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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月30日 神奈川県三浦半島の観音崎は灯台だけではない

2024-01-31 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 


  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月30日 神奈川県三浦半島の観音崎は灯台だけではない


 


 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。


 私の後進として会社を託した竹根好助の経営コンサルタント起業経験や、その会社の日常業務、自分の思いなどを「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」として連載しています。


 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。



 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。


【 注 】


 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。


■【小説風 傘寿の日記】


 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。


 


 【カシャリ!ひとり旅】で旅をしてきていますが、写真の整理はなかなか追いつきません。一方で、時間がある時に、一息入れるために、かつてアップロードした写真を見直すこともあります。


 


 


 


 

















神奈川県  三浦半島 観音崎 

■ 三浦半島(みうらはんとう)

 神奈川県南東部にあり、東京湾を形成する半島です。

 「みうら」という地名は古代から用いられていて、『日本書紀』では「御浦」(みうら)と記載されています。当時は朝廷の所領でしたので、このように「御」をつけて呼ばれていたようです。

 『万葉集』では半島全体を指して「御宇良崎」と「御」という文字が含まれています。しかし、その後「御」の字が避けられるようになり、当て字が使われ『新編相模国風土記稿』では「美宇羅」とされました。

 今日、「三浦」と呼ばれていますが、半島が東・西・南の三方の浦(湾、入り組んだ海岸など)で囲まれていたからであるといわれています。

 
■ 観音崎(かんのんざき)

 神奈川県横須賀市に位置する岬のことで、岬周辺の地域を表す地名としても用いられることがあります。

 観音崎は、三浦半島東端に位置し、東京湾(浦賀水道)に面し、対岸の房総半島富津岬までは、わずか7km程の近さです。

 半島の先端に、日本最古の灯台である「観音埼灯台」があります。

 灯台付近は「県立観音崎公園」として整備され、観音埼灯台が立地するほか旧日本陸軍が明治10年代から20年代にかけて建設した砲台や弾薬庫跡が多く残っています。

 園内には、このほかに、1953年創立の観音崎自然博物館や、2007年に開館した横須賀美術館があります。

 また、園内には、墓と見られる多くの横穴が崖にみられます。また、海上保安庁東京湾海上交通センター(とうきょうマーチス)の観音埼レーダー施設も公園内にあり、灯台より、この施設の塔のほうが処々から見えます。

 観音崎海水浴場が隣接していて、夏季は海水浴客で賑わいます。他に海上自衛隊観音崎礼砲台があります。

 「観音崎」という名称の由来として、741年(天平13年)に、行基が、この地の海蝕洞に住む大蛇を退治して十一面観音(船守観音)を祀ったことから、「観音崎」と呼ばれるようになったようです。

 江戸時代には観音堂など堂宇が創建されて仏崎山(ふだらくさん)観音寺と称し、幕府から朱印地を与えられていました。

 観音寺は、1880年(明治13年)に陸軍の砲台建造が始まると、現横須賀鴨居へ移転されました。1986年(昭和61年)には、火災のため焼失してしまい、現在は小さな堂が残っているだけです。
 


神奈川県三浦半島 観音崎 カシャリ!一人旅
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■【今日は何の日】



  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。



  ■【今日は何の日】 1月31日 愛妻家の日 生命保険の日



 



■【経営コンサルタントの独り言】



 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。



 



 うまい話は早々多くはない 130



 



 プッシュホンタイプの電話機での話です。



 下一桁の数字が「1」の場合には、1をダイヤルする代わりにフックボタンをポンと押すと、無料で電話を使えるという噂があり、そのようにダイヤルするようにしました。



 確かに、ポンとするだけでダイヤルをしなくても繋がるのです。1という数字の信号音を、ポンと押すだけで発信するので繋がるのでしょうが、料金は無料ではなく、取られていたと思います。



 



【経営コンサルタントの独り言】



 



 近年「うまい話」と表現するのは下品なので、「おいしい話」という人が多くなっているような気がします。



 しかし、「おいしい話」がポジティブな内容なら容認もできるかも知れませんが、得てしてネガティブなナイヨウが多いように思えます。



 「うまい話」という表現は、もともとネガティブなニュアンスが含まれています。



 一方で「おいしい」というのは、元来、ポジティブな意味合いを持っています。



 したがって、ネガティブな内容の時には「うまい話」と表現した方が適切と考えます。



 



■【老いぼれコンサルタントのブログ】



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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月29日 6 心づかいが人間関係を改善する

2024-01-30 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 


  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月29日 6 心づかいが人間関係を改善する


 


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 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。


 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。



 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。


【 注 】


 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。


■【小説風 傘寿の日記】


 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。


 


 1月24日に、マクドナルドが単品を中心に値上げをしました。


 同社の看板商品であるビッグマックが、450円→480円と値上げされました。


 それにもかかわらず、業績は好調なようです。


 その理由のひとつとして考えられるのが、それだけ「Mac」がわれわれの日常生活の中に浸透していて、多少の値上げでも食べ続けるにまで至っていると言うことではないでしょうか。


 また、ネット情報によりますと、インバウンド需要を無視できないようです。


 ビジターが、日本のMacはおいしいと言っているそうです。


 Macは世界共通のレシピかと思っていましたが、さすがグローバル企業なのですね、国毎にアレンジしたり、その国独自の商品を出したりしているそうです。


 「てりやき」風味の商品が人気なのは聞いていましたが、醤油風味で、日本だけの「サムライバーガー」は人気だそうです。


 そう言われると、試食してみたくなりますね。


 


 ビジネスモデルは、時代とともに変化をしています。
 一方で、ビジネスパーソンのあり方の多くは、基本があまり変化をしていません。
 若手ビジネスパーソンの中には、基本を大事にする人がいて、仲間とともに,ビジネスパーソンとしての基本を身につけようとしています。
 その様な場に招かれ、定期的に講話をしてほしい旨を頼まれました。


 


■ 06 心づかいが人間関係を改善する


 


 人は誰しも、諍いや争いなどのトラブルを嫌うのではないでしょうか。


 そのトラブルの多くは、ちょっとした言動が原因であったり、それが契機となって人間関係がこじれたりしているようです。


 かねてより、【心 de 経営】ということを基本に、永年コンサルティングをして参りました。「de」は、フランス語の前置詞で、英語にしますと「of」に近い意味合いであり用法であると認識しています。


「de」を、英語の「of」の意味で用いますと「心 of 経営」、すなわち「経営”の”心」となります。「de」を、そのまま、日本語の「で」に置き換えますと「心で経営」となります。


 ここでは、後者の「心で経営」に重点をおいて、経営に限らず、人間関係における「心づかいのあり方」を、平素の体験から感じるがままにを徒然に記述してまいります。それにしても、他人に優しくするには、自分に厳しくなければならないことを痛感しています。


 期せずして日本経営士協会理事長の藤原久子先生も、心を大切にすることを常々口にされています。理事長とお話している中で出てきたことを中心にまとめています。ある意味では、藤原理事長との合作といえるブログです。


 物事や人の心には多面性があります。お届けするブログが正論であるか否かは、皆様のご判断にお任せしますが、参考にして下さいますと幸いです。


 


■【今日は何の日】


  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。


  【今日は何の日】 1月30日 3分間電話の日 月探査レインジャー計画


 


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江戸時代の男性は結婚難 129

 1月29日は「人口調査記念日」でした。
 人口構造は、ピラミッド型が理想的です。
 人口減少時代を迎え、高齢者の割合が高くなり、若い労働世代が老人を養って行かなければなりません。
 逆ピラミッド型とまで行かないまでもトップヘビーの糸巻き型に近くなってしまいます。
 労働人口も減少してきます。
 多くの職業が、AI・ロボットなどに置き換わるともいわれています。

 江戸時代には、男性の比率が高く、男性はなかなか結婚できなかったそうです。
 そのためか、女性に少しでももてようと、江戸っ子男性は粋を好んだというより、求めざるを得なかったのかもしれません。


 


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■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する08 ぼろを着てても心は錦?

2024-01-29 12:06:00 | 【心 de 経営】 心づかいで人間関係改善
■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する08 ぼろを着てても心は錦? 19329
 
 日本経営士協会は、ご存知の方も多いと思いますが、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 
 会員は、それぞれ異なった専門分野を持っていますので、経営士同士が競合するというよりは、専門外の分野で補完し合っています。これを「共業・共用・共育」といっています。
 
 コンサルティングという実務を通じて、いろいろな体験をしています。その体験を通して、みなさまに情報をお届けしています。
■■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する
 

 人は誰しも、諍いや争いなどのトラブルを嫌うのではないでしょうか。

 そのトラブルの多くは、ちょっとした言動が原因であったり、それが契機となって人間関係がこじれたりしているようです。

 かねてより、【心 de 経営】ということを基本に、永年コンサルティングをして参りました。「de」は、フランス語の前置詞で、英語にしますと「of」に近い意味合いであり用法であると認識しています。

「de」を、英語の「of」の意味で用いますと「心 of 経営」、すなわち「経営”の”心」となります。「de」を、そのまま、日本語の「で」に置き換えますと「心で経営」となります。

 ここでは、後者の「心で経営」に重点をおいて、経営に限らず、人間関係における「心づかいのあり方」を、平素の体験から感じるがままにを徒然に記述してまいります。それにしても、他人に優しくするには、自分に厳しくなければならないことを痛感しています。

 期せずして日本経営士協会理事長の藤原久子先生も、心を大切にすることを常々口にされています。理事長とお話している中で出てきたことを中心にまとめています。ある意味では、藤原理事長との合作といえるブログです。

 物事や人の心には多面性があります。お届けするブログが正論であるか否かは、皆様のご判断にお任せしますが、参考にして下さいますと幸いです。

 
 

8 ぼろを着てても心は錦? 

 老師小話に「被褐懐玉(ひかつかいぎょく)」という四字熟語があります。「被」は、「着る」とか「まとう」という意味です。「褐」は「みすぼらしく粗末な衣服」のことです。「懐」は「ふところ」、「玉」は「宝石など高貴な石」という意味です。

 すなわち「着ているものはみすぼらしくても、懐には玉(宝石)を抱いている」、ということから、うわべは粗末なものを着ていても、内面は熱く優れた人徳を持っている人間でありたいという意味で使われます。


 星野鉄郎作詞の「いっぽんどっこの唄」を水前寺清子が「ぼろは看ててもこころの錦」とうたっているのも被褐懐玉からきているのでしょう。

 作曲した安藤実親の曲もまた素晴らしいですね。日本人の心に、何か響くところがあります。

 ところが、かっこいいなと思っていたら、この歌の二番は、持てない男の恋の歌であることが解ります。

 表面を見ただけでは、その中身や価値はわからないものです。


 私は、アメリカで学んだり、仕事をしたりした経験があります。

 ある日、ホテルのレストランでお客様と昼食をとりました。何日か滞在していましたので、レストランの人が私を覚えてくれていて、私のことを名前で呼んでくれるまでになりました。

 夜、疲れましたので、外に食事に行くのが億劫で、ホテルのレストランに行きました。リラックスした格好で行ったのと、レストランの担当が日中と夜とでは異なっていたため、私が、そのホテルに何日も滞在している客だということを知らない人であったことから、アメリカ人のいない、入口近くのテーブルに案内されました。

 応対も粗雑なだけではなく、メニューを持ってくるまで数十分、諸事をオーダーしてから延々と待たされました。当時は、1ドルが360円の固定相場制の時代で、日本人は「カラード(有色人種」という冷たい目で見られることが多かったのです。

 日中は、背広と着て、ネクタイを締めていましたので、それなりの対応でしたが、ディナータイムは、ドレスアップをしていなかったためにこのようなことなってしまったと反省しました。


 どこの国でも「ファーストインプレッション(第一印象)」は大事です。アメリカのビジネスパーソンの間では「There is no second impression.(第一印象第一)」という表現がありますので、「できそうな人」という外見も重要なのです。

 私の知っているある経営コンサルタントは、男性ですが、講師として登壇する前には、必ず手洗いに行き、ネクタイの締め直しと整髪とを行い、後ろ姿も鏡で確認するようにしているそうです。担当者がいれば、担当者にもチェックをお願いするほど、細やかなチェックを行っています。

 また、その人は、歩く姿勢に注意を払っているそうです。登壇前に、両腕を体側に下げ、肘から下を前方水平にあげ、目をつむり、深呼吸をします。なぜかと聞きましたら、姿勢を正すことと、心を落ち着けるためなのだと笑って話しくれました。

 背筋を伸ばし、首が前に出ないように胸を張って、笑顔で登壇する、その人の姿は「できる人」というオーラに溢れています。

 ちょっとした心づかいで、印象が大きく異なるのですね。

 着ているものはボロでも心の中は錦を着ているように気高くありなさいという、この教えは大切ですが、高価なものではないまでも、清潔な容姿と姿勢は重要ですね。

  (ドアノブ)

 

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月28日 江戸時代のデートはどの様に行われていたのでしょうか 8

2024-01-29 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 


  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月28日 江戸時代のデートはどの様に行われていたのでしょうか 8


 


 明けましておめでとうございます。


 昨夏より開始しました「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」ですが、お陰様で概ね好評です。


 それに甘んずることなく、このシリーズを、今年も継続して参ります。


 


 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。


 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。


 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。



 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。


【 注 】


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■【小説風 傘寿の日記】


 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。


 


 某社員研修企業の依頼で、社会人向けのクリティカル・シンキングをテーマにしたe-Learning教材制作に連日追われています。
 基本的には、パワーポイントを利用するのですが、一般的な研修等と異なり、制作上の制約がいろいろとあります。


 平素は、士業・コンサルタントや一歩上の論理思考力を求める人を対象にお話することが多いです。
 今回は、対象受講者が一般社会人ということもあり、ニーズやレベルを、それにあわせるためにコンテンツは全面的に作り直さなければなりません。
 ロジカル・シンキングを商品にしている先生は、探せば見つかるのですが、実務的なクリティカル・シンキングとなると先生が見つからないようです。
 クリティカル・シンキングの本を書いている人は、大学の先生など、アカデミックすぎて社員研修には向かないのだそうです。


 そのような状況からか、ロジカル・シンキングを始め論理思考関連では出版や講師等に忙しくやってくることができました。


 中国語や韓国語版の書籍も出版されるまでに至り、関係者に感謝しています。


 


 かねてから興味を持っていた江戸庶民の生活、江戸から学ぶことが多く、時々気分転換に、江戸に関する書籍を手に取ります。
 とりわけ故杉浦日向子女史の本は、江戸風物詩を手に取るように語ってくれます。


 


◆ 江戸時代のデート 8


 


 江戸時代の男性は、女性を口説くときに「食事でもしませんか?」などと言ったのでしょうか?


 江戸の男性は「初物」が好きで、女性を口説くときにもこれを利用したようです。


 その中でも、よく知られるのが「初鰹」です。


 


 女性を口説くときには、初鰹を使ったそうです。


 ただし、4月8日以降に鰹を食べさせるのは「野暮」なので、それ以前に、自分で釣った鰹をもてなして、女性を口説くのです。


 


 しかし、旧暦の4月8日ですから、なんとか鰹を釣ることが不可能だったようです。


 それだけに自分で釣った鰹の価値は高く、女性を口説くには最大の武器と言えます。


 


 江戸っ子の男は、それだけで終わりません。簪(かんざし)や紅をプレゼントするのです。


 


 しかし、現実には、鰹はボテ売りから買ったようで、2~4両もしたと言うから、恋もお金がかかりますね。



■ 「杉浦日向子の江戸塾」バックナンバー ←クリック


 杉浦日向子女史の江戸塾は、江戸時代のエコ生活から飽食時代を迎えている我々に大きな示唆を与えてくれます。


 


■【今日は何の日】


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  ■【今日は何の日】 1月29日 タウン情報の日 昭和基地開設記念日 人口調査記念日


 


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 成田山新勝寺と安全祈願 128

 新年1月28日を「初不動」といいます。
「不動」とは、「不動明王」のことで、観音様と並んで私達に親しみのある仏様です。
 憤怒の相をした、怖い顔の不動明王は、仏像だけではなく曼茶羅にもしばしば作られます。
 京都青蓮院門跡の青不動図は有名です。

 この日には交通安全・家内安全・商売繁昌を願って多くの人々が参詣します。
 首都圏では、成田山新勝寺が代表的で、初参りの五指に入ります。
 成田山新勝寺は成田空港近くにある真言宗智山派の寺であり、同派の大本山のひとつです。
 ご本尊は、いうまでもなく不動明王です。
 首都圏の自動車には、新勝寺のお札を付けている人が多いです。


 


 成田山新勝寺で【カシャリ!ひとり旅】


  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/5ebb5fa352d95134462a57e92b9c0ff4


 


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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月3日 3章 ウォーキングと並行した動作で副次効果を狙う 10 正座による背骨整骨で姿勢改善

2024-01-28 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月3日 3章 ウォーキングと並行した動作で副次効果を狙う 10 正座による背骨整骨で姿勢改善

 

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 雲間から、満月を過ぎたばかりの丸い月が見え隠れする早朝ウォーキングでした。

 早朝ウォーキングの途中で、体操をするのですが、コースによって時間帯は変わります。

 今朝のコースの公園では、6時であることがすぐに解ります。

 護国寺の梵鐘が撞かれるのが6時だからです。

 ただし、時々、撞かれない日があるのか、音が聞こえないことがあります。

 梵鐘の音と前後して、公園に隣接しているお宅のシャッター雨戸が上がり始めます。

 シャッター雨戸は、6時にセットされているのでしょうが、先日、6時2分になってから開き始めるという珍事がおきました。

 オヤッと思ったので、時計を確認しましたが、6時2分でした。

 護国寺の鐘も鳴っていました。

 電子的に管理しているでしょうから、そのようなことが起こるはずがないと思っています。

 私の勘違いと考える以外に答はなさそうです。 

 

 早朝ウォーキングの効果を持続または改善するために、今朝のウォーキングで、自分でどの様にやっているのか反復してみました。

 

◆3章 ウォーキングと並行した動作で副次効果を狙う

 

 ウォーキングの効果は知られていますが、その効果をさらに高めたり、付帯的な効果を上げたりするという「ながらウォーキング」をしています。これは、ボケ防止になると痴呆を研究している人達が研究発表をしていますので、それを励行するようにしています。

「ながらウォーキング」も、ウォーキング・ミックス(いろいろな歩行法の組み合わせ)と同様に、いくつかの方法があります。それらを適宜組み合わせてウォーキングすると効果的ですので、その方法を紹介いたします。
 

【 注 】

 ここで紹介する情報は、自分で思考したり、入手したりした情報をもとに、ご紹介します。

 それが皆様にも良い方法であるとは限りませんので、皆様ご自身のご判断で参考にしてくださるようお願いします。

 

10 正座による背骨整骨で姿勢改善

 背骨というのは、S字型をしているのが正常な状態だそうです。スクワットや背筋の項でご紹介した背骨の重要性をご理解いただけていると思います。

 ここでは姿勢を正すことにより、背骨を整骨する方法をご紹介します。

 ベンチまたはパイプ柵を利用して腕立て伏せや背筋運動を行いましたが、その続きとして背骨整骨運動を行います。

 足の位置は、背筋運動よりさらに前に移動します。パイプ柵などを両手で掴み、両腕の長さとほぼ同じくらいの位置がよろしいようです。この位置は、この運動をするのに重要な要素となりますので、実際に背骨整骨運動をやりながら、自分に最適な位置を微調整してください。

 足の位置が決まりましたら両手でしっかりとパイプを握り、体重を後にシフトします。僧帽筋(肩の筋肉)がしっかり伸びるのを感じながら、頭はできる限りまっすぐに、前後に倒れないように自然の位置にしておきます。その状態で両腕を一杯に伸ばして、体重を後ろにかけ、肩をできる限り後ろに倒せるだけ倒します。

 5秒間くらい静止してから、腕や体重重心はそのままにして、膝を折り、積ませ木立の状態で正座します。

 その時に、背骨が前に出るように、お腹をやや前に出します。この時に、背骨がS字型になるように、下から背骨を順に積み替えるような気持ちで、お腹の出し方を調整します。さらに、骨盤底筋運動を意識すると複数の運動を同時に行うことができます。

 この状態を5秒ほど保ちます。慣れてきたら手を支えているパイプから離して、両腿(もも)の上におきます。はじめはぐらぐらとしますが、つま先立った足の指先をコントロールしながら倒れないようにします。

 さらに慣れてきたら、5秒ほどの静止状態をしてから、目をつむります。目をあいている時より、さらにグラグラします。それをつま先調整で何とかこらえるようにします。

 背骨が伸び、倒れないようにすることで、背筋強化だけではなく、体幹が安定できる効果があります。体幹が安定していることは、身体的に正常な形を保つことができ、バランス感覚も磨け、転倒することも減り、よい姿勢を無理なく保てるようになるので、肩こりや頭痛の予防・解消につながります。

 耳骨が安定したり、三半規管の強化もできたりしますので、めまいがなくなる効果もあります。すなわち、車や船酔いをしにくくなるのです。


 正座の後、パイプを両手肩幅で掴み、体重を後にかけながら立ち上がります。この繰り返しを、6回を目安に行います。

 この運動では、転倒に注意をすることが必要です。転倒しても問題ないかどうか、周囲の環境を確認することが重要です。
 

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

  ■【今日は何の日】 1月28日 初不動 国債格付け
 

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 修二会といいましても奈良東大寺ではありません 203

 2月3日から7日までの期間、日本の仏教寺院で行われる法会のひとつが「修二会(しゅにえ)」です。

 その言葉の起源は定かではありません。修二月会とか修正会(しゅしょうえ)とも呼ばれています。

 有名なのは、奈良東大寺の二月堂で開かれる修二会ですが、ここだけは他と異なり3月1日から開催されます。

 年の初め(旧暦)に、神や祖霊の力でその年の豊作を祈る「祈年祭(としごいまつり)」という神事がおこなわれます。

 修二会は祈年祭に対応した仏教の行事として形成され定着した行事と見られています。

 海外の文献や慣習に修二会のようなことが見当たらないそうで、日本独自の風習です。

  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/nara/nara-toudaiji4.htm

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月26日 トクホと機能性表示食品の違い 19425

2024-01-27 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月26日 トクホと機能性表示食品の違い 19425

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

  紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 能登地震の影響で、輪島塗がピンチである旨が某紙紙面の載っていました。

 子供の頃、輪島塗の箸を使っていましたので、何とか復活して欲しいという思いが強いです。

 いろいろな色を重ねた塗り箸で、それを削ると十二単のようにいろいろな色が出ていたのです。

 

 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。

 その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

 

■トクホと機能性表示食品の違い 19425

 健康に良い食品でも、無許可で「この食品は胃がんに効果があります」などという表示はできません。

 しかし、食品の中には、明らかに健康に良い物が多数あります。


 トクホとは、正式には「特定保健用食品」といい、1991年に始まりました。

 消費者庁の管轄下の消費者委員会や食品安全委員会による、有効性や安全性の審査にパスしますと表示が許されます。

 しかし、審査に数年、費用も億単位となり、大半の中小企業には縁の遠い存在です。


 2015年に始まったのが「機能性表示食品」に関する制度です。

 こちらは学術論文など、一定の科学的根拠を示すことができれば、届け出制で表示できます。

 食品に含まれる成分の健康への効果を、広告やパッケージに表示することができます。

 届け出から受理まで数カ月で済みます。

 しかし、悪質業者が、無届けで表示しても一般の消費者には解らないこともあるでしょうから、われわれ庶民は騙されないようにしなければなりませんね。 

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

 

  ■【今日は何の日】 1月27日 国旗制定記念日 ハワイ移民出発の日

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。


■ 乾燥注意報と文化財 126

 2月26日は、文化財防火デーです。

 いつどの様なところで火災が発生するか解りませんので、平素からの注意が必要なのでしょう。


 文化財保護法で、保護の対象とされている文化財には、

  有形文化財(建造物、彫刻・絵画、工芸品など)
  無形文化財(演劇、工芸技術など)
  民俗文化財(風俗慣習など)
  記念物
  伝統的建造物

の5分類があるそうです。

 イメージとしては、すぐに有形文化財を想像しますが、ユネスコ無形文化遺産に登録された日本の祭り・屋台などもあるわけですものね。

 先日、京都のあるお寺さんで、飛鳥時代の仏像が見つかったと報道されていました。

 それまで、それほど貴重な仏像とは思われていなかったといいますから、まだまだ知られていない貴重なお宝が眠っているのかもしれません。

 だからこそ、テレビのなんでも鑑定団が人気番組として続いているのでしょうね。

  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/333cf15cc3fb5e5bb15b2a445b325e4d

 

【独り言】

 冬は、乾燥注意報が発令されることが多いです。
 TVを見ていますと毎日のように火事のニュースが流れます。

 地震・雷・火事親父
 昔の人が言っているように、火事はすべてを灰にしてしまいます。
 個人にとっても、世界の財産にとっても焼失はもったいないです。

 先般、消火器の期限について記述しましたが、この時期、火事についての意識を高く持ちたいですね。

 

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。

 

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。

 

【これまでのあらすじ】

 竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
 その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。

 1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
 商社の海外戦略に関わる人事案件なので、角菊貿易事業部長の推薦する三名を元に、準備は水面下で慎重に進められていました。その中に竹根の名前が含まれていることは、社員の誰もが思いもよりませんでした。
 討議を重ねた結果、福田社長は、海外戦略にも関わる高度な人事の問題なので、専務と社長に一任してほしいと言って三者会談を終えることにしました。しかし、後日、角菊事業部長は、最終的に、自分が推薦した佐藤君ではなく、竹根に決まったと聞かされます。
 一方で、角菊は、自分の意図とは異なる社長の結論に納得がいかないのですが、かといって、それをあからさまにすることはしませんでした。他方、竹根は角菊からの内示なしに、社内には竹根に白羽の矢が立っていることを知りました。海外経験のない竹根は戸惑うばかりです。
 
【過去のタイトル】
 1.人選
 2. 思いは叶うか
  初代アメリカ駐在所長が決定 初代所長の決定に納得できず 竹根に白羽の矢
  竹根の戸惑い 長池係長のアドバイス
 
3 アメリカ初体験 3-2 キュンとしたりトロトロしたり

  <最新版> 毎週金曜日正午頃発信

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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■バックナンバー
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月25日 元気な会社 「健康経営」が会社を変える 2622-4125

2024-01-26 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 


  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月25日 元気な会社 「健康経営」が会社を変える 2622-4125


 


 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。


 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。


 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。



 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。


【 注 】


 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。


■【小説風 傘寿の日記】


 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。


 


 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。


 


 竹根の部下が紹介してくれたのが、遠方なので、ネットでインタビューと社内見学をさせていただきました。


 


◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 「健康経営」が会社を変える 2622-4125

 1970年代、菅原文太さんが主演を務めた映画「トラック野郎」シリーズが一世を風靡した。主人公が乗る派手な装飾を凝らした「デコトラ」が人気を呼び、若者のあこがれの職業だったことがあった。けんかや交通違反は当たり前の破天荒なストーリー。コンプライアンスが厳しい今の世の中では批判を浴びかねない内容もあるのだが、当時、運転手だけでなく、多くの人々に愛された作品だ。その半面、トラックドライバーというと「トラック野郎」のイメージが定着してしまった感もある。

 「怖そうで乱暴なイメージを持たれがちだが、今はそんなことはない。まったくいないとは言わないが、世間の見方とは大きなギャップがある」。千葉県四街道市の物流会社N 社のS社長はそんな古い先入観を笑って一蹴する。S氏が経営の舵をとるN社は、野菜や鮮魚、精肉などの冷凍・チルド食品を24時間体制で関東エリアの飲食店やスーパーなどに配送している。長時間労働の改善やドライバーの健康管理に積極的に取り組み、世の中に広がる運輸・物流業界のイメージ改善に努めている。

 経営的な視点で従業員の健康管理や健康増進を実施する「健康経営」にもいち早く取り組み、2017年に「健康経営優良企業(中小規模法人部門)」の認定を受けた。21年には特に優れた法人に与えられる「ブライト500」にも選出された。いずれも千葉県内の物流会社としては初めてのことだという。健康診断の結果をもとに面談を定期的に実施したり、通院したら眠気を催す成分はないか処方薬を確認したり。喫煙率が高いドライバーの禁煙を促すため、達成者に報奨金を支給するキャンペーンを展開し、喫煙率を半減させた。睡眠時無呼吸症候群(SAS)やMRIによる脳疾患の検査も取り入れた。大手でもなかなかできない取り組みだ。

 若者の就業率は減少傾向にあり運輸・物流業界は慢性的な人手不足に悩んでいる。「トラック野郎」よりもむしろ「きつい」「危険」といったイメージも影響を与えている。長時間労働の改善など従業員が働きやすい労働環境を整えることは業界全体の喫緊の課題だ。「健康経営」はそれなりの投資が必要で、中小企業の中に躊躇するところも少なくないかもしれない。だが、今や取引や投資を行う上での判断基準の一つにもなっている。「『あの会社ができるのなら、うちもできる』。そう考えてくれる同業者が増えてほしい。それによって、世の中の業界への見る目は変わってくる」とS氏は話していた。
 


   出典: e-中小企業ネットマガジン


 


■【今日は何の日】


  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。


  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。


   ■【今日は何の日】 1月26日 文化財防火デー 帝銀事件の日


 


■【経営コンサルタントの独り言】


 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。


 


◆ 江戸っ子は銀シャリならぬ”銅”シャリを食べていた 125


 江戸に「水道」があったことをご存知ですか?


 木樋といって木でできた水道管が敷設されていました。


 江戸っ子は、贅沢にも「瓶詰め水」を配達してもらっていたのです。


  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/c7a17fceac9376a91f34923725375970


 


 新宿歴史博物館という小さいながらもしっかりした博物館があります。


 木樋の水道管が展示されています。


 旧石器時代から江戸までの庶民の生活を見ることができます。


 江戸東京博物館のような規模はありませんが、一度は訪れても良いかもしれませんね。


  http://www.regasu-shinjuku.or.jp/rekihaku/


 


 故杉浦日向子女史の江戸話は大変面白かったです。


 著書も多数あります。


 


 その中の一つですが、江戸の水は、鉄分が多くて、赤茶けていたそうです。


 その水を使って庶民はご飯を炊いていたので、銀シャリが赤く染まってしまうのだそうです。


 江戸では、白米を食べるのが一般的で、その結果、脚気の人も多く、中には、脚気でなくなる人もいたそうです。


 


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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月24日 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-03 コンサルタントのタイプを知って依頼する

2024-01-25 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 


  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月24日 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-03 コンサルタントのタイプを知って依頼する


 


 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。


 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。


 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。



 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。


【 注 】


 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。


■【小説風 傘寿の日記】


 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。 


 


 経営相談があるということで福島県いわき市の企業に来ました。相談とは別に、幹部社員を前にして、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。


 下記のようなテーマでお話しました。


 


■第4部 【あたりまえ経営のすすめ 経営支援編編】 コンサルタントを知る 1章 外部ブレインを使いこなせなくて経営者・管理職といえるか


 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
 士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
 経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
 士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。
 このような視点で、第4部をお届けします。


 1章は、コンサルタントとは何をしてくれる職業なのかという視点で、士業・コンサルタントの本質を経営者・管理職に知っていただきたいと思います。


 裏を返しますと、それを理解でき、行動に移せる士業・コンサルタントがホンモノのプロといえるのではないでしょうか。


 


■ 第4部1章 3 コンサルタントのタイプを知って依頼する


 経営コンサルタントという職業があることは知っていますが、果たして経営コンサルタントというのは何をしてくれる人なのでしょうか?


 ここでは、これまでに経営コンサルタントを利用したことがない経営者・管理職向けにわかりやすく解説いたしました。


 一方で、すでに経営コンサルタントを利用しているがなかなか成果が上がらない経営者・管理職もいると思います。その様な人達の多くが経営コンサルタントの利用方法を間違えているからです。


 ここでは失敗しない経営コンサルタントの利用方法について考えてみましょう。



 まず、そのまえに、なぜ経営コンサルタントなど、経営の専門家と言われます外部のプロの力が必要なのか、再度整理してみましょう。


 グローバル化の時代とかスピード経営などと言われて久しくなりますが、この間の大きな変化は顧客ニーズの多様化とそれに対応できる経営の高度化の必要性に顕著に表れてきています。


 経営者のカリスマ性が叫ばれたこともありますが、経営の高度化に伴い経営の舵取りはますます難しくなってきています。


 経営者が描いている夢の実現には、一層高度な経営技術が求められてきて、スーパーマン的な一人の経営者だけでは持続的な企業作り(ゴーイングコンサーン)は、一部の例外を除くと不可能と言っても過言ではありません。


 一方で、バブルがはじけ、リーマンショック、コロナウィルス禍などを経験して以来、日本の経営者は、成果主義とか○○経営とかという最新の経営技術を取り入れようと一所懸命に努力をしてきました。


 ところが、その努力に反して、思わしい結果を得ることができず、日本全体の相対的な国力低下からグローバル市場での競争力低下などに繋がっています。多くの経営管理が、自信を喪失してしまっていて、日本そのものが萎縮傾向にあります。


 その様な中でも、元気な会社もあります。


 元気な会社に共通しているのは、目的達成のためのビジョンや理念が明確で、その達成のための計画とアクションプランがあり、それを使いながらノウハウの蓄積をし、そのノウハウを使ってさらに上を目指せる体質や風土といったものが定着しています。


 これを「持続できる仕組み」とか「温かい管理設備」といいます。


 企業が変革を行おうことを考えて、いろいろな書物を読んだり講演会などで話を聴いたりして、見よう見まねでやっても持続できなかったり、うまくいかなかったりします。


 見よう見まねで導入した仕組み・設備は、形だけの導入、すなわち「ハードウェア的導入」といえ、その運用である「ソフトウェア」が伴っていないからです。


 すなわち、仕組みや設備の導入は、知識ではなく利用・活用ノウハウが求められるのです。


 それを内部の社員だけで行おうとしますと、ノウハウが欠如しているだけではなく、企業にはびこっている企業風土や人間関係のしがらみという呪文に縛られてうまく機能しないのです。


 若手の社員が変革の良い提案をしたとします。経営者もそれは良い考えとその提案を受け入れようとして、その社員を含めたプロジェクト・チームを作り、いざ変革を始めてみました。


 ところが、提案した若手のやり方がその企業にとっては斬新すぎて、その会社ではやったことがないことから「前例がないから」とプロジェクト・リーダーに受け入れられないかもしれません。


 別の提案をしますと、「それは製造部門では受け入れられない」「○○常務の管轄ですので、われわれが口を挟むべきではない」などとまたしても人間的なしがらみが障壁となってしまいます。


 これではいけないとワンマン経営者が号令をかけても、社員のところまでその真意が伝わらず、社員が動かず、管理職は上と下との間に挟まれて身動きができません。


 このようなことがあってはならないのですが、経営コンサルタントなど外部の人間の言うことには意外と耳を貸すのです。


 いろいろな業界のいろいろな局面で鍛えられ、第三者的な中立的な意見を述べることが、経営コンサルタントの存在意義なのです。


 経営コンサルタントは、企業が持つ経営資源の有効活用を、企業の人達とともに進め、業績という結果に結びつけ、企業の持続的成長につなげます。



 


<次号に続く>


 


■【あたりまえ経営のすすめ】 バックナンバー


 あたり前の重要性を知る ←クリック




 



■【今日は何の日】



  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。



  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。



  ■【今日は何の日】 1月25日 第一回冬季オリンピック開催 主婦休みの日



 



■【経営コンサルタントの独り言】



 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。



 



■ 年間報酬3千万円越が10年続くコンサルタント 124



 



「経営コンサルタントはどのように勉強するの?」「経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。



 毎月第4火曜日に「経営コンサルタントの本棚」という、日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍紹介のブログをお届けしています。



 いつぞやネットサーフィン(最近、この言葉もあまり使われなくなりました)をしていましたら、「コンサルタントで飯が食えている人はほとんどいない」という言葉を見て、ガックリしました。



 それもコンサルタントをめざす人に対して、コンサルタントでない人が書いているのです。



「世の中には、キチと仕事をして、きちんと収入を上げているコンサルタントもたくさんいるのですよ」とその方に教えて差し上げたい気持ちになりました。



 まじめなコンサルタントに対する侮辱のようにもとれました。



 自分の少ない体験が、すべてであるかのような言い方をする人が、残念ながら多い昨今ですね。



 「経営コンサルタントの本棚」で「コンサルタントの教科書」という、年間3千万円を稼いでいるコンサルタントの書いた本を紹介しています。



  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/6e7e928c05d23faa00dd021ac17695e7



 



【経営コンサルタントの独り言】



 不況時には、中小企業だけではなく、大企業まで、苦戦を強いられます。



 そのような中でも、頑張っている企業もあります。



 年収3000万円も稼ぐコンサルタントもいます。



 このような時期には、経営者がひとりでもがいてもなかなか泥沼から這い出すことは困難です。



 外からロープを投げ入れてくれる人が必要です。



 コンサルタントなど経営の専門家の支援を仰ぐことも一策です。



 ただし、投資対効果、いわゆる投資パフォーマンスの良いコンサルタントの選別が必要です。



 適切なコンサルタントであれば、投資対効果が見合う、支援をしてくれるでしょう。



 



■【老いぼれコンサルタントのブログ】



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■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する07 思いやりが心の負担?

2024-01-25 00:01:00 | 【心 de 経営】 心づかいで人間関係改善
■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する07 思いやりが心の負担?
 
 日本経営士協会は、ご存知の方も多いと思いますが、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 
 会員は、それぞれ異なった専門分野を持っていますので、経営士同士が競合するというよりは、専門外の分野で補完し合っています。これを「共業・共用・共育」といっています。
 
 コンサルティングという実務を通じて、いろいろな体験をしています。その体験を通して、みなさまに情報をお届けしています。
■■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する
 

 人は誰しも、諍いや争いなどのトラブルを嫌うのではないでしょうか。

 そのトラブルの多くは、ちょっとした言動が原因であったり、それが契機となって人間関係がこじれたりしているようです。

 かねてより、【心 de 経営】ということを基本に、永年コンサルティングをして参りました。「de」は、フランス語の前置詞で、英語にしますと「of」に近い意味合いであり用法であると認識しています。

「de」を、英語の「of」の意味で用いますと「心 of 経営」、すなわち「経営”の”心」となります。「de」を、そのまま、日本語の「で」に置き換えますと「心で経営」となります。

 ここでは、後者の「心で経営」に重点をおいて、経営に限らず、人間関係における「心づかいのあり方」を、平素の体験から感じるがままにを徒然に記述してまいります。それにしても、他人に優しくするには、自分に厳しくなければならないことを痛感しています。

 期せずして日本経営士協会理事長の藤原久子先生も、心を大切にすることを常々口にされています。理事長とお話している中で出てきたことを中心にまとめています。ある意味では、藤原理事長との合作といえるブログです。

 物事や人の心には多面性があります。お届けするブログが正論であるか否かは、皆様のご判断にお任せしますが、参考にして下さいますと幸いです。

 
■7 思いやりが心の負担?

 経営コンサルタントという職業に就いていますと、いろいろな人との出会いがあります。その出会いを大切にしようと考えて、できるだけ声をかけるようにしています。

 かなり以前のことですが、ある顧問先の社員さんが韓国へ出張して、帰国してきました。彼の親しい人に韓国の代表的なお酒をお土産に買ってきました。

 私は、気軽に「それは何?」と声をかけたところ、彼は少々困惑した顔をして、「これは社長用なので、先生には後日お持ちします」という返事が返ってきました。

 私の方は純粋に、目の前にあるボトルがどのようなものなのかを知りたかったのです。ところが、彼は、「私にお土産はないのか」というような意味合いで受け取ったのかもしれません。

 ボトルのラベルを見ますと、ハングル文字が入っていましたので、「韓国のお酒なんですね?」といいますと、ようやく彼も私の質問の意図がわかったようです。

「私は下戸なので、お酒なら要らないよ」と明るい顔をして言葉を返しましたので、彼はホッとしてようです。

 ところが、そのあとで、単に話を繋ぐ意味で、「韓国はどうでしたか?」と言葉を続けました。私が、抽象的な質問を投げかけましたので、まじめな彼は、「顧問の先生に対してキチンと回答しないと失礼になる」と思って、一からいろいろと話し始めてくれました。

 人間関係を豊かにしようと考えて、投げかけた言葉ですが、相手にとっては、対応や回答に困るような質問となってしまい、言葉をかけることの難しさを実感しました。

 仕事上の会話なら、順序立ててキチンと話してもらう必要がありますが、内容において特別な目的もない、上述のような会話では、簡単に相手が答えられるような問いかけをすべきです。

 たとえば、「ちょっと変わった瓶ですね? お酒か何かですか?」というようにYESとかNOで答えられるような声かけをすべきでした。

 この様な質問法を「クローズド・クエスチョン」といいます。

 それに対して「韓国はどうでしたか?」というように、相手の意思に沿って、自由に回答できるような質問法を「オープン・クエスチョン」といいます。

 オープン・クエスチョンは、求める回答内容を、始めからあまり絞り込みますと、相手もどこまで詳しく話さなければいけないのか判断を迫られます。

 さりとて、上例のような、漠然とした質問法ですと、どこから話したらよいのか、どの程度のことを話すべきなのか等々相手は判断に窮します。

「韓国の天候は、どうでしたか?」とか「どの様な料理を食べたのですか?」というような、内容が具体的ですと、回答しやすいですね。

 会話の切り出しは、クローズド・クエスチョンや、質問意図が具体的なオープン・クエスチョンで始めますと、その後の会話がスムーズになるようです。くれぐれも相手が回答に窮したり、忖度させたりするような質問法は避けてあげるべきですね。

  (ドアノブ)

 


【経営コンサルタントの育成と資格付与】
 
 
 日本最古の経営コンサルタント団体・日本経営士協会とは
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月23日 メールという横文字が意味するもの

2024-01-24 08:26:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 


  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月23日 メールという横文字が意味するもの


 


 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。


 私の後進として会社を託した竹根好助の経営コンサルタント起業経験や、その会社の日常業務、自分の思いなどを「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」として連載しています。


 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。



 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。


【 注 】


 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。


■【小説風 傘寿の日記】


 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。


 


 架線事故で、東北新幹線等が運行停止をしています。


 幸い、私は、常磐線での移動ですので、影響を受けずに済みました。


 それが影響しているのか、ほぼ満席でした。


 


 【カシャリ!ひとり旅】で旅をしてきていますが、写真の整理はなかなか追いつきません。一方で、時間がある時に、一息入れるために、かつてアップロードした写真を見直すこともあります。


 今回は、移動中に閲覧しました。


 


◆ 函館 五稜郭


 


 幕末前後の歴史の波に翻弄された、西洋式要塞「五稜郭」と箱館奉行所。五稜郭タワーからは、その姿が一望できます。桜の名所・五稜郭公園は、市民の憩いの場所でもあります。


   映像  https://youtu.be/4jYOwISwkQI  
























■ 函館

 函館市(はこだてし)は、札幌市、旭川市に次ぐ、北海道第三の人口約26万人を有する中核市です。

 北海道南端の渡島半島に位置する、天然の良港であることを強みとし、北海道と本州を結ぶ交通結節点でもあり、道南地域の中心都市として発展してきました。

 毎年500万人近い観光客が訪れる観光都市で、市町村の魅力度ランキング調査で1位にランクインする都市でもあります。「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」では、一つ星以上の星が付いている観光地が函館市内に20以上もあります。

 観光業以外でも、水産業や食品関連産業、医療福祉を主要産業としてきましたが、近年は人口減少が著しく、2014年(平成26年)4月1日から市域のすべてが「過疎地域」に指定されています。

 室町時代の享徳3年(1454年)、津軽の豪族河野政通が、函館山の北斜面にあたる宇須岸(ウスケシ、アイヌ語で「湾の端」という意味)に館を築きました。形が箱に似ていることから「箱館」と呼ばれるようになったのが、函館の市名の由来といわれています。


 











函館 五稜郭タワー

 幕末前後の歴史の波に翻弄された、西洋式要塞「五稜郭」と箱館奉行所は、サクラの名所でもあります。開花には1週間ほど早めでした。

 入口に立つ五稜郭タワーからは、その姿が一望できます。桜の名所・五稜郭公園は、市民の憩いの場所でもあります。





 



 



■【今日は何の日】



  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。



  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。



  ■【今日は何の日】 1月24日 巣鴨とげぬき地蔵尊例大祭 初愛宕(はつあたご)



 



 



■【経営コンサルタントの独り言】



 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。



 



 メールという横文字が意味するもの 123



 



 毎月23日は「2(ふ)3(み)」の語呂合わせから「ふみの日」というのはよく知られています。



 郵政省(現在の日本郵政グループ)が1979(昭和54)年に制定しました。



 



 文字文化を継承するという目的ですが、切手をたくさん使ってもらうためというのがホンネなのではないでしょうか。<笑い>



 1月23日は「1(いい)23(ふみ)」という語呂合わせから、Eジャパン協議会という団体が電子メールの日として、ネチケット(ネット・エチケット)を普及させるために制定しました。



 



 eメールとか、単にメールいう言葉は使われますが、最近は「電子メール」とわざわざ言わなくなっていますね。



 かつて、携帯電話の契約の時に、「メールをお使いになりますか?」と聞かれたときに、「パソコンで毎日使っています」ととんちんかんな返答をしてしまいました。



 担当者は「iModoメール」というのが「メール」であることが日々の顧客対応の中であたり前に思っていたのでしょう。



 私は、メールはOutlookを使って発信するeメールというとらえ方だったのです。



 同じ言葉でありながら、異なるとらえ方をするものなのですね。



 



「手紙」と言えば、紙媒体の文書、「メール」と言えば電子文書というイメージを持つ人が多いと思います。



 いずれも、日本語と横文字の違いはあれ、同じ意味の単語を、日本人は上手に使い分けているのです。



 



 ところが、近年、本来の意味とは異なるニュアンスで使われる言葉が多くなってきました。



 たとえば「アイドル」といいますと、若くてピチピチの芸能人・歌手をさすようです。



 しかし、本来の「idol」は、「偶像」「崇拝される人や物」をさすことであって、自分自身や自分の職業を「アイドル」というのはおかしいのです。



 これは、ニュアンスの違いと言うよりは、「誤解」「誤用」ともいえる、日本における勝手な使い方としかいえません。



 



 横文字は、人によってとらえ方が異なるニュアンスを持っていますので、日本語で適切な表現がない場合は別ですが、また、ほとんど原意と同じように皆が使っている場合を除いて、できる限り横文字を使わないようにしています。



■【老いぼれコンサルタントのブログ】



 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。





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■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
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