に活用するには、質の高い睡眠が不可欠であることは周知のことです。私自身、若い頃は、ベッドに潜ると数分で眠りに落ちることができました。ところが近年、残念ながら私の睡眠の質は必ずしも良いとはいえません。睡眠に関する情報は、それなりに収集し、実行するようにしていますが、一向に改善しません。


 睡眠のタイミングくらいは最適な時間にあわせられる環境にありますので、心臓や心血管系疾患対策になればと、上述の記事を読み、励行しています。


 私達、日本人の多くは、睡眠時間の長さとか、睡眠の質については関心が高いです。中には、「今日中にこれをやらなければならないので、今夜は遅く寝ることになるけど、明日は休日、ゆっくり起きるから問題はない」というように、正常性バイアスを働かせている人が多いのではないでしょうか。


 ところが、最近の研究で、睡眠時間のタイミングが心臓血管の健康に影響を及ぼすことがわかったのだそうです。


 その研究発表の原資は手元にありませんが、記憶を頼りにご紹介致します。関心のある方はネットなどで調べて見てください。


 被験者は、動作検知器を身に付けて、いろいろな時間帯に就寝し、一週間にわたり睡眠データを収集されました。数年間にわたる、その後の追跡調査で、心血管疾患を発症率が調査されました。


 この研究では、10時台に就寝したグループの人は、心臓など心血管系への負荷が最も低くなることが発見されました。午前0時以降に入眠した人の結果が最悪で、それより早く入眠すると発生率が下がり、上述のように10時台がベストな結果となったのです。


 面白いことに10時以前に入眠したグループの発症率は上昇したといいます。この相関関係は、男性よりも女性に多く見られるという結果もあるそうです。女性の方が、時間に繊細に影響されるのですね。


 これは、心血管系疾患という切り口での研究ですが、以前より「就寝は午前0時前」ということが言われていましたので、心血管系疾患という観点でも、それが実証されたと言うことです。


 


■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業


 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。

 

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。

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 第1回は、エピローグから始まりました。

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 われらが竹根好助は、入社1年半にも満たない若造です。サラリーマンの処世術の一つとして、「上司の命令には素直に従う」ということを本で学び、それをそのまま信じています。企業戦士のひとりとして、福田商事のアメリカ駐在員の人選候補としてあげられているのです。

 どうする!竹根

 

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月25日 闇夜に烏と実事求是

2023-08-26 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 


  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月25日 闇夜に烏と実事求是


 


 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。


 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。


 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。



 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。


【 注 】


 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。


■【小説風 傘寿の日記】


 NHK解説委員のNHKテレビ番組を見ていて、鳥肌が立つほどの恐怖感を味わいました。
 「世界は、すでに“サイバー戦争”の中にある」と多くの専門家は受け止めているそうです。


 ネット社会と一般的には言われます「サイバー空間」ですが、若者の中には、「スマホなしには生きていけない」と公言する人さえいます。
 私たち経営コンサルタントも、ネットなしでは仕事を充分やりこなせないと思うほど便利に使っています。
 使っているときに、「ウィルスソフトを入れているから大丈夫だ」と自分を信じ込ませて、サイバー空間を利用しているのが現状です。


 大規模なサイバー攻撃にさらされた場合の影響は計り知れなく、時には国の安全保障に関わる問題にもなり兼ねません。
 個人のプライバシーだけでも大問題と感じますが、それが国家の安全保障問題であったり、大量な個人情報の流出であったりしますと、それを想像しただけでゾッとします。
 以下のような内容です。
  ◇ サイバー戦争への危機感
  ◇ すでに起こったサイバー攻撃の実態
  ◇ 日本標的のサイバー攻撃
  ◇ サイバー攻撃の恐ろしさ
  ◇ 日本政府のサイバー攻撃対策
  ◇ 日本のサイバー攻撃対策へ


 <続き>は以下でどうぞ


   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/e3798095ad40d310471891f28de65f56


 


 


■【経営コンサルタントの独り言】


 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。


闇夜に烏と実事求是 825


 情報の一部を知っただけで、全体をそれで決めつけてしまうことを「群盲象を撫でる」と言います。これは差別用語に通じるので、私は「闇夜にカラスを撫でる」と言い換えています。


 経営コンサルタントという職業は、現状を把握するために、自分で情報を収集したり、クライアント・顧問先内でヒアリングをしたりします。ところが、経営コンサルタント歴の浅い人は、一部の人の意見が社内全体を指していると思い込んでしまう傾向がしばしば見られます。


 特に、一流大学や大学院を卒業したエリートに目立ちます。これはきちんとした調査をしたわけではないですが、経営コンサルタント団体で私は仕事をしている関係上、いろいろな人にお会いします。彼らと仕事を一緒にしたり、プロジェクトに取り組んだりすると、その傾向が見られます。


 頭が良いだけに、自分の生い立ちの中で身についたやり方から、そのような判断に至ってしまうのかも知れません。彼らの多くは、自分に自信があるので、その誤りになかなか気づかないのです。


 ところがたたき上げのコンサルタントというのは、先輩や上司から厳しく基本を身につけさせられるので、現場百遍になるのです。「実事求是」という言葉がありますが、経営コンサルタントの基本の一つです。(実事求是を当ブログ「経営四字熟語」のコーナーで紹介)


 


■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業


 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。

 

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。

【これまでお話】

 第1回は、エピローグから始まりました。

 本日第2回は、1970年、1ドルが360円の時代です。上場中堅商社の海外部門のお偉いさんなお会話から始まります。

 われらが竹根好助は、入社1年半にも満たない若造です。サラリーマンの処世術の一つとして、「上司の命令には素直に従う」ということを本で学び、それをそのまま信じています。企業戦士のひとりとして、福田商事のアメリカ駐在員の人選候補としてあげられているのです。

 どうする!竹根

 

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■【老いぼれコンサルタントのブログ】


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【小説風】竹根好助の経営コンサルタント起業1 人選 1ドル360円時代

2023-08-25 20:06:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

  【小説風】竹根好助の経営コンサルタント起業1 人選 1ドル360円時代



 


■ 【小説風】 竹根好助の経営コンサルタント起業 


 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。


【これまでお話】


 第1回は、主人公である竹根好助(たけねよしすけ)の人柄を知る重要な部分です。


■■ 1 人選


 竹根が、経営コンサルタントになる前の話をし始めました。思わず乗り出してしまうほどですので、小説風に自分を第三者の立場に置いた彼の話をご紹介します。



◆1-1 1ドル360円時代


「竹根のやつ、『ニューヨークに駐在員事務所を開設するためにアメリカへ行ってくれないか?』って言ったら、『ハイ、わかりました。』と言って、二つ返事ですぐに引き受けたよ」
「そうですか、普通なら遠慮するとか、『自分でよろしいのでしょうか?』位のことを言うのが常識だよね」
 上場している商社、福田商事の海外営業部長の角菊と竹根の上司である島村課長の会話である。一ドルが三六〇円の時代で、まだまだ日本製品は「安かろう、悪かろう」と品質は低く、粗悪品の代名詞のように言われていた時代である。高速道路でテスト走行中の日本自動車製のアメリカ輸出向けのホープとして開発された自動車が火を噴いたという真偽不明の噂が最もらしく騒がれ、日本製品の評判は芳しくなかった。


「何でまた、事業部長は、あんな竹根のような若造をこのように重要な任務に推薦したんです?」
「実は、社長からニューヨークの駐在員事務所の件で、誰を派遣するのか決めろという指示が来たんだ。条件付きで・・・」
 角菊は、島村の顔を見てから、言葉を継いだ。
「若手からベテランまで、三人ほどを推薦しろと言うので、仕方なく若手も含めたというわけさ」
「なるほど、それでですか」


 この二人は、大学の先輩と後輩である。事業部長の角菊は六年ほど島村の後輩であるが、冠履倒(かんりとう)易(えき)、先輩を追い抜いてしまった。福田商事の社長も先代の創業者社長の親戚筋からの娘婿で、三十代半ばで社長に就任した。社長が若いこともあり、角菊の抜擢人事に見るごとく、既存概念にあまりとらわれないところがある。
 一方、入社して一年半しかたっていない竹根は、父親が戦死し、母親と二人で育ったこともあり、サラリーマンとしての生き方について竹根に適切なアドバイスをしてくれる人がいなかった。そのこともあり、人生のあり方は、書籍などから仕入れたものが基本である。


 竹根が、本日の業務報告を終わると、竹根の商社マンとしてのサラリーマン時代の話の続きを始めました。日本製品が「安かろう、悪かろう」と悪口を言われる時代に、まだ社歴の浅い竹根がアメリカ駐在員の候補になったことに、ベテラン課長など、その情報を知っている人達では不満の声が上がってきました。


 竹根は、サラリーマンの処世術の一つとして、「上司の命令には素直に従う」と物の本に書いてあった。角菊事業部長から打診をされたときには、その教えに従って、とにかく『ハイ』と返事をしたまでのことである。
 『ハイ』と返事をしたことには、別の理由もある。竹根は、予感というのか、あたかも霊感を持っているかのように何かを感じ取ることがある。もちろん霊感とか言うような、超常的な優れた能力というのではなく、むしろ『予測力』といった方が正確である。周囲の状況を総合的に判断して、そこからひらめきを導き出す力を持っているようである。


  <続く>


 


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  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950


 

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■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 32歳のリーダーが率いる子供用品チェーン 1c01

2023-08-25 11:26:01 | 【経営】 成功企業・元気な会社・頑張る社長

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 32歳のリーダーが率いる子供用品チェーン 1c01

 経営コンサルタントを半世紀にわたってやってきた経験から、すこしでも皆様のご参考になればとお届けしています。

 成功企業・元気な会社・頑張っている社長】は、皆様から寄せられたり、私が支援したり、見聞したりした企業の事例を紹介していますが、お陰様で、毎回拍手をいただいています。

 また、あなたのクライアント・顧問先やお知り合いの会社で、ここで紹介したい企業・団体等がありましたら、是非ご連絡ください。

■ 32歳のリーダーが率いる子供用品チェーン 1c01 

 全国に1020店舗を展開し、乳幼児の衣服から紙オムツ、粉ミルクまで子供用品の豊富な品ぞろえと低価格が売り物の西松屋チェーン(兵庫県姫路市)。小さい子供を持つ家の人が、車など何らかの交通手段で、長くても20分か30分で買い物に行ける場所に店舗を構えているので、白ウサギの「ミミちゃん」の看板を見知っている人は多いかもしれない。

 同社チェーン店の通路は広い。通路が広ければ買い物客同士がベビーカーですれ違ってもスムーズに移動できるし、客がいても商品搬入の邪魔にならない。3密回避が求められるコロナ感染対策にも役立つ。衣類はハンガーで吊り下げてあり、サイズやデザインが一目でわかる。ハンガー吊り下げ式の衣類なら、たたみ直して整理する必要がない。従業員は2、3人しかいない。低コストで運営が可能だからだ。

 代表取締役社長COO(最高執行責任者)は2021年8月21日付けで専務執行役員社長補佐室長から昇格した大村浩一さん。前社長の長男で1987年生まれの32歳だ。1956年、乳幼児の衣類などを販売する「赤ちゃんの西松屋」を創業した祖父、大手鉄鋼メーカーから転身し製造業のノウハウで効率性を追求し業容を拡大した父の跡を継いだ3代目は、東大法を卒業後、みずほ銀行に入行したが、父に請われて2014年に入社した。

 同社の20年2月期決算は25期連続増収を実現したものの減益だった。利益が出なかった原因は同業他社との競争激化、売れ残り衣料品の「値下げロス」、過剰仕入れによる在庫増だ。新社長はそれまで一部の担当者が判断していた仕入れ量を会社全体で一元管理し、在庫状況を現場から経営陣まで共有する仕組みを導入した。ボトムアップだった仕入れをトップダウンに180度転換したことで、売れ残り処分による損失は4割以上縮小した。

 次の目標は、11月11日正午にオープンした自社EC「西松屋公式オンラインストア」の拡充だ。コロナ禍でオンラインショッピング市場は伸びている。プライベートブランド「エルフィンドール(ELFINDOLL) 」や「スマートエンジェル(SmartAngel)」をはじめとするベビーグッズを中心に揃え、チラシ掲載のセール商品なども取り扱い、売り上げ増を図る。

 近い将来は店舗を1500店に増やし、コロナ収束後は海外出店も視野に入れている。「私より若い社長はITベンチャー企業などにもたくさんいる。デジタル化が進んで世の中の変化がどんどん激しくなるなか、若い世代がけん引していくことが大事。ものおじせずにチャレンジしていきたい」と話す。若きリーダーのかじ取りに注目だ。

 

  出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成

 

 
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