コンサルタントバンク コンサルタント(プロ・希望者)+ 士業の異業種交流会

コンサルタントバンクは、コンサルタントや士業の先生方の異業種交流会で、無料で登録できる組織です。関連情報をお届けします。

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月28日 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-08 【経営支援】 経営コンサルタントを利用する企業側のメリット 

2024-02-29 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月28日 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-08 【経営支援】 経営コンサルタントを利用する企業側のメリット 

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 都心から、電車とバスを乗り継いで1時間ほどのところに「江戸東京たてもの園」(小金井市)というのが、小金井公園の一角にあります。

 東京都墨田区にある東京都江戸東京博物館の分館です。

 「失われてゆく江戸・東京の歴史的な建物を移築保存し展示する」ことを目的とした野外博物館です。

 二・二六事件で暗殺された政治家・高橋是清の邸宅、大正時代の伊達侯爵家(旧宇和島藩伊達家)屋敷の表門、江戸初期に建てられた、華やかな霊廟建築「旧自証院霊屋」など20棟近くの建物やまちなみが移築・復元されています。

 【カシャリ!庭園めぐりの旅】としては三井家、高橋是清邸の庭園は見落とせません。

 

 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

 

■第4部 【あたりまえ経営のすすめ 経営支援編編】 コンサルタントを知る 1章 外部ブレインを使いこなせなくて経営者・管理職といえるか

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
 士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
 経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
 士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。
 このような視点で、第4部をお届けします。

 1章は、コンサルタントとは何をしてくれる職業なのかという視点で、士業・コンサルタントの本質を経営者・管理職に知っていただきたいと思います。

 裏を返しますと、それを理解でき、行動に移せる士業・コンサルタントがホンモノのプロといえるのではないでしょうか。

 

■ 第4部1章 8 【経営支援】 経営コンサルタントを利用する企業側のメリット

 企業が、経営コンサルタントを利用するとどのような効果があるのでしょうか。

 私たちは、年に1回位は人間ドックに入るなどして健康診断を受けます。自分の健康状態を自分でわかっているようでいて、実際には検診で始めて病気が発見されたり、病気になる予兆が見つかったりします。
 企業でも同様で、自分の会社のことを経営者が一番よく知っているようですが、気がつかない部分で蝕まれていることがしばしばあります。すでに自社の問題点がわかっていても、診断を機会に潜在的な問題が見つかることもあります。
 「部外者に何がわかる」と考える経営者・管理職がいますが、個々の木を見るのではなく、一歩引いて森を見るようにする、いわゆる経営コンサルタントによる第三者の冷徹な目で見てもらえるというのがメリットのひとつです。

 経営コンサルタントはいろいろな業界や企業の、いろいろなケースを見てきていますので、自分の会社と比較してもらいますと、自分の会社のどこに問題があり、それをどのように解決したらよいのか、経営戦略のアイディアやそのヒントを与えてもらえます。
 同業他社のやり方だけではなく、他の業界のいろいろな経営手法を知ることができますので、今までの延長線上にあるような経営からの脱出、そして飛躍が可能となります。
 経営方針が新たに明確になっても、それを実践していく段階で、どのように進めたらよいのかでストップしてしまうことがあります。それを誰がやっていくのかという人的な面での問題にぶつかることもあります。
 そのようなときに、経営コンサルタントは、管理職がリーダーシップを発揮するにはどうしたらよいのか、知識で学ぶだけではなく、それを実践していくツールを提供してくれたり、ツール作りやカスタマイズの助言をしてくれたりすることがあります。
 そのツールを使いますと、管理職として何をなすべきかが明確になり、それを使っているうちにリーダーシップの取り方を体得でき、ツールを使っているうちに自然と管理職としてのレベルを向上することができるのです。
 このように管理職向けのツールは、複合化され、「管理職向けの管理設備」と呼ばれます。管理設備は、企業毎、管理者毎に多少ことなりますが、その設備通り行うことにより、「温かい管理」をすることができます。
 この設備は、ICT技術をベースにした、いわゆる「システム」と一般に呼ばれる者とは異なり、極端な話、ICTがなくてもこの設備を利用できます。もちろん、Excelなど、ICTなどのリテラシーが身についていますと、効率よく運用することができます。
 

 

<次号に続く>

 

■【あたりまえ経営のすすめ】 バックナンバー

 あたり前の重要性を知る ←クリック

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 2月29日 ■ 閏日 ■ ニンニクの日  一年365日、毎日が何かの日

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ 「バカヤロー」とは聞き捨てなりません!! 228

 2月28日はバカヤローの日だそうです。
「バカヤロー」とは聞き捨てならない表現ですし、それが記念日にあるとはどういうことかと、初めは訝りました。
 調べてみて、ニヤリとしました。
 子供の頃、マスコミを騒がせていたことを思い出します。
 マスコミといいましても、私の子供の頃はラジオと新聞ですので、今日ほどのインパクトはありません。
 とはいえ、子供心に見聞したことが、いまだに思い出されるのですから、当時としてはインパクトがあったのでしょう。

 近年、言葉が大変乱暴になったような気がします。
「死ね!」などという汚い言葉を平気で吐きます。
 テレビの影響が大きいと思いますが、関係者はそれを認めようとしないで、自己弁護をします。
 現実を直視し、俗悪番組はやめて欲しいです。

 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。


 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

>> もっと見る

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月27日 岩手県遠野市 民話の里を映像2-1

2024-02-28 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月27日 岩手県遠野市 民話の里を映像2-1

 

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私の後進として会社を託した竹根好助の経営コンサルタント起業経験や、その会社の日常業務、自分の思いなどを「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」として連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 【カシャリ!ひとり旅】で旅をしてきていますが、写真の整理はなかなか追いつきません。一方で、時間がある時に、一息入れるために、かつてアップロードした写真を見直すこともあります。

 

 

 

 

 
 岩手県遠野市 民話の里 

■■ 岩手県遠野市 民話の里「遠野」1  

 遠野市は、岩手県内陸部南寄りにある都市です。柳田國男の『遠野物語』の舞台となった町で、河童や座敷童子などが登場する「遠野民話」が伝わる里です。

 東京からは、4時間ほどでたどり着ける、おもっていた以上に近いところにあります。

 

■ アクセス

 東京からは、新幹線で、盛岡経由でゆくか、花巻空港からバスでゆくのが時間的には早いです。

 

民話の里「遠野 水光園」 2-1   IWTN-5201-A717

 

「水光園で民話の里「遠野」を体感1」を紹介します。

 南部曲り家をはじめ、昔の生活がわかるような施設を移築した、いわば「古民家村」といえます。豊かな水を、ふんだんに用いた庭園は、遠野を肌で感じるのに相応しいです。

              https://youtu.be/wwzmx3n-kzs

 

■ アクセス

 

 東京からは、新幹線で、盛岡経由でゆくか、花巻空港からバスでゆくのが時間的には早いです。

 

 

 

豊かな水を遠野市に給配水

 

水光園 カッパや亀がお出迎え

 

水光園の庭園と「日本池」

 

豊の水が水光園内を潤し、飾る

小さな祠が「いなか」を感じさせてくれる

でも、よく見ると、すごいものが・・・・・

このような物が、ここにあっていいの???

映像でご確認を

 

 

民話の里 遠野 2-1  水光園で
 民話の里「遠野」を体感1


 遠野市は、岩手県内陸部南寄りにある都市です。
 柳田國男の『遠野物語』の舞台となった町で、河童や座敷童子などが登場する「遠野民話」が伝わる里です。
 遠野の概要を映像でご確認の上、これからの「遠野映像シリーズ」をお楽しみ下さい。

 



    【 注 】 まだ準備中の映像もあり、順次公開します。

遠野市観光協会遠野市観光協会のホームページ。遠野市の観光情報、イベント情報、遠野市内宿泊ガイドなどをご紹介。tonojikan.jp

遠野写真集

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 2月28日 ■ バカヤローの日 ■ ビスケットの日

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 「冬の恋人の日」バレンタインデーとは違うの?重複していない? 227
 
 2月14日にセントバレンタインデーがあったばかりなのに2月27日は「冬の恋人の日」と忙しいですね。
 2月27日は「きづ(2)な(7)」で、バレンタインデーとホワイトデーのちょうど中間の日に「きづな(絆)」をさらに絆を強めるための日なのです。

「絆」といいますと「2.11」を連想する人が多いでしょう。
 日本には、昔から「結い」という制度がありました。
 この制度は、集落や村が単位となった共同作業の制度です。
 先日、白川郷の合掌造りでかやぶき屋根の葺き替えのニュースが流れていました。
 かやぶき屋根の葺き替えというのは、多くの人出がなければできません。
 ここでは結いの制度があるために、村中総出で手伝うのです。
 近年は、結いの制度の人達だけではなく、ボランティアの方々が応援に来てくれるそうです。
 このような人と人の繋がりが、日本の絆という伝統にほっこりします。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

>> もっと見る


■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【経営コンサルタントのお勧め図書】 世界と日本経済大予測2024-25 2402

2024-02-27 07:41:00 | 【経営】 経営コンサルタントの本棚

本  【経営コンサルタントのお勧め図書】 世界と日本経済大予測2024-25 2402

経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。

 日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月第4火曜日にご紹介します。

 

 【経営コンサルタントの本棚】は、2012年に、経営コンサルタントがどのような書籍を読んでいるのか知りたいという、ブログ読者の声を反映して企画いたしました。

 幸い、日本で最初に創設された経営コンサルタント団体である日本経営士協会には優秀な経営士・コンサルタントがいらっしゃるので、その中のお一人である酒井闊先生にお声をかけましたところ、ご協力いただけることになりました。

 それが、今日まで継続されていますので、10年余もの長きにわたって、皆様にお届けできていることに誇りを持っています。

本

■    今日のおすすめ

『「世界と日本経済大予測2024-25」

    Economic risk to business and investment』

                    (渡邉哲也著 PHP研究所)

本

■    日本経済にインパクトを与える40の国内、国外のリスク(はじめに)

 紹介本は2024-25年に予測される世界・日本の経済40のリスクについて短く論評しています。著者の経済大予測シリーズは2020年からの5作目です。2020年予測本以来「高い的中率(的中率9割)」で話題になっています。
 紹介本の2024年本で著者は、『グローバリズムの終焉」に伴う世界情勢の変化』の中での『追い風が吹き「未来が明るい日本経済」』を解き明かします。
 それでは、40のリスクの注目点を、上記二つの視点からご紹介します。
本
■    二つの視点から注目のリスクを見てみよう

【「グローバリズムの終焉」に伴う世界情勢の変化】

<「詰んだ」中国の地位を奪うインド>
 紹介本は、「グローバリズムの終焉」に伴う世界情勢の状況から、2024-25年の経済的状況を予測します。
 中国の経済状況の実態は、統計など信憑性が低く正確に把握できませんが、“若者の失業率の公表取り止め”や“国家安全省の中国経済についての批判的な論評なども違法行為として処罰する方針の発表(2023.12.17 NHK NEWS)”等から『「詰んだ」中国』が推し量れます。
 紹介本は、「詰んだ」中国のサプライチェーンの行き先の国はインドであるとします。QUAD、英語という共通言語、米・半導体業界の枢要な地位を占めるインド人、軍事面での米・インドの関係強化など、米・インドの親和性に注目し「インドが世界の半導体工場となる」と予測します。
 一方、紹介本は、インドの特殊性に注目し、ビジネスを進めるよう警告します。
 特殊性として、『ヒンドゥー教に由来するカースト制度による「階級制度」』と『イスラム、ヒンズー、インド共産党など多様な勢力が支配する自治州で構成する連邦国家的「地域性」』を上げています。これらの特殊性ゆえに、中央政府の意向が届きにくく、決定から実行までの速度感が専制国家に比し劣後する点に留意すべきと指摘します。

<国産半導体の復活が始まる>
 紹介本は、東アジアの緊迫している状況をより難しくしているのが半導体製造をめぐる問題であるとします。
 世界の半導体製造のファウンドリー(半導体の受託製造に特化した専門企業)が生産するSoC(System on a Chip)は台湾のTSMCと韓国のサムスンの2社で世界の7割を占めているのです。
 この状況を踏まえ、中国に警戒心を強めるアメリカは、韓国が経済面で中国の支配下に入り、半導体の需給バランスが崩れ、高度な技術が中国の手に落ちることを恐れ、「チップ4」と呼ばれる日米韓台の「半導体供給網同盟」を合意する傍ら、IPEF参加 14 カ国(注1)による「サプライチェーン協定」を通じて、中国以外の地域での半導体サプライチェーンを強化しています。
 加えて、日・米・蘭の3ヶ国による「先端半導体技術の対中輸出規制合意」により対中半導体包囲網を一層強化しています。
 また、EUの、2023年10月に採択し12月に施行が予定される、中国・ロシアを念頭に置いた、『「経済的威圧」への対抗措置を可能にする反威圧手段規則』にも注視が必要です。
 紹介本は、欧・米・日・豪のこの様な状況を捉え、「再び“COCOM(注2)”をつくろうとしている」と言います。この様な動きから、「TSMCに代表される熊本」や「国内半導体主要メーカー8社の出資によるラピダスが新工場を建設している北海道千歳市」における「国産半導体の復活」と「地方経済の活性化」を予測します。
 一方、注意すべき点として、米中デカップリングの進行と同盟・合意による中国包囲網で、中国での半導体生産が出来なくなる可能性が高いことを挙げ、「中国に工場を置く企業に気を付けよ」と警告します。

 

(注1)IPEF参加14カ国;

●   米国、日本、豪州、ニュージーランド、韓国、ASEAN7カ国(インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ブルネイ)、インド及びフィジーの14か国です。

(注2)COCOMとは;

●   1950年1月にスタートし、ソ連崩壊に伴い1994年に解散した、共産主義諸国(ソ連およびワルシャワ条約機構)へのハイテク物資の輸出規制。
●   参加国は、当時のNATO加盟国15カ国(ベルギー、カナダ、デンマーク、フランス、西ドイツ、ギリシャ、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、トルコ、イギリス、アメリカ合衆国)及びオーストラリア、日本の17か国。
●    Co-ordinating Committee Control for Export to Communist Areaの略記


【追い風が吹き「未来が明るい日本経済」】

 

<光半導体技術で日本が世界のトップになる>
 日本の半導体を、再び世界一の座に返り咲くことを可能にする技術があります。それは、NTTが主導しマイクロソフト・インテル・ノキア・NEC・トヨタなど118の企業・団体が参加する「IOWNグローバルフォーラム」が研究開発し、2024年に仕様確定、2030年に実用化を目指している、光半導体技術です。
 IOWN(注3)の光半導体技術は、データ伝送容量を125倍に、電力効率を100倍に、ネットワーク遅延を200分の一に、を実現します。データ容量激増への対応、スマート時代への対応、省電力・脱炭素に向けた驚異の技術です。
 さらに追い風があります。通信規格を決める国際機関である国際電気通信連合の事務総局長に2015年からは中国が就任し、ファーウェイの5Gの規格採用に大きな影響を与えていましたが、2022年9月、事務総局長に米国、電気通信標準化局長に日本(尾上氏)が就任し、通信規格認定の主導権を中国から取り戻したのです。これで速やかな通信規格の5・5G(2025年実用化予定)、6Gが実現します。
 また、光半導体技術の技術的脅威を証左する事実として、TSMCが日本に進出した動機の一つに、光半導体技術への参入があったと紹介しています。
 IOWNの光半導体に期待したいですね。
 

(注3)IOWN(アイオン)はInnovative Optical and Wireless Networkの略記

 

<日本企業の国内回帰がさらに進む>
 紹介本は、追い風の一つとして原発の再稼働が上げています。電力各社の原発比率(2022年度)は、九州電力23%、関西電力20.3%に対し、東京電力は6.3%、東北電力は5.6%、中国電力は9.6%、北海道電力0%です。原発比率の低い東京電力の柏崎刈羽原発、北海道電力の泊原発の再稼働の実現性が高まっています。
 この原発再開に加え、世界的エネルギー価格の高騰の中で、日本は資源調達が中長期的な契約のため短期的価格高騰の影響を受けづらく、電力コストの相対的有利性があるとします。
 この様な背景と円安の中で日本企業の国内回帰が起こると予測します。その実例として、パナソニックの、中国やマレーシアの業務用空調機器の生産を群馬県大泉町に、中国のエアコンの生産を滋賀県草津に、2024年3月までに、移転する事例を挙げています。2023年も多くの企業の日本国内回帰がありましたが、2024-25年についても国内回帰が進むと予測します。
 その他の追い風として、「シニアの活用がますます進み、日本を元気にする」、「長期滞在をするアメリカ・カナダの観光客が増え、中国などの東アジア観光客頼みから脱却し、実滞在人数でコロナ前の水準に回復する」、「“中国離れ”でGDPの成長率も良化する」等を挙げています。
本
■    予測されるリスクをチャンスに(むすび)

 紹介本では、40のリスク予測それぞれの結びとして「リスクをチャンスに切り替えるキーワード」が書かれています。キーワードを参考に、ビジネス・チャンスを掴みましょう。
 本

【酒井 闊プロフィール】

 10年以上に亘り企業経営者(メガバンク関係会社社長、一部上場企業CFO)としての経験を積む。その後経営コンサルタントとして独立。  企業経営者として培った叡智と豊富な人脈ならびに日本経営士協会の豊かな人脈を資産として、『私だけが出来るコンサルティング』をモットーに、企業経営の革新・強化を得意分野として活躍中。

  https://www.jmca.or.jp/member_meibo/2091/

  http://sakai-gm.jp/index.html

【 注 】  著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。

本

■■ 経営コンサルタントへの道 ←クリック

 経営コンサルタントを目指す人の多くが見るというサイトです。経営コンサルタント歴半世紀の経験から、経営コンサルタントのプロにも役に立つ情報を提供しています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月26日 2 フライトアテンダントのマーケティング戦略とサザエさん

2024-02-27 07:03:17 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月26日 2 フライトアテンダントのマーケティング戦略とサザエさん

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 PCを立ち上げ、PCは稼働しているのに、マウスが動かないのです。

 ノ一トPCのパッドを触るとポインターは動きます。

 いよいよ、マウスが壊れてしまったかと思い、別のマウスを使い始めました。

 次のトラブルが発生。

 プリンターが起動しているのに、オフライン表示なっていて印刷ができません。

 マウスとプリンターが同時に故障する確率は非常に低いはずです。

 マウスとプリンターに共通しているのは・・・・・

 USBハブです。

 どうやら、USBハブの故障のようです。

 別のハブにマウスとプリンターを差し替えたら、両者ともちゃんと動いてくれました。

 

 ビジネスモデルは、時代とともに変化をしています。
 一方で、ビジネスパーソンのあり方の多くは、基本があまり変化をしていません。
 若手ビジネスパーソンの中には、基本を大事にする人がいて、仲間とともに、ビジネスパーソンとしての基本を身につけようとしています。
 その様な場に招かれ、定期的に講話をしてほしい旨を頼まれました。

 

■ 02 フライトアテンダントのマーケティング戦略

 あるフライトアテンダントが、このようなことを言っていました。

「乗客のサービスは、会社側が用意した飲み物やブランケットなどをマニュアル通りに行っていたのでは、他の会社のサービスを上回ることができません。お客様が、今なにをお望みなのかを、こちら側が推し量って、こちらから声をかけることです」

 その人は、さらに付け加えました。

「それで終わってしまっては、尻切れトンボになりかねません。そのお客様が、喜びを感じ、ご満足をして下さることが肝要なのです」

 心づかいのできる人は、相手の立場を理解し、思いやることを当然のようにしています。フライトアテンダントとして、会社がやろうとしていることをするのは、当然のことでありますが、これはマーケティングでいえば「プッシュマーケティング」に相当します。

 一方、お客様がなにを求めているのかを推し量り、声をかけるということは「プルマーケティング」に繋がります。


 慣れないうちは、相手の気持ちを推し量ったつもりでも的外れとなることがあります。

 日曜日の人気アニメに「サザエさん」という長寿番組があります。そこで登場するサザエさんが、横断歩道に立っていたおばあちゃんの手を取って、横断歩道をわたるアシストをしました。

 ところが、そのおばあちゃんは、横断歩道を渡りきり、やれやれと腰を伸ばしたところだったのです。せっかく、相手に優しくしたサザエさんの行為が、かえって徒になってしまいました。


 相手の立場を充分に理解しないで行った、私のある失敗をご紹介しましょう。

 電車の優先席に私が座っているときに、杖をついた男性が私の前に立ちました。隣の若者が席を譲る気配がないので、私が席を立ちました。

 ところが、その男性は「結構です」と言って座ろうとしません。遠慮しているのかと思い、再度薦めると、別のところに移動をしてしまいました。

 はじめはなぜなのか解りませんでしたが、同世代の人間から、席を譲られるという、施しを受けることに、その男性は気分を害されたのかもしれません。

 心づかいの気持ちを持って、親切にしたり、やさしくしたりするのは、相手が置かれている立場を単に推量するだけではなく、相手の気持ちの理解も必要なのですね。

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】2月27日 女性雑誌の日 ■ 冬の恋人の日  一年365日、毎日が何かの日

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

日本にもクーデターがあったのだ!! 226

 

 国際条約で禁止されています化学兵器や生物兵器などが、いまだに使われることがあるのかと思うと、怖いですね。
 国連の安保理は、無能化しているとしか言いようがありません。
 役に立たない国連安保理は、直ちに解散し、新たな有効性ある組織を構築すべきでしょう。
 世の中から理不尽が消えて欲しいです。

 理不尽といえば、テロなど武力を持って行う行為もそうです。
 2月26日は、日本でもクーデターのあった日です。
 陸軍の派閥のひとつ皇道派の青年将校が、首相官邸等を襲撃しました。
「昭和維新」などと思い上がった軽挙で、高橋是清など元老重臣が殺害されました。

 

(ドアノブ)

 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。


 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

>> もっと見る

■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する01 「心づかい」は、なぜ必要なのか

2024-02-26 12:03:00 | 【心 de 経営】 心づかいで人間関係改善
■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する01 「心づかい」は、なぜ必要なのか

 
 日本経営士協会は、ご存知の方も多いと思いますが、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 
 会員は、それぞれ異なった専門分野を持っていますので、経営士同士が競合するというよりは、専門外の分野で補完し合っています。これを「共業・共用・共育」といっています。
 
 コンサルティングという実務を通じて、いろいろな体験をしています。その体験を通して、みなさまに情報をお届けしています。
■■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する
 

 人は誰しも、諍いや争いなどのトラブルを嫌うのではないでしょうか。

 そのトラブルの多くは、ちょっとした言動が原因であったり、それが契機となって人間関係がこじれたりしているようです。

 かねてより、【心 de 経営】ということを基本に、永年コンサルティングをして参りました。「de」は、フランス語の前置詞で、英語にしますと「of」に近い意味合いであり用法であると認識しています。

「de」を、英語の「of」の意味で用いますと「心 of 経営」、すなわち「経営”の”心」となります。「de」を、そのまま、日本語の「で」に置き換えますと「心で経営」となります。

 ここでは、後者の「心で経営」に重点をおいて、経営に限らず、人間関係における「心づかいのあり方」を、平素の体験から感じるがままにを徒然に記述してまいります。それにしても、他人に優しくするには、自分に厳しくなければならないことを痛感しています。

 物事や人の心には多面性があります。お届けするブログが正論であるか否かは、皆様のご判断にお任せしますが、参考にして下さいますと幸いです。

 
 

■1 「心づかい」は、なぜ必要なのか

 

 職場でも、地域でも、人間は、一人では生きて行くことは困難です。近年、一人住まいをされている人が増加しているといわれますが、生きて行くためには、他の人と接することを余儀なくされます。

 ところが、以前と比較しますと、他の人と接する機会が減ってきているように思えます。その背景には、ICT技術の高度化に伴い、買い物も娯楽も、その他いろいろなことがスマートフォンやパソコンなど電子端末などを使うことにより目的を達成できるようになりました。

 電車に乗って移動する場合も、昔は、切符売り場の窓口で「どこそこまで」と行き先を告げて切符を買いました。買った切符を改札口の駅員さんに渡して、はさみを入れていただき、それから電車に乗りました。

 ところが現在では、Suicaなど電子カードがあれば、タッチするだけで改札を通ることができ、人と会話を介する必要が無くなってしまっています。

 ネット通販を利用すれば、買い物も人と直接的に接することなく、目的の物が届けられます。

 このように、人と直接接する機会が少なくなったこともあってか、コミュニケーションの苦手な人が多くなっています。その結果、相手に対する思いやりや気配りということの機会が減ってきています。

 それにより、対人関係能力の重要性が低下し、それを行使する機会も減少するために、その能力が低下してしまっているのです。

 その結果、人間関係がギスギスしてしまい、ちょっとしたことでトラブルが発生してしまいます。


 人間は、生まれながらにして社会の一員であるのですから、心づかいという能力を生来持っていると考えます。しかし、それを用いる機会が減少しているために、既述のように、その能力が低下してしまっているといえます。

 たとえば電車の優先席で我が物顔に座ってスマホに興じている人は、目の前に脚の悪い人がいようが、お腹の大きな妊婦さんが立っていようが、それが目に入ってはいるものの、「席を譲る」という意識がないので、席を立つことをしません。

「世の中では、自分一人では生きて行かれない」ということを認識すれば、相手に対する思いやりの心は自然と発生します。

 ちょっとした心づかいで、それができるようになるのです。慣れないうちは、多少の努力が必要になるかもしれませんが、「一日一善」の意識をまずは持ってみてはいかがでしょうか。そのうちに、自分がやっている「一善」は、「善」というより、「社会人として当然のこと」というように変化してくるでしょう。

 心づかいというのは、社会人として当然身に付けておかなければならないことなのです。

  (ドアノブ)

【 注 】 今後連載してまいりますので、ご愛読の程をお願いします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月25日 江戸っ子の「御御御汁」??? 4

2024-02-26 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月25日 江戸っ子の「御御御汁」??? 4

 

 明けましておめでとうございます。

 昨夏より開始しました「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」ですが、お陰様で概ね好評です。

 それに甘んずることなく、このシリーズを、今年も継続して参ります。

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 久しぶりに、週末をオフタイム気分で過ごしました。

 一番気になっていた【カシャリ! ひとり旅】の写真整理です。

 先月訪れた茨城県常陸太田市西山御殿跡・西山荘庭園の映像化に着手しました。

 ここでの写真の量も多いこともあり、また、せっかくですので、ナレーション部分にも力を入れてみました。

 また、バージョンアップした簡易映像処理アプリケーションを一部取り入れたこともあり、その部分の後処理もあります。

 もちろん、一日で完成することは不可能ですが、それ以前にしていた前作業のおかげもあり、想定以上の進捗でした。

 これから時間を見て、作業を進めていけば、数日後には完成し、ユーチューブなどSNSで紹介できるようになりそうです。

 

 かねてから興味を持っていた江戸庶民の生活、江戸から学ぶことが多く、時々気分転換に、江戸に関する書籍を手に取ります。
 とりわけ故杉浦日向子女史の本は、江戸風物詩を手に取るように語ってくれます。

 

◆ 江戸っ子の「御御御汁」??? 4

 

 江戸では、汁物はご飯の時にしか付きません。ご飯は、炊きたての銀しゃりのことで、朝食にしか食べません。すなわち汁物は、朝だけで昼夜に付かないのです。最も昼はほうじ茶で冷や飯を食べ、夜はお茶漬けですので知るものはなくても済んだのです。

 「汁物」、すなわち「お味噌汁」ですが、江戸では「おみおつけ」と言いました。もともとは「つけ」すなわち「汁」と言っていたのです。それを丁寧に表現しようと「御汁(おつけ)」と言うようになりました。その「御汁」をさらに丁寧に表現しようと「御汁」に「御」をつけます。御汁に御をつけるので、これを「みおつ汁」すなわち「御御汁」というようになりました。これでもかという江戸っ子気質で、「御御汁」に「お」を重ねて「御御御汁」すなわち「おみおつけ」となったのです。

 では、なぜ江戸っ子は、このように丁寧な表現にしたのでしょうか。ひとつには、江戸っ子の負けず嫌いが言葉にも出て来たといえます。ご飯だけではやはり不充分で、一日の活力を御御御汁に求めたので、具は二種類以上を入れました。

 具だくさんな御御御汁ですので、どちらかというとけんちん汁のような汁物だったのです。どんぶりというか大きなお椀で御御御汁を食べたのです。

 江戸では、すまし汁はあまり食べなかったようです。すまし汁は、明治以降の汁物のようです。

■ 「杉浦日向子の江戸塾」バックナンバー ←クリック

 杉浦日向子女史の江戸塾は、江戸時代のエコ生活から飽食時代を迎えている我々に大きな示唆を与えてくれます。

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

 

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
  ■【今日は何の日】 2月26日 ■ 2.26事件の日 ■ 咸臨丸の日  スクリューの付いた洋式軍艦

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 夕刊紙を購読しない人が多い 225

 

 近年、新聞を購読しない人が増えています。

 スマホで用が足りてしまうからです。

 夕刊を取らない人も増えています。

 2月25日は、「夕刊紙の日」でした。

 夕刊のメリットのひとつが、朝刊に比較して、海外の記事が新鮮であるということです。

 海外と時差があるために、海外からニュースが入っても朝刊発行に間に合わないからです。

 それと夕食後、ゆったりとした気分の時に、政治・経済といった硬い記事や三面欄よりは家庭欄のような記事を見る方に適しているのです。


 なぜ、夕刊を取らない人が増えてきたのかという理由のひとつが、夕刊の記事欄のスペースが減り、読むところが少なくなってきているからではないでしょうか。

 上述のようにゆったりした気分で読む記事がないのです。

 その上、夕刊の記事と朝刊の記事がダブってしまっていて、夕刊で読んだ記事がまた朝刊に載っているということがしばしばあります。

 テレビが普及し、夕刊のニュースの速さは当然のこと色あせてしまっています。

 さらに年寄りには、紙の薄さが難儀です。

 髪が薄くてページをめくれないのです。

 このままでは、海外と同様に夕刊は廃れてしまいます。

 内容にもっと工夫が必要ではないでしょうか。

  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/3dde0a1805c131c75e920de76ec26532

 

(ドアノブ)

 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

>> もっと見る

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月24日 3章 ウォーキングと並行した動作で副次効果を狙う 13 普通とは異なる深呼吸法で気管支強化

2024-02-25 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月24日 3章 ウォーキングと並行した動作で副次効果を狙う 13 普通とは異なる深呼吸法で気管支強化

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 ユーチューブなどに投稿するための簡易な映像制作アプリケーションのバージョンアップの案内が先週届いていました。

 その申込をしていたのですが、請求書だけが届いて、現物が一向に来ません。

 念のため、ベンダーサイトのマイページを見ると購買履歴に入っています。

 そのアプリケーションがパッケージ版だとばかり思い込んでしまっていたのです。

 見れば、ダウンロード版を発注していたのです。

 ベンダーに文句を言う前に気がついてよかった、と胸をなで下ろしました。

 夕刻から、そのアプリケーションのダウンロード、インストールをして、テスト使用を始めました。

 ウィズウィッグが多少変更されていますが、基本操作はまずまず。

 ただし、何がバージョンアップされたのか不明。

 機能があまり付いていないので、機能的面ではあまり変化がなかったようです。

 最終的には、平素利用しているドイツ製の高機能アプリケーションで仕上げ作業をしないと、見栄えのしない映像で終わってしまいます。

 いずれにせよ、AIがもっと簡単に制作していくれるといいのですが・・・

 

 早朝ウォーキングの効果を持続または改善するために、今朝のウォーキングで、自分でどの様にやっているのか反復してみました。

 

◆3章 ウォーキングと並行した動作で副次効果を狙う

 

 ウォーキングの効果は知られていますが、その効果をさらに高めたり、付帯的な効果を上げたりするという「ながらウォーキング」をしています。これは、ボケ防止になると痴呆を研究している人達が研究発表をしていますので、それを励行するようにしています。

「ながらウォーキング」も、ウォーキング・ミックス(いろいろな歩行法の組み合わせ)と同様に、いくつかの方法があります。それらを適宜組み合わせてウォーキングすると効果的ですので、その方法を紹介いたします。
 

【 注 】

 ここで紹介する情報は、自分で思考したり、入手したりした情報をもとに、ご紹介します。

 それが皆様にも良い方法であるとは限りませんので、皆様ご自身のご判断で参考にしてくださるようお願いします。

 

13 普通とは異なる深呼吸法で気管支強化

 私達は、意識しないで呼吸をしています。しかし、それは肺機能の半分ほどしか使っていないといわれています。もし、そうだとしますと、肺の中には、同じところにずっと留まっている空気もあるということではないでしょうか。考えてみると、なにか澱んだ空気を、いつも体内に持っている気がしませんか?
 医学的には、それは問題ないのかどうかは私には解りませんが、肺胞の隅々まで空気を入れ替えた方が健康的なような気がします。
 それを入れ替えるためには、深呼吸が必要だと考え、早朝ウォーキング途中の体操時間に深呼吸をする運動を取り入れています。

 深呼吸というのは、腹式呼吸をすることです。腹式呼吸というのは、「横隔膜呼吸」とも呼ばれますが、横隔膜をフルに活用することにより、空気を肺の奥まで取り込み、肺胞の隅にある澱んだ空気を外に追い出す運動です。
 深呼吸をすると体内に酸素を取り入れることにより、心拍数を下げたり、血圧を安定させたりすることに繋がります。その結果息切れや動悸といったトラブルを抑えることに繋がります。
 深呼吸をすることにより、ストレス解消にも繋がるという大きなメリットがあり、現代人病の大もとであるストレスから解放されることに繋がるかもしれないので、深呼吸をするようにしています。

 ラジオ体操だけではなく、いろいろな体操に深呼吸は取り入れられていますので、それをそのまま利用するだけで十分だと思います。
 私は、テレビの健康番組で拝聴した方法を取り入れています。
 足位置は肩幅か、それよりやや狭めた形で直立します。
 両手を組んで、前方水平方向に伸ばします。この時に僧帽筋を伸ばすことも意識します。
 両腕が伸びていますので、どちらかというと肺は縮められた状態ですが、その状態の時に息を大きく吸います。息を吸うときには、肺を大きくした状態の方が酸素を取り込みやすいように思えますが、あえて肺を縮めた状態で息を吸うのが、この時のポイントです。
 肺を縮めた状態で空気を吸うには、気管支の力が必要です。すなわち、単に深呼吸をするだけではなく、気管支強化の運動を一緒にしようという、欲張った”新”呼吸法なのです。
 吸い込めるだけ、空気を取り込んだ状態で、両腕は前方水平位置に静止し、我慢できなくなったところで、組んだ手をゆっくりと胸に当てながら息を吐きます。ゆっくりと、時間をかけて息を吐き出すことで、体内に澱んだ空気が自然と出てきます。勢いよく吐き出す方が効果的に思えますが、むしろゆっくりと、全てを吐き出し、さらに吐き出して、苦しくなるまで行う方法の方がベターなのだそうです。
 これを6回行います。この最後の時に、手を胸に当てるのではなく、後方お尻のできるだけ下方で手を組み替えながら、最後の息を吐き出しをします。
 最後まで、体内に澱んだ空気を吐き出したらお尻の後ろで組んだ手を、背骨に沿って上へ上げて行きながら、息をゆっくりと、大きく吸い込みます。組んだ両手は、できるだけ高く上げると、僧帽筋を縮めることができますので、できるだけ長く、息を吸い込む状態で静止します。
 我慢できなくなったら、組んだ手を背骨に沿ってゆっくりと降ろし、息を吐きながら、お尻の後ろに持って行きます。
 胸を開いた状態で息を吐くということになります。息を吐くときは、従来の方法の胸を狭めて絞り出すという方法とは逆行しますが、気管支強化に繋がるメリットがあります。
 それだけではなく、背筋を伸ばすことになりますので、背骨整骨や背筋強化の運動にも繋がります。
 身体の前後で、深呼吸運動をすることにより、心の落ち着きを感じられるようになるでしょう。

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
   ■【今日は何の日】 2月25日 ■ 梅花祭と梅花祭野点大茶湯 ■ 夕刊紙の日  一年365日、毎日が何かの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 有名なコンサルタントと有能なコンサルタントとは違います 224

 有名なコンサルタントは、たくさんの企業を顧問先に持ち、いっぱい稼いでいるだろうと一般的には考えられます。
 では、有名なコンサルタントは、有能なのでしょうか?
「有能だから、有名になったのでは?」
 確かに、有名なコンサルタントの中には有能の人もいます。
 しかし、有名なコンサルタントの中には、口先三寸の先生もいて、コンサルタントとしてより、TV出演や講演などが中心の先生が多いのです。

 顧問先で、じっくりと仕事をしようと考えますと、顧問先はたくさん持てません。
 顧問先で過ごす時間も必要ですが、自分の会社に戻ってする作業量は膨大です。
 アシスタントを複数使っても、結局自分で最終整理をしなければ、顧問先に行ったときに熱意あるコンサルティングができません。
 地道にコンサルティングをしている先生は、テレビに出演したり、たくさんの本を出版したりする時間はないのです。
 したがって、有名になる機会も少ないのです。
 私の40年余の体験では、多くの顧問先を持っているかのごとく吹聴するコンサルタントは、信用して良いのかどうか、判断できませんが、お薦めはしません。
 慎重に見極める必要があります。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/02b29fb73b48bc78dfbfe77805a21614

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

>> もっと見る

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月23日 「古書(こしょ)」と「古本(ふるほん)」の違いをご存知でしょうか A04

2024-02-24 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月23日 「古書(こしょ)」と「古本(ふるほん)」の違いをご存知でしょうか A04

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

  紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 クリティカル・シンキングe-Learningの収録も終わり、久しぶりによく眠ることができた気がします。

 オンラインの研修等と、基本的にはあまり変わらないので、疲労感が強かったからかも知れません。

 e-Learningですから、附属教材がともないます。

 収録に基づくデジタル教材は、専門の編集者が担当しますので、その作業と並行して、附属教材作りをしておかないと、発注者の大手研修企業にご迷惑がかかってしまいます。

 終日、その作業に追われましたが、方向性が見えてきて、まずはホッとしました。

 

 「文章を書くことは、脳の活性化に繋がる」ということを聞いたことがあります。
 それを信じて、毎日複数回、つぶやきとしてSNSに書くことにしています。
 老いぼれコンサルタントが、心も頭も老いぼれないように願って・・・

■「古書(こしょ)」と「古本(ふるほん)」の違いをご存知でしょうか A04

 

 私も正確なところを知っているわけではありませんが、出版社とのお付き合いが長いこともあり、私なりの解釈です。

 

 「古書」とは、資料として価値ある書籍で、絶版になってから時間経過が大きい本をいいます。

 それに対して「古本」とは、読み終わった本が、再び市場に出回って、最初の購入者とは異なる人の手元に届く本のことです。

 すなわち、古書店では、古書だけではなく、古本も販売していることになります。

 ちなみに「新古本」というのもあります。

 出版されてから一定期間経っても書店に埋もれてしまって、誰の目にも留まらなかった本のとこです。

 われわれ、物書きの端くれとしては、非常に寂しいことですが、それがネット通販や古書店で販売されてでも、誰かの手元に届くことは慰めです。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 2月24日 鉄道ストの日 特許ライセンスの新制度 一年365日、毎日が何かの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。


■  税理士資格を持っていても税理士法違反になる?! 223

 税理士法は、1942(昭和17)年に制定されました。
 税理士法の前身は、「税務代理士法」といいますように、税務に関する職業独占を持つ国家資格です。
 確定申告書や決算書類を税理士以外が作成すると税理士法違反となります。
 ただし、税理士の資格を持っていても、日本税理士会連合会に備える税理士名簿に、登録されていませんと、この業務を行えません。
 すなわち登録税理士さんであるかどうかは、税理士会連合会から発行される顔写真つきの登録者証「税理士証票」を持っているかどうかによります。
 新たに税理士の先生に仕事を依頼するときには、必ず確認しましょう。

 国家資格試験に合格しても、その資格を元に業務をすることはできません。

 かつて、私が所属するコンサルタント団体でも、試験に合格したからといって、その資格名を名乗ってコンサルティング活動をして、指導を受けたグループがいました。

 資格に値する専門業務を提供できることが重要ですので、このような仕組みはやむを得ないのでしょう。

 運転免許証も、一度採ったからといって、それが永遠の権利とは言えないのとおなじことですね。

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。

 

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。

 

【これまでのあらすじ】

 竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
 その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。

 1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
 商社の海外戦略に関わる人事案件なので、角菊貿易事業部長の推薦する三名を元に、準備は水面下で慎重に進められていました。その中に竹根の名前が含まれていることは、社員の誰もが思いもよりませんでした。
 討議を重ねた結果、福田社長は、海外戦略にも関わる高度な人事の問題なので、専務と社長に一任してほしいと言って三者会談を終えることにしました。しかし、後日、角菊事業部長は、最終的に、自分が推薦した佐藤君ではなく、竹根に決まったと聞かされます。
 一方で、角菊は、自分の意図とは異なる社長の結論に納得がいかないのですが、かといって、それをあからさまにすることはしませんでした。他方、竹根は角菊からの内示なしに、社内には竹根に白羽の矢が立っていることを知りました。海外経験のない竹根は戸惑うばかりです。
 空港で家族や長池の見送りを受け、初めての飛行機に搭乗。シートに座っても落ち着きません。次々と出てくる機内食にも戸惑います。初めてのカルチャーショックを味わう竹根です。
 雲と海だけの長いフライトの末、ようやく地上が見えてきました。サンフランシスコの上空から滑走路に向かうのです。着陸の不安、着地後の安堵、アメリカという新天地への期待などが入り混じっていました。
 
【過去のタイトル】
 1.人選
  1ドル3 6 0円時代 鶏口牛後 竹根の人事推理
  下馬評の外れと竹根の推理 事業部長の推薦と社長の思惑
  人事推薦本命を確実にする資料作り
  有益資料へのお褒めの言葉 福田社長の突つ込み
  竹根が俎上に上がる 部下を持ち上げることも忘れない
  福田社長の腹は決まっていた
 2. 思いは叶うか
  初代アメリカ駐在所長が決定 初代所長の決定に納得できず 竹根に白羽の矢
  竹根の戸惑い 長池係長のアドバイス 急ごしらえの出張準備が始まる
 3.アメリカ初体験
  いよいよ渡米、初のカルチャーショック キュンとしたりトロトロしたり
  心細いサンフランシスコ上空 生まれて初めて外国の地に降り立つ
  ニューヨーク事務所で準備が始まる
  ニューヨークで稼働開始
  ニューヨークの時計はカネ次第で回る速度が変わる!?
 
3 アメリカ初体験 3-8 ニューヨーク生活はカネ次第

  <最新版> 毎週金曜日正午頃発信

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

>> もっと見る


■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月22日 元気な会社 「魚食の文化」が生み出す相乗効果 2727-4222

2024-02-23 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 


  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月22日 元気な会社 「魚食の文化」が生み出す相乗効果 2727-4222


 


 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。


 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。


 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。



 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。


【 注 】


 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。


■【小説風 傘寿の日記】


 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。


 


 某大手研修企業依頼のクリティカル・シンキングe-Learningのための収録日でした。


 この講座をじっくりと受講すると数時間が必要ですが、収録は4時間はかかりませんでした。


 映像部分は、編集者がe-Learningに仕上げてくれるので、必要なデジタル・データを提出して終了です。


 幸い、NGが出た部分もなく、全体がスムーズに進みました。


 e-Learning講座制作は何度も経験していますが、制作者により収録や編集の方法は大きく異なります。


 これまで、最も多くの予算を投じてくれたの文科省関係の独立行政法人でした。


 収録は終わりましたが、これからは課題作りなどが待っていますので、当分、時間を取られます


 


 e-Learning収録で疲れを感じた後ですが、別の業務が重なっています。


 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。


 


 竹根の部下が紹介してくれた企業は遠方のため、ネットを使ってインタビューと社内見学をさせていただきました。


 


◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 「魚食の文化」が生み出す相乗効果 2727-4222

 アオリイカは「イカの王様」と呼ばれている。透明感のある身は弾力があり、プリっとした歯ごたえ。噛めば噛むほど旨味と甘みが口の中に広がってくる。身を細く切ったいかそうめんは絶品だ。さまざまなイカが市場に流通しているが、旨味の成分であるアミノ酸の量はトップクラス。市場での価格は1キロ2000~4000円と、スルメイカやヤリイカの2~3倍はする。「王様」といわれるのもうなずける。

 そんな高級食材のアオリイカだが、季節によっては、堤防からも釣り上げることができる。春先から初夏にかけて、沖合の深くから産卵のため岸近くまで上がってくる。シーズンになると、東京湾でもアオリイカ狙いの釣り人を多くみかける。餌木(えぎ)という疑似餌を投げ、竿を上下にしゃくりながら糸を巻き上げてアオリイカを誘う。30~40センチはあろうかというアオリイカを格闘しながら釣り上げる様子を目の当たりにして、チャレンジしたことがある。餌木を投じては竿をしゃくり、また、投じてはしゃくり…。だが、手ごたえは全くなし。疲れるばかりで続けるモチベーションを保つことができなかった。

 アオリイカの加工品で国内トップクラスの取扱量を誇っているのが、香川県さぬき市のA社だ。1980年代からアオリイカの加工を手掛け、いかそうめんの加工販売を業界に先駆けて展開した。国内の資源不足に対応するため海外に調達先を求め、現在はインドやスリランカから輸入している。「鮮度を保つ独自の技術を長年にわたって培ってきた。その技術を現地の漁師や加工従事者に伝え、高品質のアオリイカを消費者に届けている」とA社長。海外ではインドネシアでの事業展開も模索中で、水産加工を通じて現地の経済活性化・雇用創出に大きな貢献を果たしている。

 「魚食は日本人の文化。食べ物づくりを通じて、生きる喜びを追求したい」と話すA社長。地域の発展や中小企業の活躍を支援する中小企業応援士としても活躍する。国内漁獲量の減少や漁業従事者の減少、若者の魚離れなど水産業界を取り巻く環境が厳しくなる中、国内では、アンテナショップやネット販売をスタート。さぬき蛸(たこ)や讃岐でんぶく(ナシフグ)といった地元の食材を消費者にアピールしている。「こうした取り組みが地元漁師の所得向上につながり、漁業の就労者を増やすきっかけになってほしい」とA社長。全国に発信した食材を求め、多くの観光客が訪れれば、地域の活性化にもつながる。海外や地域での事業が今後、どんな相乗効果を生み出すのか。A社長のこれからのチャレンジが楽しみだ。

   出典: e-中小企業ネットマガジン


 


■【今日は何の日】


  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。


  この欄では、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
 


  ■【今日は何の日】 2月23日 税理士記念日 ふろしきの日 一年365日、毎日が何かの日


 


■【経営コンサルタントの独り言】


 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。


 


◆ 竹島が日本の領土である証拠が続出 222


 


 2月7日は北方四島の日でしたが、22日は竹島の日です。


 北方四島については、平和条約を結んでいたロシアが、条約を一方的に破棄して、終戦数日前に手薄な北方四島に進出してくるという汚いやり方で領土宣言をしたのです。


 尖閣諸島については、日本の漁業者が避難港として利用するための建物が写った写真があります。こちらも、日本領土であることが明確です。


 竹島については、ドイツも他のヨーロッパ諸国の古い地図も見れば日本領土であることが明白です。


 そのような証拠がたくさんあるのです。


 竹島は、島根県なのです。


 日本の領土なのです。


 日本と韓国は、隣国であるだけではなく、歴史的にも関係の深い両国です。
 韓国人・韓国籍の友人もいますので、なんとか両国関係が円滑に進んで欲しいと願っています。


 


■【老いぼれコンサルタントのブログ】


 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。


 


 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17




>> もっと見る



■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月21日 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-07 【経営支援】 タイプ別にみたコンサルタントの分類

2024-02-22 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月21日 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-07 【経営支援】 タイプ別にみたコンサルタントの分類

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 大手研修企業依頼のクリティカル・シンキングe-Learning講座の収録が明日になりました。

 最後のチェックをしました。

 

 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

 

■第4部 【あたりまえ経営のすすめ 経営支援編編】 コンサルタントを知る 1章 外部ブレインを使いこなせなくて経営者・管理職といえるか

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
 士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
 経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
 士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。
 このような視点で、第4部をお届けします。

 1章は、コンサルタントとは何をしてくれる職業なのかという視点で、士業・コンサルタントの本質を経営者・管理職に知っていただきたいと思います。

 裏を返しますと、それを理解でき、行動に移せる士業・コンサルタントがホンモノのプロといえるのではないでしょうか。

 

■ 第4部1章 7 【経営支援】 タイプ別にみたコンサルタントの分類

 前項で、経営コンサルタントの2分類方法を紹介しました。すでにその一つは紹介しましたが、他方の切り口であります、タイプ別の経営コンサルタント分類法を紹介します。大きく、3つのタイプに分類できます。

 



◇ 顧問企業支援型

  その一つが、企業等を顧問先に持って、定期的に顧問先を訪問してアドバイスをする「顧問企業支援型」です。

 この種の経営コンサルタントは、いろいろな企業の顧問として、その企業の恥部まで深く知りつくして、多くの事例を幅広く持っています。それぞれの分野でいろいろと研究を継続していることも多く、各種の事例をベースにした研究論文を発表していることもあります。 

◇ 講演・執筆型

 二つめは、執筆や講演会などで活躍している「執筆・講演型」コンサルタントと言える人たちで、比較的有名な人が多いのが特徴です。

 大学の先生や研修者、顧問企業指導型経営コンサルタントが発表する研究論文などに目を良く通していて情報通の人が多く、新聞記者などマスコミの出身者もいます。

 広く浅い情報を持っていますが、必ずしも企業の現場を詳しく知っているわけではありません。また、この分野で活躍している人がすべて有名というわけでもありません。


◇ 社員研修型

 三つ目の分類は、社員研修を主に行っている「トレーナ」と呼ばれる人たちで、やはり「経営コンサルタント」と呼ばれています。

 顧問企業指導型や執筆・講演型経営コンサルタントの発表する論文や書籍などをベースに、それらを実践できる社員を育成して、結果に結びつけられるように研修などを中心に行っています。すなわち社員の能力向上の面から企業の活性化を図り、業績を伸ばそうというタイプです。

 上記の三分類のほかに、アメリカ型ビジネスコンサルタントと言われる経営コンサルタントがあります。

 企業の売上高に対して○○%を、あるいは売上など目標を設定し、それを達成できたら売上の○○%を成功報酬として支払ってもらうという、成果報酬型のタイプです。


◇ コンサルタントのその他のタイプ

 また、上記に分類できない経営コンサルタントも多々あります。

 すなわち、すべての経営コンサルタントがこのいずれかに属するというのではなく、それらを横断的にまたがっているのが一般的です。経営支援効果という面でも、その一つだけでは不充分な面があるからです。

 顧問企業支援型といえども、社員のレベル向上は必要ですから、通常のコンサルティング業務の一環として社員や幹部研修をすることもありますし、講演会で講師をしたり、時には雑誌に記事を書いたりすることもあります。


 長期的取り組みをする場合には顧問契約型の経営コンサルタントに依頼するのが良いでしょう。しかし、1ヶ月に1~2度顔を見せるだけの経営コンサルタントではなく、困ったときにいつでも飛んで来てくれるようなフットワークの良い経営コンサルタントを選ぶなどの判断も必要です。

 これら分類の境界線は明確になっているわけではありませんが、どのようなタイプの経営コンサルタントなのかを見極めて、自社の目的に即した経営コンサルタント選びをするときの目安となるでしょう。
 

<次号に続く>

 

■【あたりまえ経営のすすめ】 バックナンバー

 あたり前の重要性を知る ←クリック

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 2月22日 ■ 竹島の日 ■ Thinking Day  一年365日、毎日が何かの日

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ 加齢と共に増えるもの、減るもの 214

 歳を重ねるにつれ、いろいろな物が減ってきます。
 その代表が年賀状とバレンタインのチョコでしょうか。
 かつては、いろいろな顧問先からチョコレートを戴きました。
 今は、顧問先をすべて後進に譲っていますので、戴けるチョコレートは激減してしまいました。
 娘や孫達からのチョコレートはうれしいですね。
 そうそう、妻からも・・・  これを付け加えておかないと、後が怖いですから。<笑い>
 近年は、カカオ70%とか中には90%などという超ビターなチョコレートもあるのですね。

 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。


 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

>> もっと見る

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする