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【経営コンサルタントのお勧め図書】人口減少問題に打ち勝つ 「未来の年表」業界大変化/瀬戸際の日本で起こること 2306

2023-06-27 05:46:00 | 【経営】 経営コンサルタントの本棚

本  【経営コンサルタントのお勧め図書】人口減少問題に打ち勝つ 「未来の年表」業界大変化/瀬戸際の日本で起こること 2306


 



経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。


 日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月第4火曜日にご紹介します。


 


 【経営コンサルタントの本棚】は、2012年に、経営コンサルタントがどのような書籍を読んでいるのか知りたいという、ブログ読者の声を反映して企画いたしました。


 幸い、日本で最初に創設された経営コンサルタント団体である日本経営士協会には優秀な経営士・コンサルタントがいらっしゃるので、その中のお一人である酒井闊先生にお声をかけましたところ、ご協力いただけることになりました。


 それが、今日まで継続されていますので、10年余もの長きにわたって、皆様にお届けできていることに誇りを持っています。


 


本


■    今日のおすすめ


  『「未来の年表」業界大変化/瀬戸際の日本で起こること』


                    (河合雅司著 講談社現代新書)


 



 


本


■ 人口減少は、未来の予測ではなく、確実に到来する確定的事実(はじめに)


 


 「未来の年表」シリーズは、2017年に初本「未来の年表(人口減少でこれから起こること)」が出版され、以降、「未来の年表2(人口減少日本であなたに起こること)」(2018年)、「未来の地図(人口減少日本で各地に起こること)」(2019年)、「未来のドリル(コロナが見せた日本の弱点)」(2021年)が出版されました。
 紹介本はシリーズ本の集大成として2022年12月に出版されました。著者の強調する点は『人口減少は「未来の予測ではなく、確実に到来する、確定的事実」である』及び『今直ちに、「日本人の底力」で対応すれば、衰亡か成長かの瀬戸際で、人口減少に打ち克てる』の2点です。
 それでは、確定的事実の一部を見てみましょう。
【20年後の「20代前半(20歳~24歳)」は▼26.1%】
 20~24歳の人口は、2021年の593万人が2041年には438万人と26.1%減少します。これは確定している事実です。一つの象徴的事実です。企業の活性化を図るには、企業文化・慣習を変えざるを得ないことは自明ではないでしょうか。
【2030年32億トンの需要に対し11億トン(36.0%)は運べない】
 日本ロジスティックシステム協会の報告書では、2015年77万人のドライバーが2030年には52万人と、▼32.3%になるとしています。人口減少後も高齢化要因などで物流需要が2030年には2015年の30億トンから微増の32億トンを見込みます。これに対し、2030年の供給は21億トンと、11億トン(36.0%)が運べない、とレポートしています。
 加えて2024年4月より、労働基準法36条(時間外労働の上限規制)が「自動車運転業務(年間上限960時間)」に適用され、労働時間が制約されます。「2024年問題」として政治的課題になっています。
【最も人手不足の厳しい建設業界に、「2024年問題」が追打ち】
 建設業界の人手不足は、低賃金・長時間労働から常態化しています。因みに2023年2月の厚生労働省の労働経済動向調査における労働者過不足判断D.I.( Diffusion Index〈不足の回答社数百分比)-(過剰の回答社数百分比〉)において56ポイントと、引続き、最も人手不足が厳しい業界です。ここに「2024年問題」が追打ちをかけます。建設業については、年間上限720時間の法規制(2019年)が、2024年4月まで猶予されていました。
 建設需要が横ばいと仮定し、建設業の労働時間を、製造業を下回る労働時間(5%の減少)とするには、新規に就業者を16万人増やす必要があります。加えて、国土交通省の建設業人手不足の将来推計によれば、コロナにより2万人減り、外国人労働者が3万人不足すると推計されており、2023年度中に合計21万人(16+2+3万人)の就業者の確保を要するのです。
 一方、インフラの老朽化が進み、建設後50年を超える施設の割合が2029年には52%になるとされています。建設業界の厳しい人手不足は、インフラの更新需要に対応できるのでしょうか。
 以上、確定的事実の一部を見てきましたが、紹介本では、28の業種・職種について、統計に基づき、人口減少による将来の行方を分析し記述しています。「エ!と驚きつつ、それはヤバイ!」と思う内容です。是非紹介本をお読みください。
 さて、近い将来到来することが確定的なリスクにどう対応したらよいのでしょう。『瀬戸際の日本企業が「人口減少に打ち克つ」には』を次項でご紹介します。
本
■    瀬戸際の日本企業が「人口減少に打ち克つ」には
 著者は、人口減少を前提として、その中で、日本社会が豊かでであり続けられるようにするための方策を見つけ出すことで「人口減少に打ち克てる」とします。その方策が「未来のトリセツ(10のステップ)」です。
 それは、「量的拡大モデルと決別する」、「残す事業とやめる事業を選別する」、「製品・サービスの付加価値を高める」、「無形資産投資でブランド力を高める」、「一人当たりの生産性を向上させる」、「全従業員のスキルアップを図る」、「年功序列の人事制度をやめる」、「若者を分散させないようにする」、「『多極分散』ではなく『多極集中』で商圏を維持する」、「輸出相手国の将来人口を把握する」の10項目です。詳細は是非紹介本をお読みください。
 「未来のトリセツ(10のステップ)」の要点は2つです。一つは「人口減少と高齢化に伴う一人当たりの消費が減るダブルの縮小からくる、国内マーケットの変化に合わせて、ビジネスモデルを変える」です。二つ目は「海外マーケットに本格的に進出するための準備を整える」です。
 ここで、海外マーケットへの準備をするに際しての留意点としての「輸出相手国の将来人口を把握する」を見てみましょう。
【輸出相手国の将来人口を把握する】
 国内需要が急速に減少する日本では、海外マーケットを求める必要があります。日本のGDPの貿易依存率(2020年)は12.7%と、ドイツの35.9%、イタリアの26.3%、カナダの23.8%を見れば、海外マーケット開拓の可能性は十分にあります。
 しかしここで留意すべき点は輸出相手国の将来人口です。
 国連の「世界人口推計2022」によれば、将来人口が大きな伸びを示すのは「サハラ砂漠以南のアフリカ」です。2022年11.5億人が2050年には20.9憶人、2100年には34.3憶人と同年の世界人口103.5億人の3分の1を占めます。
 また、インドなどがある「中央・南アジア」は、2020年は20.7憶人、2050年には25.4億人、ピークの2072年には27.2億人と人口激増エリアです。「欧米・北米」は2022年、2050年も11.2億人と横ばいです。
 一方、2022年最多の23.4億人の「東アジア・東南アジア」は、2034年23.4億人をピークに、2050年には23.1億人、2100年には16.5億人に落ち込みます。
 長期視点からは「サハラ砂漠以南のアフリカ」と「中央・南アジア」が狙い目となります。
 中国とインドを見てみましょう。中国の総人口と(高齢化率)は、2022年14.2億人(13.7%)、2050年13.2億人(30.1%)、2100年7.7億人です。インドは、2022年14.1億人(6.9%)、2050年16.7億人(16.7%)です。人口推移と高齢化率から、また、長期視点に立つならば、開拓すべきマーケットはインド、高齢者向けマーケットは中国となります。
本
■    人口減少、高齢化を経営改革のバネにして乗り切ろう(むすび)
 紹介本が示す28の業種・職種における人口減少・高齢化のリスクを参考に、10の対応ステップを活用し、少子高齢化に打ち克ちましょう。


本


【酒井 闊プロフィール】


 10年以上に亘り企業経営者(メガバンク関係会社社長、一部上場企業CFO)としての経験を積む。その後経営コンサルタントとして独立。
 企業経営者として培った叡智と豊富な人脈ならびに日本経営士協会の豊かな人脈を資産として、『私だけが出来るコンサルティング』をモットーに、企業経営の革新・強化を得意分野として活躍中。


  https://www.jmca.or.jp/member_meibo/2091/


  http://sakai-gm.jp/index.html


 


 


【 注 】  著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。


本


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■【あたりまえ経営のすすめ】3部 ビジネスパーソン編 02 ハーバードビジネススクールで唱える学ぶ上で最も重要なこと 0512

2023-06-26 08:26:00 | 【経営・専門業】 あたりまえ経営のすすめ<ビジネスパーソン>

■【あたりまえ経営のすすめ】3部 ビジネスパーソン編 02 ハーバードビジネススクールで唱える学ぶ上で最も重要なこと 0512

 多様化の時代になり、ホンモノ智恵が求められる昨今です。

 世の中には、「専門家」とか「プロ」と呼ばれる人が多数いらっしゃいます。

 ところが、残念なことに、その大半というのが、「エセ専門家」「エセプロ」なのです。

 ビジネスパーソンも、“真”のプロでなければ勝ち残りは愚か、生き残りもできません。

 ホンモノのプロ、要は「“真”のプロ」とは、どの様な人を指すのでしょうか。

 エセプロの多くは、「あたり前のことが、あたり前にできる」ということを軽視しています。

 「今の時代、最新の経営理論に基づく経営が重要である」と「あたり前」を蔑視をしている人もいるほどです。

 では、「あたり前」とは、なんでしょうか?

 「“真”のあたり前」を知らずして、あたり前を軽視して欲しくないですね。

 あたり前は、その辺に転がっているのではなく、「あたり前は創るもの」です。

 経営に王道なし

 1970年代から、半世紀近くの経営コンサルタント経験から、最善の策ではないにしても、ベターな策を講じるための智恵をご紹介してまいります。

メモ

■ 3部 【あたりまえ経営のすすめ ビジネスパーソン編】 ビジネスパーソンがめざす一歩上の発想とスキル

 本シリーズは、経営士・コンサルタントなどの経営専門業・士業の先生方を対象として、第1部の【経営編】をお送りしてきました。しかし、その内容は、視点を変えれば経営者・管理職のためのお話でもあります。

 将来社会を担うビジネスパーソンのためのテーマでもあります。ビジネス界においては、フレキシブルな視点の持ち方をできる人が高く評価されるのです。この論理を「痛感できる」ビジネスパーソンでなければなりません。

 時代に即したスキルを磨きながら、業務に活かし、自分の更なる成長に繋げるにはどうしたらよいのでしょうか。その方法は、多岐にわたると思いますが、そのヒントとして、一助になるように、半世紀にわたる経営コンサルタント歴からお話して参りますので、参考にしてくださると幸いです。

 ビジネスパーソンは、常に「管理とは何か」を知り、自己管理ができなければなりません。ただしい「管理」を理解し、実践する❷は、「温かい管理」とは何かを正しく理解しなければ、上司からも、社会からも正しく評価されません。

  温かい管理とは
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/8b7833c2ebc019660a3813e9dedbf92f

 ここでは、ビジネスパーソンなら誰もが知っているようなことを整理してみました。

 知識としてはご存知のことでしょうが、莫迦にしないで、それを実務に活かすにはどうしたらよいのかを考えてくださる契機となると幸いです。

 士業・コンサルタントなど専門業とする先生方は、それを自分のものにし、現場では自分の体から出るオーラのごとく、相手に「感じさせる」ことができるようにして下さい。

■ 第3部1章 ビジネスパーソンとして成功する術

 他の人と、同じやり方をしていては、どんぐりの背比べになってしまいます。存在感を示すためにも、自分自身を「差異化(差別化)」しましょう。

 それが、ご自身の成長に繋がるでしょうし、ビジネスパーソンとして元気に生きて行くことができるようになるでしょう。

 それをどの様に身に付けて、どの様に活かしていったら良いのでしょうか。自分自身で立ち止まって考えてみることも重要です。

■ 3-1-02 ハーバードビジネススクールで唱える学ぶ上で最も重要なこと 0512

 ハーバードビジネススクールが、学生達に求めることとして、MBA教育の目的として以下のように記述されています。(日経新聞「私の履歴書」2002.11.90

   ハーバードビジネススクールで学ぶ最も重要なことは
   状況がはっきりしていないまま、
   限られた情報と限られた時間の中で、
   いかにに事態を分析し、
   判断を下すことである。

 現代の世界は、何が起こるのか、確実性を求めますと、「情報が不十分なので、結論を出すことは不可能です」というような答が返ってくることが多いです。

 われわれ経営コンサルタントは、それまでほとんど知らない企業に赴いて、その企業の問題点を明確にして、解決に取り組んだり、将来を見据えて、その企業の更なる発展を望める提案をしたりと、限られた情報による不確実な中で、判断をし、仕事をせざるを得ません。

 それでは、どの様に、私達、真のプロフェッショナルな経営コンサルタントは仕事に取り組むのでしょうか。

 「不確実で、不十分な情報の中で、今判断をするとしたら、この様な判断の下で、このように提案をします」という姿勢で取り組みます。

 このやり方には、異論が出ると考えますが、上記のハーバードビジネススクールの学生に求められる基本理念からもわかりますように、上述の姿勢がベターな策と考えています。

 一方で、不確実で不十分な情報の環境下で、最善の判断ができるかどうかが、プロなのか、セミプロなのかの分かれ目であり、“真”のプロフェッショナルとしての判断を下せることが求められているのです。

<次項に続く>

 

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■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 かき氷に続け、ウイルス不活性化に有効な柿の葉関連商品 1428

2023-06-23 20:26:00 | 【経営】 成功企業・元気な会社・頑張る社長

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 かき氷に続け、ウイルス不活性化に有効な柿の葉関連商品 1428

 経営コンサルタントを半世紀にわたってやってきた経験から、すこしでも皆様のご参考になればとお届けしています。

 成功企業・元気な会社・頑張っている社長】は、皆様から寄せられたり、私が支援したり、見聞したりした企業の事例を紹介していますが、お陰様で、毎回拍手をいただいています。

 また、あなたのクライアント・顧問先やお知り合いの会社で、ここで紹介したい企業・団体等がありましたら、是非ご連絡ください。

■ かき氷に続け、ウイルス不活性化に有効な柿の葉関連商品 1428

 2015年2月に合同会社として創業した奈良市内のカフェ「kakigoriほうせき箱」の売り物は「エスプーマ(ESPUMA)かき氷」だ。エスプーマは炭酸ガスや亜酸化窒素で食材をムースのような泡状にするスペイン生まれの調理法で、フワフワに削ったかき氷の上に搾りたてのミルクや大和茶など地元産の食材で調理した泡をトッピングする。クリーム系と異なる軽い食感で、インパクトある見た目とやさしい味が両立できる。

 バレンタインやクリスマスなど年間イベントに合わせ、季節の食材を豊富に盛り込んだメニューを開発し、1000円から1300円で提供。行列ができる人気で、開店前の午前7時から入店整理券300枚を配布し、コロナ前は年間7万食、約7900万円を売り上げていた。かき氷の他にも奈良県内の耕作放棄地を借りて柿葉を生産し、お茶や入浴剤など関連商品の開発販売する事業に着手。20年6月に柿の葉専門店「sousuke」という屋号で新規出店も予定していた。

 ところがコロナ緊急事態宣言で20年4月の売り上げは前年比8割減。宣言解除後の5月、6月も同3割減、ハイシーズンの7月8月も1割減となった。柿の葉専門店は今後の状況が読めず出店を断念。36席ある店舗の席数を30に減らし、昨年4月後半から営業時間を短縮した。あわせて自社のネットショップを拡充し、シロップや柿の葉商品、かき氷グッズなどの販売を強化。さらに人との接触や密回避のため、昨年5月から開店前の整理券配布を止め、ネットでの予約制にした。

 すると、並ばないと食べられないと思っていた客がネット予約で来店。時間指定のため密を作ることなくスムーズに入店できると集客は上々。売上が上向いた。柿の葉専門店出店のために準備していた新商品やメニューを活かし、午後6時から8時の2時間だけ、柿の葉を使ったかき氷を週替わりで提供することも始めた。新しいコンセプトと夕方以降の営業で新規客を獲得、ほぼ満席状態で売上アップに貢献している。

 今後は物販やネット販売を強化する。複数の大学が柿渋(カキタンニン)がコロナウイルスの不活性化に有効だという研究結果を発表しており、柿渋や柿の葉を使った商品開発に力を入れる。第1弾として柿の葉と柿渋を使った飴を開発、昨年12月末に医薬品卸グループと契約し、店舗とオンラインで全国販売も始まった。21年4月にはウイルス対策につながるマウススプレーの販売にも着手している。いずれは柿の葉を地元奈良の特産物に育てたいそうだ。

  出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成

 
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【経営コンサルタントの独り言】  姫路は姫路城だけではありません 622

2023-06-23 09:43:33 | 【話材】 ブログでつぶやき

 

  【経営コンサルタントの独り言】  姫路は姫路城だけではありません 622

 

 

二兎を追うブログ 

経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

 

■ 姫路は姫路城だけではありません 622

 姫路と言いますと姫路城を連想するのは当然と言えるほどです。世界遺産でもあるし、日本を代表する建築物の一つです。
 6月22日~24日は、長壁(おさかべ)神社で毎年ゆかたまつりが開催されます。
 近年、着物姿の女性というと海外からの旅行者が多いですが、盆踊りの季節には多くの人がゆかたを着ますね。
 日本の伝統が引き継がれているようで、嬉しいですが、マナーの悪い人もいます。
 私が残念に思うのは、歩き方です。
 歩きにくいのは確かですが、裾がひらひらするのはいただけません。

 

【経営コンサルタントの独り言】

 姫路城も素晴らしいですが、見落としてならないお薦めが「好古園」です。

 姫路城の西にあり、「姫路城西御屋敷跡庭園 好古園」といいます。

 9つの趣の異なる庭園群で構成された日本庭園です。
 映画のロケ地としてもよく使われるそうですが、見落とされがちです。

 最近は、 姫路城と好古園の共通券がありますので、訪れる人も多くなっているようです。
 

(ドアノブ)

 

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■【あたりまえ経営のすすめ】3部 ビジネスパーソン編 01 こんなビジネスパーソンにはなりたくない

2023-06-23 09:40:02 | 【経営・専門業】 あたりまえ経営のすすめ<ビジネスパーソン>

■【あたりまえ経営のすすめ】3部 ビジネスパーソン編 01 こんなビジネスパーソンにはなりたくない

 多様化の時代になり、ホンモノ智恵が求められる昨今です。

 世の中には、「専門家」とか「プロ」と呼ばれる人が多数いらっしゃいます。

 ところが、残念なことに、その大半というのが、「エセ専門家」「エセプロ」なのです。

 ビジネスパーソンも、“真”のプロでなければ勝ち残りは愚か、生き残りもできません。

 ホンモノのプロ、要は「“真”のプロ」とは、どの様な人を指すのでしょうか。

 エセプロの多くは、「あたり前のことが、あたり前にできる」ということを軽視しています。

 「今の時代、最新の経営理論に基づく経営が重要である」と「あたり前」を蔑視をしている人もいるほどです。

 では、「あたり前」とは、なんでしょうか?

 「“真”のあたり前」を知らずして、あたり前を軽視して欲しくないですね。

 あたり前は、その辺に転がっているのではなく、「あたり前は創るもの」です。

 経営に王道なし

 1970年代から、半世紀近くの経営コンサルタント経験から、最善の策ではないにしても、ベターな策を講じるための智恵をご紹介してまいります。

メモ

■ 3部 【あたりまえ経営のすすめ ビジネスパーソン編】 ビジネスパーソンがめざす一歩上の発想とスキル

 本シリーズは、経営士・コンサルタントなどの経営専門業・士業の先生方を対象として、第1部の【経営編】をお送りしてきました。しかし、その内容は、視点を変えれば経営者・管理職のためのお話でもあります。

 将来社会を担うビジネスパーソンのためのテーマでもあります。ビジネス界においては、フレキシブルな視点の持ち方をできる人が高く評価されるのです。この論理を「痛感できる」ビジネスパーソンでなければなりません。

 時代に即したスキルを磨きながら、業務に活かし、自分の更なる成長に繋げるにはどうしたらよいのでしょうか。その方法は、多岐にわたると思いますが、そのヒントとして、一助になるように、半世紀にわたる経営コンサルタント歴からお話して参りますので、参考にしてくださると幸いです。

 ビジネスパーソンは、常に「管理とは何か」を知り、自己管理ができなければなりません。ただしい「管理」を理解し、実践する❷は、「温かい管理」とは何かを正しく理解しなければ、上司からも、社会からも正しく評価されません。

  温かい管理とは
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/8b7833c2ebc019660a3813e9dedbf92f

 ここでは、ビジネスパーソンなら誰もが知っているようなことを整理してみました。

 知識としてはご存知のことでしょうが、莫迦にしないで、それを実務に活かすにはどうしたらよいのかを考えてくださる契機となると幸いです。

 士業・コンサルタントなど専門業とする先生方は、それを自分のものにし、現場では自分の体から出るオーラのごとく、相手に「感じさせる」ことができるようにして下さい。

■ 第3部1章 ビジネスパーソンとして成功する術

 他の人と、同じやり方をしていては、どんぐりの背比べになってしまいます。存在感を示すためにも、自分自身を「差異化(差別化)」しましょう。

 それが、ご自身の成長に繋がるでしょうし、ビジネスパーソンとして元気に生きて行くことができるようになるでしょう。

 それをどの様に身に付けて、どの様に活かしていったら良いのでしょうか。自分自身で立ち止まって考えてみることも重要です。

■ 3-1-01 こんなビジネスパーソンにはなりたくない

 今の時代に、生き残り、勝ち進んでいけるビジネスパーソンとは、どの様な人でしょうか。その様な人に共通する視点で、簡単なチェックリストを作ってみました。
 謙虚な気持ちで、それぞれの項目が、どの様な意味を持っているのか、各項目の背景を読みながら重考してみて下さい。
 重考とは、思考を重ねる、ひとつのテーマにじっくりと取り組んで、時や場所を変えたりして繰り返し考えてみることです。

 ・相手の言ったことを、そのまま鵜呑みにしてしまう
 ・実状誤認により、実状の不完全理解の上で重点化した優先順位に固執する
 ・公式的、教科書・マニュアル通りに相手に接してしまう
 ・信念のない妥協や折衷案の提示をするなどその場逃れの姿勢
 ・自己過信で、背伸びをし、自分の未熟さに気がつかない
 ・投資対効果がアンバランスで、自分の業務に取り組むに当たってコスト意識が低い
 ・経験不足や見識眼の弱さから表面的にしか視られない
 ・バランス感覚に欠け、全体把握ができず部分最適を追う
 ・高圧的、上から目線でのみ見た自惚れ屋
 ・謙虚さ、反省の心、感謝の気持ちを充分に持っていない

 いかがでしょうか?
 何か思い当たりますでしょうか。
 自分の強み・弱みを理解して、自己改造計画に取り組んでみてはどうでしょうか。.

 

<次項に続く>

 

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◆【お節介焼き情報】 TOEICは日本人の発案で実施され始めたのです

2023-06-21 08:26:00 | 【話材】 お節介焼き情報

◆【お節介焼き情報】 TOEICは日本人の発案で実施され始めたのです



 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。



◆ TOEIC(トーイック)は日本人の発案で実施され始めたのです


 1977年、アメリカのテスト開発機関であるEducational Testing Service (ETS、en:Educational Testing Service) に北岡靖男氏が開発を依頼したことにより始まりました。


 日本人が関与して始まったことを知っている人は意外と少ないのです。


 それほどグローバルなテストになってきていると言うことですね。


 2013年度には、日本だけでも受験者数は236万人を超えていると言います。世界で見ますと150か国で実施され、約700万人が受験をしています。


 その背景には、入試や入社試験の一部として利用されるようになってきていることが上げられます。


  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/2f503b42500ba22c1cec0d1dc705999d



【Wikipedia】


国際コミュニケーション英語能力テスト(こくさいコミュニケーションえいごのうりょくテスト、英語: Test of English for International Communication)、通称TOEIC(トーイック[2])とは、英語を母語としない者を対象とした、英語によるコミュニケーション能力を検定するための試験である。


試験の開発、運営、試験結果の評価は、アメリカ合衆国の非営利団体である教育試験サービス(ETS)が行っている[3]。また、ETSはTOEFL(Test of English as a Foreign Language = 「外国語としての英語のテスト」、トーフル)も主催している。



1977年、アメリカのテスト開発機関である教育試験サービス (ETS) に北岡靖男が開発を依頼し、ETSがこれに同意した[11]。1979年、日本経済団体連合会と通商産業省の要請に応えてETSが開発した。1981年にはIPテストの実施を始め、1982年には韓国でも実施されるようになった[5]。日本での実施主体は、当初は財団法人世界経済情報サービス (WEIS) であり、1986年2月より国際ビジネスコミュニケーション協会となった。2000年には日本での年間の受験者数が100万人を超えた。


 


【経営コンサルタントの育成と資格付与】

 

 

 

since 1951 特定非営利活動法人・日本経営士協会

 

 

 

 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。

 

 詳しくは、サイトでご覧下さい。 


 

 

 
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【経営コンサルタントの独り言】 三角ベース、ゴロベース 街中での子供の遊び 619

2023-06-20 08:46:00 | 【経営】 成功企業・元気な会社・頑張る社長

 

  【経営コンサルタントの独り言】 三角ベース、ゴロベース 街中での子供の遊び 619

 

 

二兎を追うブログ 

経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

 

■ 三角ベース、ゴロベース  619

 1846年6月19日に、史上初の野球の試合がニュージャージー州で行われたという公式の記録が残っています。

 これを記念して、6月19日を「ベースボールの日」と定めたそうです。

 私が子供の頃は、近所のお兄さん達が集まって、私達ちびを束ねていました。

 野球をするには、人数がたりませんので、「三角ベース」といって、三塁ベースのない、三角形のダイヤモンドで、軟式テニスボールのようなボールを使って野球に興じました。

「ゴロベース」という野球もありました。

 三角ベースでは、バットを使うのですが、ゴロベースでは、ピッチャーはボールを転がします。

 それをバッターは、手で打ちます。

 ものの乏しい時代でしたので、軟式野球をしたい子供は、小学四年生が待ち遠しかったのです。

 四年生になると、クラブ活動として野球クラブに参加できるからです。

 私は、「ぎっちょ」でしたから、普通のグローブを右手にはめて捕球をします。

 ぎっちょとは、左利きのことです。

 ところが、どういうわけか、バッターとして右打者だったのです。

 もともと左利きなのでしょうか、後に、スィッチヒッターとして、ピッチャーに応じて使い分けたりしました。

 

(ドアノブ)

 

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【名言格言】松平定信「友はその所長を友とすべし」

2023-06-20 08:26:00 | 【心 de 経営】 経営四字熟語

■■ 【名言格言】松平定信「友はその所長を友とすべし」

 【名言格言から経営ノウハウを感じ取る】は「経営四字熟語」とともに益々人気上昇中です。名言格言や四字熟語を学びながら、経営のヒントを併せて得ることができるという切り口が好評の理由です。話材にも使えて、益々面白くなります。

■ 友はその所長を友とすべし 友達の作り方

 

 江戸後期の老中である松平定信(17581829)は、「花月草紙」の中で「友はその所長を友とすべし」と記述しています。

 

 「所長」とは、研究所など、「所」と称するところの長を指すことは我々のなじみ深いところです。ところが、広辞苑には、その項の次に「得意とするところ。長所」という意味が記載されています。

 

 このことから、「友達を選ぶときには“所長”すなわち“長所”を見て判断すべきである」と定信は言いたいのでしょう。

 

 当ブログでも、私も同様なことを何度か記述してきているのでお気づきの方も多いと思いますが、花月草紙を読んでいないので、定信の真意はわからないながらも何か通ずるものがあるように思えます。一方で、何となくニュアンスに違いがあるようにも思えます。

 

 定信は相手のよい点を認め、それを基に友となりたくてアプローチをすると相互に得るところがあってお互いによい影響を与え合え、お互いが成長してゆくということを言いたいように思えます。

 

 私は、相手の長所を見ると自然と相手がどのような人かを感じ取れるようになり、親しみを感じると相手もそれを鋭敏に感じ取ってくれ、人間関係が自ずとできていくと考えています。

 

 ほとんど同じようなことですので、気にする必要はないと自分に言い聞かせながら、類似する発想をもっていることが何となく嬉しく感じました。

 

 話は「花月草紙」に戻りますが、百科事典マイペディアによると下記のように解説されています。

 

 松平定信の随筆。成立は1812年以後。6巻6冊156章。雅文。著者が老中辞職後,政治,経済,学問,自然現象,日常生活などについて記したもの。高い見識,深い学殖がみられる。

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■【名言格言】山本常朝「礼儀を乱さず」 ~ わたくしの生き方

2023-06-20 07:47:11 | 【心 de 経営】 経営四字熟語

■【名言格言】山本常朝「礼儀を乱さず」 ~ わたくしの生き方

 【名言格言から経営ノウハウを感じ取る】は「経営四字熟語」とともに益々人気上昇中です。名言格言や四字熟語を学びながら、経営のヒントを併せて得ることができるという切り口が好評の理由です。話材にも使えて、益々面白くなります。

■ 礼儀を乱さず、へり下りて、我が為には悪しくとも、人の為によき様にすれば、いつも初会のようにて、仲悪しくなることなし

 

 山本常朝(16591719)の言葉で、「葉隠」(はがくれ)に記述されています。

 

 Wikipediaによると下記のように説明されています。

 

 「葉隠」(はがくれ)は、江戸時代中期(1716年ごろ)に出された肥前国鍋島藩藩士、山本常朝の武士としての心得について見解を「武士道」という用語で説明した言葉を田代陣基が筆録した記録である。全11巻。葉可久礼とも書く。

 

 常朝と言うと「武士道と云ふは死ぬ事と見付けたり」が有名で、そちらで常朝をご存知の方が多いと思いますが、私は掲題のことを自分の生き方の一つとしています。

 

 礼儀と謙虚さを忘れなければ、どのような人とも、初対面の時のように何のわだかまりもなく接することができると人間関係を円滑にする手立てを説いていると考えています。

 

 人間は、誰しもよい面、優れた面を持っていると信じています。その点においては自分より優れていることが多く、それをもとに相手に尊敬の念を忘れないように、誠意を持って接するようにしています。

 

 これに関連して、今ひとつ私が心がけていることが相手に対する「思いやり」です。

 

 相手に誤解を受けて、人間関係がこじれても、その態度を貫くと、多くの場合氷解してきます。もちろん、うまくいかないことも多いのですが、100人の人のうち100人とうまくやろうと欲張らないようにしないと、自分が悔回の念に押しつぶされてしまうのではないかと思います。

 

 経営コンサルタントにしろ、経営者・管理職にしろ、人との交わりなしには仕事を続けることはできません。自分なりの人との交わり方を意識することは大切なのではないでしょうか。

 

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【ロジカル・シンキングがよく身につく】 6-7-600 第六章 ロジカル・コミュニケーションで理解を得る リスキリング・ミニ講座

2023-06-16 13:15:28 | 【経営・専門業】 あたりまえ経営のすすめ<思考法編>

  【ロジカル・シンキングがよく身につく】 6-7-600 第六章 ロジカル・コミュニケーションで理解を得る リスキリング・ミニ講座

「筋の通った人生を送るためのリスキリング」

 この度、日本人の多くが不得意としている論理思考力体得のための書籍「ロジカル・シンキングがよくわかる本」を、新規書籍に匹敵するくらい大幅改訂をして上梓することになりました。

 ロジカル・シンキングを身に付けて、筋の通った思考をし、説得力ある表現力を身に付け、一歩上の人生を歩んでいただくことを祈念して、本書のご紹介をして参ります。

 

 

■7-3 第六章 ロジカル・コミュニケーションで理解を得る

 「ロジカル・シンキング」というと難しく感じるかもしれませんが、ビジネスパーソンの皆さんは、すでに何らかのかたちでロジカル・シンキングを使っているはずです。それを更に深めて行くには、自己流では限界があります。

■7-600 第六章 ロジカル・コミュニケーションで理解を得る

 前章では、「ニーズ把握」という観点に絞ってコミュニケーション力向上にロジカル・シンキングをどの様に使ったらよいのかについてお話しました。
 問題の解決案や新規の提案など、ロジカル・シンキングで策定したものを相手に理解してもらうには、こちらからの働きかけが必要です。コミュニケーションにも論理性がありますと、理解や納得を得やすくなります。パワーポイントを用いたプレゼンテーションやネゴシエーションが重要になってきました。
 ロジカル・シンキングの手法でプレゼンテーションを行うことを、「ロジカル・プレゼンテーション」といいます。同様に、ロジカル・シンキングの手法でネゴーシエイションを上手に行うスキルを「ロジカル・ネゴーシエイション」といいます。

 第6章では、「ロジカル・コミュニケーションで理解を得る」と題して、コミュニケーションにロジカル・シンキングをどの様に行かしたら良いのか、コミュニケーション力向上に、ロジカル・シンキングをどの様に行かしたら良いのかについて記述しています。
 1節では、「プレゼンテーションで相手の理解を得る基本」と題して、ロジカル・プレゼンテーションについてお話しています。ロジカル・プレゼンテーションだけでも一冊の書籍が必要なほど、ロジカル・プレゼンテーションは奥が深いです。その一端を体験していただき、本格的にロジカル・プレゼンテーションに取り組んでいただきたいと思います。
 2節では、ロジカル・ネゴーシエイションについて、ロジカル・シンキングによる論理的折衝で、相手をねじ伏せる「説得」ではなく、両者ウィン・ウィンの関係に到達して、「納得」に結び付けるにはどうしたら良いのかについてご紹介しています。
 3節では、さらに高度なロジカル・ネゴシエーションができるようになるための実践的のスキルを身に付け、応用利用できるようにするにはどうしたら良いのかについてお話しています。

■自己変革体験をベースにしたロジカル・シンキング書

 ビジネスに役立つ論理的思考法「ロジカル・シンキング」が図解でよくわかる入門書です。2006年に本書初版を出版してから3回の大きな改訂を含む改訂を繰り返してきたロングセラー・ビジネス書の紹介です。

 これまでは、本書出版の経緯と、類似他書外床が異なるかについてお話してきました。
 ここからは「論理思考の必要性が高まっている」についてお話してまいります。

■ 本書執筆の契機

 筆者は、必ずしも論理思考力を駆使して、商社マン10年、経営コンサルタント約半世紀を過ごしてきたわけではありません。むしろ、論理思考の必要性を痛感してきました。

 そのために、業務を通して必死に論理思考力を身に付ける努力をしました。努力をしたといいますよりは、努力をせざるを得なかったのです。
 その過程で、ロジカル・シンキングやクリティカル・シンキングが、論理思考を業務に活かせることを発見しただけではなく、ロジカル・シンキングそのものが論理思考力を身に付けるための強化ツールであることも発見しました。

■ 他書とどこが異なるか

 論理思考に関する書籍はコーナーがひとつできるほど、いろいろな書籍が出ています。ロジカル・シンキングは、その中でも比重が非常に高く、従って既刊書の数も他の分類よりも多くなっています。

  はじめに

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/692dfe619907f019f9a684c1add0698f

 本書は、大きく、次の5つの点で他書と異なっているといえます。

 ①論理思考を不得意としている者が執筆している

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/a2aa5c16f1b08723ddf21c8a752259fe


 ②講演・執筆実績から内容が進化し続けている

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/acb4602f301f23a95cbbe7e6ded381d0

 ③筆者自身の思考力養成体験から執筆している

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/5050541b16a5cae084f732d87fc44b5e

 ④ハウツー本+トレーニングブックという性格を持っている

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/dc36796bde9414e31b8fc27090b6fb57

 ロジカル・シンキングだけではなくコミュニケーション力も重視

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/e6d3d4bb4f9f347885f339deef1111bc

■ 本書の内容

 本書の目次は、下記のようになっています。
  第1章 ロジカル・シンキングの基本と本質
  第2章 ロジカル・シンキングの思考手法
  第3章 ロジカル・シンキングで活用する便利なツール
  第4章 ちょっと高度なツールでロジカル・シンキングに挑戦
  第5章 ロジカル・シンキングによるニーズ把握
  第6章 ロジカル・コミュニケーションで理解を得る

 本書第1章から2章までは、論理思考力を高めるために、ロジカル・シンキングに不可欠な基本的知識を応用力として活かすには、なにが基本で、どの様な思考手法を「体得」したら良いのかという観点を重視しました。

 第3章では、ロジカル・シンキングを行う場合に必要なツールについて、どのようなツールがあり、それをどのように使ったらより効果を上げられるのか、利用面からの分類と特質を詳説しています。

 第4章以降は、ロジカル・シンキングを実務にどの様に活かすか、とりわけコミュニケーションを効果的に進めるには、ロジカル・シンキングを通した論理思考をいかに活かすかという視点で改訂しました。

 本書は、単なる読み物として、あるいは参考書としてのロジカル・シンキングではなく、実務に使いながら、論理思考力を高められるように、「思考しながら体得する」をキーワードにして追補し、改訂しました。

■ 詳細情報・ご注文

 書店でご注文して下さると幸いです。

 アマゾンでも購入できますので、こちらからのご注文でも結構です。

  図解入門ビジネス 最新ロジカル・シンキングがよくわかる本 | 今井信行 |本 | 通販 | Amazon

 

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