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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 6月29日 福岡 宗像市 鎮国寺1 御室派仁和寺別格本山

2024-06-30 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記
 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 6月29日 福岡 宗像市 鎮国寺1 御室派仁和寺別格本山 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

6月29日(土)

 5日間の【カシャリ!ひとり旅】を終え、昨日から平常体制に戻っています。

 この間溜まっていた業務処理の傍ら、【カシャリ!ひとり旅】の写真をHDDにコピーを済ませました。

 単にコピーするのではなく、後の写真整理のために、訪問場所別にコピーをしておきます。

 二台のカメラのデータというのは、二度手間がかかり、意外と、とった写真が何をテーマにしたものか、お恥ずかしながら、一瞬思い出せないこともあります。<笑い>

 【カシャリ!ひとり旅】の写真は、整理が追いつかず、増える一方です。

 何かと忙しく動いていますので、気分転換をするようにしています。

 音楽を聴くことが多いですが、過去の写真や動画を見ることも楽しみです。

 カシャリ! 一人旅 福岡県宗像市 鎮国寺1

 

 

 名所旧跡 インデックス

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
  ■【今日は何の日】 6月30日 ■ 大祓、夏越 年二度の神社の大きな輪 ■ トランジスタの日  一年365日、毎日が何かの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

  聖ペテロの祝日にキリスト教をかじる 629

『マタイによる福音書』、『マルコによる福音書』によればペトロはガリラヤ湖で弟アンデレと共に漁をしていて、イエスに声をかけられ、最初の弟子になった。

『ルカによる福音書』ではイエスとの出会いはゲネサレト湖の対岸にいる群衆への説教に向かうイエスが彼の船を使った時とされる。

(【Wikipedia】)
 私達日本人の多くはキリスト教についてあまり知識を持っていないと言えます。

 ペテロは、キリスト教徒にとっては重要な人物のようです。

 イエスの最初の弟子と言われるので、当然のことでしょう。

 ペテロは、いろいろな宗教画家によっても題材として選ばれていますね。

 ルーベンスのペテロは、とりわけ印象が深いです。

 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

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■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 

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【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】2-02 深謀遠慮 イソップ寓話「アリとキリギリス」に学ぶ 将来のことまで深く考え、計画を構築する

2024-06-29 12:01:00 | 【心 de 経営】 経営四字熟語

  【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】2-02 深謀遠慮 イソップ寓話「アリとキリギリス」に学ぶ 将来のことまで深く考え、計画を構築する    


 
  四字熟語というのは、漢字四文字で構成された熟語であることはよく知られています。お恥ずかしいながら、その四字熟語というのは、すべてが中国の故事に基づくものとばかり思っていましたが、実はそうではないことを発見しました。
 経営コンサルタントという仕事をしていますが、その立場や経営という視点で四字熟語を”診る”と、今までとは異なった点で示唆を得られることが多のです。「目から鱗が落ちる」という言葉がありますが、四字熟語を講演や研修の場で用いたり、自分の仕事や日常会話に活かしたりするようにしましたら、他の人が私を尊敬といいますとオーバーですが、自分を見てくれる目が変わってきたように思えたことがあります。
 四字熟語の含蓄を、またそこから得られる意味合いを噛みしめますと、示唆が多いですので、企業経営に活かせるのではないかと考えるようにもなりました。これを「目鱗経営」と勝手に造語し、命名しました。
 以前にも四字熟語をご紹介していましたが、一般的な意味合いを中心にお話しました。このシリーズでは、四字熟語を経営の視点で診て、つぶやいてみます。以前の四字熟語ブログもよろしくお願いします。

  第2章 思考力を高めてビジネス全快
 四字熟語の中には、物事の発想や思考に関する熟語もあります。「理科系の人は理屈っぽい」とか「あの人に理屈でまくし立てられますと、太刀打ちできない」などという言葉をしばしば耳にします。
 たしかにビジネスの世界では、上手に説明ができなかったり、自分が主張していることが相手に正確に伝わらなかったりすることが多く、自分の非力さを痛感することが多いです。
 四字熟語の中に、思考に関して示唆ある熟語が想定以上に多くあります。その中には、相手の言っていることを正確に理解できるようになるための示唆を与えてくれるものがあります。どの様に発想したら、相手に自分の思いをわかっていただけるのかを感じ取らせてくれる四字熟語もあります。思考力のハウツー本としてではなく、四字熟語の中に、思考力を高めるヒントを見つけていただきたいと思います。
■2-0 2 深謀遠慮 イソップ寓話「アリとキリギリス」に学ぶ 
      ~ 将来のことまで深く考え、計画を構築する ~


「深謀(しんぼう)」は、「深い謀(はかりごと)」すなわち「深く考えたはかりごと」という意味です。「遠慮(えんりょ)」は、「慎み深く、控えめにする」という意味で用いられるのが一般的です。しかし、ここでは「遠く慮(おもんばか)る」、すなわち「将来のことを考える」という意味です。
 すなわち「深謀遠慮(しんぼうえんりょ)」というのは、「将来のことまで深く考えを巡らし、計画やプランを構築する」という意味となります。「遠謀深慮(えんぼうしんりょ)」という四字熟語と同じような意味で用いられます。後者の「遠謀」は、前者の「深謀」に繋がりますので、「将来を見通して、深く考えた謀」ということになります。「深慮」は「遠慮」に通じ、「深く考える」「遠くまで見通して、俯瞰的に考える」ということに繋がります。
 反対の意味の「軽佻浮薄(けいちょうふはく)」は、「軽挙妄動し、深謀遠慮がなく、言動が浮ついている」ことを指します。「軽佻」は落ち着きがなく、その場の雰囲気に乗って行動すること、「浮薄」は「浅はかで軽はずみなこと」を指します。すなわち「軽佻浮薄」は、「軽はずみで、言動が浮ついている」ことを指します。(四字熟語辞典)

 PDCAとうことは、ビジネスパーソンであれば知らないことが不思議なくらい、誰もが知っていることといっても過言ではありません。「P」すなわち「プラン」は、計画を立てることです。計画を立てるときに、目の前にある問題点ばかりに、あるいは自分が思い込んでいる考えに固執してはならないというのが基本です。
 今後、世の中がどの様な方向に向かうのか、時代の流れを無視せずに「遠望」し、「遠慮」する、すなわち将来を見通すことが重要であると教えてくれています。また、現状を充分に分析し、現在置かれている立場や位置を考慮に入れ、それと将来を加味して熟考して「計画」を立てることが重要です。
 最近の若い人が、「今を大切に生きる」という言葉をはき違えて、「若い頃は今しかないのだから、若くなければやれないことをまずやる」、すなわち一時期流行した「今でしょ!」ということをしばしば言います。
 イソップ寓話に「アリとキリギリス」というお話があります。余談になりますが、原典では「アリとセミ」でした。セミは熱帯・亜熱帯に生息する昆虫ですが、ヨーロッパ、それも北部ではあまりなじみのない昆虫です。ギリシアからアルプス以北に伝承されるときに、理解を深めさせることを目的として翻訳過程で、蝉よりは伝播先で馴染み深い「キリギリス」に改編されたと言われています。(【Wikipedia】をもとに作成)
 アリは、暖かい季節には、深謀遠慮から、将来、食糧不足が起こることを予測して食料が乏しくなる冬に備えて働き続け、備蓄をします。今を大切に生きるキリギリスは夏の間中バイオリンを弾き、歌を歌って過ごし、アリを見ては馬鹿にします。
 やがて冬がやって来ますと、キリギリスは食べ物を探しますがなかなか見つかりません。とうとう恥も外聞も捨ててアリに食べ物を分けてもらおうとします。アリは「夏には歌っていたんだから、冬には踊ったらいいだろう」とけんもほろろに応えます。先見性を持ち、計画的に日々を送り、将来起こるかもしれない災難に備えることの大切さを教えてくれるお話です。
 因みに、四季を著す言葉として「三寒四温(さんかんしおん)」がよく知られています。「冬の天気は、寒い日と暖か日とが交互にくる」ことで、どちらかと言いますと次第に早春に入ってくる頃に使われる表現です。

「得手勝手(えてかって)」な考え方をする人がいます。「周囲の人のことを斟酌せず、自分勝手な言動をとる」という意味です。「得手」というのは、本来は「得意なもの」を指しますが、その本来の意味そのものも得手勝手に変えられてしまっているようです。
 誰もが知っている上述の寓話ですが、「今を大切に生きろ」とテレビドラマか何かで聞きかじった知識を基に、それを自分に都合の良い、勝手な解釈をする人が多いように思えます。そのような人は、たとえP→Dと順調に進んで来ても、「C(チェック)」の段階を充分に踏まず、原因分析も不充分なまま「A(アクション)」もろくにせず、そこで餓死してしまっては、次の「P」はやってきません。

「耳学問」とか「耳年増」という言葉があります。人の噂だけではなく、入手した情報も、それだけで全てであるかのように錯覚しては、全体像を見ることもできません。局部的で例外的な事象かもしれないことを知らなければ、不正確な判断に繋がってしまいます。「現場百遍、ウラを取る」というテレビドラマでは常識なことを忘れてはならないと思います。
「深謀遠慮」するときには、別項にあります「俯瞰細観」を忘れて欲しくないですね。
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 6月28日 ご紹介 【カシャリ! ひとり旅】で鎌倉・金沢文庫

2024-06-29 07:45:19 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 6月28日 ご紹介 【カシャリ! ひとり旅】で鎌倉・金沢文庫 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

  紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 「文章を書くことは、脳の活性化に繋がる」ということを聞いたことがあります。
 それを信じて、毎日複数回、つぶやきとしてSNSに書くことにしています。
 老いぼれコンサルタントが、心も頭も老いぼれないように願って・・・

コーヒー

■ 【カシャリ! ひとり旅】 紹介

 【カシャリ! ひとり旅】を知っていたでき、【話材】としてご利用頂くために、全国、いろいろなところをご紹介しています。
神奈川県 金沢文庫

 鎌倉時代中期の日本において、金沢北条氏の北条実時が設けた日本最古の武家文庫で、足利文庫と共に有名です。所在地は神奈川県横浜市金沢区金沢町142

 金沢北条氏の歴代が蓄積した文書・記録・和漢の典籍が保管されていました。鎌倉幕府が滅亡した後に、接収をまぬがれた書物や書類が称名寺に保管され、幸運なことに、今日まで残っています。

 1階奥には、称名寺金堂の内部が復元されています。その中央には弥勒菩薩のレプリカが金色に輝いて、その素晴らしさをいつでも見られるようになっています。またその背後には、弥勒来迎図や弥勒浄土図の復元模写もあります。色鮮やかに描かれ、浄土の世界を体感できます。(横浜金沢観光協会サイトより)

※ 館内撮影禁止

 現在は「神奈川県立金沢文庫」の名称で県立の歴史博物館となっており、

様々な所蔵品を保管・展示されています。

古刹称名寺とトンネル(中世の隧道)で繋がれているところにあります。

 

 館内には、数々の国宝・文化財の絵画・古文書等が

展示、保管されています。

いろいろな催し物もここでできるスペースがあります。

運慶展の開催期間でした 

 

北条実時の像

金沢北条氏の北条実時が設けた日本最古の武家文庫

http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 6月29日 ■ 佃煮の日 ご飯が進みますね ■ 聖ペテロの祝日  一年365日、毎日が何かの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

◆ 貿易立国として成長してきた日本 628

 小学生の頃の社会科の授業で「加工貿易」という言葉を学びました。

 資源に乏しい日本は、資源を輸入し、豊富な労働力で加工して製品を輸出することで外貨を稼ぎ、資源や必要な物資を輸入するのだと教えられました。

 要は、付加価値を付けて輸出をするということに換言できます。

 当時は「時計のように少ない材料で値段が取れる商品」がその代表例でした。

「安かろう、悪かろう」と悪口をいわれながらも貿易という業務に私も従事して、我武者羅に働いてきました。

 2017年は、安倍首相が働き方改革を叫んだ年です。

「働き方改革」という言葉に違和感を覚えながら、労働環境の改善の必要性を思います。

 一方、仕事の質やそれに対する対価は、必ずしも正当に評価をされているとは言えないと考えます。

■ 【心 de 経営】ブログのバックナンバーを閲覧するには

 下記URLのいずれかををクリックしてください。

  http://keieishi.dgblog.dreamgate.gr.jp/c2599.html

  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/c0de6df80dd146916f8efdb2b4de2a54

 

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。

 

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。

【これまでのあらすじ】
 竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
 その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。

 1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
 角菊貿易事業部長の推薦する佐藤ではなく、初代駐在所長に竹根が選ばれました。それを面白く思わない人もいる中で、竹根はニューヨークに赴任します。慣れない市場、おぼつかないビジネス経験の竹根は、日常業務に加え、商社マンの業務の一つであるアテンドというなれない業務もあります。苦闘の連続の竹根には、次々と難問が押し寄せてくるのです。
【過去のタイトル】
 1.人選
 2. 思いは叶うか
 3.アメリカ初体験
 4.迷いの始まり
  <最新版> 4-17 日本からの教育ミッション 

  毎週金曜日正午頃発信

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 6月27日 元気な会社 DXが秋田の銘酒を支える

2024-06-28 06:06:04 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 6月27日 元気な会社 DXが秋田の銘酒を支える  

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

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 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

6月27日(木)

 【カシャリ!ひとり旅】で秋田に来ています。

 庭園を中心に回っていますが、庭園は必ずしも街中にあるわけではありません。

 秋田は熊の出現率が高い県ですので、家族が心配してくれています。

 今のところ、まだ、熊には襲われていません。

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。

 竹根の部下が紹介してくれた企業は、秋田市にありますので、訪れてインでインタビューと社内見学をさせていただきました。

◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 秋田の銘酒を支える現代の名工とDX 2c14-4626
 卓越した技能を持ち、他の技能者の模範となる者として表彰する「現代の名工」150人が11月に発表されます。

 そのなかに秋田の銘酒Tで知られる秋田酒類製造(秋田市)の杜氏、Kさんの名があった。Kさんは25歳で同社に入り、以来40年以上にわたって酒造り一筋。同社の御所野蔵の初代杜氏を務めており、御所野蔵でKさんが手掛けたこの銘酒は、全国新酒鑑評会で金賞を受賞。これで20回を超える受賞で、単独の蔵・杜氏としての連続受賞記録を更新した。

 同社は、DXを進める中小企業の優良事例として経済産業省が選定する「DXセレクション」にも選ばれたのだ。同社がDXへの取り組みを始めたのは2018年だったが、Kさんのような職人の経験と勘が大きくものを言う伝統産業であり、DXについては、ほぼゼロからのスタート。試験用の発酵タンクを本社蔵に導入し、センサーと送信機器を取り付けて温度のデータを収集するというものだった。

 こんな小さなことでも伝統的な酒造りの現場を大きく変えることとなった。杜氏や蔵人(くらびと)は仕込み期間中は毎日、蔵に足を運んで温度をチェックしていたが、温度データの収集・送信により事務室で温度を把握できることとなり、それだけでも相当の負担軽減となった。その後、スマホでもデータを閲覧できるようになると、働き方はさらに改善された。温度管理のため夜間も寮から工場に行くが、目標とする温度に達していない場合には、いったん戻り、しばらくしてから出直していた。外出のたびに着替えることとなり、とくに真冬にはつらい作業だった。それも、自分のスマホで温度をチェックできるようなってからは、目標の温度に達した時点で出向けばよくなった。

 DXは働き方だけでなく、日本酒の品質向上にも寄与している。かつては職人が現場でチェックした時点の温度の記録しかなかったが、データ収集により10分おきの温度変化を見ることが可能となった。DXを担当する製造部のBさんは「こうした繊細な温度管理は間違いなく品質向上にプラスとなっている」と自信たっぷりに話す。実際、DXを進めている本社蔵で製造された、この銘酒は全国新酒鑑評会で連続的に金賞を受賞。現代の名工・Kさんが杜氏を務める御所野蔵には及ばないものの、目に見える形で結果を出している。温度データ収集という小さな一歩で始まったDXの取り組みは大きな成果を生みつつあるようだ。

【コメント】

 DXとは、digital transformationの頭文字をとったものであることは知られています。デジタルトランスフォーメーションとかデジタル変革ともいわれます。

 「DXとは、デジタル技術を使用して、ビジネスプロセス・文化・顧客体験を新たに創造(あるいは既存のそれを改良)して、変わり続けるビジネスや市場の要求を満たすプロセス」と【Wikipedia】では説明しています。

 2004年にウメオ大学のエリック・ストルターマンが論文 "Information Technology and the Good Life."の中で提唱したものです。

 それ以前から、デジタル技術を経営に活かすことは行われていましたが、狭義の「経営」だけではなく、その範囲を拡大して提唱したことにより広がりました。

 日本の製造業では、積極的にその取り込みを始めました。センサー技術の向上やIoTなど、デジタル環境が整備されてきていることから、DXがさらに脚光を浴びるようになったのです。

 この傾向に反応して、多くのコンサルタントが、DXを前面に出したコンサルティングを実施していますし、今後も、人手不足が深刻な日本では、市場ニーズはますます高まるでしょう。

   出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日は何の日】

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  ■【今日は何の日】 6月28日 ■ 貿易記念日 江戸時代の貿易品は? ■ パフェの日  一年365日、毎日が何かの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

◆ 話力はコミュニケーションを助ける  627

 経営コンサルタントを永年やってきていますが、人前で話すというのは難しいことであるといまだに感じています。
 誰かを誉めるとします。
 ところが、それが別の人を否定したり、低く見たりしてしまう現象が起こります。

 ある講演会で、成功事例として、ある村が産直で成功していることをお話しました。
 ところが、その会場にJAの人が来ていたことを後になって知ったのです。
 産直というのはJAを介さないでビジネスをすることになり、JA不要ということを暗に言っていることになるのです。

 講演テーマと内容のミスマッチというのは、他のコンサルタントの話を聞いていますとしばしば感じます。
 具体性ある事例と、その裏付けとをお話しますと、結構良い反応が返ってきます。
 具体的な事例は、プロコンサルタントであればいろいろと持っているでしょうが、それに対して、どうするとベターで、どの様にすると、どの様な懸念があるかなど、事例を参考にしようという聴講者の気持ちを無視すると失敗してしまいます。
「教えてあげよう」という姿勢も嫌われます。「上から目線」で話しているつもりはなくても、その様な気持ちがあると聴講者は敏感に感じ取るものです。
 配慮に配慮を重ね、誠意を持ってお話するように努力をしています。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 6月26日 「あたりまえ経営のきょうか書<戦略思考編> 5-11 経営理念を簡潔に表現すると

2024-06-27 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 6月26日 「あたりまえ経営のきょうか書<戦略思考編> 5-11 経営理念を簡潔に表現すると 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

■第5部 【あたりまえ経営のすすめ 戦略思考編】 戦略思考で経営者・管理職のレベルアップを図る

 企業経営では、日常業務におけます事項から、経営戦略など、企業の根幹になるようなじこうまで、いろいろなレベルや内容の意思決定をしなければなりません。
 高度な戦略的な意思決定を行うには、戦略思考ができませんと、誤った方向に企業が走り出しかねません。
 一方で、戦略思考というのは、容易には身に付けることは困難です。この課題に取り組んで行きましょう。

5-2 経営理念とは何かを考える
 企業が、安定的に成長して行くためには、企業としての基礎がはっきりしていなければなりません。
 企業が目指すべき方向にそった「経営地図」が不可欠です。それが戦略であったり、経営計画であったりします。
 では、その戦略や経営計画は、どの様に構築すべきなのでしょうか。また、構築した戦略や経営計画が、それでよいのか確認する方法はあるのでしょうか。
 このような、企業の意思決定をするときの原点であり、「ものさし」であるのが「経営理念」です。

【あたりまえ経営のすすめ 戦略思考編】 5-11 経営理念を簡潔に表現すると
 「経営理念とは何か」という問いに対して、回答は十人十色、バラバラな答が返ってくるでしょう。多少の表現は異なっても、ニュアンスが同じであれば良いのですが、多様化の時代ですので、必ずしも同じ意味合いで、それぞれが表現されているとは限りません。
 このことが共通認識の難しさですが、一般的には、共通認識ということは、それほど重視されていません。筆者が、「共通目標・共通認識・共通行動」ということを強調しますのは、永年のコンサルティング経験から、「共通認識しているつもり」であって、必ずしも共通認識されていないというのが現実だからです。

 従って、ここでは、「経営理念」とは何かという言葉を、同じ土俵で考えるという共通認識するために、その本質を考えてみましょう。
 既述の通り、経営理念とは、経営活動の基本となる考え方で、企業の目的やその実現策の基本となる考え方、これを筆者は「経営思想」といっています。経営理念はまた、経営者の夢を実現するための信条であり、判断や行動の基準となる指針ともいえます。
 それでは、経営コンサルタント団体であります日本経営士協会の研修から、いくつかをご紹介します。

 「会社をどういう目的、やり方で経営していくのか」の基本となる経営の思想であるといえます。
 経営理念には、目的だけではなく、方法論といいますか、行動の基準となる考え方や方法というものも含まれることが多いのです。たとえば、「市場ニーズに即した商品を提供することにより」というように、その方法論・考え方を盛り込むことがあります。
 経営者として、どのような会社にしていきたいかという「思い」や「志」を明文化して、全社員に経営者の考え方を徹底しようという内容が盛り込まれています。
 経営者や管理者が、行動や判断をするときの指針としての信念として、身につけなければいけない信条ともいえます。
 企業活動における基礎となる、全体を包括する考え方と思想ともいえます。いうなれば、長期的な企業活動の哲学と表現しても良いでしょう。

 それでは、日本で最も伝統のある経営コンサルタント団体であります日本経営士協会では、どの様に定義づけしているのか、ご紹介します。

 日本経営士協会では、次のように定義づけしています。
  経営活動の基本となる考え方で、
  企業の目的やその実現策の基本となる経営思想として、
  経営者の夢を実現するための信条であり、
  判断や行動の基準となる指針
 戦略や経営計画、管理の仕組みやシステム、組織的に活動するときなどに、バックボーンとなる基本的な考え方であり、経営者を始めとする全員が、経営の判断をしたり、行動を起こしたりすときなど、経営活動の全てにおいて基準となる「ものさし」なのです。

 経営理念に類似した用語も多数あります。それらにつきましては後述いたします。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
      https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 6月27日 ■ ちらし寿司の日 ■ 演説の日 面白い記念日があるのですね  一年365日、毎日が何かの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 露天風呂に浸かってのんびりと 626
 日本人は温泉好きで知られていますが、ヨーロッパでも温泉があり、日本の湯治に似ているようです。
 病気治癒のための施設があり、そこにはお医者さんもいます。
 ローマ風呂は、日本の温泉地にも時々見かけますように、ローマ人は風呂好きだったようですね。
 最近は、海外からもお客さんが来るようになってきました。
 長い髪を温泉の湯につけたり、洗い水を飛ばしたり、タオルを湯船につけたりとマナー違反も多いようです。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

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■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 6月25日 福岡 大牟田市2 石炭で栄えた街

2024-06-26 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記
 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 6月25日 福岡 大牟田市2 石炭で栄えた街 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

6月25日(火)

 栃木県でも熊が出没したと報じられています。

 【カシャリ!ひとり旅】の合間に仕事をするために秋田に来ています。<笑い>

 出没率の高い秋田ですので、早く逃げ出したいのですが、やらなければならないことを放り出して逃亡するわけには行きませんね。

【カシャリ!ひとり旅】の写真は、整理が追いつかず、増える一方です。 何かと忙しく動いていますので、気分転換をするようにしています。 音楽を聴くことが多いですが、過去の写真や動画を見ることも楽しみです。

 【カシャリ! ひとり旅】 福岡県大牟田市2 石炭で栄えた街

 柳川市(やながわし)は、福岡県南部、有明海に面する歴史の街です。
 筑後地方の南西部に位置する市である。市域のうち旧柳川市域、旧三橋町域は福岡都市圏に属している。
 有明海に面する、お堀を張り巡らせた城下町で、北原白秋を始め、多くの文人を輩出しています。それらの関連施設や赤レンガ倉庫などを船の上からも見て、歴史を感じることができます。

 

詳細 ohmuta20100926.pdf (glomaconj.com)

 名所旧跡 インデックス

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

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  ■【今日は何の日】 6月26日 ■ 露天風呂の日 温泉旅行はいいですね ■ 国連憲章調印記念日  一年365日、毎日が何かの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

  野球とイメージ力のトレーニング 625

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックの種目に野球・ソフトボールが加わりました。

 近年は、サッカーに押され気味の少年野球ですが、このままでは野球は先細りのような懸念もあります。

 アメリカのメジャーリーグは盛んなようですので、日本の優秀な選手は皆海外に行ってしまうのでしょうか?


 私達が子供の頃は、ちょと広めの道に、数人が集まって野球のまねごとをしていました。

 当時は、自宅にTVがある家はほとんどありませんでしたので、ラジオにしがみついて放送を聴いたりしました。

 子供では、なかなかシチュエーションをイメージすることは難しかったのですが、一所懸命に状況を想像しながら見ました。

 それが、理解力やイメージ力のトレーニングになっていたのかもしれません。

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■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
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【経営コンサルタントのお勧め図書】 ドラッカー、渋沢栄一を評価『「渋沢栄一とドラッカー」未来創造の方法』  2406

2024-06-25 12:01:00 | 【経営】 経営コンサルタントの本棚

本  【経営コンサルタントのお勧め図書】 ドラッカー、渋沢栄一を評価『「渋沢栄一とドラッカー」未来創造の方法』  2406  

経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。
 日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月第4火曜日にご紹介します。
 【経営コンサルタントの本棚】は、2012年に、経営コンサルタントがどのような書籍を読んでいるのか知りたいという、ブログ読者の声を反映して企画いたしました。
 幸い、日本で最初に創設された経営コンサルタント団体である日本経営士協会には優秀な経営士・コンサルタントがいらっしゃるので、その中のお一人である酒井闊先生にお声をかけましたところ、ご協力いただけることになりました。
 それが、今日まで継続されていますので、10年余もの長きにわたって、皆様にお届けできていることに誇りを持っています。
本
■    今月のおすすめ
   『「渋沢栄一とドラッカー」未来創造の方法』
         (国貞 克則 KADOKAWA)


出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (2020/11/20) 発売日 ‏ : ‎ 2020/11/20
単行本 ‏ : ‎ 224ページ      寸法 ‏ : ‎ 13 x 1.6 x 18.9 cm
ISBN-10 ‏ : ‎ 4041109116   ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4041109113

本
「新紙幣の人物」渋沢栄一を称えた「知の巨人」ドラッカー(はじめに)
【新紙幣の渋沢栄一(1840-1931)とは】
 新紙幣は今年の7月3日に発行されます。新1万円札の肖像画は「近代日本経済の父」「日本資本主義の父」渋沢栄一です。1万円札の肖像画の採用は、聖徳太子(1958年)、福沢諭吉(1984年)に次いで3人目となります。
 渋沢栄一は、「論語と算盤」「士魂商才」「細心にして大胆なれ」等の言葉、「道徳経済合一」の思想でも知られています。また、明治維新の直前、第15代将軍となった徳川慶喜の実弟徳川昭武に随行し、パリ万国博覧会を見学の後1年半に亘り、イギリス、スイス、イタリアなど欧州諸国を訪問し、銀行、株式会社の仕組みや貨幣制度、株式・債券・為替の仕組みを学んでいます。倒幕を機に帰国し、帰国後は、大蔵官僚として造幣、戸籍などの政策立案で活躍。退官後は、産業界に於いて500以上の企業の設立に係り、また約600の教育機関や社会公共事業、研究機関等の設立・支援に携わりました。具体的には、「第一国立銀行(第一銀行)」「東京株式取引所(現;東京証券取引所)」「日本鉄道会社(現:JR東日本)」「東京電灯会社(現:東京電力)」「商法講習所(現:一橋大学)」「博愛社(現:日本赤十字社)」などが挙げられます。
【渋沢栄一を称えたドラッカー(1909-2005)】
 「マネジメントの父」「現代社会最高の哲人」「知の巨人」として、現在も世界中から注目されているドラッカーは、渋沢栄一と日本を次の様に称えています。それは、『渋沢は、新しい日本は、古い日本の基盤の上に築かなければならないことを、よく認識していました』、『・・イギリスに住んでいましたが、(西洋の日本化、教育制度、日本の伝統美術、など)すっかり「明治」に魅了されてしまったのです』の言葉です。(「NHKスペシャル 明治1 変革を導いた人間力」〈NHK出版〉より)
 一方、ドラッカー自身の著書でも、『渋沢栄一は、論語にねざした理想の「専門的経営者」像を描いたが、この像にはやがて魂が宿った。渋沢による卓見の奥底には、「マネジャーを支えるのは、財力でもなく地位でもなく責任である」という考え方があり、現実の成り行きを見通すものだった』、『渋沢栄一は、企業と国家の目標、企業のニーズと「個人の倫理」との関係という本質的な問いを提起した。この渋沢栄一の思想と業績が、20世紀における日本の興隆に、大きく貢献した』『プロフェッショナルとしてのマネジメントの必要性を世界で最初に理解したのが渋沢だった』と渋沢栄一を称えています。(「マネジメント、務め、実践、責任」〈ドラッカー著 有賀 裕子訳 日経BP社〉より引用)
【渋沢栄一とドラッカーに共通する思想】
 著者は、渋沢栄一の思想「論語と算盤」とドラッカーの思想「integrity of character」には、深い共通点があると指摘します。ドラッカーも渋沢も、新しい時代のリーダー(経営者)のあるべき像を提起していたのです。共通するキーワードは、以下で詳述しますが、「正しさ(道徳・高い視点・責任)」です。
 渋沢栄一は、著書「論語と算盤」の中で、『「道義を伴った利益を追求しなさい」それと同時に、「公益を大事にせよ(経営者だけが利益を得るのではなく、社会全体が利益を得る“理念”“倫理”にかなう志の高い経営を行わなければ、幸福は持続しない)」』、『論語〈道徳〉と算盤〈経営〉を一致させること(道徳経済合一)』など、“道徳をベースとしたビジネス”、及び、“企業人に必要なのは、一企業の利益を超えた、高く広い視点“、の二つの考え方を提起したのです。これこそ渋沢栄一の偉業の本質なのです。
 ドラッカーが最も大切にした「integrity of character」は「人の資質としてのintegrity」と置き換えることが出来ます。辞書では、「正直,誠実,高潔,廉直」ですが、その他、「真摯さ」(「マネジメント- 基本と原則」2001年版・上田 惇生訳・ダイヤモンド社)、「仁」(「ドラッカーと論語」2014年販・安冨 歩著・東洋経済新報社)等の翻訳・解釈もあります。私(筆者)は、『リーダーシップとは正しい事を行うこと即ち責任である。このリーダーシップの極みがintegrity of characterである』(「ドラッカーが伝えたかったこと“未来企業(1992年)第15章を読み解く”」―シックスセカンズジャパン―より引用)との解釈がドラッカーの意に沿うと考えます。
【二人の共通した思想に基づく「未来創造」の考え方】
 この共通する思想を視点として、著者は、ドラッカーと渋沢の『「未来創造」の方法論』について解説しています。その解説を、本質と具体的方法論に分けて述べています。次項では、本質について記させて頂きます。二人が実行した具体的方法論については紹介本をお読みください。
本
■ 渋沢栄一とドラッカーに共通する『「未来創造」の方法論の本質』
 著者は次のように述べています。『過去の経験が生かせない大きな変化の時代には、何をどう考え行動すればよいか分からなくなる。この様な時に立ち返るところは変化しない本質である。本質を理解するために学ぶべき人は、ドラッカーとドラッカーが高く評価する渋沢栄一である』。
 加えて著者は言います。『日本人は「本質を見極める」という能力に秀でており、過去もそうであったように、新しい時代の課題に応え、新しい日本を創ってくれると確信している』。
 著者は、この様な考えに基づき、ドラッカーと渋沢の二人に共通する『「未来創造」の本質』を、以下の3項目に要約して、示します。
【「高く広い視点で時代が要請するものを見極めていた」】
 渋沢は、常に天下国家という意識がありました。明治という時代が求める、ありとあらゆる、事業を設立していきました。この事業の設立の順番も理に適っているのです。まず、経済の血流と言われる銀行を設立しました。銀行の次に、明治になり紙幣による納税や、義務教育で学校の教科書が必要になる等、大量の紙が必要になることを踏まえ、製紙会社を設立したのです。
 ドラッカーは、社会が、19世紀に主流の個人事業から、20世紀には人類の大半が組織で働くようになり、組織のマネジメントが機能しなければ人類は幸せになれないという時代の要請に応え、マネジメントの研究に向かいました。ドラッカーの思想の根底にあるのは「人間の幸せ」「仕事を通して人間はどうすれば幸せになれるか」を考え続けた人でした。
【「本質を見極めていた」】
 渋沢は、事業において極めて重要なのが「専門的経営者」であることを見極めていました。著書「青淵百話」で、「事業の成否は、経営者に適切な人物がいるかどうか」と述べています。事業を起こす際に、事業を始める遥か前から、経営者に相応しい優秀な人材を探していました。この様に本質を極めたことで、500社もの企業を設立できたのです。
 ドラッカーは、現在の大変化の本質を、産業中心の社会つまり資本主義社会が終わりを告げ、知識社会の到来と捉えます。この知識社会において、事業を切り開いていくために見極める本質を提起しています。それは、『事業の本質としての「顧客」と「知識」』、『顧客を知り尽くすための「分析」と「知覚」』、『知識の生産性を高めるための「統合」』、『古いものの上に新しいものを載せて「一体化する独創性」』、『改革の原理としての正当保守主義(持っている「強みを生かす」)』の5つです。詳細は紹介本をお読み頂ければと思いますが、一つだけ、ドラッカーの本質の深さの例として、上述の「知識」について、説明させて頂きます。ドラッカーは「知識」の本質をこの様に解説しています。『「知識」は本の中にはない。本の中にあるものは情報である。「知識」とはそれらの情報を仕事や成果に結びつける能力である』(「創造する経営者」より)です。
【「誰もやっていない新しい道を歩むことを決意した」】
 渋沢は、論語などの思想の影響もあり、高い志を持っていました。心の奥底には官尊民卑への憤りを持っていました。大隈重信の「新しい日本のために一肌脱いでくれ」の言葉もあり、大蔵省の役人になるも、大久保利通との意見の相違から上司の井上薫と共に官を辞するに当たり、民間の実業界に出ることを決意します。「民間に出たら役人にあごで使われるだけ」と慰留を受けるも、決意は変えず、論語の道徳観をベースに、民間における品位と才能のある人材の育成の道を歩んだのです。この高い志・決意が、人材の育成を含め、日本の近代資本主義社会の盤石の礎を築いたのです。
 ドラッカーは、まだマネジメント学のない時代に、GMからの依頼もあり、GMを調査して書いた「企業とは何か」(1946年)を出版します。しかしGMの経営陣から否定され、当時勤務していたベニントン大学の学長からも認められなかったのです。ドラッカーは「成果を上げる責任あるマネジメントこそ全体主義に代わるものである」と述べている通り、ユダヤ系オーストリア人であったことから、ヒトラーの出現を機に、勤務していたドイツを離れ、オーストリアを経てイギリスへ、更にはアメリカへと移ります。家族と別れ、母国を離れ、ユダヤ人同胞の悲劇を知り、ドラッカーの心の奥底には、人間への絶望、独裁者への怒りなど、他人からは推測できない辛い感情を持ちながら、一方で何としても、組織で働く人々を幸せにしようとの強い思いで、マネジメントの研究に突き進んでいったのです。そして「マネジメントの父」と言われるまでになったのです。
本
 渋沢栄一が紙幣の肖像になることの意義(むすび)
 産業人が紙幣の肖像になるのは、渋沢栄一が初めてです。この機会に渋沢栄一の偉業とその本質、及び、渋沢栄一を称賛したドラッカーとの二人に共通する『「未来創造」の方法論の本質』を学び、私たちの経営に生かしていこうではありませんか。
本
【酒井 闊プロフィール】
 10年以上に亘り企業経営者(メガバンク関係会社社長、一部上場企業CFO)としての経験を積む。その後経営コンサルタントとして独立。  企業経営者として培った叡智と豊富な人脈ならびに日本経営士協会の豊かな人脈を資産として、『私だけが出来るコンサルティング』をモットーに、企業経営の革新・強化を得意分野として活躍中。
【 注 】  著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。
本

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 6月24日 徒然なるままに日暮パソコンに向ひて 第35段 手のわろき人の 悪筆でも手紙は書くべし 

2024-06-25 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 6月24日 徒然なるままに日暮パソコンに向ひて 第35段 手のわろき人の 悪筆でも手紙は書くべし  

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 このシリーズは、数年前に部分的に当ブログに投稿しました。

 その内容を追補したり、新規に加えたりして参ります。

 

 

 「徒然草(つれづれぐさ)」は、吉田兼好による随筆集の冒頭の文章です。作者は、兼好であるという明確な証拠はないようです。おそらく大半の方が、何らかの形で、この文章に接しているのではないでしょうか。
 徒然草といいますのは、清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』とならび日本三大随筆の一つといわれています。
 高校生時代に戻った気分で、また、社会人として人生を歩み、自分の高校時代には理解できなかったり、誤解していたりすることを発見しながら、独断と偏見に満ちた、老いぼれコンサルタントが、我流の解釈を僭越ながらお付けしました。
 徒然なるままに、日暮パソコンに向かいて、よしなしごとを、そこはかとなく書き付けてまいります。
 お届けも、徒然なるままにアップロードしますので、読者の皆様も、日暮パソコンに向かいて、末永く、徒然にご覧下さるよう、お願いします。

【 注 】 加筆等再編集して、再掲の原稿を含んでいます。

◆第35段 手のわろき人の 悪筆でも手紙は書くべし
 徒然草の中でも最も短い段の一つです。

◆【原文】 手のわろき人の
 手のわろき人の、はばからず文書き散らすはよし、見苦しとて人に書かするはうるさし。


【用語】
 手: 筆跡
 わろし: へたな、まずい
 はばかる: 遠慮する
 書き散らす: 意のままに書く
 うるさし: わずらわしい

【要旨とコメント】 手のわろき人の
 字の下手な人が、それを気にしないで、遠慮なく、意のままに、どんどんと手紙を書くことは、良いことです。
 字が下手だからといって、他人の代筆してもらうは、好ましいことではないです。

 兼好は、このように言いながら、自分ではアルバイトで恋文の代筆をしていたと言うことも伝わっています。
 世の中には、達筆な人も多いですが、そうでない人もたくさんいます。後者の様な人の大半が、鉛筆やペンの持ち方が正しくないように思えます。
 近年は、SNSなどを利用したコミュニケーションが多いですので、紙で文字を見る機会が少なくなっているのかも知れません。印刷物も、パソコンなどから印刷することが容易になったことから、個人でも印刷物を作ることが容易になりました。
 その結果、手紙を書く機会も少なくなったと言えます。兼好は、たとえ、字が下手であっても、手紙は書くべしと主張しています。

■ 「日暮パソコンに向日て」 バックナンバー

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/eb88c477696adc4e2e78376c81b7274b

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
     この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 6月25日 ■ 住宅デー ■ 天覧試合  一年365日、毎日が何かの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 あなたはUFOの飛来を信じていますか? 624
 太陽界の外にある系外惑星が2000余も見つかっているそうです。
 最も近いところにある惑星で、ハビタブルゾーン(生物生存可能圏)の星も存在しています。
 生物が生存している可能性が高いわけです。
 ただし、原始地球のような状態かもしれません。
 人間のような高等生物が生存している可能性となりますと、かなり限定的となるようです。
 それでもゼロでなければ生存している可能性があります。
 そうなりますとUFOがすでに飛来してきているのかもしれません。
 OCNがかつて行った「UFOを信じますか?」というアンケート調査では約35%の人が存在を肯定していました。
 これまで、確たる証拠がないですので、存在も、飛来も確定的ではありません。

(ドアノブ)

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 6月23日 経営四字熟語2-01 論理思考 日本人の欠如を補う手法 複雑な事象を単純化して思考する 

2024-06-24 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 6月23日 経営四字熟語2-01 論理思考 日本人の欠如を補う手法 複雑な事象を単純化して思考する  

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 経営コンサルタントという仕事をしてきましたが、その立場や経営という視点で四字熟語を”診る”と、今までとは異なった点で示唆を得られることが多のです。

 経営コンサルタントの視点で見た四字熟語を「老いぼれコンサルタントの日記」で認めることにし、時間を取っては執筆してまいり、それをご紹介します。

*

第2章 思考力を高めてビジネス全快
*
 四字熟語の中には、物事の発想や思考に関する熟語もあります。「理科系の人は理屈っぽい」とか「あの人に理屈でまくし立てられますと、太刀打ちできない」などという言葉をしばしば耳にします。
 たしかにビジネスの世界では、上手に説明ができなかったり、自分が主張していることが相手に正確に伝わらなかったりすることが多く、自分の非力さを痛感することが多いです。
 四字熟語の中に、思考に関して示唆ある熟語が想定以上に多くあります。その中には、相手の言っていることを正確に理解できるようになるための示唆を与えてくれるものがあります。どの様に発想したら、相手に自分の思いをわかっていただけるのかを感じ取らせてくれる四字熟語もあります。思考力のハウツー本としてではなく、四字熟語の中に、思考力を高めるヒントを見つけていただきたいと思います。

*

■2-01 論理思考 日本人の欠如を補う手法 
         ~ 複雑な事象を単純化して思考する ~

*
 世の中には、「理路整然(りろせいぜん)」とした話方をする人が結構いらっしゃるもので、脱帽の思いをしばしばします。「理屈の道が整然としている」ということで「話や文章、思考などの筋道が通っている」ことを指します。論理的に納得でき、秩序だっていることですが、逆に「支離滅裂(しりめつれつ)」な人もいます。「支離」も「滅裂」も「バラバラで統一性がない」ことをいいますので「論理や道理にかなわず、筋道が通っていない」という意味です。「四分五裂(しぶんごれつ)」も、同じような意味です。
*
 人間の気持ちや考え方というのは、おかれている環境や条件の変化で、変わるものです。「万事塞翁が馬」という故事にもありますように、「紆余曲折(うよきょくせつ)」があって、人間の生き方というのも変化をします。「紆」も「余」も屈曲することを表す言葉です。曲折は、川がくねくねとして流れることで、「紆余曲折」というのは、道や川が曲がりくねっているという意味です。ここから「物事との成り行きや事象が、複雑に絡み合い、入り混じって変化する」という意味で使われます。
 外交問題も同様で、海外の・・・

 <本文が長いですので、下記より全文をご覧いただけます>

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/61712c48d4d523d0935f3067fbc1e8fa

【経営四字熟語】 バックナンバー

■【今日は何の日】

   当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
  ■【今日は何の日】 6月24日 ■ UFO記念日 UFOの存在を信じている人は何% ■ 初愛宕(はつあたご)  一年365日、毎日が何かの日

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

  沖縄慰霊の日に憲法改正を考える 623
 6月23日は「沖縄慰霊の日」です。
 太平洋戦争という無謀な戦いをし、約80年が経ちましたが、沖縄ではいまだに苦しまれている人がたくさんいらっしゃいます。
 私も父や伯父を戦争で亡くしています。
 憲法改正論議が盛んで、そう遠くない将来には改正されるのでしょう。
 周辺諸国とトラブルがなければ憲法改正論議が強くなることはなく、平和憲法を、誇りを持って維持するのでしょう。
 しかし、正常とは思えない、やりたい放題の言動をとる国があり、改憲か平和憲法を守り抜くのか判断は分かれるのは当然です。
 国連がキチンと機能していないことも国際紛争に終止符を打てないでいます。
 奇しくも、23日は「国連パブリック・サービス・デー」です。
 平和はこの記念日とは直接関係ないのかもしれませんが、機会ある毎に、安保理のあり方を再考すべきと考え、変革を実施する時期が来ていると考えてよいのではないでしょうか。

(ドアノブ)

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【カシャリ!ひとり旅】静岡県浜松市 浜名湖ガーデンパーク 花博2024

2024-06-23 12:01:00 | 【カシャリ!ひとり旅】 38静岡県

 

  【カシャリ!ひとり旅】静岡県浜松市 浜名湖ガーデンパーク 花博2024 

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。

 下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。

 

           名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道 仏教 仏像
 静岡県浜松市 浜名湖ガーデンパーク   
 

 浜名湖で開催された花博2024は、ガーデンパークとフラワーパーク会場の二か所での開催です。

 ガーデンパーク会場は、庄内半島の最南端、弁天島の対岸に位置しています。

 ガーデンパーク会場は、2004年に浜名湖花博が開催されるために整備されたところです。総面積56haあります。

 その10年後に、「浜名湖花博2014~花と緑の祭典~」として開催され、そのまた10年後に、今回の花博2024も2会場で花博2024が開催されました。

 花博2024のテーマは「人・自然・テクノロジーの架け橋~レイクハマナ デジタル田園都市~」です。都市の活力と豊かな自然を併せ持つ庄内半島において、2004年(平成16年)に開催された浜名湖花博のレガシーを引き継いでいます。

 園内は、花の美術館、国際庭園、ユニバーサルガーデン、ポタジェガーデンなどのテーマゾーンに分かれて展示されています。

 国際庭園には、日本庭園も廻遊式枯山水庭園として登場しました。会場最奥に位置する印象派庭園は、印象派の絵画を彷彿とさせてくれる造りとなっています。

 私が訪れた時は、藤の最盛季で、処々で、いろいろな色の藤を堪能できました。

 

 


花博2024ガーデンパーク会場の旅1     https://youtu.be/y7fJE04huE0

 


花博2024ガーデンパーク2印象派庭園


花博2024ガーデンパーク3国際庭園エリア

 カシャリ! ひとり旅 

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